speed dancer on road 3D action on dirt technique of balance MFJ ALL JAPAN CHAMPIONSHIP SERIES OFFICIAL GUIDE BOOK 2015 MFJ 全日本選手権シリーズ観戦ガイド2015 MFJ ALL JAPAN CHAMPIONSHIP OFFICIAL GUIDE BOOK ©Motorcycle Federation of Japan March, 2015 speed dancer on road 国内最高峰モーターサイクルスポーツ 全日本JSB1000はこんなにスゴい! BASE MACHINE これが… 2015年式ヤマハYZF-R1 エンジン 水冷・4ストローク DOHC・4バルブ・直列4気筒 総排気量 998cc 総重量 199kg BASE MACHINE SUSPENSION ベースマシンは日本国内4メーカーと世 界のメジャーメーカーが最新技術を注 ぎ込むフラッグシップモデル! 文字通り1000ccオーバーのスーパー バイクです。 ∼1000㏄(4気筒) ホンダCBR1000RR、 ヤマハYZF-R1、 スズキGSX-R1000、 カワサキZX-10R、 BMW S1000R等 こうなるっ! MUFFLER YAMAHA YZF-R1 2015全日本ロードレース選手権JSB1000クラス #1 中須賀克行/YAMAHA FACTORY RACING TEAM ∼1200㏄(2気筒) DUCATI 1098等 BRAKE DUCATI 1098 minimum kg LIGHT WEIGHTING - MUFFLER - SUSPENSION - COWL - BRAKE - WHEEL (写真:上から) ホンダCBR1000RR、 スズキGSX-R1000、 カワサキZX-10R、BMW S1000R 2 OFFICIAL GUIDE BOOK 2015 車両総重量は ノーマルで200kg∼210kg程度ですが、 車体では、 メインフレームはほぼ改造不 可。 フロントフォーク、 リヤサスペンション JSB1000マシンは最低165kg(3∼4 気筒/1000cc)∼170kg(2気筒/ 1200cc) と規則で定められています。 こ れは、250∼400ccの街乗りバイクと同 じくらいに軽量化されているということで す!では、 どこを軽くしているのでしょう? はレース用のものに変更し、操縦性を高 めています。 ブレーキもブレーキディスク やキャリパーをレース用に交換すること で、制動力が格段にアップしています。 各チームで装着するこれらパーツメー カーは様々です。 サポートメーカーはカウ ルにロゴなどが表示されています。確認 してみましょう。 ◇カウルはカーボンやFRPで軽量化 ◇マフラーもチタンやカーボンで軽量化 ◇ネジ・ボルトもチタンに交換し軽量化 ◇ホイールも軽量なレース用に変更 MFJ ALL JAPAN CHAMPIONSHIP SERIES OTHER TECHNOLOGY マシンはチームメカニックの手により、 各サーキットのコースレイアウトに合わ せて、 ミッションのギヤ比を選択し組み 替えます。 マシンは各大会あるいは各年 次において常に進化・熟成させていくた め、 そのコースのセッティングデータの有 無が極めて重要な役割を持ちます。 また、最高速から急激なシフトダウンを した時のビッグトルクによる過大なエン ジンブレーキを抑えるために、 クラッチを 滑らせてリヤタイヤのロックに因るホッ ピングやスリップを緩和するためのス リッパ―クラッチ、 シフトアップ時にライ ダーの負担を軽くし、素早く、正確にシ フトアップをするためのオートシフター を装着しています。 JSBはJapan Super Bikeの略称。公道用の市販スポーツバイクをベースに日本独自の車両規則でレース用に改造したマシンです。見かけは規則でノーマルの形状を保つことになって いるので、 市販モデルとそれほど変わりませんが、 レース用に研ぎ澄まされた国内プロダクションマシンの頂点で、 まさに羊の皮を被った狼という言葉がピッタリ。 