長野県工業技術総合センター環境・情報技術部門機器のご紹介その瞬間が検証できます！高度組込み機器開発支援システム高速ビデオ（ハイスピードカメラ／マイクロスコープ）肉眼では観察できない一瞬で進展する高速の物理現象も、高速ビデオなら詳細に検証できます。切削加工の切削状態、ノズルからの液体噴射、機構の動作、振動の様子、落下・衝突時の挙動、破壊・亀裂進展の様子など、通常のカメラではとらえきれない現象も高速ビデオでなら、とらえることが可能です。また、高速ビデオは、製品の開発・検証にも有効です。たとえば、組込み機器などの開発では、組込み機器を高速ビデオで動画撮影し、併せて振動、ひずみ、加速度、制御信号を同期して記録する事で、製品開発の最終段階で必要な、組込み機器の回路動作と機械動作を関連付けて解析・検証することができます。当センターの高速ビデオは、各信号をスローモーション画像と共にディスプレイに表示できるため、各データの関連性が一目で判り、検証に大いに役立ちます。また、オールインワンタイプなのでカメラの設置・撮影準備が簡単で、手軽に高速度撮影ができます。主な特徴撮影準備が簡単モニタ・光源・本体がセットになっているので、従来と比較して素早いセッティングが可能です。手軽に高速度撮影ができます。ズーム撮影付属のマクロズームレンズ（光学４倍）で、離れた場所からでも、高速度撮影ができます。（観察距離：200～2000mm）拡大撮影付属のマイクロスコープレンズを使用することで、微小な対象物も観察できます。（20～200 倍）外部信号と同期データロガー（入力チャンネル数８ｃｈ）と組み合わせて使用することで、振動、ひずみ、加速度、制御信号などの外部信号と、動画の同期表示ができます。（本体には１チャンネル内蔵）高速撮影 VGA（640×480）で毎秒4000コマまで撮影できます。最大で毎秒 230,000コマの撮影能力があります。各種トリガ設定画像の変化や音、外部入力等、様々な信号をトリガとして設定できるので、必要な瞬間を逃すことなく記録できます。動作解析撮影した動画の指定したポイントをコマ毎に追尾し、そのポイントの速度、加速度、変位、角度、ブレ幅などを解析することができます。主な仕様メーカー型式観察距離倍率撮影速度と解像度光源画像形式㈱キーエンス本体：VW-9000 カメラユニット：VW-600C マクロズームユニット：VW-Z2 マイクロスコープレンズ：VH-Z20W 200mm～2000mm（マクロズーム） 20～200 倍（マイクロスコープ） 30～4,000fps(640×480) 最大 230,000fps(160×32) 専用メタルハライドランプ AVI（動画）／JPEG,TIFF(静止画)