岩国市地域医療計画 (案 ) 岩 国 市 目 次 1 計画 の概 要 ・… 第 1章 1 1 計画 の趣 旨 2 2 2 3 計画 の性格 ・……… 計画 の期 間 ・……… 2 4 計画 の策定方法 ―・ 3 本市 の現状 ……………………………・ 第 2章 3 1 人 口 ………………… 7 2 世帯 9 3 人 口動態 4 10 医療資源 ・… …………………・ 12 13 14 15 5 疾病構成 6 7 8 第 3章 1 2 3 第 4章 1 2 3 4 第 5章 1 2 市立病院・ 診療所 の実績 救急実績 ・ ア ンケー ト調査 の結果 ……………………………………………………・ 計画 の基本的な考 え方 ・ 計画 の基本理念 ・ 計画 の基本方針 ・ ・―・ 計画 の体系 …。 計画 の取組 ― ……………・ 医療提供体制 の堅持 ・― 25 25 25 26 27 27 30 33 。 35 救急医療体制 の堅持 ・― 在宅医療 の推進 ……… 。 医療情報 の提供 計画 の推進 Ⅲ… …………………・ 関係機 関 との連携 によ る推進 ・… , 計画 の進行管理 …………………… 37 37 37 第 1章 計画 の概要 1 計 画 の趣 旨 我 が 国 の 医療提供体制につい ては 、国民 の健康 を確保 し、国民 が安 心 して生 活 を送 るた めの重要な基盤 とな つてい ます。 しか し、高齢化 の急速 な進行や 医療技術 の進歩 、国民 の意識 の変化 な ど、医療 を取 り巻 く環境 が大 き く変わ る中、誰 もが安 心 して 医療 を受 けることがで きるさらなる環境 の整備 が求 め られ て い ます。 人 口の急速 な高齢化や社会構造 の 多様化・ 複雑化 な どの社会状況 を踏 まえ、国 の 「医 療 提 供 体 制 の 確 保 に 関 す る基 本 方 針 」にお い て 、 5疾 病 (が ん 、脳卒 中、急性 心筋梗塞、 糖尿病及 び精神疾患 )・ 5事 業 (救 急医療 、災害時 にお ける医療 、へ き地 の 医療 、周産期医 療及 び小児 医療 (小 児救急 を含 む。))及 び在宅医療 の それぞれ につい て 、地域 の 医療機能 の適切 な分化 ・ 連携 を進 め 、切れ 目な い 医療 が受 け られ る効率的 で質 の高 い 医療提供体制 を地域 ごとに構築す るために、医療計画 にお ける政策循環 の仕組 み を一層強化す るこ とが 重要である とされ て い ます。 具体的には、地域 の 医療提供体制 に関す る現状 に基 づ き、 日 指す べ き方 向 の各事項 を踏 まえて課題 を抽 出 し、課題 の解決 に向けた数値 目標 の設定及び 施策 の 明示、それ らの進捗状況 の評価等 を実施す るこ と、そ の 際、個 々の施策 が数値 目標 の改善 に どれ だ けの効果 をもた らして い るか 、 また 、個 々の施策や数値 目標 並びに 目指す べ き方 向へ の達成状況 の評価 を行 い 、そ の評価結果 を踏 まえ、必要 に応 じて 医療計画 の 見 直 しを行 う仕組み を 、政策循環 の 中に組み込んで い くこ とが必 要 とされてい ます 。 また 、山 口県 においては 、全 ての 県民 が等 しく適切 な医療が受 け られ るよ う、 よ り県民 のニー ズ に即 した保健 ・ 医療 を提供 できる体制 の整備 を計画的に推進す るため、国 の策定 した 医療計画作成指針 に基 づ き、平成 25年 5月 に計画期 間を平成 25年 度 か ら平成 29年 度 まで の 5年 間 とす る第 6次 の 「山 口県保健 医療計画」 を策定 した ところです。 こ うした 中、本市 にお いて は 、平成 18年 3月 の市町村合併後、 8年 が経過 し、市 立病院 を取 り巻 く環境等 の変化 へ の対応 、離 島を含 めた市 立診 療所 の あ り方 の検討 、市救急 医療 対策協議会設置後 3年 を経過 した 中での救急医療体制 の検証な ど、本市 の今後 の 医療提供 体制 の あ り方や 役割等 を定める必要性 を見 い 出 した ところです。 本計画は、本市 が 直面 してい る喫 緊 の課題 な ど医療提 供体制 につい て 、一 定 の方 向性 を 示す とともに 、地域 医療に関す る本市 の役割等 を定 めるために策定 しま した。 2 計画 の 性格 上位計画である「山 口県保健医療計画」、「山 口県地域医療再生計画」、「山 口県第 11次 ヘ き地保健医療計画」、「岩国市総合計画Jや 関連計画 である 「岩国市高齢者保健福祉計画」 との整合性 を図 り策定 しま した。 3 計 画 の期 間 計画 の期間は、平成 26年 度 か ら平成 29年 度までの 4年 間 とします。 ただ し、社会状況や環境 の変化 に応 じて、必要があると認 めるときは、計画 を見直す こ ととします。 4 計 画 の策 定方法 行政関係者 に加 えて学識経験者や知識経験者 、医療機 関 の代表者 、各種団体 の代表者 で構 成す る 「岩 国市地域 医療計画策定委員会」 を設置 し、計画 に関す る意 見等 の集約 を ・ 図 りま した。 日 本計画策定 に当た り、健康状態、医療機 関 の利用状況、 かか りつ け医、医療情報 、小 ■ 児 の 医療、高齢者等 の 医療及 び 医療機 関 につい て 、市民 の皆様 の状況 を把握す る ととも に、本計画 の基礎資料 とす るため、「医療等 に関す るア ンケー ト調査」 を実施 しま した。 2 第 2章 本市の現状 1 人口 本市 の人 口は減少 が続 い てお り、平成 25年 の総人 口は 142,235人 であ り、平成 21年 と 比較す ると 4,932人 減少 して い ます。 年齢 3区 分別人 口をみ る と、平成 25年 の 65歳 以 上人 日は 43,275人 、高齢化率は 30,4% であ り、平成 21年 と比較す る と 2,4ポ イ ン ト上 昇 しています。 また 、将来推計人 口をみ る と、今後 も人 口減少 、高齢化 が進行す ることが予測 され 、平 成 30年 の 高齢化率は 35。 1%と 推計 され ます。 【 総人 口の 推移 】 (人 ) 160,000 147,167 146,160 144,995 143,441 142,235 口 15∼ 64歳 人 口 ■ 0∼ 14歳 人 口 140,000 1 120,000 1 ■ 65歳 以上人 口 1 100,000 80,000 601000 .86.624 85,432 84,540 82,909 80,994 蜘 呻 囲 蜘 40,000 20,000 匹Ш □ 0 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 資料 :住 民基本台帳 (各 年 4月 1日 ) 年齢階層別人口割合の推移】 【 70% 60% 50% 帯 589% 58.5% 583% ‐ Bユ ー 578'` 〔 ―● ブ , 56.9% ‐ 彬―-15∼ 64歳 人 口割 合 +65歳 以上 人 口割 合 ―B-0∼ 14歳 人 口割 合 40% 30% 20% 10% 280'6 286'6 288% 295'6 304,も 131% 130% 129% 12.7% 12.6% 0'も 平 成 21年 平 成 22年 平 成 23年 平 成 24年 平 成 25年 資料 :住 民基本 台帳 (各 年 4月 1日 3 ) 将来推計人口】 【 (人 ) 40 38.2 200,000 36.9 日 ■ ■ 65歳 以上 人 口 I 35.1 143,857 115∼ 64歳 人 口 ■ ■ 日0∼ 14歳 人 口 29.2 150,000 1 139,010 133,459 30 127 430 齢 化率 高 119.527 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 , 0 , 5 20 83,230 76,476 m 70,907 l― l西 囲 0 平成22年 66,261 平成26年 10 61,325 蜘 平成30年 0 平成34年 平成39年 *平 成 22年 は実績値 (国 勢調査 )、 平成 26年 ∼平成 39年 は推計値 国勢調 査による 0∼ 14歳 人 口割合は 、全国 。山 口県平均 と同様 に低 下傾 向にあ り、65歳 以 上人 口割合 は、全 国平均 よ り高 い値 で推 移 しています。 また、平成 25年 4月 1日 現在 の人 ロ ピラ ミッ ドをみ る と、今後高齢者 となる 60∼ 64歳 人 口が男女 ともに多 くな つてい ます。 0∼ 14歳 人口割合 (全 国 。 県との比較 )】 【 65歳 以上人口割合(全 国E県 との比較)】 【 鋭 一 十 全国 山 口県 岩 国市 8.2% 16.0,6 14.6% 17.7% 酬 17.516 29,2% % % 0 0 鰯 ― 26.1% 28.0% 19.2% 13.8% 14.0% 13.2% 144% 13.6,6 20,2% 13.2% 17.4% 15.5% 15.6% 23.0'6 15.7% 14.6% 12.7% 10% . 