協 会 報 (14) 平成27年2月号 協 会 だ よ り (一社)石川県建設業協会 合同新年祝賀会の開催 石川県総合建設業協同組合 ∼“未来”を創り“ふる里”を守る建設産業∼ 平成27年 平成27年 (一社) 石川県建設業協会・石川県総合 建設業協同組合の合同新年祝賀会は、本年1月20 日 (火) 午後6時30分からホテル日航金沢において、 石川県知事はじめ県選出の国会議員、県議会議員、 国・県の建設関係行政機関の長及び協会関係団体 の代表者等の来賓の他、会員、組合員等193名の 参加を得て開催された。 会は、主計町の芸妓による祝儀「よろこび三番 叟」の踊りで幕開けとなり、続いて東、西、主計 町芸妓による祝儀「金沢風雅」が披露された。 芸妓衆の舞姿 祝賀会では主催者を代表し北川義信協会長が挨 拶に立ち、 「昨年は明るい話題が多かった。2年連続の15か月予算、北陸新幹線開業に伴う建設費の増加、 また、担い手3法の改正に伴い、今年度中には石川県内のすべての市町で歩切廃止の確約を得た、国、県、 協会等の関係機関が一丸となって得た成果で、先進的な取り組みとして全国的にも高い評価を得ている。 」 と挨拶。また会場看板のサブタイトルとして記載されている「 “未来”を創り“ふる里”を守る建設産業」 のキャッチフレーズを紹介し、建設産業のイメージアップを図るため、昨年来一般公募を経て決定したキャ ッチフレーズであることを紹介し、今後さまざまな広報媒体を介してイメージアップを図ってゆくと付け 加えた。 続いて来賓の挨拶では谷本正憲石川県知事が、 「北陸新幹線の金沢開業の年を迎えた。石川県を訪れる 多くの人に満足していただけるよう準備を重ねている。また、 開業効果が県内の隅々まで波及するよう道路整備もしっかり 進めてまいりたい。 」と挨拶。また野田 徹北陸地方整備局 長は、 「消費税増税が先送りとなる中、来年度予算は今年度 比微増となった。限られた予算の中着実な社会資本整備に努 めたい。 」と挨拶を行った。この他、馳 浩衆議院議員、岡 田直樹参議院議員、山田修路参議院議員、吉!吉規石川県議 会議長もそれぞれ祝辞を述べ、米田昭夫県議会副議長の乾杯 の音頭で開宴となり、最後は (一社) 石川県建設業協会吉光武 志副会長の「がんばろう」の音頭で閉会した。 北川義信協会長 谷本正憲知事 馳 浩 衆議院議員 岡田直樹 参議院議員 山田修路 参議院議員 吉光武志協会副会長 「がんばろう」 野田 徹 北陸地方整備局長 吉!吉規 県議会議長 米田昭夫 県議会副議長 (乾杯) 協 会 報 平成27年2月号 (15) 委 員 会 の 開 催 土木委員会 ◎総務部会の開催 土木委員会(委員長 鶴山庄市)は、去る1月14日 (水) に 石川県建設総合センター会議室において、総務部会の正副部 会長会議を開催しました。出席者は、鶴山委員長(総務部会 長兼務)と総務部副部会長2名、オブザーバーとして懇話会 委員 (金沢市内在住) 4名、事務局2名の合計9名で行いました。 今回の部会は、冒頭鶴山委員長(総務部会長兼務)の挨拶 のあと、事務局から2月5日 (木) に実施する金沢河川国道事務 所との「直轄事業に関する意見交換会」の議事次第内容及び提案議題について説明のあと審議が行われ、 今後の土木委員会の活動予定についても意見交換を行い、閉会しました。 主な議題・審議事項は以下のとおりです。 ○金沢河川国道事務所との意見交換会について ・議事次第の確認 ・議事の進め方 ・直轄事業に関する意見交換会議題 ○今後の活動予定について ・第4回役員会の日程及び議事内容など 建築委員会 ◎金沢地区安全パトロールの実施 安全部会(部会長 長坂知通)は、1月22日 (木) に、金沢 桜丘高等学校改築整備工事現場にて、安全部会員5名と (一社) 金沢建設業協会の地区協会員11名、計16名の参加にて現場安 全パトロールを行った。 連 友也副部会長の挨拶の後、研修会では、石川労働局健 康安全課地方産業安全専門官の河野英俊氏より「最近の労災 事故について」と題し、最近の労災事故の原因等の説明と石 川県内の建設業関係の労災事故が本年度は異常に増加しており、増加率は全国で1番目という悪い数値と なっており、その原因として人手不足、高齢化、長時間労働が考えられること、また、労災事故のうち転 倒による事故が25%を占めており、 「ストップ転倒事故2015」運動を進めていることの説明を受けた。 引き続きパトロールで、県営繕課金田大輔専門員の工事概要説明で金沢桜丘高等学校は新耐震以前の建 物のため「文武両道を司る施設」として、また、緑豊かな丘陵に位置することから景観にも配慮して整備 協 会 報 (16) 平成27年2月号 を進めていると説明を受けた。 施工業者の真柄・城東 JV、豊蔵・共栄 JV、兼六・北川 JV の担当者の案内により参加者全員で現場安全パトロールとな った。現場は躯体工事が完了し内装工事が急ピッチで進めら れていた。狭い現場で3JV が生徒の動線と工事動線が交錯す る中で安全に工事を進める苦労話の説明を受けた。 