RACING MACHINE km/h TOP SPEED COWL over 一体どのくらいスピードが出るの? JSB1000マシンのMaxスピードとしては、 鈴鹿サーキット で最高速が出るバックストレートでは300km/hを超えま す。飛行機の離陸速度は240∼300km/hですから、羽 根を付けたら、 これはもう空を飛べるかも。4輪との比較 では、SUPER GT(GT500) が同じく鈴鹿で270km/h、 さすがにF1は300km/hを超えていますね。 もう一つ、単純に数字だけで比べるなら、 パワーウェイト レシオ (kg/PS)。 これだとF1以上です。 車両 JSB1000 F1 重量(Kg) 最高出力(PS) kg/PS 165 220 0.75 650 750 0.85 TIRE TIRE JSB1000マシンでは、 タイヤも世界のトッ プブランド (BRIDGESTONE、DUNLOP、 METZELER、MICHELIN、PILLELI)の レーシングスリックタイヤが使用され、各 社のテクノロジーが競われます。 イコールコンディションを保つため、 タイヤ は厳しく管理され、予選中のタイヤ使用本 数は2セットのみ、 ウォームアップ走行と決 勝レースでは本数制限はありませんが、 TRANSMISSION マーキングされていないタイヤや破損した タイヤなどがあると厳しいペナルティの対 象になることがあります。 ENGINE 90˚ 50˚ 55˚ 60˚ PS over ENGINE POWER 最高出力は? ノーマルは170PS前後(海外仕様) ですが、JSB1000マシンは公称220PS以上を発生 すると言われています (非公表)。 エンジンは多くを改造できません。 どこをチューンしてい るのでしょうか? ◇ECUをレース用に変更、 燃調や回転数をコントロール ◇吸排気ポートの切削・研磨 ◇シリンダーヘッドベース面の研磨で圧縮比変更 ◇排ガス対策部品の取り外し ◇マフラーの交換 ˚ 0˚ within?? LEAN ANGLE コーナーでは一体どのくらい倒して (バンク) いるのでしょうか? MotpGPではバンク角が60° と言われていますから、恐らくそれ以内ではないかと予想で きます。 その場合、路面からの角度は30°、 ヒザはもちろん、時には肘をすることもあるの ではないでしょうか。市販のスーパースポーツでも45°以上バンクできるようになっている ようですが、 良い子は真似してはいけません。 MFJ ALL JAPAN CHAMPIONSHIP SERIES OFFICIAL GUIDE BOOK 2015 3 speed dancer on road 2015全日本ロードがシーズンイン! メ リハリの効いたレースに期待! 前人未踏の4連覇を狙う王者・中須賀克行 役者が勢ぞろいし、 トップ10は激戦必至! 昨年、3年連続5度目のチャンピオンに輝いた中 須賀克行。2015年シーズンもタイトル候補の最右 きオージー、 ジョシュ・フックが再び今度はフル参戦。 どのように成長するのかが見ものです。 翼であり、前人未踏の4連覇に挑みます。 ヤマハは、 (写真左) 新型YZF-R1を駆る中須賀克行 (写真上) 中須賀克行・文部科学大臣杯 (写真下) 高橋巧 上位に食い込む速さと走りで 激突する海外メーカー勢 今年“FACTORY RACING” とチーム名を変え、 マ またBMWをライディングする酒井大作もフル参 シンもフルモデルチェンジされたYZF-R1を投入! 戦します。 ほぼ市販状態のマシンをコンセプトに驚 より力を入れてエースライダー中須賀の4連覇に向 異的な走りを披露。チームメイトの武石伸也も15 なチームになっています。寺本幸司、児玉勇太の 育成にも力を入れ始めました。昨年アジアロード スズキ勢はヨシムラ津田拓也、 加賀山就臣らがカギを握る! レース選手権SS600クラスでランキング2位となっ 昨年ランキング3位となった津田拓也も、名門ヨ BMWも力を入れています。 ドゥカティ使いの須貝義 た伊藤勇樹もJSB1000クラスにステップアップ、 ベ シムラで3年目となる今年、是が非でもタイトル争い テランの中冨真一も引き続き参戦するなど、2015 に絡みたいところです。 スズキMotoGPマシンの開 け盤石の体制を敷きます。 