ゆきあかり第 6 号発行日：平成 27 年 1 月 1 日今泉記念館ゆきあかり診療所冬号理念なんでも相談できる、地域のかかりつけ診療所をめざします。新年のご挨拶新年あけましておめでとうございます。ゆきあかり診療所として２回目の新年を迎えることができました。あらためて感謝申し上げます。この冬は、１２月から例年にないほどの大雪で、寒い日が続いております。みなさん体調など崩さず過ごされていらっしゃるでしょうか？インフルエンザや感染性胃腸炎などの流行性疾患も発生してきており、報道等で言われておりますように、今期は例年より流行が早いなと実感しています。昨年末は、インフルエンザ予防接種で多くの方にご利用いただきました。待ち時間が発生してしまった時間帯もあり、ご利用の皆様にはご迷惑をお掛けしたことと思います。申し訳ありませんでした。さて、いよいよ今年は魚沼地域の医療再編が行われます。再編に伴って、多少の混乱があるかもしれません。できるだけスムーズな移行ができるよう、ゆきあかり診療所としても最大限努力したいと思っております。診療についてもこれまでと変わらずに、年齢・性別や疾患の種別等にとらわれず幅広く対応する総合診療・家庭医療を実践できるよう努めてまいります。「こんなこと相談していいのかな？」といったことでも結構です、どんなことでも気軽にご相談いただければと思います。南魚沼で健やかに過ごすことができてよかったなあと言っていただけるよう、地域のかかりつけ医・家庭医として頑張ります。今後ともご支援をお願いいたします。管理者高橋毅 1 ゆきあかり第 6 号発行日：平成 27 年 1 月 1 日ゆきあかり看護の部屋この冬は大雪に見舞われて、朝家を出るにも一苦労。まず、玄関前の雪かきから始めなければいけません。外出からの帰りも同様、雪かきをしなければ家にも入れません。また、雪は重くハードな肉体労働、ちょっとやそっとで終わるものではありません。こういった雪かき生活が冬はほぼ毎日続きますね。ご来院の皆様には、駐車場が不足するなどご迷惑をお掛けしております。さて、ゆきあかり診療所にも多くの方が高血圧の治療で受診されています。新潟県では『にいがた減塩ルネサンス運動』という、活動が行われていることをご存知ですか？高血圧と言われたことなんてないわ、春の健康診断では血圧は引っかからなかった、という方もぜひ参考にしてみてください。新潟県では、脳卒中・胃がんの死亡率が高く、これらに対しては減塩対策が重要です。外食の増加など近年の食環境の変化に応じて、企業を始めとした多様な担い手による「にいがた減塩ルネサンス運動」を推進しています。減塩にはどのような効果があるの？従来の減塩活動は脳卒中対策が中心でしたが、 ◎心臓病 ◎腎機能障害 ◎胃がん予防にも効果があることが分かっています。特に、新潟県では全国と比べ（H24 人口動態統計） ◎胃がん死亡率ワースト３位 ◎脳血管疾患死亡率ワースト３位でありその対策が求められています。野菜や果物に含まれるカリウムは、体内の余分な食塩（ナトリウム）の排出を促し、減塩効果を高める作用があるため、「食塩を減らす」だけでなく、「野菜などからカリウム摂取量を増やすこと」も目指しています。注）主治医より食事療法の指示のある方はその指示に従ってください。 2 ゆきあかり第 6 号発行日：平成 27 年 1 月 1 日ぜひ、皆さんも減塩をしましょう。 HP:www.kenko-niigata.com/21 受付時間午前８:３０～１１:３０診療時間午前９:００～１２:００訪問診療午後２:００～４:００午後３:３０～５:３０午後 4:００～６:００月火水木金土午前高橋西谷高橋高橋高橋高橋午後高橋浅井高橋高橋休診日水・土曜日(午後)、日曜日、祝祭日、年末年始(12/29～1/3)、他今泉記念館ゆきあかり診療所〒949-6363 新潟県南魚沼市下一日市８５５番地 Tel ０２５－７８８－０７６０ Fax ０２５－７８８－０７６１ URL：http://yukiakari.jadecom.or.jp E-mail：[email protected] 3 日・祝ゆきあかり第 6 号発行日：平成 27 年 1 月 1 日研修医日誌市立奈良病院桟敷真理奈先生研修日：12 月 8 日こんにちは。奈良から参りました、研修医の桟敷と申します。ゆきあかり診療所での 1 日研修では大変お世話になりました。たった 1 日の間に訪問診療、外来診療、予防接種とたくさんの経験ができ、地域の健康問題を様々な場面で担われていることを実感しました。また、スタッフの方、地域の皆様が密に連携をとっておられる温かい雰囲気がとても素敵だなと感じました。研修を受け入れて頂き誠にありがとうございました。学生・研修医の実習研修のお願いゆきあかり診療所では、これからの日本の医療を担う医学生や研修医の見学・研修を受け入れております。都会の大病院では、高度な専門医療を学ぶ場面はあるかもしれませんが、いわゆる日常病を疾患や年齢にとらわれず総合的に診察する機会や、訪問診療など地域での活動を行う機会はほとんどないのが現状です。地域医療の現場を経験してもらうことは、若い医学生・研修医にとって必ずプラスになりますし、南魚沼で学んだ彼らが、近い将来また南魚沼に帰ってきてくれるかもしれません。診察に同席させて頂いたり、お話を伺わせて頂くことがあるかもしれません。どうぞご理解いただき、ご協力いただければと思います。またお気づきの点は遠慮なく医師・看護師・事務スタッフにお申し付けください。 12 月初旬の寒波は大変でしたね。土日で診療所もお休みだったこともあり、月曜日朝に診療所にきてみると、玄関への道が雪で完全に封鎖されていました。さすがにこれは参りました。自分の首あたりまで積もった雪をかき分けて、なんとか玄関までたどり着き、シャベルをもってなんとか人が通れる道を作りました。翌日から全身が筋肉痛で悲鳴を挙げたのは言うまでもありません。雪国へ移り住んで 3 年半、また一つ雪国の人間に近づいたかなと感じています。皆さんもお体御自愛ください。（高橋） 4