パトロール後、労働局の河野専門官より内部足場を使用し ての作業が今後増加すると思われるが、うま足場を使用する 際、敷板は2枚以上または3点支持を徹底する必要があるなど 安全パトロールでの講評を受けた。 大変有意義な研修会兼現場安全パトロールとなり好評のなかでパトロールを終えた。最後に、岡副委員 長(安全部会担当)の挨拶で解散となった。 土地改良委員会 ◎技術検討部会の開催 本年度の2回目の土地改良委員会技術検討部会(部会長 林 裕) が1月23日 (金) 午前11時から石川県建設総合センター 401会議室で、林 裕部会長他16名の幹事出席のもと開催さ れた。 最初に、林部会長より、 「 『県との意見交換会』 の日程が決ま りました。皆さんから提出のあった意見や要望についてお諮 りしますので、ご意見を頂ければ幸いです。 」と挨拶された。 林 裕部会長挨拶 事務局より、 「県との意見交換会」 と 「土地改良委員会全体会議」 の二つの議題について提案、審議された。 「県との意見交換会」については、2月6日 (金) 午前10時半から金沢ニューグランドホテル「相生の間」で 県農林水産部より4名の方の出席のもと開催したい旨の報告があった。要望事項としては、昨年末に実施 した土地改良委員会役員による要望活動内容を踏まえ、工事における設計・積算や変更の対応などの「意 見・要望」について審議し、意見交換当日の具体的な要望事項を決定した。 「土地改良委員会全体会議」については、3月19日 (木) 午前10時半から ANA ホリデイ・イン金沢スカイホ テルで、委員会会員95社を参加対象にして、県農林水産部幹部の出席のもと事業報告や講演会などを開催 したい旨の報告がなされ、閉会した。 広報・研修委員会 ◎委員会の開催 広報・研修委員会(委員長 竹腰勇ノ介)は、1月26日 (月) 午後6時から金沢市内において、新年会を兼 平成27年2月号 協 会 報 (17) ねた本年初の委員会を開催した。委員会は冒頭竹腰委員長が 新年の挨拶を兼ね、昨年来委員会が主体となって取り組んで きた石川の建設産業のキャッチフレーズが最終選考を経て決 定したことを報告した。 引き続き次の通り審議が行われた。 1、協会報2月号について 協会報2月号の編集計画が承認された他、本年連載する 平成26年度の優良工事の紹介の掲載計画が報告された。 2、研修所からのお知らせ (1)新入社員研修の募集について 平成27年度の新入社員研修(4月7日∼10日)の募集業務の内容について報告がなされた。 (2)3月6日 (金) 開催の「建設業経営講習会」及び3月1日∼6日の間、富士教育訓練センターで実施され る車両系建設機械(整地用等)運転技能講習の受講者募集について説明がなされた。 雇用対策特別委員会 ◎委員会の開催 雇用対策特別委員会(委員長 岡 昌弘)は、1月27日 (火) 午前10時30分から石川県建設総合センター6F 特別会議室に おいて、県内の工業系大学・高校の関係者を招致し意見交換 を主題とした、第3回目の委員会を開催した。 冒頭の岡委員長のあいさつに続き、 「企業における公正な 選考採用について」と題し石川労働局職業安定課の狩谷満春 課長補佐から、基本的人権を遵守した選考採用について講演 が実施された。 講演終了後、石川労働局、石川県土木部監理課からの行政連絡が行われ、会議議題として下記の3点に ついて事務局より報告がなされた。 1 いしかわの建設産業のキャッチフレーズの決定について 2 いしかわの地域を守る人材確保・育成フォーラムの実施について 3 平成26年度工業系高校生の富士教育訓練センターへの派遣について 引き続き学校関係者との意見交換が行われ、本年度実施の現場見学、インターンシップや新規学卒者の 就業状況等について意見が交わされた。 意見交換では、建設業への就職を希望し入校する生徒はいるものの、最後は親の意見等もあって建設業 以外の職場へ就職する等の就業実態も報告され、建設産業のイメージアップの必要性が指摘されるなど、 意義ある意見が出された。 委員会は最後に連副委員長の挨拶で閉会した。 協 会 報 (18) 平成27年2月号 建設技術研修所 ・平成27年度 新入社員研修について 平成27年度の新入社員研修を下記要領により実施いたします。本研修は、建設業界に新しく入られる社 員を対象に、 一日も早く社会生活のルールや仕事の基本を身につけ、 企業の戦力として働くことができるよ う経験豊かな講師により研修を行うものです。併せて、 陸上自衛隊金沢駐屯地の協力を頂き、 研修期間中に 自衛隊の生活体験入隊(2泊3日)を実施することとしております。多数参加されますようご案内申し上げます。 なお、10名に満たない場合は、中止する場合があります。 記 1 研修の対象者 ・県協会員企業、地区協会員企業、一般建設企業の新入社員。 ・今回の自衛隊生活体験は、女性の受け入れが可能となりました。 (3名) ・自衛隊の受け入れ枠(25名)が定められており、定員を超えた場合抽選となる場合があります。また、 外国籍の方は、今回生活体験については対象外となります。 