販売用資料 2015年1月21日 ファンドレポート 世界インフラ関連好配当株式 通貨選択型ファンド 《愛称:インフラプラス》 (円コース/ブラジル・レアルコース/豪ドルコース/アジア通貨コース/米ドルコース) 足もとのインフラ関連株式の動向と今後の見通し 2011年6月30日に設定した「世界インフラ関連好配当株式 通貨選択型ファンド(円コース/ブラジル・レアルコース/豪ドルコー ス/アジア通貨コース/米ドルコース)」(以下、当ファンド)は、2014年12月末で設定から3年6ヵ月が経過しました。パフォーマ ンスは堅調に推移し、2014年12月30日現在、設定来の分配金(税引前)再投資ベースの基準価額で、円コースが 48.86%、ブラジル・レアルコースが60.00%、豪ドルコースが78.95%、アジア通貨コースが95.53%、米ドルコースが 116.18%の上昇となっています。直近の半年を見てみると、新興国や欧州、日本の景気回復の遅れ、原油価格の下 落、その一方で米国経済の回復といった対照的な環境が続きました。以下、足もとのインフラ関連株式の動向と、今 後の見通しについてご説明させていただきます。 インフラ関連株式の魅力 インフラ関連企業とは、産業や生活の基盤となる設備やサービスの提供を行う企業やインフラの発展に伴って恩恵 を受けると考えられる企業のことです。したがって、景気の循環によって企業収益が左右されやすい業種の企業に 比べて安定的かつ継続的な収益が期待できると考えられます。 堅調な推移を続けるインフラ関連株式 グローバル経済は米国経済がけん引し緩やかな経済回復が続いています。米連邦準備制度理事会(FRB)による 量的金融緩和は10月に終了しましたが、これは米国経済の順調な回復を意味します。一方、原油価格の下落により エネルギー株が軟調に推移したことで、2014年第4四半期の動きだけを見ると、エネルギーを含むインフラ株のパフォ ーマンスはグローバル株式に比べて劣後しました。デフレ懸念のある欧州では金融当局の追加緩和が予想され、景 気の下支えが期待されます。 各資産の推移およびリターンとリスクの比較 (2011年7月1日~2014年12月29日、日次) 190 インフラ関連株式 米国株式 新興国株式 170 先進国株式 日本株式 150 130 110 90 ※2011年7月1日を100として指数化 70 11/7 11/10 12/1 リターン リスク *1 *2 リターン/リスク 12/4 12/7 12/10 13/1 13/4 13/7 13/10 14/1 14/4 14/7 インフラ関連株式 先進国株式 米国株式 日本株式 新興国株式 13.9% 10.6% 1.32 13.1% 12.1% 1.08 13.7% 11.2% 1.22 18.2% 18.6% 0.98 3.9% 13.1% 0.30 14/10 (年/月) *1:年率換算値 *2:月次リターンの標準偏 差を年率換算した値 インフラ関連株式は代表的な株式指数と比べてリスクが低く、リスク1単位あたりのリターンは日本株式を含めた世 界の代表的な株式指数と比べて良好なものとなっています。 ※インフラ関連株式:主要投資対象とする、「グローバル・インフラストラクチャー・ディビデンド・フォーカス・エクイティ・ファンド」(以下、主要投資対象ファンド)の 各通貨クラスに為替取引する前のグローバル・ポートフォリオのパフォーマンス(米ドルヘッジ・米ドルベース)、米国株式:NYダウ工業株30種(米ドルベース、 配当込み)、新興国株式:MSCI エマージング・マーケット・インデックス(現地通貨ベース、配当込み)、先進国株式:MSCI ワールド・インデックス(現地通貨 ベース、配当込み)、日本株式:東証株価指数(TOPIX)(配当込み) (出所)BNYメロン・アセット・マネジメント・ジャパン、Bloombergのデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成 ※上記は過去のデータであり、将来の投資成果を示唆あるいは保証するものではありません。 当資料はBNYメロン・アセット・マネジメント・ジャパン株式会社の情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが作 成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。当資料のお取扱いについては最終ページをご覧 1 / 5 ください。 相対的に高い配当利回り 世界のインフラ関連株式の配当利回りは、他の資産と比べても相対的に魅力的な水準となっています。 各資産の利回り比較 (%) 8 6 4 2 0 5.9 6.9 5.6 インフラ関連 好配当株式 日本国債 3.6 2.2 2.7 米国国債 オーストラリア 国債 0.3 (2014年12月末現在) 新興国債券 (米ドル建て) 米国ハイ イールド債券 米国リート ※インフラ関連株式*:主要投資対象ファンドが投資している株式の平均配当利回り(米ドルヘッジ・米ドルベース)、日本国債:日本国債(10年)、米国 債:米国債(10年)、オーストラリア国債:オーストラリア国債(10年)、新興国債券(米ドル建て):JP Morgan EMBI Global Diversified、米国ハイイールド 債券:Bank of America Merrill Lynch US High Yield Master II、米国リート:FTSE EPRA/NAREIT US Index *保有株式等からの配当金に課税される各国の現地源泉税率は考慮されていません。したがって税金等考慮後は、上記利回りをそのまま享受できる わけではありません。また、主要投資対象ファンドの利回りではありません。 (出所)BNYメロン・アセット・マネジメント・ジャパン、Bloombergのデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成 インフラ関連株式の見通し インフラ関連株式では公益、電気通信サービス、資本財・サービス、エネルギーといった幅広い業種に投資を行い、 機動的に銘柄を入替えてきています。