12.1% 一 12.9'l 岩 国市 眺 ― 山 口県 ― 全国 0,6 平成 平成 平成 2年 7年 12年 平成 17年 平成 22年 平成 2年 平成 7年 平成 平成 平成 12年 17年 22年 資料 :国 勢調査 (各 年 10月 1日 ) 4 人ロピラミッド】 【 計 142,235人 [女 性 ] [男 性] 67,501人 488 1,518 90-94歳 85-89歳 1,442 2,987 80-34歳 2,893 31794 4,114 5005 4,351 75-79歳 5,273 70-74歳 51231 65-69歳 6075 5,503 60-64歳 4001 31863 4,105 45-49歳 4000 40■ 4歳 4,476 35-39E攪 3463 4,560 4β 70 30-34歳 3.356 25-29歳 3,217 31226 20-24歳 2,797 2,837 31288 15-19歳 31279 3,369 10-14歳 3,264 3,037 2,764 01000 4,630 50-54歳 566 4・ 61166 55-59歳 4,719 8,000 74,734人 546 95歳 以 上 130 4p00 2000 5-9歳 2,804 0-4歳 21728 0 0 2000 4,000 6,000 8,000 (人 ) (人 ) 資料 :住 民基本台帳 (平 成 25年 4月 1日 5 ) 地域別 (旧 岩 国市地域 、玖西地域 、玖北 地域 )に 人 日の推移 をみ る と、 いずれ の地域 も 減少傾 向が続 いて い ます。 また 、高齢化率 の推移 をみ る と、 いずれ の地域 も上昇 していますが 、玖北地域 が他 の 地 域 を大 きく L回 り、平成 25年 は 47.2%と な つて い ます. 地域別人口の推移】 【 (人 ) 160,000 147,167 146,160 140,000 0,781 0,55 1201000 33,927 33,722 144,095 143,441 142,235 71 33,534 33,318 32,989 呻 呻 蜘 田玖北 口玖 西 日 旧岩 国市 100,000 80,000 60,000 呻 呻 40,000 20,000 0 平成21年 平成 22年 平成23年 平成 24年 平成25年 資料 :住 民基本台帳 (各 年 4月 1日 ) 地域別高齢化率の推移】 【 鋭 446% 45.4% 46.2% 4 29,8% 30.0% 30,7% 31.8% 266% 26.7'l 27.4% % 眺 飢 293% 銚 25.8% 28.3% 銚 → 玖北 十 玖西 ― 旧岩 国市 鋭 平成21年 平成 22年 平成23年 平成 24年 平成 25年 資料 :住 民基本台帳 (各 年 4月 1日 地域 本計画 の地域別 は次のとおり設定しています。 日岩国市 旧岩国市地域 W・ 十 玖西地域・・中 “ EI日 由宇町・旧玖珂町・旧周東町 玖北地域 “・・中●I日 本郷村・旧錦町・旧美川町・旧美和町 6 ) 2 世帯 国勢調査 による一般世帯数 は、平成 17年 まで増加傾 向 にあ りま したが平成 22年 に減少 しています。 家族類 型別 にみ ると、親族世帯が減少 し、単独世帯 が増加 しています。 また 、高齢者 のい る世帯 をみ る と、一般世帯 に 占める高齢者 単独世帯割合 、高齢者夫婦 世帯 (夫 婦 ともに 65歳 以 上 )害 1合 ともに上昇 しています。 家族類型別一般世帯数の推移】 【 (世 帯 ) 70,000 60,000 50,000 40,000 59 690 59,359 54.505 56,958 938 割 12,453 14,546 16.223 17.534 106 150 220 362 □ 単独世帯 回 非親族世帯 田 親族世帯 30,000 蜘 20,000 ∽ 蜘 蜘 蜘 10,000 0 平 成 2年 平 成 7年 平成 12年 平成 17年 平成22年 *平 成 22年 一 般世帯合計 には 、家族類 型不詳を含む。 資料 :国 勢調査 (各 年 10月 1日 ) 家族類型別一般世帯割合の推移】 【 % 0 0 % 0 8 78,0% % 0 6 75.1% 醐 郷 80.211 725% % 0 4 % 0 2 1 24,7% 21.9% 19,6% 一 十 親族世帯割合 一 非親族世帯割合 単独世帯割合 27.2% % 0 0.6% 0.2% 0.2% 0.31` 0,411 平成 2年 平成 7年 平成 12年 平成 17年 平成22年 資料 :国 勢調査 (各 年 10月 ヽ日) 世帯の家族類型 親族世帯 … ……二 人以上 の世 帯 員 から成る世 帯 のうち、世帯主と親族 関係 にある世 帯員 のみ から成る世 帯 単独世帯 ………世 帯人員 が一人の世 帯 非親 族世 帯 ……二 人以上の世帯 員 から成る世 帯 のうち,世 帯主 と親族関係 にない人 がいる世 帯 ア 高齢者夫婦世帯。 高齢者単独世帯割合の推移】 【 15% 14,096 12.3% 12.6% 10.491 10% 114% 8,4% 「 9,7'も 6.6% 7.7% 5% 5.6% 一 高齢者夫婦世帯 (夫・妻ともに65歳 以上 ) 十 高齢者単身世帯 0% 平成 2年 平成 7年 平成 12年 平成 17年 1 平成22年 資料 :国 勢調査 (各 年 10月 1日 ) 平成 22年 の家族類型別一般世帯数 を地域別にみると、玖西地域で親族世帯割合 が高 く、 単独世帯害1合 が低 くなつてい ます。 また、高齢者 のみ の世帯割合は玖北地域 で 4割 を超 え、他 の地域を大きく上回 つていま す。 家族類型別一般世帯数/地 域別】 【 一般 世 帯 (世 帯) 旧岩国市 玖西 ヒ 玖】 合計 親族世帯 (世 帯) 単独世帯 (世 帯) 非親 族 世 帯 (世 帯 ) 高齢者のみの世帯 (世 帯 ) 281986 296 13,007 10,814 68.5'l 0,7% 30.8% 25.61` 9,559 52 3,086 3,520 75.39` 0.49` 24.3% 27,796 2,912 14 1,441 1,878 66.7り l 0.3% 33.0% 43.0't 41,457 362 17,534 16,212 42,295 12,697 4,367 59,359 *一 般世帯合計には、家族類型不辞を含む。 資料 :国 勢調査 (平 成 22年 10月 1日 8 ) 3 人 口動 態 本市 の 平成 19年 か ら平成 23年 の人 口動態 は 、死 亡数 が 出生数 を上回 り、 自然減 の傾 向 が続 い て い ます。 出生数 は、平成 21年 に大 き く減少 し、平成 22年 に増加 して い ます が 、平成 23年 と平成 19年 を比較す る と 67人 減少 し、出生率は 2ポ イ ン ト低下 しています。 また、 山 口県平均 と比較す る と、平成 21年 を除 き、やや高 い値 で推 移 しています。 死 亡数 は、平成 20年 に大 き く減少 しています が 、平成 21年 以降増加 してお り、平成 23 年 と平成 19年 を比較す ると、死亡率は 0,3ポ イ ン ト上 昇 しています。 0。 また 、山 口県平均 と比較す ると、やや高 い値 で推移 していますと 人口動態】 【 平成 19年 出生 死亡 乳児死 亡 (1歳 未満 ) 新生児死 亡 (生 後 4週 未満 ) 自然死産 人 口死 産 周産期死 亡 ‐ 奏 絲一 卜 ‐ 賓絲 ― 卜 ‐ 卜 奏絲 ― 平成 20年 平成 22年 平成 23年 11198 1,183 1,162 1,131 8.2 8.2 7.5 8.2 8.0 1 1,709 1,723 1,777 1,848 12.8 11.9 12.0 12.5 13.1 3 3 1 3 1 2.5 2.5 2.6 0,9 1 ‐ 棄絲 … 卜 麟 争― 卜 縛 舶‐ 卜 虚鋒筆〆 平成 21年 1.0 0 1 0.8 1 3 1 0.9 2.6 0.9 13 14 19 14 7 10.6 11.6 17.0 1■ 8 6.1 14 11 16 15 14 11,4 9.1 14.3 12.6 12.2 │― 4 4 5 6 2 3.3 3.4 4.6 5.1 1.8 爛は、出生に死産を加えたものである。 資料:山 口県保健統計年報 42は 、出生に妊娠満 22週 以後の死産を加えたものである。 ②出産千対 「山口県人口(各 年 10月 1日 現在)」 による。 ③人口千対の率は、 ④乳児死亡、新生児死亡、死産、周産期死亡は本市における突数が少ないため参考とする。 (注 )① 出産千対 140 「 12,8 11.9 0 12.0 12.5 13.1 12.0 0 4 2 0 0 ・ 死亡率の推移】 【 【出生率の推移】 │ ‐ 11.2 11.6 11'8 12.2 12.5 つ 8.0 1 0 8 6 10,0 0 ・ 4 2 0, 6.0 1 │ 0 岩 回市 一 山 口県 平成 22年 平成 23塗 F 4.0 十 岩国市 2.0 1 一 山 口県 0 十 0,0 平成 平成 19年 20年 平成 21年 平成 19年 平成 20年 平成 21年 平成 平成 22年 23年 資料 :山 口 県保健統計年報 9 4 疾病構成 「悪性新生物 (が ん)」 が 1位 であ り、死亡数 の約 3割 を占め、「,い 疾患 (高 本市 の死因は 、 血圧 性 を除 く。)」 