さらに野左根航汰、藤田 拓哉を新結成したチームで走らせ、若手ライダーの 年のヤマハ勢は、強力な布陣だと言えるでしょう。 発ライダーも務めており、 レーシングライダーとして の成長ぶりからも期待されています。 またスズキ勢と 言えばオーナー兼エースライダーとして活躍してい る加賀山就臣にも注目です。昨年も2勝を挙げてお 打倒!中須賀の最右翼、 高橋巧 山口辰也、 秋吉耕佑にも注目! 中須賀の最大の対抗馬がHondaのエースに成 り、勝負強さはピカイチ。 レースの認知度を上げる 年振りにフルエントリーするなど、 こちらも話題豊富 Team Trasコンビも2台体制でフル参戦するなど 行もベテランの技を見せてくれそうです。 ◎文部科学大臣杯とスポーツツーリズム 2002年からは、 シリーズ全戦に対して文部科学省よりご後 援をいただき、JSB1000の年間シリーズチャンピオンには 「文部科学大臣杯」 が授与されています。 また、2011年からは観光庁より 「スポーツ観光」 の一環とし て全戦ご後援をいただいています。 活動やアジアにも進出し業界全体を盛り上げる キーマンとしても注目を集める存在となっています。 今野由寛はタイヤメーカーをスイッチし、背水の陣 で臨みます。 長した高橋巧です。昨年も最終戦までタイトルを争 うものの惜しくもランキング2位。 その速さは、王者・ 中須賀に着実に近づいており、今年こそタイトルを 手に入れたいところでしょう。 チームメイトとして浦 本修充がJ-GP2クラスからステップアップし、2台 体制で打倒・中須賀を目指します。 また、市販キット車で奮闘する山口辰也にも期待 カワサキの柳川明、 悲願のタイ トル獲得へ全力で臨む! がかかります。チームを移籍し2年振りにフル参戦 そして悲願のタイトルを狙うのが柳川明です。不 する秋吉耕佑も注目を集めそうです。2010・11年 完全燃焼だった昨年とは異なり、今年は全てを出し のチャンピオンであり、速さには定評があるだけに、 切る覚悟で臨んでくるはずです。 チームメイトとなっ どんな走りを見せてくれるか楽しみです。 そのチー て3年目の渡辺一樹も速さを身につけ侮れません。 ムメイトの渡辺一馬もJ-GP2クラスからスイッチし、 今年はチームのアドバイザー兼コーチとして藤原克 初めて最高峰クラスにフル参戦します。2台体制と 昭が帯同することで、安定した速さを見せてくれる なるこの二人が旋風を巻き起すかもしれません。若 でしょう。 (写真上) 加賀山就臣 (写真下) #87柳川明・#26渡辺一樹バトル 4 OFFICIAL GUIDE BOOK 2015 MFJ ALL JAPAN CHAMPIONSHIP SERIES 世界帰りの高橋裕紀がリード ハイレベルなレースを展開!! マシンの熟成、 エントリーライダーの増加に伴 い年々レベルアップしてきているのがJ-GP2クラ スです。 ロードレース世界選手権のMoto2に通 じるクラスとして2010年に誕生しました。 エンジンは4気筒、4ストローク、600ccを使 用。 マシンはMoto2などのオリジナルフレームを 採用したものとST600クラス改と言えるものが エントリーしています。最低車両重量は、148kg に一本化されています。 タイヤコントロールで 新時代を迎えるST600 マシンは、4気筒は401cc∼600cc、2気筒は 600cc∼750ccまでとなっており、 エンジンの改 造範囲は狭く、 タイヤも溝付きのスポーツタイヤ を使っています。 2015年に大きく変わったのがタイヤがブリヂ ストンのワンメイクになったことです。 タイヤ本数 制限も予選・決勝で1セットとなったことから、 よ りローコスト、 イコールコンディションで争われる ことになり、今まで以上にライダーの 〝腕〟 が勝負 のポイントであり、 同時に見どころです。 世界を目指す若手ライダーvs. 巧者ぶりを見せるベテラン 全日本ロードレース選手権の最軽量クラス。 エンジンは単気筒、4ストローク、250cc。 ベース マシンが、MotoGPロードレース世界選手権 Moto3クラスと同じため、車両規則こそ異なる ものの世界へ直結するクラスとして、 そこを目指 すライダーの拠り所となっています。 また、 クラス の中に 「Youth Cup(ユースカップ) が設けられ ていて、 これも若手参入の大きなモチベーション となります。 