「千葉駅周辺エリアマネジメント広告事業（社会実験）」１仕様書事業目的（１）『都市再生整備計画』(※ )に基づき、中心市街地への玄関口及びメインストリートである、千葉駅東口駅前広場・駅前大通りなどの千葉駅周辺において、『道路占用許可の特例制度』（ ※ ）を活用し、形状、デザイン等の統一感ある民間商業広告を掲載することで、まちの良好な景観形成、魅力向上を図ること。 ※ 『都市再生整備計画』及び『道路占用許可の特例制度』に関すること (市ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞ)↓ http://www.city.chiba.jp/toshi/toshi/machidukuri/toshin/dourosennyoutokurei.html （２）広告の掲載とともに、地域貢献の取組み（ﾎｰﾑﾀｳﾝ推進、ｲﾍﾞﾝﾄ情報等の公共広告の掲載、道路維持管理への協力、ベンチ等の設置・維持管理、オープンカフェの実施等）を実施することで、まちの賑わい創出、地域の活性化を図ること。（３）民間独自のノウハウ・資金を活用し、公共空間を有効活用した新たな財源確保、効率的な公共サービスの提供を行い、官民協働によるエリアマネジメントの実証実験を行うこと。２適用範囲本仕様書は、千葉市（以下、「甲」という。）と「千葉駅周辺エリアマネジメント広告事業（社会実験）」を協働で実施する民間事業者（以下、「乙」という。）が遵守すべく主要な事項を示したものであり、別途締結する協定書等に定めるもののほか、本仕様書に基づき業務を行うものとする。３定義本仕様書において、「商業広告」とは乙が主体となり掲載する民間商業広告のことをいい、「公共広告」とは甲が主体となり乙に依頼して掲載するホームタウン推進やイベント情報等に関する広告のことをいう。４事業内容（１）事業主体甲及び乙による協働事業（２）事業期間協定締結日～平成 31 年 9 月 3 日（都市再生整備計画期間と同じ）（３）事業区域中央区富士見一丁目ほか（ ※ 別図 1「事業区域図」）（４）広告掲載場所千葉駅東口駅前広場ほか（ ※ 別図 2「広告掲載場所」）広告掲載場所千葉駅東口駅前広場広告種別（ ※ 1）・モノレール支柱巻き広告（ ※ 2）・藤棚支柱巻き広告・バナー広告千葉駅前地下歩道・地上出入口壁面広告（ ※ 3）・地下歩道内壁面広告千葉駅前大通り・街路灯巻き広告（ ※ 4）・バナー広告・広告板 5 ※ 1 ・商業広告の掲載に際し、既存の公共広告 (ホームタウン推進、路上禁煙・ポイ捨て禁止等 )が掲載されている箇所は、公共広告の撤去又は付近への移設若しくは新設等の対応をすること。詳細は協議による。 ※ 2 ・商業広告の掲載に際し、モノレール支柱に損傷（穴開け等）を与えることは認められない。・東口駅前広場において、千葉駅建替えに伴うモノレール連絡通路の整備工事（ H26 年冬頃～ H28 年夏頃）を予定していることから、一部調整を要する。モノレール連絡通路の整備に関すること（市ホームページ）↓ http://www.city.chiba.jp/toshi/toshi/machidukuri/toshin/JRtate kae.html ※3 ・商業広告の掲載に際し、同等の面積の公共広告を同じ壁面に掲載することとする。 ※4 ・地域団体等が使用している期間は、原則、広告の掲載はできないものとする。（例：ﾍﾞｲｻｲﾄﾞｼﾞｬｽﾞ【 9～ 10 月上旬】、千葉都心ｲﾙﾐﾈｰｼｮﾝ【 11～ 1 月中旬】）（５）広告の仕様等 ① 広告の材質・形状、掲載箇所、掲載 (設置 )方法は、乙の提案によるものとする。 ② 広告の形状・デザイン等は、掲載場所又は種別ごとに統一感のあるものとする。 ③商業広告の更新頻度は、乙の提案によるものとする。 ④ 商業広告の広告主及び広告の内容は、「千葉市広告掲載要綱、同基準」を遵守するとともに、駅前広場、駅前大通りの景観にふさわしいもの（甲が判断し承認したもの。）とする。 ※ 「千葉市広告掲載要綱、同基準」（市ホームページ） ↓ https://www.city.chiba.jp/zaiseikyoku/shisan/shisan/koukokujigyou.html ⑤広告の設置は、屋外広告業の登録を受けたものが行うこととする。（６）地域貢献の取組み乙は、商業広告の掲載とともに以下の地域貢献の取組みを行うものとし、甲はこれに協力する。 ①～②は必ず実施すること（条件）とし、③は乙の提案によるものとする。 ①商業広告を掲載した後、商業広告を掲載しない期間はその掲載場所に公共広告を掲載する。公共広告は、商業広告の掲載毎に更新することを基本とする。商業広告の掲載期間は、原則、合計約 8 か月以下 /年とし、公共広告の掲載期間は合計約 4 か月以上 /年とする。 ②道路維持管理への協力（広告を掲載する道路付属物（モノレール支柱、街路灯等）及びその周辺歩道の清掃。） ③千葉駅前大通りにおける、賑わい創出等を目的とした千葉の玄関口・メインストリートにふさわしい、オープンカフェ・マーケット（その他キッチンカー等の定期的な設置も含む）等の実施、ストリートファニチャー（ベンチ、パラソル、テーブル・イス等）の設置・維持管理等、乙の提案によるもの。 ※施設等の設置の可否（道路占用・使用許可）は、道路管理者・警察との協議による。その他飲食販売等については、保健所との協議を要する。 ※施設等の設置に際しては、施設等の適切な維持管理及びその周辺歩道の清掃を実施するものとする。 6 ※ 食事施設・購買施設等（オープンカフェ・マーケット等）の設置に伴う道路占用料は、道路維持管理への協力（設置物の撤去時の周辺歩道の清掃）を条件として、千葉市道路占用料条例に定める占用料の 10％に減額した次の額とする。（参考）【千葉駅前大通り： 233 円程度 /㎡ /月】なお、占用料は、占用期間が 1 月未満の場合も 1 月として算定する。また、金額は、地価の変動があった場合には変更となる。 ※ 駅前大通りで開催されている「ちば楽市 (年 2 回程度 )」、「ﾊﾟﾗｿﾙｷﾞｬﾗﾘｰ（年 1 回）」等の地域団体等主催のイベント開催に支障をきたさないこととする。（７）広告掲載に伴う手続き ①乙は、商業広告の掲載にあたり、別紙「千葉駅周辺エリアマネジメント広告事業広告掲載取扱要領」に基づき、甲に広告掲載の申込みを行い、甲が承認したものに限り広告掲載できるものとする。 ②乙は、商業広告の掲載にあたり、道路区域内においては、道路法に基づき、道路管理者に道路占用許可申請を行い、許可を受けなければならない。また、道路区域外においては、千葉市公有財産規則に基づき、市長に行政財産使用許可申請を行い、許可を受けなければならない。 ※ 道路占用料及び行政財産目的外使用料は、別図 2「広告掲載場所」一覧表を参照。 ③乙は、商業広告の掲載にあたり、道路交通法に基づき、所轄警察署長に道路使用許可申請を行い、許可を受けなければならない。 ※ 道路使用許可申請手数料は、（参考） 2,200円 /1申請、工事を伴う場合は、（参考） 2,500円 /1申請があわせて必要。 ④乙は、千葉駅東口駅前広場のうち、東日本旅客鉄道株式会社（以下「ＪＲ東日本」という。）の敷地内へ商業及び公共広告を掲載する場合は、「千葉駅東口駅前広場内における広告類等の掲出の実施に関する覚書（案）」及び「同確認書（案）」に基づき、株式会社ジェイアール東日本企画（以下「ＪＲ東日本企画」という。）へ広告意匠審査申請を行い、承認を受けなければならない。（８）広告料金等 ① 乙は、商業広告の掲載にあたり、甲へ広告料収入の一部を支払うものとし、（以下、甲へ支払う広告料収入の一部を「広告料金（千葉市）」という。 )、額は乙の提案によるものとする。支払いの時期は、各年度分をその年度末（最終年度は、協定期間満了時）までに支払うものとする。 ②乙は、千葉駅東口駅前広場のうち、ＪＲ東日本の敷地内への商業及び公共広告の掲載にあたり、ＪＲ東日本企画へ広告料金を支払うものとする。 ※ 広告料金は、別図 2「広告掲載場所」の一覧表を参照。 ※公共広告の掲載にあたり、広告の内容により乙がＪＲ東日本企画へ広告料金を支払った場合、各年度末等に乙が甲へ支払う広告料金（千葉市）の額は、その年度に乙が公共広告の掲載にあたりＪＲ東日本企画へ支払った広告料金の合計額を差し引いたものとする。 7 （９）社会実験乙は、広告掲載による景観への影響、エリアマネジメントの効果等について、市民意見調査（アンケート等）や広告主へのヒアリング等を行い、甲はこれを基に、最終年度に事業評価を行う。５役割分担等（１）役割分担甲・商業広告の審査・承認・商業広告の掲載に伴う道路占用許可申請、行政財産使用申請、道路使用許可申請への協力（関係課協議等）・地域貢献の取組みへの協力（公共広告用データの提供、公共広告の掲載に伴う道路占用許可申請、行政財産使用申請、道路使用許可申請、オープンカフェ等開催の後援等）・事業評価乙・商業広告の営業、製作・設置・撤去、維持管理等・甲への商業広告の掲載申込み申請・商業広告の掲載に伴う道路占用許可申請、行政財産使用申請、道路使用許可申請・ＪＲ東日本企画への商業及び公共広告の意匠審査申請・地域貢献の取組みの実施・事業評価への協力（市民意見調査（アンケート等）、広告主ヒアリング等）（２）費用負担乙・商業広告の掲載に伴う道路占用料、行政財産目的外使用料、道路使用許可申請手数料の支払い・甲への広告料金（千葉市）の支払い・ＪＲ東日本企画への商業及び公共広告の広告料金の支払い・その他事業実施に必要な費用すべて ※甲による費用負担は、原則ないものとする。 8