、「肺炎」、「月 肖血 管疾患」 が続 い て上位 とな つてい ます。 い疾患 (高 血圧性 を除 く1,)│の 死亡率 は、山 口県・ 全 国 また 、「悪性新生物 (が ん)」 、「′ 平均 よ り高 くな つています。 死因順位 (5大 死因)】 【 平成 19年 割合 死因 1位 2位 (高 28.1 割合 死因 (%) 悪性 新 生 物 (が ん) 平成 21年 平成 20年 悪性新 生物 (が ん 26.9 ) 心疾 患 16.4 血圧性を除く 。 ) 死因 (%) 心疾患 (高 血圧性を除く 。) 17.4 割合 悪性新 生 物 (が ん) 心疾 患 (高 血圧性を除く 。) 3位 脳 血 管疾患 10,9 脳血 管疾患 10.5 脳血管疾患 4位 肺炎 10,1 肺炎 10.2 肺炎 5位 老衰 3,7 老衰 3,9 老衰 平成 23年 平成 22年 (%) 28.6 15.2 10.2 割合 死因 悪性 新 生 物 (が ん) 心疾 患 (%) 悪性 新 生 物 (が ん) 27.1 (高 血圧性を除く 。) 割合 死因 (%) 13.7 心疾 患 (高 血圧性を除く 。) 28。 2 17.0 肺炎 11.6 肺炎 11.4 9.8 脳血管疾患 10,3 脳 血 管疾 患 9,1 3,7 老衰 4.3 老衰 5,4 資料 :山 口県保健統計年報 平成 23年 死因順位 (5大 死因)/山 口県・全国との比較】 【 山 口県 岩国市 死 1位 2位 因 悪性 新 生 物 (が ん) 心疾患 (高 血圧性を除く 。) 死亡率 人口 10万 対 369.6 222.7 死 因 悪性 新 生 物 (が ん) 心疾患 (高 血圧性を除く 。) 全国 死亡率 人口 10万 対 341.6 208.2 死 因 悪性 新 生 物 (が ん) 心疾患 (高 血圧性を除く 。) 死亡率 人口 10万 対 283.2 154.5 3位 肺炎 149,0 肺炎 151.8 肺炎 98.9 4位 脳血管疾患 119.9 脳 血 管疾患 123.0 脳 血 管疾患 98.2 5位 老衰 70.2 不慮の事故 55。 1 不慮の事故 47.1 資料 :山 口県保健統計年報 10 本市 の 国民健康保 険 の疾病別 の件数害1合 をみ る と、循環器系疾患 、歯科 、内分泌疾患、 眼疾患、筋骨格 系疾患 の順 に高 くな つてい ます。 また 、医療費割合 では 、循環器 系疾患 、新 生物 、精神 障害、歯科 、腎尿路 生殖器系疾患 , の順 に高 くな つて い ます。 疾病分類別件数割合】 【 その他 ,1.7% 感染症,2.6% 新 生物,3.0% 血液疾患,0,3% ―内分泌疾患,9.7% 「 損傷 。 中毒 。 その 他の外因,2.9% 精神障害,5.2% 腎尿路生殖器系 疾患,2.9% 神経系疾患,2.7% 筋 骨格 系疾 患 , 眼疾患19,1% 3.8% 耳疾患,1.2% 皮膚疾患.4.3% 消化器 系疾 患 , 4.6% 7.4% 資料 :山 口県国民健康保険団体連合会 (平 成 24年 5月 診療分) 疾病分類別医療費割合】 【 感 染症 ,1.6% その他.1.5% その 損傷・中毒 。 他の外因,4,7% 筋骨格 系疾患 新 生物 8.3% 腎尿路生殖器系 疾患,6.6% 血液疾患,0,9% 内分泌疾患,6.2% 1 5,9% 精神障害 皮膚疾 患 ,0。 9% 13.3% 消化器 系疾 患・ 5。 , 14.3% 循環器 系疾 患 1% 呼吸器 系疾 患 , 17.0% ´神経系疾患,5.4% 眼疾患,3.6% , 4.2% 耳疾患 ,0.4% 資料 :山 口県国民健康保険団体連合会 (平 成 24年 5月 診療分) ]1 5 医療 資源 平成 23年 10月 の 医療施設数 は 、病院 17施 設 、一般診療所 ■9施 設 、歯科診療所 65施 設 であ り、平成 19年 と比較す る と、一般診療所、歯科診療所 は減少 しています。 人 口 10万 対 の 医療施設数 は 、病院 は山 口県平均 を L回 り、一般診療所 、歯科診療所 は 山 口県平均 を下回 つています 。 薬局数 は、95施 設 であ り、人 口 10万 対 の施設数は山 日県平均 を上回 つてい ます。 病床数 は、病院 2,347床 、診療所 185床 であ り、人 口 10万 対 の病床数 は、精神 、療養 、 一般 、診療所 のいずれ も山 口県平均 を下回 つて い ます。 医療従事者数 は、医師 312人 、歯科 医師 85人 、薬剤 師 300人 、看護 師 1,231人 、准看護 師 704人 であ り、人 口 10万 対 の人数 は、 いずれ も山 口県平均 を下回 つてい ます 。 医療施設・薬局】 【 (単 位 :施 設 ) 歯科診療所 般診療所 病院 薬局 岩国市 17 12.1 119 84.4 65 461 95 67.4 山 口県 147 10.3 1,276 894 670 46.9 807 56.5 *一 般診療所には、特定診療所を含む。 資料 :山 口県保健統計年報 (平 成 23年 10月 1日 現在 ) 【 医療施設数の推移 (岩 国市)】 平成 19年 (単 位 :施 設 ) 平成 21年 平成 20年 平成 23年 平成 22年 17 17 17 17 17 一般診療所 132 127 120 118 119 歯科診療所 70 71 71 66 65 病院 *一 般診療所には、特定診療所を含む。 資料 :山 口県保健統計年報 (各 年 10月 1日 現在 ) 【 病床】 (単 位 :床 ) 病院 診療所 一般 療養 精神 岩国市 525 372.4 754 534.9 1,068 757.6 185 131.2 山 口県 6,070 425.1 9,692 678,7 111468 803.1 2,504 1754 資料 :山 口県保健統計年報 (平 成 23年 10月 1日 現在 ) 医療従事者】 【 歯科 医師 医師 (単 位 :人 ) 薬剤師 看護師 岩国市 312 213.9 85 58,3 300 205。 7 1,231 843.9 山 口県 3,586 245.5 954 65。 3 3,060 209.5 13,760 942.1 准看護師 704 482.6 7,159 490.1 資料 :山 口県保健統計年報 (平 成 22年 12月 31日 現在 ) 12 6 市 立病 院・ 診 療 所実績 市 立病院、診療所 の外来受診者数 は、平成 24年 度 と平成 21年 度 を比較す ると、美和病 院 を除 き、 いずれ の施設 も減少 してお り、病院では錦 中央病院 が 8.8%減 、診療所 では錦 須川診療所 が 40.5%減 、桂 島診療所 が 32.5%減 とな つてい ます 。 入院患者数 は、平成 24年 度 と平成 21年 度 を比較す る と、錦 中央病院、美和病院 ともに 減少 しています。 市立病院・診療所の外来受診者数の推移】 【 錦須川診族所 錦高根診療所 錦宇佐診療所 301648 29,520 28,032 1日 平 均 127 126 121 114 年間 341 247 266 203 7 4 5 4 158 138 120 113 3 2 2 2 809 828 777 642 15 16 15 12 281018 281096 29,014 29,226 116 116 119 119 9,243 7,743 7,885 7,088 37 32 32 28 1,227 953 1,321 1,103 8 7 9 7 832 740 587 562 17 15 16 15 280 266 218 197 6 5 4 4 1日 平 均 年間 1日 平 均 年間 1日 平 均 年間 美和病院 1日 平 均 年間 本郷診療 所 1日 平 均 本郷歯科診療所 年間 1日 平 均 年間 柱島診療所 1日 平均 同東中田診療所 平成 24年 度 30,737 年間 錦 中央病院 平成 23年 度 平成 22年 度 平成 21年 度 (単 位 :人 ) 年間 1日 平 均 資料 :岩 国市 【 市 立病院 の入院患者数の推移 】 平成 21年 度 錦 中央病院 美和病院 延入院患者数 1日 平 均 延入院患者数 1日 平 均 平成 22年 度 (単 位 :人 ) 平成 23年 度 平成 24年 度 18,490 19,274 19,374 17,931 51 53 53 49 161785 17,497 16,223 13,909 46 48 44 38 資料 :岩 国市 13 7 救 急実績 岩 国医療 セ ンター救命救急 セ ンターの受診者数 を平 日時間内 。平 日時間外・ 休 日別 にみ る と、休 日が 4割 を超 え、重症度別 にみ る と、軽症 が 7割 を超 えて い ます。 