土木学会 第 61 回海岸工学講演会に参加しました(2014/11/12-14) テーマ:災害科学,海岸工学,津波工学 場所:ウインク・あいち(愛知県名古屋市) 11 月 12 日(水)~14 日(金)の 3 日間,ウインク・あいち(愛知県名古屋市)で土木学会が主 催する「第 61 回海岸工学講演会」が開催されました.土木学会海岸工学委員会では,査読付き の論文集である「土木学会論文集 B2(海岸工学) 」を編纂しています.海岸工学講演会は,この 論文集に掲載された論文について発表会を行い,参加者との意見交換を行うものです.当研究所 からは,学術講演会で 15 編の論文(うち,教員筆頭 8 編)が採択され,越村俊一教授,ブリッ カー・ジェレミー准教授,今井健太郎助教,呉修一助教,マス・エリック助教,ローバー・フォル カ助教(災害リスク研究部門) ,佐藤翔輔助教(情報管理・社会連携部門),福谷陽助手(寄附研究 部門)が登壇し発表しました.また,今大会では,企画セッション「津波防災まちづくりにおけ る防潮堤の役割」が行われ,平野勝也准教授(情報管理・社会連携部門)による話題提供も行わ れました.各発表者の講演題目等は次の通りです: 今井健太郎ら:東京湾における津波伝播特性の励起源 Jeremy D. Bricker, Erick Mas, Shuichi Kure, Carine Yi, Volker Roeber ら:Spatial variation of damage due to storm surge and waves during Typhoon Haiyan in the Philippines 今井健太郎,今村文彦ら:2011 年東北地方太平洋沖地震津波における日本列島太平洋沿岸の津波減衰過程 林里美,Erick Mas, 越村俊一ら:津波破壊を考慮した陸域遡上モデルの構築による津波数値計算手 法の高度化 Volker Roeber ら : From source to Sink: A modeling package for typhoon wave generation, propagation, and inundation 佐藤翔輔, 今井健太郎, 大野晋, 今村文彦 ら:徒歩と自動車を組み合わせた津波避難計画の策定 福谷陽,サッパシー・アナワット,安倍祥,今村文彦:確率論的津波遡上評価と津波リスクの定量化 吉田淳,有働恵子,真野明ら:海面上昇に伴う砂浜侵食に対する適応策としての最適養浜量の推定手法の構築 呉修一, Anawat Suppasri, Carine Yi, Erick Mas, Jeremy D. Bricker, 越村俊一,真野明:台風 ハイエンに伴うレイテ島沿岸部の人的被害状況 Erick Mas, Shuichi Kure, Jeremy D. Bricker, Carine Yi, Anawat Suppasri, Shunichi Koshimura ら: Field survey and damage inspection after the 2013 Typhoon Haiyan in The Philippines 郷右近英臣,越村俊一ら:TerraSAR-X 画像のオブジェクトベース解析による建物被害推計技術の開発 郷右近英臣,越村俊一ら:開口レーダー画像による津波浸水ラインの半自動抽出ツールの開発 山下啓ら:大振幅内部孤立波の伝播過程における非線形現象 山下啓ら:深水域から浅水域に伝播する内部孤立波の数値解析 平野勝也:宮城県の津波復興まちづくりと防潮堤事業のコンフリクトに関する一考察 著者名は,筆頭著者と研究所構成員のみ記載.下線は研究所構成員. 講演会の様子 1 講演会の様子 2 文責:越村俊一,今井健太郎,呉修一(災害リスク研究部門), 佐藤翔輔(情報管理・社会連携部門) ,福谷陽(寄附研究部門)
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