仕 様 書 総合企画局情報化推進室 (担当 件 契 約 期 名 空気調和設備保守・点検・整備 間 平成26年 4月 粟嶋 電話 222-3258) 1日∼平成26年12月31日 別紙「空気調和設備保守・点検・整備仕様書」のとおり。 なお,本仕様書に掲げる業務以外の業務の必要が生じた場合は,別 途契約する。また,業務に必要な物品等は受託業者の負担で調達する こと。 契 約 条 件 注 本仕様について不明な点がある場合は,契約課の指示に従ってください。 空気調和設備保守・点検・整備仕様書 1 本仕様書に基づき,総合企画局情報化推進室の空気調和設備の保守・点検・整備業務を実施 すること。 2 受託者の資格等 (1)指定建設業管理技術者資格証(管工事)を有する管理技術者を自社社員としていること。 (2)電算機室(床面積 500 ㎡以上)空気調和設備の保守,点検及び整備について,過去5年以 内に元請業者として契約及び履行実績があること。 (3)保守,点検及び整備については,上記の管理技術者の下に作業を実施するものとする。 (4)前(1)については,資格証の写し,社員証等,資格を有する自社社員がいることを証明 できる書類を,前(2)については,契約書の写し,履行実績報告書等,これまでの契約 及び履行実績について証明できる書類を,それぞれ,落札後,総合企画局情報化推進室ま で提出すること。 3 緊急事態に対応できるように,24時間対応可能な連絡体制を整えること。 4 メンテナンス契約の性格上,保守・点検・整備は,契約書に定める範囲はもちろんであるが, 故障等によって運営に支障をきたすことを極力少なくするように,予防保守を徹底させること。 また,設備機能を常に高効率で運用できるように考慮し,更にはメンテナンス業務の効率化 と合理化を考え合わせ保守点検を実施すること。 5 セキュリティ保護の観点から,受託者は受託業務開始前に作業従事者の名簿を提出すること。 また,名簿に未記載の者が作業に従事する場合には,当該作業実施前に本市に申請を行うこと。 6 受託者は,あらかじめ本市の定める様式にて届け出を行い,本市の文書による承認を得なけ れば,この契約に係る義務の履行を第三者に委託し,この契約に係る権利を第三者に譲渡し, 又はこの契約に係る義務を第三者に承継させてはならない。 7 個人情報を取扱う場所での作業を伴うため,以下の行為を行ってはならない。 (1)カメラ,ビデオカメラの持込み及び撮影(ただし,本市が必要と認めた場合において,本 市職員の立会いの下行う場合を除く。) (2)携帯電子機器及び携帯電話の使用(通信,通話以外の機能を含む。 ) 8 契約金額の支払い 支払方法については,四半期を単位とする部分払いとする。各四半期の請求金額は契約金額 の3分の1ずつとし,契約金額を3で除して1円未満の端数が出る場合は端数金額を第1四半 期で調整するものとする。 9 設置場所 名 称 所在地 京都市総合企画局情報化推進室 京都市中京区押小路通河原町西入榎木町450番地の2 消防局本部庁舎 10 保守作業実施要領 (1)電算機室内空調機等保守 ア 空気調和器 (ア)年4回行う保守作業 a 自動装置の点検調整 b 電動機の点検(ベアリング関係の注油) c 冷媒,水,油漏れの点検 d ファン点検・調整 e ドレンパンの清掃 f 運転状況の点検確認 g 給湿器の点検調整 h 電気関係のチェック (イ)年1回行う保守作業 a ストレーナーの清掃 イ 冷却塔 (ア)年4回行う保守作業 a 下部水槽の清掃 b 冷却水バルブの切替え (イ)年1回行う保守作業 a 冷却塔ファンベルト点検 b 軸部の注油 c 充填材の清掃 d モーター絶縁測定 e 各部総合点検(ボールタップ調整等) (ウ)年3回行う保守作業 a 運転状況の点検(電流値,水圧の測定) b 水漏れ点検 ウ c 振動,発錆,破損,汚損の点検 d 冷却水の汚れの点検(水の入替え) 冷却水ポンプ (ア)年1回行う保守作業 a 水漏れの点検 b 振動,異音の点検 c 電動機の絶縁,圧力計チェック d 総合点検 エ 各種送風機 (ア)年1回行う保守作業 a 電動機の異音,異臭,過熱の点検 b 軸部の異音・過熱点検,清掃,注油 c ファンベルトの調整 d ファン据付状態点検 (a) ボルト・ナット増締 (b) 防振部の損傷点検 (c) ファンベルトカバー取り付け状態点検 e 電動機の絶縁測定 f ファン内部点検 オ 室外機 (ア)年1回行う保守作業 a 室外機の清掃(高圧洗浄含む。) カ エアーフィルター (ア)年1回行う保守作業 a フィルター交換 (イ)年3回行う保守作業 a キ フィルター清掃取付け 空冷式ヒートポンプエアコン (ア)年3回行う保守作業 a 自動装置の点検調整 b 電動機の点検 c 冷媒漏れの点検 d ファン点検・調整 e ドレンパンの点検 f 運転状況の点検確認 g 電気関係のチェック h 室外機の清掃(高圧洗浄含む。) (2) 電算機室内自動制御設備保守 ア 空調制御系統 (ア) 総合点検(年1回) a 端子の増締及び内部機械的可動部の点検整備 b 実測設定値誤差調整 c 調節器,操作部と組合せて総合作動試験 d 電気回路の点検,出力確認 e 操作器と調節器の連続確認 f 供給電圧の確認 g 接点の摩耗の点検整備及び清掃 h 基準抵抗値測定 i 機器の取付状態の点検 j 取付機器の一次,二次側の電圧確認 (イ) 季節切替調整(年1回) a 機器の季節切替調整 b 機器の動作点検 (ウ) ランニング調整(年2回) イ a 温度の指示値と計測値の誤差点検 b 機器盤関係の動作点検 中央監視系統 (ア) 総合点検(年1回) a セントラル機器 (a) CPU データファイル更新,メモリーダンプ,各ユニット組付け,端子増締 コネクター点検,各電源電圧の確認,伝送信号の確認 (b) MCL 操作機能確認,ディスプレイ画面状態の目視点検・清掃 各電源電圧の確認 b ローカル機器 (a) DGP(端末伝送装置)盤 各電源電圧の確認,各ユニット組付け,端子増締,コネクター点検 送受信状態の確認 (b) 発停ポイント 発停操作と実施点検 (c) 状態監視ポイント 動力盤等に疑似入力を投入実施点検 (d) 警報検出ポイント 動力盤等に疑似入力を投入実施点検 (e) 温湿度指示ポイント 各測定点にて温湿度を実測,誤差校正 (3)サーバー室内空調機保守 ア 空冷冷房専用パッケージエアコン (ア)年3回行う保守作業 a 自動装置の点検調整 b 電動機の点検 c 冷媒漏れの点検 d ファン点検・調整 e ドレンパンの点検 f 運転状況の点検確認 g 電気関係のチェック h 室外機の清掃(高圧洗浄含む。) (4)事務室内空調機保守 ア 電気ヒートポンプ式マルチエアコン (ア)年3回行う保守作業 a 自動装置の点検調整 b 電動機の点検 c 冷媒漏れの点検 d ファン点検・調整 e ドレンパンの点検 f 運転状況の点検確認 g 電気関係のチェック h 室外機の清掃(高圧洗浄含む。) (5)OAルーム内空調機保守 ア 空冷冷房専用パッケージエアコン (ア)年3回行う保守作業 a 自動装置の点検調整 b 電動機の点検 c 冷媒漏れの点検 d ファン点検・調整 e ドレンパンの点検 f 運転状況の点検確認 g 電気関係のチェック h 室外機の清掃(高圧洗浄含む。) (6) 定期点検(年9回) パトロール点検・調査 (7) 修理等 ア 冷却塔廻りその他塗装補修 イ その他軽度の修理 (8) 計画表,報告書等の提出 11 ア 契約決定後,速やかに保守点検年間計画表及び緊急連絡網を提出すること。 イ 保守点検後は,ただちに作業内容及び機器の状況を報告書にして提出すること。 設備の概要 (1) 電算機室(消防局本部庁舎6階) ア 空気調和器 ACP−2 水冷パッケ−ジ型 ダイキンDUC−15AR 7台 冷房能力 35,900kcal/h 送 風 量 13,000m/h 加 湿 量 5.2㎏/h(蒸発皿式加湿器4.0kw) 圧 縮 機 5.5kw×2台 送 風 機 3.7kw 電気ヒーター 15kw 遠隔操作,スプリング防振付 イ 冷却塔 CT−5 ウ 電算機室用 2台 冷却能力 352kw 冷 却 水 1,010 ℓ/min 送 風 機 2.2kw 冷却水ポンプ P−6 冷却水循環ポンプ(屋外仕様) 2台 80φ×65φ×1,013m3/min×10m×3.7kw エ エアーフィルター ACP−2用フィルター オ 日本バイリーン フィレドンA3/305 処理風量 1,300m /h 集塵効率 95%(AFI重量法) ケーシング 440×800×240 ろ材寸法 443×2,600 4台 自動制御 ACP−2制御系統(7組) 温度過昇防止器 L4029E 7 室内型温度検出器 T7093A 7 室内型湿度検出器 H7091A 7 電子式指示調節計 R7373E 7 電子式指示調節計 R7375D 7 モニタスイッチ NAX144 14 アイリレータ NAX180 7 相対湿度変換器 W867A 7 レシオバイアス設定器 NAX511 14 ローテーション制御装置 1式 遠隔発停装置 1式 空調制御盤 1式 CT−5制御系統(2組) 挿入型温度調節器 T675A 3 挿入型温度調節器 T991A 1 モジュトロールモータ M904E 1 弁リンケージ Q445D 1 三方弁 