救急受診者数の推移】 【 平成 21年 度 平成 22年 度 (単 位 :人 ) 平成 23年 度 平成 24年 度 岩国医療 センター 20,039 17,808 15,423 15,066 医師会病院救急 センター 11,683 9,691 9,502 9,680 岩国病院 155 200 110 70 錦 中央病院 903 765 898 968 1,732 1,530 1,828 1,674 美和病院 資料 :岩 国市 岩国医療センター救命救急センターの受診者数/平 日・休日別】 【 平成 21年 度 平日 ∼金 ) (月 平成 22年 度 平成 23年 度 (単 位 :人 ) 平成 24年 度 時間内 (8:30∼ 17:15) 4,029 3,830 3,556 3,541 (20,1%) (21.5%) (23.0%) (23.5'6) 時間外 (17:15∼ 翌 8:30) 6,606 6,953 5,099 5,067 (33.0%) (39.0%) (33.1%) (33.6%) 9,404 7,025 6,768 6,458 (46.9%) (39.5%) (43,9%) (42.9%) 20,039 17,808 15,423 15,066 休日 日・祝 ) (上 。 合計 資料 :岩 国市 【 岩国医療 センター救命救急 センターの 受診者数/重 症度別】 平成 21年 度 軽症 中等症 重症 (死 亡 を含む。) 合計 うち入院患者 平成 22年 度 平成 23年 度 (単 位 :人 ) 平成 24年 度 12,300 13,739 11,528 11,009 (61.4%) (77.2'6) (74.8%) (73.1%) 3,504 1,964 2,485 2,829 (17.5%) (11.0%) (188%) 4,235 2,105 (16.1%) 1,410 (21.1%) (11.8%) (91%) (3,1%) 20,039 17,808 15,066 (100%) 4,162 (100,6) (100%) 3,978 15,423 (100%) 3,788 (20.8%) (22.3%) (24.6%) (26.0%) 1,228 3,923 資料 :岩 国市 14 8 ア ンケー ト調査 の結果 (1)健 康状態 。健康観 について 自身 の健康状態について、 『 健康である』 と感 じている割合は 80.3%と なつていま す が、健康や医療に関 して 『 不安 を感 じる』と回答 した割合 が 56.5%と なつています。 不安 を感 じる具体的な内容 として、地域別 にみると、「病気 へ の不安」 との回答は、 40∼ 64歳 の 旧岩国市、玖西、65歳 以上の旧岩国市で、「病院や医師に関す る不安」 と の回答は、20∼ 39歳 、40∼ 64歳 の玖北 にお いて、それぞれ他 の地域 と比較 して高 くな っています。 健康感】 【 『健康である』 『健藤ではない』 無 回答 健康 ではな い あ ま り 健康 ではな い まあまあ健康 である 健康 である 4 35。 9 (%) 健康や医療に関する不安】 【 『不安はない』 『 不安を感じる』 無 回答 大 いに 不安 を 感 じ る や や 不安 を感 じる あ ま り 不安 は な い ま つた く 不安 はな い 6 障5.41 □ (%) 不安に感じる具体的な内容/地 域別】 【 ど 的 栗 姿費な経済 な 病気へ の不安 鳥 窮島 麦宅た 綺学恵 不安 ない 雰を萬!県 婁ら 2 t 歳 歳 40-64 旧岩国市 I日 l 歳以上 姫期 如期 姫既 t 20-39 岩国市 50.0 49.0 50.0 66.0 08.2 61.8 6.4 36.0 37,7 8.1 108 57.0 54.1 55,9 48.3 岩 国市 53.5 55.4 40.0 6 299 25。 46.3 37,7 40.1 34.3 1 15 25,8 27.6 22.4 44.0 42.0 44,6 8 t 64歳 l 歳以上 働けな くなることへ の不安 4 4 如瑚 畑胤 如珊 t 舟 々 30歳 家族の身体的・ 精神 的負担に関する不安 日岩国市 日岩国市 旧岩国市 8 者病 して くれる人が いないことへの不安 8 20.4 32.6 34.6 28.8 32.0 25,8 26.8 17.3 4.5 25.5 38.4 6.0 2.3 190 19.5 18.2 4,7 153 259 4,3 20.8 18.5 19.4 11.9 15,9 17.1 18.3 4 8 30,0 20,4 26.7 34.6 32.9 28.2 病院や医師に関する 不安 12.6 12,7 13.1 (2)医 療機関の利用状況について か らだの具合 が悪 い ときに最初 に受診す る医療機関について、「身近な医院 (診 療 所 。ク リニ ック)」 との回答 が 77.0%、 「入院設備がある病院」との回答 が 9,7%、 「医 療機関に行 かず様子を見る」 との回答 が 10.6%と なつてい ます。 医療機関へ の通院手段について、「自動車 (自 分で運転)」 との回答が 59.0%と 最 も 高 く、次いで 「自動車 (家 族や知人 が運転)」 、「公共交通機 関 (バ ス 。JR等 )」 、「徒 歩」 の順 となつています。 通院 した医療施設 を選んだ理 由について、「家 に近 いか ら」との回答が最 も高 くなつ ています。 無 回答 そ の他 f 入院 設備 が あ る病 院 一 ク リ ニ ツク ︶ 身 近 な 医院 ︵ 診療 所 ・ 購瓶脇関に ず球手一 行か 最初に受診する医療機関】 【 9 (%) 16 通院手段】 【 20 0 自動車 (自 40 る) 60(。ノ 59,0 分で運転 ) 25.2 自動車 (家 族や知 人が運転 ) 公共交通機 関 (バ ス・ JR等 ) 15.9 徒歩 109 自転車 8.4 タクシー 2.0 その他 04 無 回答 医療施設を選択した理由】 【 0 20 40 家 に近 いか ら 50 1 かか りつけ医だか ら 326 信 頼 で きるか ら 22 1 評 判 んくい いか ら 167 医 師 に紹 介 され た か ら 15,6 以前 、通院 した ことが あ るか ら 153 持 病 が あ る (あ つた )か ら 122 よ く説 明 して くれ るか ら 11 7 医 療 設 備 等 が 整 って い るか ら 101 ‐ 通動 ・ 通学上便利な ところにある から 1111180 , 診療時間外 に も診察・ 相談に応 じ て くれ るか ら ■ 40 職 場 の 契約 医療 機 関 だ か ら 1出 その他 ■田 特 に理 由 は な い 7 1上 無回答 60(9る ) 卜 7 1ア (3)か か りつ け医につい て かか りつ け医がある割合は、70。 6%と な つてい ます 。 かか りつ け医を選択す る基準 と して 、「家 か ら近 い」 が 64.8%と 最 も高 く、次 い で 「必要に応 じて 、適切 な専門医を指示、紹介 iン て く淑夕 る」、「病状や治療法につい て十 分説 明 して くれ る」、「患者 の話 を しつか り聞いて くれ て 、気軽 に相談 しや す い」 の順 とな つてい ます。 かか りつ け医がない理 由につい て 、「病気 にな つた ことが な い (持 病 がない)」 との 回答 が 48.0%と 最 も高 く、次 い で 「どこの病院にかかれ ば よいか わか らな い」、「かか りつ け医を もつ必要性 を感 じな い」 の順 とな つてい ます。 かかりつけ医の有無】 【 無 回答 か か り つけ 医 は な い か か り つけ 医 が あ る (%) かかりつけ医を選択する基準】 【 0 20 40 家 か ら近 い 648 必要 に応 じて 、適 切 な専 門 医 を指 示 、紹 介 して くれ る 504 病 状 や治 療方 法 に つ い て 十 分 説 明 して くれ る 478 患者 の B舌 を しつか り聞 い て く れ て 、気軽 に相酸 しやす い 460 専 門 的技 術 を持 ち、 医療 設 備 等 も整 つて い る 21,6 夜 間 や休 日で も診 て くれ る 猪雪 180 相 談 や健 康 診 断 を して く どん な病 気 で も診 て くれ る 抑 80(%) 60 に 報 利 躍 162 ― 躙 ■ 往 診 して くれ る 55 ■ その他 い 仰こ な 115 卜 0 無 回答 137 18 かかりつけ医がない理由】 【 10 30 20 40 5 病気にな つたことがない (持 病がない) (%) 48.0 どこの病院にかかればよ いかわからない 26.8 かか りつけ医をもつ必要 性 を感 じない 22.3 その他 5.5 無回答 5,8 (4)医 療情報について 医療 に関す る情報源 について 、「家族・ 親せ き・ 友人・ 知人」 との回答が 57.2%と 「新聞」、 最 も高 く、次いで「テ レビJ、 「イ ンターネ ッ トJ、 「病院、診療所等医療機関」、 「市か ら (保 健 センター、広報紙、ホームペー ジ等)Jの 順 となつています。 医療 に関す る情報源について、年齢別 にみると、20∼ 39歳 で 「イ ンターネ ッ ト」 と の回答 が約 6割 となつています。 