若手とベテラン、 軽量級ならではの接近戦が最大の見どころ 2014年シーズンは、世界帰りの高橋裕紀が 6戦中4勝し、 2004年のGP250クラスを制して以 来、 10年振りに全日本チャンピオンに輝きました。 2015年もゼッケン1の高橋を中心にシーズン が進んでいくことになりそうですが、3年連続2 位となった生形秀之を筆頭に、世界で活躍した 経験もある井筒仁康、関口太郎、 オリジナルマシ ンを駆る岩田悟、渥美心、佐藤太紀、 モリワキ入 りした日浦大治朗、ST600からスイッチした岩崎 哲朗など、虎視眈々と表彰台の頂点を狙うライ ダーが勢ぞろいしています。 果たして高橋のV2を達成は!? あるいは、 それ を阻止するライダーが現れるのでしょうか!? 高橋裕紀 昨年のチャンピオン小林龍太が引退し、昨年 ランキング2位となったチャランポン・ポラマイは 継続参戦。 チームメイトで2012年のチャンピオ ンでもあるデチャ・クライサーもJ-GP2クラスか ら再びST600クラスにスイッチ。 さらに横江竜 司も加わり、 タイヤマハは強力な3台体制を敷く ことになりました。 アジアロードレース選手権とダブルエントリー する稲垣誠、成長著しい近藤湧也、J-GP3クラ スからスイッチする大久保光などもタイトルを 狙ってきます。今シーズンは、J-GP3クラスから の転向組や新参入のライダーも多く、 フレッシュ なシーズンが期待できるでしょう。 昨年、2年連続チャンピオンを決めた山田誓 己がCEVに挑戦するためゼッケン1不在となりま すが、 まだ16歳ながらランキング2位を獲得した 水野涼や同世代で2013年にランキング2位と なった國峰啄磨、海外レースを戦った三原壮紫、 2年振りの参戦となる森俊也やJ-GP3復帰とな る篠崎佐助などもエントリーし、選手層が厚くな りそうです。 また徳留真紀、菊池寛幸、宇井陽一といった ベテラン勢も巧みな走りを披露。高杉奈緒子、 岡崎静夏、 白石玲奈などの女性ライダーも速さ を見せており、注目を集めそうです。 岡崎静夏 2015年も好評発売中! シリーズ全9戦観戦可能! お得なサポーターズパス 巻き起こるアジアン 旋風! 日本勢 vs.アジ ア勢、そして世界へ! 2015年全日本ロードレース選手権全 9戦の各サーキット、パドックやピット ウォークへの入場が全て可能となる、 お 得な 「サポーターズパス」。 今年もファンサイトからお申し込みいた だけます。 詳しくはファンサイトで! 2010年から始まったFIMアジアロードレース選手権 (ARRC) 日本ラウンド (今年は7月5日鈴鹿で開催)。今で は全日本ST600クラスをはじめ、多くのアジアンライダー を送り込み、 タイトル獲得も成し遂げました。今年も全日 本とのWエントリーを敢行するチームも多く見られ、世界 をも照準に入れたバトルが展開されています。 若手育成プログラム J-GP3 YouthCUP J-GP3クラスにおいて12∼17歳以下 の若年層を対象として育成を図るプロ グラムが 「J-GP3 Youth Cup」 です。 2007年から始まったこのプログラムは、 全日本入門∼若手の登竜門として定 着し、 ここでの実績を元に、 世界へと飛 び出す動きが活発になって きています。 2014年ユースカップ チャンピオン水野涼 若者たちの走りに注目してください。 MFJ ALL JAPAN CHAMPIONSHIP SERIES OFFICIAL GUIDE BOOK 2015 5 speed dancer on road MFJ SUPERBIKE 最新情報をゲッ ト ! 情報満載!!のオフィシャルファンサイトsuperbike.jp 全日本ロードレース選手権の情報収集には欠かせない のが M F J S U P E R B I K Eオフィシャルファンサイト 「superbike.jp」 です。 この他にも、MFJ公式サイト 「MFJ Online Magazine」 では、 レース公式結果の一覧、 ポイントランキング、公式 レポートはもちろん、BS12放映後に番組アーカイブを 配 信 する「 W E B ロックオン」のほか 、予 選 速 報 号 各大会の観戦情報、見どころ、 イベント情報、 レース開催 日には速報レースレポートなどの他、 ライダープロフィー ル・チーム情報、 スペシャルインタビュー、 ファンサイトな らではの最新ニュース・インフォメーションなど、全日本 ロードレース選手権に関する情報が満載です。