V5065A 1 電動ボール弁 VY6100B 2 液面リレー 61FG 2 水質調節器 R7010R 2 室内型温度検出器 T7093A 3 室内型湿度検出器 H7091A 3 相対湿度変換器 W867A 3 挿入型温度検出器 TY751B16 4 計測系統 フリーアクセス温湿度上下限 室内型温度検出器 T7093A 10 室内型湿度検出器 H7091A 10 電子式指示調節計 R7678D 10 電子式指示調節計 R7678C 10 相対湿度変換器 W867A 10 VAVユニット温度制御 室内型温度調節器 T9065A 4 可変風量調節器 VAV 2 定風量調節器 CAV 2 SAVIC200 1 環境監視装置 管理システム 薬液注入装置 ユニット型 滅菌機 カ 塩素自動温度検出注入機能付 最大吐出量 0.63mℓ/ストローク 最大吐出圧力 1.0MPa 電気容量 550VA 空冷式ヒートポンプエアコン(PCZG−P5MGA2) 冷房能力 11.1kw 送風機 0.15kw 圧縮機 2.4kw 4台 (2) サーバー室(消防局本部庁舎6階) ア 空冷冷房専用パッケージエアコン 中温用天吊形(冷房専用)R410仕様 冷房能力 23.6kw 送風機 0.16kw+0.19kw(in) 圧縮機 4.5kw (3) 事務室(消防局本部庁舎7階) 5台 0.35kw(out) ア 電気ヒートポンプ式マルチエアコン(屋内機) EHP−1−1 イ 床置形(ダクトタイプ)R410A仕様 冷房能力 28.0kw 暖房能力 31.5kw 送風機 1.5kw 2台 電気ヒートポンプ式マルチエアコン(屋外機) EHP−1 20HP R410仕様 冷房能力 56.0kw 暖房能力 63.0kw 圧縮機 8.2+5.3kw 送風機 0.38×2kw (4) OAルーム(消防局本部庁舎7階) ア 空冷冷房専用パッケージエアコン PAC−1 AC−1 中温用天吊形(冷房専用)R410仕様 冷房能力 20.0kw 送風機 0.16kw+0.19kw(in) 圧縮機 4.5kw 1台 0.35kw(out) 天井カセット形(4方向) 1台 冷房能力 11.2kw 暖房能力 11.8kw 送風機 0.11kw(in) 0.06kw×2(out) 圧縮機 3.0kw (5) 各種送風機(消防局本部庁舎6階及び7階) FS−10 HEA−4 FE−20 FE−21 FE−22 電算機室用 理研鋼機シロッコ型RSB#1−NO.3L 送 風 量 630m /h 機外静圧 20mmAq 電 動 機 0.4kw 研修室用熱交換器 三菱電機ロスナイLGH−25C 送 風 量 100m /h 機外静圧 13mmAq 磁気テープ室,入力機器室用排気 三菱電機天井扇V−23Z 送 風 量 420m /h 機外静圧 16mmAq 電 動 機 135w 電算機室用排気 三菱電機天井扇V−20Z−P 送 風 量 350m /h 機外静圧 12mmAq 電 動 機 75w 電算機室用排気 三菱電機天井扇V−20Z−P 1台 3台 2台 2台 FE−23 FE−1 送 風 量 315m /h 機外静圧 14mmAq 電 動 機 75w 事務室用排気 三菱電機天井扇V−20Z−P 送 風 量 365m /h 機外静圧 16mmAq 電 動 機 75w OAルーム換気ファン 2台 天井埋込換気扇(低騒音/インテリア格子タイプ)1台 150φ×200m3/H×40Pa×28.5w×32.5dB (6) エアーフィルター(消防局本部庁舎6階) ACP−2用フィルター 日本バイリーン フィレドンA3/305 処理風量 1,300m/h 集塵効率 95%(AFI重量法) ケーシング 440×800×240 ろ材寸法 443×2,600 4台 FS−10用フィルター 日本バイリーン フィレドンPS−600 処理風量 630m/h ケーシング 500×500×25t ろ材寸法 495×495×18t 1枚 電算機室吸込口用フィルター 日本バイリーン フィレドンPS−300 処理風量 6,500m/h ケーシング 1,200×1,000 ろ材寸法 1,150×950×10t 4枚 帳票保管庫吸込口用フィルター 日本バイリーン フィレドンPS−300 処理風量 700m/h ケーシング 1,000×500 ろ材寸法 950×450×10t 1枚 ホール吸込口用フィルター 日本バイリーン フィレドンPS−300 処理風量 700m /h ケーシング 500×500 ろ材寸法 450×450×10t 2枚
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