【医療 に関する情報源】 (%) 4 2 家族・ 親 せ き・ 友 人・ 知 人 57.2 テ レビ 50.0 イ ンター ネ ッ ト 30.5 病院 、診療所等医療機関 26.9 新聞 26.2 保健セ ンター 、広報紙 、 市か ら く ホーム ペー ジ等 ) 24,0 本 。′ヽンフ レッ ト 7.4 雑誌 県か ら (保 健所 、広報紙 、ホ ーム ペー ジ等 ) ラジオ 6.0 3.7 2.8 そ の他 1.2 どこか ら情報を得た らよいかわか らない 1.2 特 にない 2.7 無 回答 2.8 19 医療に関する情報源/年 齢別】 【 家族・ 親せき・ 友人・知人 0 20 40 60 80 インター ネッ ト テ レビ 20 0 40 60 0 80 病院、診療所等医療機関 20 40 60 80 0 20 40 60 80('6) │ 65,0 56.4 20∼ 30歳 40∼ 64歳 49,6 50.8 49.5 65歳 以上 20 40 60 0 80 20 40 60 80 19.0 20∼ 39歳 65歳 以上 20-39歳 40-64歳 65歳 以上 20 40 0 60 20 20 1.2 3.7 3.7 4.9 2.8 0 60 80 0 20 40 60 00 8.2 3.6 どこか ら情報 を得た らよい かわか らない その他 40 20 6.2 6.6 ラジオ 0 60 80 4 8,0 273 00 20 雑誌 7.6 23.4 祭全虫涎堡じ薯)広 報紙、 0 本・ パ ンフ レッ ト 20.1 29.0 27.8 40∼ 64歳 20.2 25.3 33.0 8.0 市か ら (保 健セ ンター、広 報紙、ホームペー ジ等) 新聞 0 60.4 33,7 40 60 0 80 20 40 60 80 2.0 8 0.8 0 1.0 医療に関す る情報 が『 足 りてい ない』 (「 あま り足 りてい ない」 +「 足 りていない」 ) と回答 した割合は約 4割 であ り、足 りていない と思われ る情報 として、20∼ 39歳 では 「どこにどの ような医療機 関があるかについて」、「夜間・休 日・救急時の医療機関に ついて」、40∼ 64歳 では 「どこにどのよ うな医療機関があるかについて」、「がん、心 臓病、脳卒中など特定疾病 の専門医療機関について」、「病状や予防・ 治療 に関す る情 「がん、心臓病、 「どこにどのよ うな医療機関があるかについて」、 報」、65歳 以上では、 脳卒中など特定疾病 の専門医療機 関について」 との回答割合 が高 くなつています。 【医療 に関する情報へ の満足度】 『足りている』 て し 無 回答 あ ま り 足 り て いな い 足 り て いる 十 分 足 り て いる 足 り て い な い %) く 20 医療に関して足りていない情報/年 齢別】 【 6 8 40∼ 64歳 65歳 以上 4 2 231 244 222 20´ ψ39歳 6 8 2 4 6 377 20 247 202 4 6 4 8 6 80 141 159 202 197 13.4 (5)小 児医療 につい て 子 どもが休 日・ 夜 間 に急病 になつた経験 がある人 の うち、 9割 近 くが救急医療機 関 で受診 した と回答 して い ます が 、 一 方で、小児救急医療電話相 談 (♯ 8000番 )を 利用 した経験 がある割合 は約 2割 であ り、「知 らなか つた 」 とい う割合 が高 くな つてい ます。 子どもが休 日・夜間に急病になつた際の対応】 【 20 0 40 救急医療機 関で受診 した 29,4 談劉 環 絡 吊 偽 [猪 員 憲鐸 ‐ 休 日在宅当番 医で受診 した IIII日 h7 136 か で し た■&8 り医 受 診 か Pけ インターネッ トで確認 した II183 救急車を呼んだ その他 loo(96) 87.1 薬 を飲ませて様子を見た │162 5 無回答 21 (%) 保健 や医療 に関す る普情 や相談窓 口について 85 13 8 8 24.1 自宅療養 中の人が 受 け ら れ る訪問看護 な どの在宅 サー ビスの情報 8 6 49.6 31 6 41 8 急病 や けが人に対す る応 急手 当に関す る情報 薬の効能 、副 作用や服用 の仕方 について 4 4 473 407 386 65歳 以上 2 247 61.5 563 40∼ 64歳 8 日つ 休に ,関 問機 夜療 20-39歳 6 す 聞 に 療 治 4 6 防 予 や報 状情 病る な機 中療 卒医 脳門 専 ヽ 病の 臓病 て 心疾 い 定つ ヽ ん特 に がど関 機 療 医て ない ヽ つつ よに のか どる にあ こが ど聞 4 2 ・ 救急時の医 いて 小児救急医療電話相談 (♯ 8000番 )の 利用経験】 【 無 回答 あ る な い (%) 利用していない理由】 【 20 10 30 40 50 │ 知 らなか った 414 知 っているが、利用でき る時間帯ではなかった 8,2 他の方法 が利用 しやすい 4.1 その他 4.2 利用する必要がなか つた 無回答 %) 49.9 11 (6)高 齢者等 の 医療 につい て 医療 と介護 が必 要 になつた 際 に 「自宅 (訪 問介護や訪 問看護 な どの在宅サ ー ビス を 利用 しなが ら)」 とい う割合 は 、自分 自身 について約 5割 、家族や親 せ きについ て約 4 割 とな つてお り、そ の理 由 と して 「住み慣れ た場所 で過 ご したい 。過 ご させ た い」 の 割合 が高 くな つてい ます。 一方、病院・ 施設で生活 した い理 由 として 、「自宅では家族 の負担 が大 きいか ら」、「自宅 では緊急時 の対応 ができないか ら」 の割合 が 高 くな つて い ます 。 【自分自身が医療と介護が必要になつた場合の希望する生活場所】 無 回答 そ の他 護保険施 設など ︶ 老 人 ホー ム や 介 施設 ︵ 病院 スを 利 用 しなが ら ︶ 看 護 な ど の在 宅 サービ 訪問 自宅 ︵ 訪 問介護 ヽ 件数 6 22 2 117861 家族や親せきが医療と介護が必要になつた場合の希望する生活場所】 【 無 回答 そ の他 護保険施 設など ︶ 施設 ︵ 老 人ホー ム や介 病院 スを 利 用 しなが ら ︶ 看 護 な ど の在 宅 サービ 自宅 ︵ 訪 問介 護 ヽ 訪問 (%) 家族や親せ きが医療 と介 護 が必要になつた場合の希望す る生活場所/地 域別】 【 老施 人設 ホな Iど V ム や 介 52.1 1961 18.7 38.11 21.9 43.11 玖西 41,31 玖北 旧岩国市 135,el 玖西 135.4 玖北 25,4 40.7 旧岩国市 65歳 16.1 44.1 玖西 玖北 40∼ 64歳 無 回答 〔 〔 上 以 〔 そ の他 病院 スを 利 用 しな が ら ︶ を 護 な ど の在 宅 サー ビ 訪 問介 護 ヽ 訪間 自宅 ︵ ^険 旧岩国市 20∼ 39歳 施護 設保 124.01 12⊇ .eJ 10.2 +18.51 22.7 129.7 12.1 (%) (7)医 療機 関 につい て 医療機 関 の 充足度 につい て 、「十分足 りて い る」 との 回答 は 6.6%、 「不便 はな い程 度 に設置 され て い る」 との回答 は 51.8%と な つています。 医療機 関が 不十分 と思 う理 由につい て 、年齢・ 地域別 にみ ると、「いつ も混雑 してい て受診 しに くい」 との 回答 は 、いずれ の年齢層 にお いて も旧岩 国市 で 、「高度・ 特殊 の 専門病院 が近 くにない」 との 回答は 、20∼ 39歳 の玖北、40∼ 64歳 の玖西、玖北、6Ь 歳 以上 の玖北 で 、「夜 間・ 休 日に受診 で きる医療機 関 が少 な い 」 との 回答は、20∼ 39 歳 、40∼ 64歳 の 旧岩 国市、玖西、65歳 以上 の玖西、玖北 で 、「自分 の受診 した い診療 科 がない」 との回答は、いずれ の年齢層 においても玖西 、玖北で、「近 くに医院 (ク リ ニ ック等)が ない」 との回答は、20∼ 39歳 の玖西、玖北、40∼ 64歳 の玖北、65歳 以 上 の 旧岩 国市、玖北 において 、それぞれ他 の地域 と比較 して高 くなつています。 23 医療機関の充足度】 【 無 回答 あいて るるい 程がる 度、 設不 置便 さを れ感 てし そ の他 少 な く て 困 つて い る 十 分足 り ている 不置 便さ はれ なて いい 程る 度 に 設 13∝ 21 (%) 医療機関が不十分であると思う理由/地 域別】 【 いつも混雑 していて受 診 しに くい 20 t 々 々 39歳 t 64歳 l 歳以上 20 4 8 616 32.8 62,3 574 44.4 586 287 t l 市 市 l 期職岡肛期的畑期 岩回市 60 6 12.9 24,3 31 2 106 30 189 その他 80 4 8 6.9 8,7 75 48 51 4 16.7 9 6 184 3 24 158 56 38,8 46.2 玖西 玖北 旧岩国市 玖西 自分の受診 したい診療 科がない 8 495 40 65歳 以 上 60 夜間・ 休 日に受診でき る医療機関が少ない 5.5 45.6 近 くに医院 (ク リニ ッ ク等)が ない 40∼ 64歳 40 旧岩国市 玖西 玖北 旧岩国市 玖北 20∼ 39歳 高度・ 特殊の専門病院 が近 くにない 38,8 3 51,9 19 2 514 3 36.9 20.4 42.5 44 48 41,8 167 298 368 8 (%) 第 3章 計画 の基 本的な考え方 1 計画の基本理念 支えあい、地域で安 ,bし て 暮 らせる医療 環境 の確立 本 市 は、本市 の限 られ た医療資源 と協 調 し、情報 の共有化や連 携 (多 職種連携 )を 図 る とともに、山 口県、市、医師会、歯科 医師会、薬斉1師 会 、看護協会、関係機 関 がそれぞれ の役割 を担 い 、市民 が住み慣れ た地域 で安 心 して暮 らせ るよ う 「支 えあい 、地域 で安 心 し て暮 らせ る医療環境 の確 立」 を 目指 します。 