札幌市では、ALT の効果的な活用の工夫改善を図るため、今年度より小 学校4校(札苗緑小学校・西園小学校・東山小学校・真駒内公園小学校) に対し、ALT が通常より多く配置される、重点配置を実施しています。今 回は、2回目の配置日を迎えた東山小学校を紹介します。 5年2組 本時単元: Hi, friends!1 Lesson1 Hello! 英語での挨拶に慣れ親しむ 2回目ということもあり、レイチェル先 生との元気のよい挨拶で授業がスタート し しました。まず、みんなで英語での挨拶の 仕方を練習しました。耳で発音を聞くだけ でなく、単語ごとに意味を表すジェスチャーを つけて、繰り返しながら教えてくれるの で、手の動きと合わせて覚えることがで き、どの子も楽しそうに活動していまし た。 次に、2つのパートに分かれ、歌に合わせて、挨拶の掛け合いをしまし た。 “What’s your name?” “My name is~.”や“Nice to meet you.” “Nice to meet you, too.”などの掛け合いを何回かパートを替えながら 繰り返すことで、自信をもって発音できる子が増えていく様子がわかりま した。 最後に、友達同士で 1 人 3 枚ずつ手 作りの名刺を交換しながら覚えた英語 の挨拶でコミュニケーションを図るこ とができました。 校内には、国際理解のための掲示板 が設置され、全校児童が異文化に触れ られるよう工夫されています。掲示は、 適時、更新していくということです。 ALT 担当の先生から 1回目の学習からレイチェル先生のことが大好 きになり、元気よく英語に取り組んでいます。全て英語でのやりとりなの で、どの子もよく聞こうと集中しています。ALT との授業が増えること で、さらに英語に慣れ親しむことができるようになると思います。 札幌市では、生徒の言語や文化に対する理解を深め、コミュニケーショ ン能力を養うために、試行的に通年配置を実施しています。(今年度は、 北白石中学校・啓明中学校・屯田中央中学校・八条中学校・発寒中学校・ 宮の森中学校の 6 校が対象)今回は、啓明中学校の2年生の授業を紹介し ます。 2年4組 本時単元: Sunshine2 PROGRAM2 A Trip to Finland 予定や計画について言えるようになろう 落ち着いた雰囲気で授業が始まりま した。Gregory 先生に続いてテンポよく 単語を読み、意味を確認するなど、TT の授業にはすっかり慣れている様子で す。 このプログラムでは、自分の予定や計 画について述べたり、相手に尋ねたりす ることができるようになることが目標 です。生徒たちは、まずは自分の予定や計画を英語で表現し、次に、イン タビュー形式の活動で、クラスメートの予定などを尋ね、ワークシートに まとめていました。どの生徒も積極的 にインタビュー活動を行い、また、先 生方も丁寧にその活動をサポートして いたのが印象的でした。 「聞く・話す」活動を中心に、4技能 のバランスに配慮した授業で、今後は、 より効果的な授業の在り方等について、 さらに工夫改善を進めていくとのこと でした。 ALT 担当の先生から ALTが通年配置されていることで、ネイティ ブ・スピーカーの英語に触れる機会が増え、生徒の興味・関心が高まり、 より積極的に授業に参加しています。今後も、授業の内容充実に向けて、 取り組んで行きたいと考えています。
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