O r i g i n 談論風発［22］日本能率協会は1942年に生産能率増進を図るという産業界の要請に基づき、創立されました。創立趣意に基づいて「ひろく全産業にわたる総合的能率増進を推進すること」を「 32 」マネジメント能力に思う目的として活動しています。能率とは、単に効率を高めることではなく、経営資源のもつ能力や性能、機能、特性をそれぞれ活かしきることを追求するマネジメントを表します。日本の失われた20年の間、社る。1968年に刊行された『こん員の採用を控えたことから、部下な幹部は辞表を書け』は続編を含のいないまま30 代、40 代となっめると150万部を超えるベストセ発行人　中村正己てしまった人は多い。一方、アベラーとなり、『管理者革命』『社員編集人　清水保孝ノミクス成長戦略の1つである女革命』『人を育てる一〇〇の鉄則』性活用推進では、2030年までになど多くの著作を世に送りだし指導的役割につく女性の割合をた。高度成長時代の日本企業の 30％とすることを目標にしている。部長、課長といった管理職や、管男性、女性を問わず、中堅社理職をめざすビジネスパーソンの員に管理職としての能力をいかに能力向上、自己開発のバイブル身につけてもらうかは、これからだったといえる。いま、これらのの日本企業が発展していくうえで著作を読み返してみても、現在の喫緊の課題といえよう。管理職にも十分役立つ。管理者能力には、さまざまな定畠山氏はまた、現場重視、基義が存在するが、チームやグルー本重視の人でもあった。部下をもプにおいて有効なマネジメントをつ管理者となったわれわれに対行い、部下の成長を促し、組織にし、「現場に行っていますか？　貢献するということであろう。しか問題を解決する鍵は現場にあるのし、人とのかかわりが大きな比重ですよ」「基本は無敵です。基本を占めるマネジメント能力は、研をおろそかにしてはいけません」修に参加しただけで身につくというと叱咤されたことを昨日のことのものではないだろう。普段のOJT ように思い出す。のなかで、また上司との会話のなそんな畠山氏が、昨年秋、亡くかから、そして何よりも、自ら勉なられた。心よりご冥福をお祈り強をして自己啓発、自己開発を重するとともに、マネジメント能力ねて実践しなければならない。をはじめとするさまざまなビジネ管理職の能力向上で思い出さススキル向上の一翼を担う本誌でれるのが、かつて日本能率協会のありたいと強く思う次第である。副会長を務めた畠山芳雄氏であ JMA マネジメント 2015.1 （編集室　心斎） JMAマネジメント 2015 年 1月号（Vol.3 No.1）発行所　一般社団法人日本能率協会『JMAマネジメント』編集室〒105-8522 東京都港区芝公園 3-1-22 TEL 03-3434-8620 E-mail [email protected] Web http://www.jma.or.jp 定　価　本体 477円＋税本誌に掲載された寄稿やインタビューなどにおける発言は、必ずしも小会の見解を表明しているわけではありません。 Ⓒ一般社団法人日本能率協会本誌の無断転載を禁じます。本部（東京）関西オフィス中部オフィスグループ会社・団体 TEL 03-3434-8620 TEL 06-4797-2050 TEL 052-581-3271 公益社団法人日本プラントメンテナンス協会 �� TEL 03-5733-6900 公益社団法人企業情報化協会 �� TEL 03-3434-6677 公益社団法人日本工業英語協会 �� TEL 03-3434-2350 株式会社日本能率協会コンサルティング �� TEL 03-3434-7331 株式会社ジェーエムエーシステムズ �� TEL 03-3431-7401 株式会社日本能率協会総合研究所 �� TEL 03-3434-6282 株式会社日本能率協会マネジメントセンター �� TEL 03-6253-8000 株式会社 JMAホールディングス �� TEL 03-3436-4304