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 2 日 時 平成27年4月7日(火)9時∼16時(受付8時20分より) 研修 「建設フレッシュマン」の心得 平成27年4月8日(水)∼10日(金) (2泊3日) 陸上自衛隊生活体験入隊 3.場 所 ・研 修 石川県建設総合センター 5階第一研修室 金沢市弥生2丁目1番23号 ・自衛隊生活体験 TEL : 076‐242‐1161 陸上自衛隊金沢駐屯地 金沢市野田町1番8号 4.定 員 5.参加費用 約30名 10,000円(県 協 会 員) (教材、食事、宿泊) 15,000円(地区協会員) ( 〃 ) 18,000円(一 〃 ) 般) ( 但し、自衛隊生活体験に参加しない研修のみの受講者 県協会員及び地区協会員 5,000円 一般 7,500円 振込み先 北國銀行 泉支店 普072026 石川県建設業協会技術研修所 協 会 報 平成27年2月号 (19) 6.受講申込み ・別紙申込書に受講者ごとに記入し、2月27日 (金) までに申し込んで下さい。 但し、自衛隊生活体験は、準備の都合上1月29日 (木) で締め切りました。ご了承ください。 〒921‐8036 金沢市弥生2丁目1番23号 (一社) 石川県建設業協会建設技術研修所 TEL 076‐242‐1161 FAX 076‐241‐9258 ・受講者には、日程等の詳細を後日案内いたします。 7.交通機関(石川県建設総合センターまで) ・北鉄バス利用 金沢駅バスターミナルから松任方面「泉2丁目」下車徒歩1分 ・タクシー利用 金沢駅より約20分 ・自家用車利用 40台可能 (受講する会社1台限りでお願いいたします) 陸上自衛隊駐屯地と建設総合センター間の移動は、研修所で用意いたします。 8.その他 (1)当 日 の 受 付 8時20分より (2)持 筆記用具 参 品 自衛隊体験参加の方は上記のほか内履き、洗面用具、ジャージ、又は、トレー ナー等 (3)自衛隊入隊時 被服貸与 (注)参加者の研修時に於ける保険加入については、協会の負担とさせていただきます。 ・ 「建設業経営講習会」の開催について 本年度3回目の建設業経営講習会を東日本建設業保証 (株) との共催で、下記のとおり開催いたします。 業務ご繁多の折とは存じますが、多数ご参加賜りますようご案内申し上げます。 なお、本講習会は、土木(CPDS) 、建築(CPD)認定予定講習です。 つきましては、参加希望者は別紙の申込書を2月26日 (木) までにメール及び FAX でお知らせ下さい。 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 記 1.主 催 2.日 時 平成27年3月6日 (金)13 : 00∼16 : 00 3.場 所 石川県建設総合センター 7F ホール 4.演 題 「最近の災害事例に学ぶ労働災害防止対策」 5.講 師 (株) 建設経営サービス 6.受講対象者 (一社) 石川県建設業協会・石川県土木施工管理技士会 村木宏吉氏(明治大学法学部卒) 経営幹部、現場技術者、現場代理人 7.土木(CPDS) 、建築(CPD)対象研修(予定) 協 会 報 (20) 平成27年2月号 8.講 習 概 要 講習の概要 主な項目 建設業にとって労働災害防止は大きな課題で 1 最近報道された大きな災害の例 す。しかし、依然として大きな災害が発生して 2 これらの災害はなぜ起きたか? います。 3 法令違反はどのようなことか? 最近の事例に学び、災害防止活動を継続する ためにはどのようなことが必要か解説します。 4 法令を守っているだけでは災害は防げない ∼法令が最低限ということの意味 5 これからの災害防止活動はどうすべきか ∼災害防止活動をどう継続するか !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! キッ!」生放送がはじまりました。 「けんせつこまち ド 建設業に働く女性が紹介されます。 第1回目【1 月6日(火)】は加賀建設(株) 株)の 皆さんが出演されました。 第 2 回目 1 月 13 日 (火) 真柄建設(株) 廣田夏巳さん ん 第 3 回目 1 月 20 日(火) 城南建設(株) 小西真生さん ん 第 4 回目 1 月 27 日(火) 巻建設 (株) 巻 久美さん ん 放送風景 左か ら加賀建設(株) 森高靖子さん、 寺田智子さん、鶴 山雄一専務 アナウンサーの 木村雅幸さん 番組内容 毎回、現役の建設小町とその会社の上司の方、また、この業界を目指す女学生とその先生に 毎回番組にご出演いただき、建設業界の現状や女性から見た建設業界の魅力をインタ ビュー形式でお話を伺い広く一般の方に建設業界を PR してゆきます。 放送は、毎週火曜日「MOVE」 内 18:00 ∼ 18:15 で、 3 月 24 日 (火)まで続きます。
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