特に細 「SuperBike Express」 のバックナンバーも閲覧可能と なっています。 ●情報満載!MFJ SUPERBIKE公式ファンサイト http://www.superbike.jp/ かい情報まで網羅されたニュース&インフォメーションは、 ファンに大好評です。 さらに、近年動画配信が急速に充実しました。 ポスト監 視レース映像をライブ配信する 「Ustream」、決勝後1 時間遅れながら、 レースの高画質編集動画を配信する ●MFJ SUPERBIKE公式Facebookページ https://www.facebook.com/superbike.jp MFJライブチャンネル、予選直後やレース直後の単独イ ンタビューでレースの内側に迫るYouTube動画配信と、 それぞれ見逃せないコンテンツが一気に増えています。 また、車載動画をより多く取り入れた迫力の映像も各コ ンテンツで配信されていますので、是非ご覧ください。 メルマガやTweetでも定期的にレース情報を配信、一 足早いsuperbike.jpニュースをキャッチできます。登 ●MFJ SUPERBIKE Twitter 公式アカウント @MFJ_SUPERBIKE ●MFJ公式サイト 「MFJ Online Magazine」 http://www.mfj.or.jp/ 録・フォローされていない方は今すぐどうぞ! 今年もBS全戦無料放映! 昨年に引き続き、 ロードレースとモトクロスの全日本選 手権が、 全国で視聴可能なBS12(BS放送) で夜7時 のゴールデンタイムでシリーズ全戦放映されます。 ◆レース6日後の土曜夜7時より放映(1時間) ☆詳しくはBS12(トゥエルビ) http://www.twellv.co.jp/ 充実するインターネット配信 迫力の動画、 車載映 は必見!! Webロックオン∼『BS12』放映後番組アーカイブも Web配信! コース監視カメラの映像と実況アナの音声で予選・ 決勝Live配信! TV収録用高画質映像を決勝当日ディレイで配信! MFJ SUPERBIKEオフィシャルチャンネルを開設。予 選・決勝直後のライダーインタビューを中心に、全日 本ロードレースの迫力を動画にて配信! 6 OFFICIAL GUIDE BOOK 2015 MFJ ALL JAPAN CHAMPIONSHIP SERIES 主な年間エントリーリスト (暫定) MFJ 各全日本選手権カレンダー JSB1000 No. ライダー名 1 中須賀 克行 8 野左根 航汰 11 吉田 光弘 12 津田 拓也 13 須貝 義行 15 J. HOOK 25 武石 伸也 26 渡辺 一樹 32 今野 由寛 33 藤田 拓哉 39 酒井 大作 41 伊藤 勇樹 53 渡辺 一馬 71 加賀山 就臣 73 浦本 修充 85 中冨 伸一 87 柳川 明 090 秋吉 耕佑 104 山口 辰也 135 寺本 幸司 634 高橋 巧 チーム名 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YAMALUBE RACING TEAM Honda熊本レーシング ヨシムラスズキシェルアドバンス チームスガイレーシングジャパン F.C.C. TSR Honda Motorrad 39 TeamGREEN MotoMap SUPPLY YAMALUBE RACING TEAM Motorrad 39 41Planning au & テルル・ Kohara RT Team KAGAYAMA MuSASHiRTハルク・プロ HiTMAN RC甲子園ヤマハ TeamGREEN au & テルル・ Kohara RT TOHORacingwithMORIWAKI Team Tras 135HP MuSASHiRTハルク・プロ ◎全日本ロードレース選手権シリーズ 開催日 (決勝日) 会場 第1戦 4月19日 (日) 鈴鹿サーキット (三重) 第2戦 4月26日 (日) オートポリス (大分) 第3戦 5月31日 (日) ツインリンクもてぎ (栃木) 第4戦 6月28日 (日) スポーツランドSUGO (宮城) 第5戦 8月23日 (日) ツインリンクもてぎ (栃木) 第6戦 9月13日 (日) オートポリス (大分) 第7戦 9月27日 (日) 筑波サーキット (茨城) 第8戦 10月18日 (日) 岡山国際サーキット (岡山) 第9戦 11月1日 (日) 鈴鹿サーキット (三重) J-GP2 1 高橋 裕紀 2 生形 秀之 10 岩田 悟 11 井筒 仁康 44 関口 太郎 MORIWAKI RACING エスパルスドリームレーシング NTST.ProProject Will-Raise Racing RS-ITOH MISTRESA with HARC-PRO. ST600 3 大崎 誠之 6 横江 竜司 7 稲垣 誠 9 近藤 湧也 65 C. POLAMAI 伊藤レーシングGMDスズカ ヤマハタイランドRT AKENOSPEED.MIC GBSレーシング・YAMAHA ヤマハタイランドRT J-GP3 4 徳留 真紀 10 古市 右京 11 菊池 寛幸 55 國峰 啄磨 634 水野 涼 CLUB PLUSONE KTM RACING. ASPIRATION TEAM TEC2 & NOBBY P.MU 7C HARC MuSASHiRTハルク・プロ ◎全日本モトクロス選手権シリーズ 開催日 (決勝日) 会場 第1戦 4月5日 (日) HSR九州(熊本) 第2戦 4月19日 (日) オフロードヴィレッジ (埼玉) 第3戦 5月17日 (日) 世羅グリーンパーク弘楽園 (広島) 第4戦 6月7日 (日) スポーツランドSUGO (宮城) 第5戦 7月5日 (日) (会場未定) ※予定 第6戦 7月19日 (日) 藤沢スポーツランド (岩手) 第7戦 8月30日 (日) スポーツランドSUGO (宮城) 第8戦 9月13日 (日) 名阪スポーツランド (奈良) 第9戦 10月4日 (日) オフロードヴィレッジ (埼玉) 第10戦 10月25日 (日) スポーツランドSUGO (宮城) ◎全日本トライアル選手権シリーズ 開催日 会場 第1戦 3月8日 (日) 真壁トライアルランド (茨城) 第2戦 4月19日 (日) 名阪スポーツランド (奈良) 第3戦 5月17日 (日) 矢谷渓谷トライアル場 (熊本) 第4戦 7月19日 (日) わっさむサーキット (北海道) 第5戦 9月6日 (日) 原瀧山トライアルパーク (岡山) 第6戦 10月11日 (日) キョウセイドライバーランド (愛知) 第7戦 11月1日 (日) スポーツランドSUGO (宮城) 詳細・最新情報はファンサイトで! http://www.superbike.jp/ Jump & Whoops! 3D action on dirt 土などの未舗装路を走るモトクロスマシンは、高い車高に大径のス ポークホイール、 ストローク (稼動範囲) の長いサスペンション、 スリム で軽量な車体などが特徴。 m or thereabouts 「ジャンプに強いサスペンション」 ジャンプして着地する際にフレームが接地しないように最低地上高 を高く設計。CRF450の場合330mm。 ちなみに、 YAMAHA YZF-R1 は135mm。 また、大きな衝撃を長いストロークで吸収できる強力な サスペンションを採用しています。 これで、距離30m、高さ10mくらいのビッグジャンプを見せるのです。 「ブロックパターンタイヤ」 Honda CRF450 weight : 110.6kg total capacity : 449.7cc water cooled 4stroke OHC 4valves single cylinder engine max power : n/a frame : aluminium twin tube オンロードとは異なり、走る度に路面状況が違って当たり前のモトク ロス。 そんな不整地路面でも、高いグリップ性能を発揮するブロック パターンのタイヤを使用しています。 全日本モトクロス選手権 どのクラスも俊才 い 竜闘虎争、 ますます熱気を 帯びる! 