2 計画の基本方針 (1)医 療提供体制 の堅持 市民 が 、それぞれ の疾病状況 に応 じて必 要な医療 を受 ける ことがで きるよ う、また 、 自らの疾病予防や健康管理 な どに取 り組む ことがで きるよ う、病院、診療所 、薬局等 の地域 の医療機 関や 関係機 関 と連携 を図 り、医療提供体制 の堅持 に努 めます。 (2)救 急 医療体制 の堅持 市民 の救急医療 へ の期待 は高 く、利用者 は、ほぼ横 ば いの傾 向 が見受 け られ ます が 、 依然 として 、救命救急 セ ン ター ヘ の軽症患者 の利用割合 が 高 くな つてい ます。 迅速 かつ適切 な救急 医療 を提供す るため、初期・ 二次・ 二 次救急医療機 関 の連携や 救急 医療体制 の 堅持 に努 める とともに、救急 医療 の適切 な受診対応や応急手 当な どに つ いて 、市民へ の普及啓発 を推進 します。 (3)在 宅医療 の推進 市民 が 、病気や要介護状態 にな つて も、住み慣れ た地 域 で安 心 して暮 らし続 ける こ とができるよ う、医療 と介護 が連携・ 協働 して支援す る体制 につい て、在宅医療 に関 す る情報 の共有化 を図 つた上 、医師会や 医療機 関等多職種 が連携 し、医療 と介護 の連 携体制 (在 宅での看取 りを含 む。 )の 構築 に努 めます。 (4)医 療情報 の提供 保健 。福祉 ・ 介護部 門 と緊密 に連 携 を図 り、医療や疾病 に 関す る市民生活 に必 要 な 情報 を集約 し、わ か りやす く発信す る ことによ り、市民 が必 要 な医療 を受 けやす く、 また、 自らの健康管理 に取 り組む ことがで きるよ う努 めます。 25 3 計画 の体 系 支えあい、地域で安心 して暮 らせる医療環境の確立 1地 域 医療 の連携促進 。かか りつ け医等の普及 基本方針 1 医療提供体制の堅持 2産 科医療・ 小児医療の堅持 3へ き地医療 口離島医療 の堅持 4医 師・ 看護師等医療 スタ ッフの確保 基本方針 2 救急医療体制 の堅持 1救 急医療体制 の堅持 2救 急医療 の適切 な受診対応の促進 3災 害拠 点病院 と医療機関 の連 携促進 基本方針 3 1医 療 と介 護 の連 携体制 の構築 在宅医療の推進 2「 地域包括ケアシステム 」 の推進 1医 療情報の集約 !発 信 基本方針 4 2保 健 ・ 福祉 口介護 との連携 医療情報の提供 3岩 国医療連携情報 システム 「 いつつば しネ ッ ト」 へ の参画 26 第4軍 計画の取組 1 医療提供体制 の堅持 (1)現 状 と課題 〔 岩 国市全域〕 。 身近 な医療機 関は、医療機 関を選択す る理 由の上位 とな つてい ることか ら、地域 の 医療体制 を維持す る必要があ ります。 ● 市民 の様 々 な医療 ニー パ に応 じて 、地域 の医療機 関はそれぞれ役害1を 担 ってい ます が 、患者 の 専門医志 向 の傾 向な どによ り、専門性や 高度 な医療 に対応す る大規模 な病 院 に 日常的に患者 が集 中す る傾 向が 見受 け られ ます。 ● 健康や 医療 へ の不安 を持 つ 市民 が 、 日頃か らかか りつ け医に病気や健康管理 な どに つい ての相談 が可能 とな り、適切 な医療 につ なが るよ う、 かか りつ け医を持 つ ことの 意義や必要性 の普及啓発や地域 の 医療機 関 との連携 が必 要 です。 ● 核家族化 の進行や地域 の人 間関係 の希薄化 な どに よ り、身近 に育児 の相談 がで きる 人 がい な かつた り、子育てに関す る知識や経験 が少 な い ことな どによ り、子 どもの病 気時 の対応 に不安 を持 つ保護者 が増 えて い ます。 ● 産科 医療 ・ 小児医療体制 の現状 を踏 まえ、地域 の 医療情報や病気 へ の対応 の情報 な ど、必要な情報提供体制 の 充実 を図 る必要があ ります 。 。 今後 、益 々の高齢化 が 見込 まれ る ことか ら、医療機 関ま での移動手段 の確保 が重要 です。 ● 本市 の 医師数 、歯科 医師数 、看護師数 、薬剤 師数 は いずれ も、山 口県平均 を下回 つ てお り、地域 医療の充実 を図 るために も、地域 の 医療 を担 う人材 の確保 が重要です。 〔旧岩 国市地域〕 ● 離 島では、高齢化率 が 80%を 超 えて い ます 。柱 島にへ き地診療所 を設置 し、端島、 黒島地 区にお い ては 、巡回診療 を行 つて い ます が 、今後 も、離 島 の医療提供体制 を維 持す る必要があ ります。 ● ア ンケー ト調査結果 に よる と、医療機 関 が不 十分 な理 由 と して 、「いつ も混雑 してい て受診 しに くい」 の割合 がいずれ の年齢層 において も高 くな つてい ます 。 旧岩 国市地 域 は 、専門的医療や高度 医療機器 が整備 されて い る病院 があることな どに よ り、市全 域や 市外 か らの受診者 も多 く、医療 の提供 に偏 りが見 受 け られ ます。 市民 が 、疾病状 況に応 じて 、必要な時 に必要 な医療 を受 ける ことがで きるよ う、 かか りつ け医 の必要 性 に 関す る普及啓発や情報提供 な どの充実 を図 るな ど、地域 の 医療機 関 と関係機 関 が 連携 を図 り、医療提供体制 の維持 に努 める必要 があ ります。 27 〔 玖西・ 玖北地域〕 ア ンケー ト調査結果 に よる と、健康や 医療 に対す る不安 として 「病院や 医師 に関す る不安 」 の割合 が高 く、医療機 関 が不 十分 な理 由 として 「高度 ・ 特殊 の専門病院 が近 ● くにな い」、「自分 の受診 した い診療科 がない」 の割合 が 高 くな つて い ます。 ● 市 立病院等 の設置 によ り、地域 内で適切 な医療 を受 ける ことがで きる環境整備 が 図 られて い ますが、高齢化 の進行や人 日の減少等 に よ り利用者 の減少 が 見込 まれ 、そ の 維持運営 が 困難 になることが想定 され ます。 ● 身近 な地域で必要 な医療 を受 ける こ とがで きるよ う、市 立病院や市 立診療所の存続 に努 め るとともに、 旧岩 国市地域や市外 の 医療機 関 と連携 を図 る必要があ ります。 (2)今 後 の 取組 地域医療 の連携 ① 地域 の医療機 関との連携 を促進す るとともに、身近で 日常的な保健・ 医療サー ビス の中心的な役割 を担 う、かか りつ け医、かか りつ け歯科医、かか りつ け薬局を持つ こ との意義や必要性 について市民今の普及啓発 を推進 します。 市民 の疾病状況に応 じて必 要な時 に必 要 な医療 を提供 できる 医療機 関相 互の連携 よ う、病院、診療所 な どの連携 を促進す る とともに、診療所 等 にお ける医療情報 の提供や専門医療受診 の判断、相談な ど、 地域 の 医療提供体制 の堅持 に努 めます。 か か りつ け医等 の 普及 かか りつ け医、 かか りつ け歯科医、 かか りつ け薬局 を持 つ こ 啓発 との意義や必要性 の普及啓発 を推進 します。 産科医療・ 小児医療の堅持 ② 地域に必要な産科医・小児科医の確保 について、山 口県や医師会 と情報 の共有化や 共通 の認識 を持つ よ う努 めるとともに、かか りつ け医等について、市民へ の普及啓発 を推進 します。 産科医療 。小児 医療 の堅 地域 に必要 な産科 医 。小児科 医の確保 につい て 、 山 口県や 医 持 師会 と情報 の 共有化や共通 の認識 を持 つ よ う努 めます。 か か りつ け医等 の 普 及 かか りつ け医、 かか りつ け歯科医、かか りつ け薬局 を持 つ こ 啓発 (再 掲 ) との意義や必要性 の普及啓発 を推進 します。 小 児 救 急 医療 電 話相 談 ト児救急医療電話相 談」(♯ 山 口県 が実施 してい る「ノ の普及啓発 の普及啓発 を推進 します。 28 8000) へ き地医療・ 離島医療 の堅持 ③ 地域における必要な医療機能 の堅持に努めます。 へ き地診 療 所機 能 の 堅 山 口県や へ き地医療拠点病院、 へ き地医療協力病院等 関係機 持 関 と連 携 を図 り、診療機能 の 堅持 に努 めます。 