たとえば一昨年2013年前半に北米のエネルギー関連の銘柄を大きく減らし、 欧州の銘柄を増やすといった投資行動を行いました。逆に2014年第4四半期の原油価格の大幅下落に対しては、北 米のエネルギー関連銘柄を再び徐々に増やしてきています。最近の動向では指数でみると北米インフラ株が欧州イ ンフラ株をアウトパフォームしています。 市場は欧州や新興国経済、原油価格の動向に過度に反応しボラティリティが大きくなることも予想されますが、米 国が世界経済をけん引する状況は続いており、株式市場は堅調に推移するものと予想されます。幅広い業種で、高 配当銘柄と成長性のある銘柄、両方のインフラ関連銘柄にバランスよく投資することで、市場の変動性が高まる局 面においても、堅調に推移するものと考えています。 当ファンドの投資戦略例 ~ 機動的な地域配分の変更 ~ 2012年末 2013年末 2014年9月末 その他 3.4% その他 3.5% アジア 太平洋 27.0% 北米 32.7% アジア 太平洋 38.9% 北米 22.4% アジア 太平洋 18.4% 140 (2013年3月29日~2014年9月30日、日次) 欧州インフラ 北米インフラ 120 115 110 120 105 110 100 100 95 13/6 13/9 13/12 14/3 14/6 14/9 (年/月) ※2013年3月29日を100として指数化 ※欧州インフラ関連株式:マッコーリー・グローバルインフラストラクチャー指数 欧州ローカルTR、 北米インフラ関連株式:マッコーリー・グローバルインフラ ストラクチャー指数 米国ローカルTRを使用 (出所)BNYメロン・アセット・マネジメント・ジャパン、Bloombergのデータを基に 三井住友トラスト・アセットマネジメント作成 北米 42.6% 欧州 33.8% 最近の欧州と北米のインフラ関連株式の推移 130 90 13/3 アジア 太平洋 16.6% 北米 30.1% 欧州 44.0% 一昨年からの欧州と北米のインフラ関連株式の推移 150 その他 7.0% その他 7.5% 欧州 47.3% 欧州 24.9% 2014年12月末 90 14/9 (2014年9月30日~2014年12月31日、日次) 欧州インフラ 北米インフラ 14/10 14/11 14/12 (年/月) ※2014年9月30日を100として指数化 ※欧州インフラ関連株式:マッコーリー・グローバルインフラストラクチャー指数 欧州ローカルTR、 北米インフラ関連株式:マッコーリー・グローバルインフラ ストラクチャー指数 米国ローカルTRを使用 (出所)BNYメロン・アセット・マネジメント・ジャパン、Bloombergのデータを基に 三井住友トラスト・アセットマネジメント作成 ※上記は過去のデータであり、将来の投資成果を示唆あるいは保証するものではありません。 当資料はBNYメロン・アセット・マネジメント・ジャパン株式会社の情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが作 成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。当資料のお取扱いについては最終ページをご覧 2 / 5 ください。 販売用資料 世界インフラ関連好配当株式 通貨選択型ファンド 《愛称:インフラプラス》 (円コース/ブラジル・レアルコース/豪ドルコース/アジア通貨コース/米ドルコース) ファンドの投資リスク ファンドは、値動きのある有価証券等に投資しますので基準価額は変動します。したがって、投資者の皆様の投資元本は保証されているもので はなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。信託財産に生じた利益および損失は、全て投資者の皆様に 帰属します。投資信託は預貯金と異なります。 為替変動リスク、株価変動リスク、信用リスク、カントリーリスク、流動性リスク、金利変動リスク ※基準価額の変動要因は、上記に限定されるものではありません。 ▼その他の留意点 ● 新興国通貨に対して為替取引を行う場合、外国為替予約取引と類似する直物為替先渡取引(NDF)を利用する場合があります。NDFの取引価格は、需給や当該通貨に対 する期待等により、金利差から理論上期待される水準とは大きく異なる場合があります。この結果、基準価額の値動きは、実際の当該対象通貨の為替市場の値動きから想 定されるものと大きく乖離する場合があります。 ● ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリング・オフ)の適用はありません。 ご購入の際は、必ず投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。 お申込みメモ 信 決 収 託 期 間 平成23年6月30日から平成33年9月17日までとします。(平成23年6月30日設定) 日 毎月17日(休業日の場合は翌営業日) 益 分 配 年12回の毎決算時に収益の分配を行います。 分配金額については、委託会社が基準価額水準、市況動向等を勘案して決定します。ただし、分配対象額が少額の場合には、分配を 行わないことがあります。 購 入 単 位 販売会社が個別に定める単位とします。詳しくは販売会社にお問い合わせください。 購 入 価 額 購入申込受付日の翌営業日の基準価額とします。 換 金 単 位 販売会社が個別に定める単位とします。詳しくは販売会社にお問い合わせください。 換 金 価 額 換金申込受付日の翌営業日の基準価額とします。 換 金 代 金 原則として、換金申込受付日から起算して8営業日目からお支払いします。 申 込 締 切 時 間 原則として、販売会社の営業日の午後3時までとします。 