未舗装路の専用コースでスピードを競うモトクロ ス (MX) は、30台ほどのマシンが横一線でいっせい に飛び出し、豪快なジャンプを決め、 マシンをコント ロールしながらデコボコのフープスを駆け抜けるな ど、 たくさんの魅力があり、高い人気を誇るモーター スポーツです。 2015年全日本モトクロス選手権シリーズはIB-2 クラスをIB-OPENに統合して2ヒート制になり、 IA-1、IA-2、IB-OPEN、LMXの5クラスで、全戦合 計ポイント方式によりチャンピオン争いが繰り広げ られます。4月5日 (日) の開幕戦(熊本県・HSR九州) を皮切りに、全10戦の開催が予定されています。 富田俊樹 10度目の勝利を手に入れた 王者・成田を止められるのか!? ▼レディースクラス ▼IA-1クラス IA-1は強者たちがひしめき合う、国内最高峰と なるクラスです。2014年は成田亮が、激戦を制して 10度目のチャンピオンを獲得。 その強さをいかんな く発揮しました。 また、成田のチームメートである小 方 誠がランキング2位につけ、 ホンダの1-2フィニッ シュを飾りました。 同3位にはケガから復帰した新井 宏彰、4位に熱田孝高、5位平田 優という結果で、 小方から平田まではポイント差がほとんどなく、 ここ 最近は三すくみの状態です。 今年もそれは変わらず、成田はもちろん、 オフ中 に海外でトレーニングした小方、平田に加え新たに ヤマハ入りした安原志、 スズキのWエース・小島庸 平と熱田、 そしてカワサキの新井と三原拓也がレー スの中心になるでしょう。いずれにしても毎戦激闘 になることが予想されます。 成田は最多タイ記録(MFJ統括競技) となる11 度目のチャンピオンを獲得できるのか? それとも 新たなる王者が誕生するか! ? 見所満載のIA-1ク ラスは一戦も見逃せません。 全日本MX新女王・竹内 タイトル防衛を目指す チャンピオン不在!? 実力伯仲 若手ライダーが真剣勝負!? ▼IA-2クラス 昨年は実力派勝谷武史と、若手筆頭の富田俊樹 との激闘が繰り広げられたIA-2クラス。軍配はベテ ラン勝谷に上がりましたが、今年はその勝谷が全日 本には出場せず、 チャンピオン不在となります。 ラン キング2位の富田は今年もIA-2に参戦。 「 全戦全 勝」 を掲げ、2年ぶりとなるチャンピオンを狙います。 また、 オフ中に欧州でトレーニングした竹中純矢、 昨年ケガの影響で欠場していた渡辺祐介が、 ライ バルとしてチャンピオン争いに絡んでくるでしょう。 ファクトリーライダーはもちろん、 プライベートチーム の才能あふれる若手ばかりが参戦するIA-2クラス。 2015年も要チェックのクラスです! ヘルメットを脱がなければ女性だと思えないほど のガチンコバトルが展開されるレディースクラス。 こ れまでは有効ポイント制でしたが、2015年からは全 10戦の合計ポイントでシリーズランキングが決まる ことになり、一戦一戦がより重要になります。 昨年は第7戦までランキングトップだった邵洋子 (13年チャンピオン) が、 ケガの影響で残りのレース を欠場。高校生ライダーの竹内優菜が、 ホンダのマ シンで念願の女王の座を手に入れています。 今年は邵がホンダのチームへ移籍。 新境地でチャ ンピオン奪還を狙います。 タイトル防衛を目指す竹内、 今年こそチャンピオンを獲得したい安原、 そしてアグ レッシブな走りが魅力の畑尾樹瑠など、 ツブ揃いの レディースクラス。邵、竹内、安原、畑尾を中心に、今 年もガチンコの熱い戦いを見せてくれるでしょう。 MFJ ALL JAPAN CHAMPIONSHIP SERIES OFFICIAL GUIDE BOOK 2015 7 technique of balance 最もプリ ミティ ブかもしれない。 「人馬一体」 文字通り、 この言葉が相応しいのがトライアル。本当に登れるの?と いうコースを、 バイクで、 しかも簡単に登ってしまうテクニック、 バラン ス感覚はスゴい!の一言。 スピードではない道具を操るその感覚は、 最も人とバイクの根源的な近さを感じさせてくれます。 kg or thereabouts 「トライアルマシンには、 シートはありません!」 トライアルライディングは、 ボディアクションが勝負です。 ライダーがマ シンに乗った状態で、 自由に動けるよう、 その障害となる部分を削っ ていった結果、 このスタイルに落ち着きました。 車両重量も70kg程度 と3つのカテゴリーの中でも最も軽くなっています。 Honda RTL260F dry weight : 71.7kg total capacity : 259cc water cooled 4stroke single cylinder engine max power : 20.1ps/7,000rpm frame : aluminium twin tube 「消しゴムのように柔らかいタイヤ」 トライアル競技用タイヤは、低速では抜群のグリップを発揮します。 ゴ ム質は柔らかく、石や路面の凹凸を包みこむようなタイヤの構造が 特徴です。 小川友幸 全日本トライアル選手権 小川友幸の3連覇か、 黒山健一の 土重来なるか? それとも新たなチャンピオン 誕生か? 他の二輪モータースポーツとは一線を画すトライ アルは、 スピードではなく技術の正確性を競うもの です。MFJ全日本トライアル選手権は、国際A級スー パークラス、国際A級、国際B級の3つのカテゴリー で構成されています。勝敗は、 コース内にあるセク ションと呼ばれる採点区間の減点数によって決まり ます。 2015年の選手権シリーズは、3月8日 (日) に関東 のトライアルのメッカ、茨城県・真壁トライアルラン ドですでに開幕しており、11月1日 (日) の第7戦東北 大会(会場:スポーツランドSUGO/宮城県) まで開 催されます。国内トップライダーたちが人馬一体の 妙技を魅せてくれます。 これは選手権の最終ラップが終わった後に行なわ れるもので、他のセクションより大変難易度を高くし たSSをどう攻略するのか注目です。観客にトライア ルのすごさを楽しんでもらえるよう、”魅せる”セク ションになっているので、大変人気があります。 三強崩れず!? 強さを見せるベテラン勢 ▼スーパークラス 全日本トライアル選手権の最高峰となるスーパー クラス。 このクラスは参戦できる人数が決まっており、 どのライダーも日本を代表する最高技術を持ち合わ せています。昨年はベテラン小川友幸が2連覇。一 方、11度のチャンピオンを獲得している黒山健一は 今一つ調子が上がらずランキング2位に。 ランキン グ3位には野崎史高が入り、三強が相変わらずの 強さをみせました。2015年もこの3人を中心に試合 が展開されるでしょう。 しかし、昨年第6戦で最高峰クラス参戦11年目に してついに初優勝を飾った次世代のエース・小川毅 士ら、 チャンピオンを狙うライバルたちの台頭や、IA クラスから昇格してくる4人のルーキーライダーたち が1年目にして波乱を起こす可能性もあり、例年以 上に目が離せません。 ▼IA/IBクラス 2014年ランキング上位の4人がスーパークラス に昇格したことで、IAクラスの勝負の行方を握るラ イダーが誰なのか。注目は、 いずれも大型ルーキー の氏川湧雅(2014年IBクラスチャンピオン/藤波 貴久の甥) と、久岡孝二(同2位)。2人とも昨年から トライアル世界選手権 黒山健一 全日本に参戦し始め、1年でIAにスピード昇格した 実力者。今年のIAクラスは彼らを中心にち熱戦が繰 り広げられるでしょう。 また、IBクラスは “ゼッケン1” の山崎領太を始め、 10代のライダーも多く、彼らの若い才能に注目です。 若手とベテラン勢が入り乱れるIBクラス。熱いバト ルに期待しましょう!! 4月25日 (土) ∼26日 (日) には、栃木県・ツインリン クもてぎにて 「2015 FIM トライアル世界選手権第 1戦 ストライダー日本グランプリ」 が開催されます。 今年、 同選手権参戦20年目となる藤波貴久を始め、 多くの日本人ライダーもワイルドカードで出場予定。 日本人ライダーへの声援と共に、世界のトップライ ダーたちが魅せる感動と興奮の妙技を、ぜひ会場 で味わってください。 世界選手権レベルの難易度 迫力あるセクション 最高峰のスーパークラスには、 スペシャルセクション (SS) と呼ばれるセクションが設定されています。 2014 FIM トライアル世界選手権(もてぎ)
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