申込日当日が次のいずれかの場合は、購入・換金のお申込みを受け付けないものとします。(休業日については、委託会社または販 売会社にお問い合わせください。) 購入・換金申込受付不可日 ・ニューヨーク証券取引所の休業日 ・ルクセンブルク証券取引所の休業日 ・ニューヨークの銀行の休業日 ・ルクセンブルクの銀行の休業日 課税上は株式投資信託として取り扱われます。 課 税 関 係 公募株式投資信託は税法上、少額投資非課税制度の適用対象です。 算 ファンドの費用 ▼お客様が直接的にご 負担いただく 費用 購入時 購入価額に販売会社が個別に定める手数料率を乗じて得た額とします。 購 入 時 手 数 料 ( 上限3 . 2 4 %( 税抜3 . 0 %) ) ※「インフラプラス」を構成する各ファンド間で無手数料にてスイッチングができます。詳しくは、販売会社までお問い合わせください。 換金時 ありま せん。 信 託 財 産 留 保 額 ▼お客様が間接的にご 負担いただく 費用 保有期間中 実 質 的 な 運 用 管 理 費 用 ( 信 託 報 酬 ) 純資産総額に対して年率1 .7 8 %程度( 税抜1 .7 %程度) 当ファンドは他の投資信託を投資対象としています。したがって、当ファンドの運用管理費用( 年率1 . 0 8 %( 税抜1 . 0 %) ) に当ファンド の主要投資対象ファンドの運用管理費用( 年率0 . 7 %( 税抜0 .7 %) ) を加えた、お客様が実質的に負担する運用管理費用を算出して います。ただし、この値は目安であり、主要投資対象ファンドの実際の組入状況により変動します。 保有期間中 監査費用、有価証券の売買・保管、信託事務に係る諸費用等をその都度(監査費用は日々)、ファンドが負担します。これらの費用は、 そ の 他 の 費用 ・ 手 数料 運用状況等により変動するなどの理由により、事前に料率、上限額等を示すことができません。 ※上記の手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、上限額等を事前に示すことができません。 委託会社およびファンドの関係法人 ■ 委 託 会 社 : 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 [ファンドの運用の指図] フリーダイヤル 0120-668001(受付時間:営業日の午前9時~午後5時) ホームページアドレス http://www.smtam.jp/ ■ 受 託 会 社 : 三井住友信託銀行株式会社(再信託受託会社:日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社) [ファンドの財産の保管および管理] ■ 販 売 会 社 : 当ファンドの販売会社については委託会社にお問い合わせください。 [募集・販売の取扱い、目論見書・運用報告書の交付等] 当資料はBNYメロン・アセット・マネジメント・ジャパン株式会社の情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが作 成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。当資料のお取扱いについては最終ページをご覧 3 / 5 ください。 販売用資料 当資料はBNYメロン・アセット・マネジメント・ジャパン株式会社の情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが作 成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。当資料のお取扱いについては最終ページをご覧 4 / 5 ください。 販売用資料 【 ご留意事項 】 ● 当資料はBNYメロン・アセット・マネジメント・ジャパン株式会社の情報を基に三井住友トラスト・アセットマネ ジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。 ● ご購入のお申込みの際は最新の投資信託説明書(交付目論見書)の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご 判断ください。 ● 投資信託は値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替変動リスクを伴います。)に投資しますので基準 価額は変動します。したがって、投資元本や利回りが保証されるものではありません。ファンドの運用による 損益は全て投資者の皆様に帰属します。 ● 投資信託は預貯金や保険契約とは異なり預金保険機構および保険契約者保護機構等の保護の対象では ありません。また、証券会社以外でご購入いただいた場合は、投資者保護基金の保護の対象ではありませ ん。 ● 当資料は信頼できると判断した各種情報等に基づき作成していますが、その正確性、完全性を保証するも のではありません。また、今後予告なく変更される場合があります。 ● 当資料中の図表、数値、その他データについては、過去のデータに基づき作成したものであり、将来の成果 を示唆あるいは保証するものではありません。また、将来の市場環境の変動等により運用方針等が変更さ れる場合があります。 ● 当資料で使用している各指数に関する著作権等の知的財産権、その他の一切の権利はそれぞれの指数の 開発元もしくは公表元に帰属します。 当資料はBNYメロン・アセット・マネジメント・ジャパン株式会社の情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成し たものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。 5/5
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