離 島 の 医療 提 供 体 制 の 堅持 岩 国医療 セ ンター か らの 医師派遣 に よる柱 島診療所 の適切 な 運営 に努 め、柱 島、端 島、黒島地 区における医療提供体制 の 堅持 に努 めます。 玖西・玖北地域 の 医療 提 玖西 。玖北地域 の病院、診療所 の連携 を図 り、地域 にお ける 供体制 の堅持 医療提供体制 の堅持 に努 めます。 移動手段 の確保 高齢者等 の通院手段 を確保す るため、関係 部門 と情報 の 共有 化や 共通 の認識 を持 つ よ う努 めます。 市 立病院・市 立診療所 の 玖北地域 の医療提供体制 を堅持す るため、市 立病院 。市 立診 健全経営 療所 の健全な経営 に努 めます。 ④ 医師・看護師等医療 ス タッフの確保 岩国医療 セ ンターや岩国市医療 センター医師会病院 をは じめ として、市立病院にお いても看護師不足 が深刻な状況 の 中、医師・看護師等医療 スタ ンフの確保対策 を検討 します。 医師・ 看護師等医療 ス タ ッフが働 きやす い環境 づ く りや 自治 市 立病 院 にお け る医 医科大学 か ら派遣 され る医師等 の継続 的確保 に努 めるだ けで 師。 看護師等 医療 ス タ ッ な く、山 日県や 医師会等 関係機 関 と協調 の 上 、医師・ 看護 師 フの確保 等 医療 ス タ ッフの確保対策 を検討 します。 岩 国医療 セ ンター 、岩 国市医療 セ ンター 医師会病院、山 口県 医師 の確保 及び医師会等 関係機 関 とともに英知 を しば り、医師 の確保 に 向けた対策や支援 を検討 します。 山 口県や看護協会等関係機 関 とともに英知を しば り、新 たな 看護 師 の確保 看護師 の確保対策や潜在看護師 の再就職 の促進な ど、看護師 の確保 に向けた対策や支援 を検討 します。 29 2 救 急 医療 体制 の堅 持 (1)現 状 と課題 〔 岩 国市全城〕 ● ア ンケー ト調査結果 に よると、夜 間や休 日の診療体制や救急医療体制 の 充実へ の要 望が高 くな つてい ます。 ● 平成 24年 度 の岩国医療 セ ン ター 救命救急 セ ンターの受診者数 は 15,066人 であ り、 時間外 が 3割 強、休 日が 4割 強 と多 くを占め、 また 、軽症者 が 7割 を超 えて い ます。 ● 救急 医療 は、患者 の重症度や 緊急性 に よ り、初期・ 二次・ 二 次救急 医療 に区分 され て い ます が 、救急医療 の提供体制 の 円滑 な運用 を図 るために も、救急 医療 の適切 な受 診対応 につい て 、市民へ の十分な普及啓発 を推進す る必要があ ります 。 救急医療の区分】 【 初期救急医療 は 、外来 に よつて比較的軽症 な救急息者 を受 け 初期救急 医療体制 入れ るもの であ り、医師会 との連携 によ り、休 日昼 間 につい ては、主 に 「在宅 当番 医制度」によ り、夜 間 につい ては 、「岩 国市医療 セ ンター 医師会病院救急 セ ン ター 」 に よ り対応 して い ます。 二 次救急 医療 は、入院医療 を必要 とす る救急患者 を受 け入れ るものです。 二次救急 医療体制 > > > 岩 国医療 セ ン ター 岩 国市医療 セ ンター 医師会病院 岩 国市 立錦 中央病院・ 美和病院 な ど救急告示病 院 二 次救急 医療 は、 二次救急 医療機 関 では対応 できない複数 の 二 次救急医療体制 診療科領域 にわた る重篤 な救急患者 に対 し、24時 間体制 で高 度 な救急医療 を提供す るものです。 > ● 岩 国医療 セ ン ター 救命救急 セ ン ター 特 に 、子 どもの急病時にお い て 、軽症 であ つて も時間外 に二次救急 医療機 関を受診 す るケース があ り、山 口県 による と、小児 の時間外救急患者 の うち、特別 な医療処置 を必要 と しない患者 (診 察 のみまたは投薬 のみ )の 割合 が 4割 を占める とされていま す。 この ことによ り、重病患者 へ の対応 の遅れや 医師 へ の過重な負担 がかか ることが 懸念 されて い ます。 ● アンケー ト結果 に よると、子 どもが休 日・夜 間 に急病 にな った経験 がある人 の うち、 9割 近 くが救急医療機 関 で受診 した と回答 していますが 、一方で、小児救急 医療電話 相談 (♯ 8000番 )を 利用 した経験 がある割合は約 2割 であ り、「知 らなか った」 と い う割合 が 高 くな つてい ます。 30 救急医療 の現状を踏 まえ、救急医療体制 の維持 に努 めるとともに、救急時 に関す る 情報提供や救急医療 の適切 な受診対応について、市民へ の継続的啓発 が重要です。 ● 〔旧岩 国市地域〕 ● 身近な地域 に第 二次救急 医療機 関、第 二 次救急 医療機 関 があることか ら、軽症 であ つて も受診す る市民が多 い よ うに見受 け られ ます 。 救急 医療 の適切 な受診対応 につい て 、普及啓発 を推進す る必要 があ ります。 〔 玖西 。玖北地域〕 。 地域 内に第 二次救急 医療機 関はな く、玖西地域 で夜 間や休 日の診療体制 へ の要望 が 高 くな つてい ます。 旧岩 国市地域、市外 の 医療機 関 と連 携 を図 り、円滑な救急 医療体 制 の維持 に努 める必 要 があ ります。 (2)今 後 の取組 ① 救急医療体制 の堅持 初期救急医療、第 二次救急医療、第 二次救急医療体制 の連携 を図 り、関係機 関 との 連携促進や救急医療体制 の堅持に努めます。 岩 国市 医療 セ ン タ ー 医 師会 病 院 救急 セ ン ター の安定的な運営 救急 医療機 関 の連携 二 次救急 医療機 関 と して 、受入体制 の充実を促進す る ととも に、安定的な運営 がで きるよ う支援 を行 い ます。 救急医療機 関 の連携促進 に努 めます。 救急患者 が受入先医療機 関へ 円滑に搬送 できるよ う、救急搬 救急搬送体制 の充実 送体制 の堅持 に努 めます。 また 、 ドクターヘ リが円滑 に運用できるよ う、岩 国地 区消防 「 ドクター ヘ リ運用 マニ ュアル 」を作成 し、 組合 と連携 を図 り、 運用実績 をもとに検証 します。 「岩 国圏域 医療 情 報 シ ー ト」 の運用 「岩国圏域医療情報 シー ト」 の運用によ り、救急時の対応 が 円滑 にできるよ う、救急医療機関や関係機関 と連携 を図 りま す。 救命講習 の受講機会 の拡大や AEDの 使用方法 の啓発 な ど、 応急手 当等 の普及啓発 岩 国地区消防組合 と協調 して 、市民 に対す る応急手 当等 の普 及啓発 を推進 します。 31 ② 救急医療 の適切な受診対応等の促進 市民へ の救急医療 の適切な受診対応や かか りつ け医を持つ こ との意義や必要性 の普 及啓発 を推進 します。 適切 な受 診 対応 に つ い ての普及啓発 救急医療講演会 の 開催や 広 報紙 、ホームペ ー ジな どを通 じて 、 救急医療現場 の 医師・ 看護師 が疲弊 1ノ てい る現状や救急医療 の適切 な受診対応 の普及啓発 を推進 します。 8000) 小 児 救 急 医療 電 話相 談 卜児救急 医療電話相談」(♯ 山 口県 が実施 してい る「′ の普及啓発 (再 掲 ) の普及啓発 を推進 します。 か か りつ け医等 の 普 及 かか りつ け医、 かか りつ け歯科 医、 かか りつ け薬局 を持 つ こ 啓発 (再 掲 ) との意義や必要性 の普及啓発 を推進 します。 ③ 災害拠点病院 と医療機関の連携促進 岩国市医療 センター 医師会病院は、災害拠点病院 として山口県か ら指定 されていま す。 また、災害′ 発生時の災害派遣体制 を強化す るため、岩国医療 セ ンター と岩 国市医 療セ ンター 医師会病院 に災害派遣医療チーム (DMAT)が 整備 されてお り、地震 、 台風 の よ うな 自然災害や高速道路や空港で発生す る事故災害等にお いて医療機 関が協 調 できるよ う、災害拠点病院を中心 とした医療機関間の連携 を促進 します。 32 3 在宅医療 の推進 (1)現 状 と課題 〔 岩国市全城〕 。 本市 の高齢化は急速 に進行 してお り、高齢化率は、全国平均 より高い値 で推移 して います。 ● 高齢化 の進行や生活習慣病 の増加 な どを背景 として、今後、在宅医療 の必要な人の 増加 が見込まれます。 ● アンケー ト調査結果 によると、医療 と介護 が必 要 になつた際 に自宅で訪問介護や訪 問看護 などの在宅サー ビス を利用 して暮 らしたい と考 える割合は、 自分 自身について 約 5割 、家族や親せ きについて約 4割 となつてお り、その理由として 「住み慣れ た場 所 で過 ごしたい 。過 ご させたい」の割合 が高 くな つています。 一方、病院・施設で生 活 したい理由として、「自宅では家族 の負担 が大きいか ら」、「自宅では緊急時 の姑応 が できないか ら」の割合 が高 くなつています。 ● アンケー ト調査結果 によると、市 の医療について望む こととして 65歳 以上では「自 宅で療養できるよ うに、往診や訪問看護等 を充実 してほ しい」 の割合 が約 3割 となつ てい ます。 ● 進行す る高齢化 の状況 を踏 まえ、在宅療養者が、住み慣れた地域で安心 して暮 らす ことがで きるよ う、地域 の保健・ 福祉・ 介護 と連携 した総合的な在宅医療 を推進す る 必要があ ります。 〔旧岩 国市地域〕 。 自分や家族 が 医療 と介 護 が必 要 になった 際 に 「自宅 で訪 問介護や訪 問看護 な どの在 宅サ ‐ ビス を利用 したい 」 と回答 した割合 が 、玖西・ 玖北地域 よ りも高 くな つてい ま す。地域 の保健・ 福祉・ 介護 と連携 した総合的な在 宅 医療 を推進す る とともに、対象 者や ニー ズ に対応 した人材 の確保対策 の検討 も必要 です。 〔 玖西・ 玖 北地域〕 ● 玖北地域 の高齢化率 は 47.2%と 非常 に高 く、高齢者 のみ の世帯 の割合 も高 くな つて い ます 。今後 も、過疎化や高齢化 の進行が予測 され ることか ら、近隣に子 どもな どの 親族 がい ない高齢者 が 多 い な どの背景 を踏 まえ、地域 の保健 ・ 福祉 ・ 介護 と連 携 した 総合的 な在宅医療 を推進す る必要があ ります。 33 (2)今 後 の取組 ① 医療 と介護 の連携体制 の構築 在宅療養者 に対す る適切な医療が提供できるよ う、医療 と介護 の連携体制 の構築に 努 めます。 行政関係者 に加 えて 医師会や医療機 関の代表者 、医療 、保健、 岩 国市 在 宅 医療 推進 協 福祉 、介護等 の 関係 団体 の代表者 で構成 され る岩 国市在宅医 議会 の設置 療推進協議会 にお い て 、在宅医療 の推進 を図 る方策等 につい て検討 します。 市民 が 、住 み慣れ た地 域 で安 心 して暮 らし続 け る ことがで き 医療 と介護 の 連 携 体 制 (在 宅 で の 看 取 りを含 む。)の 構築 るよ う、医療 と介護 が連携・ 協働 して支援す る体制 について 、 在宅医療 に 関す る情報 の 共有化 を図 つた上 、医師会や 医療機 関等多職種 が連携 し、医療 と介護 の連携体制 (在 宅で の看取 りを含む。 )の 構築 に努 めます。 地域 にお いて在宅医療 を担 う人材 の養成 、知識や技術 の 向上 在宅医療 の推進 及び多職種連携 に よるチ ー ム医療 の推進 な ど、在 宅医療 の推 進 (基 盤整備 )に 努 めます。 今後予測 され る団塊世代 の 高齢化対策 と して 、 かか りつ け医 在宅医療 の啓発 を持 つ ことの必 要性や意義 な ど、市民 に対 して在宅医療 に関 す る取組等 の啓発 に努 めます。 ② 「地域包括 ケア システム」 の推進 「地域包括 ケアシステ ム」とは、地域 の 実情 に応 じて 、高齢者 な どが、可能 な限 り、 住み1廣 れ た地 域 でその有す る能力 に応 じ自立 した 日常生活 を営む こ とがで きるよ う、 医療 、介護 、介護予防、住 まい及び 自立 した 日常生活 の支援 が包 括 的 に確保 され る体 制 の こ とです n 平成 26年 度 にお い て 、計画期間を平成 27年 度 か ら平成 29年 度 業での 3年 間 とす る 高齢者保健福祉計画 (老 人保健福祉計画及び第 6期 介護保 険事業計画 )を 策定す る こ とにな つて い ますが 、医療部 門 と保健・ 福祉・ 介護 の 関係 部門 が緊密 に連 携 を図 り、 協調 して取 り組 んで い きます。 34 4 医療情報の提供 (1)現 状 と課題 0 ア ンケー ト結果 に よる と、健康 であると感 じていて も、健康や 医療 に対す る不安は 大 きい ことか ら、健康管理や 医療 に関す る必要な情報 を提供す る ことが重要です。 ● ア ンケー ト結果 に よる と、医療 に関す る情報 が『 足 りてい ない』 (「 あま り足 りて い ない」 十 「足 りて い な い」)と 回答 した割合 は約 4割 であ り、足 りて い ない と思 われ る 情報 として 、20∼ 39歳 では 「どこに どの よ うな医療機 関 があるかについて」、「夜 間 。 休 日・ 救急時 の 医療機 関 につい て」、40∼ 64歳 では 「どこに どの よ うな医療機 関 があ るかについ て」、「がん 、 心臓病 、脳 卒 中な ど特定疾病 の専門医療機 関 につい て 」、「病 状や予防・ 治療 に 関す る情報」、65歳 以 上では 、「どこに どの よ うな医療機 関 があるか につい て」、「がん 、 心臓病 、脳 卒 中な ど特定疾病 の 専門医療機 関につい て 」 との 回答 割合 が 高 くな つてい ます。また、医療 に関す る情報源 として 、家族や友人等 を除 くと、 テ レビ、イ ン タ‐ ネ ッ ト、医療機 関、新聞、市 の順 で 高 くな つてお り、特 に 20∼ 39歳 ではイ ンター ネ ッ トの割合 が 6割 に上 って い ます。 ● 必要 とされ て い る医療情報 を的確 に捉 える と ともに、効果的な提供手段 を検討す る な ど、医療 に 関す る情報提供体制 の充実を図 るこ とが重要です。 ● 身近 な医療機 関 であるかか りつ け医、かか りつ け歯科 医、 かか りつ け薬局 が 、市民 の疾病 の状況 に応 じた情報や疾病予防、健康管 理 な どに関す る情報 の提供機能 の 充実 を図 る ことがで きるよ う、地域 の 医療機 関や 関係機 関が連携 した情報提供 の 充実 を図 る必要があ ります。 (2)今 後 の取組 ① 医療情報 の集約・発信 市民が、疾病 に応 じて適切 に受診 した り、疾病予防、健康管理などに取 り組む こと ができるよ う、地域 の医療 に関す る情報提供 の充実に努 めます。 広 報紙や ホームペ ー ジ、 パ ンフ レッ トな どの媒体や様 々 な事 地域 の 医療機 関等 の 情 業等 を通 じて 、地域 の病 院 、診療所 (か か りつ け医・ かか り 報提供 の充実 つ け歯科 医)、 薬局 の位置や 医療機能 な ど、医療 に関す る情報 の発信 に努 めます。 医療機 関 の 役 割 に つ い ての情報提供 かか りつ け医による医療 、入院医療や専門医 に よる医療 、高 度 医療 な ど、医療機 関 の それぞれ の役割 につい て の情報提供 に努 め、適切 な受診対応 を推進 します。 救急 医療 体 制 に 関す る 初期救急 医療 、第 二次救急 医療 、第 二次救急 医療体制 の それ 情報提供 の推進 ぞれ の役割や救急 医療 に 関す る情報 の提供 を推進 します。 35 ② 保健・ 福祉・ 介護 との連携 保健・ 福祉・ 介護 との連携 を図 りt市 民が疾病に応 じて適切に受診 した り、疾病予 防や健康管理な どに取 り組む ことがで きるよ う、地域 の医療に関す る情報提供等に努 す . めます。 保健・福祉・介護 との連 保健・ 福祉・介護 との連携 を図 り、本計画 の基本理念・ 基本 携 方針 の周知や地域 の医療 に関す る情報提供等に努めます。 ‐ 認知症や転倒骨折 の予防 など保健・ 福祉・ 介護 の関係部門 と 予防 の啓発 連携 を図 ります。 また、予防接種、がん検診、生活 習慣病等 の 予防に関す る施策の啓発 に努めます。 ③ 岩国医療連携情報 システ ムi「 いつつ ば しネ ッ ト」へ の参画 '平 成 25年 度に、岩国市医師会 が主体 となって、国立病院機構岩国医療セ ンター及び 岩国市医療セ ンター 医師会病院の二つの 中核病1院 における治療経過や検査結果 を医療 機関が リアル タイムで把握す ることが可能 とな り、退院後 の診療にお いて も役 立つ医 療機関聞のネ ッ トワー ク (「 いつつ ば しネ ッ ト」 )を 構築し た こ とか ら、地域医療連 携 や医療情報 の共有化 を図るため、このネ ッ トワー クに積極的 に参画 します。 ‐ 36 ' 第 5章 計画の推進 1 関係機 関 との連 携 に よ る推進 本計画 の取組は、医療部門のみな らず、山口県や保健・ 福祉・ 介護部門 と連携 を図ると ともに、医師会、歯科医師会、薬斉J師 会、国立病院機構岩国医療セ ンターや岩国市医療セ ンター 医師会病院等医療機 関 と一体 となつて推進 します。 また、市民の理解や協力 の もとに、地域 の医療・保健・ 福祉・ 介護 の関係機 関が相 互に 連携、協力 して取 り組みます。 2 計 画 の進 行 管理 本計画 の推進 にあたつては、国の医療制度改革や医療法改正及び医療基本法 の検討な ど 国の動向を注視す るとともに、本計画策定委員会、岩国市救急医療対策協議会 (専 門部会、 調査研究会 を含む。)、 岩国市在宅医療推進協議会及 び (仮 )岩 国市医療提供体制等検討会 にお いて、市民満足度 の指標等を活用 して、取組 の進捗状況を管理、評価 し、その結果に よ り施策 の見直 しや新たな課題 への対応 など、 PDCAサ イクルによる進行管理 を行 いま す。 PLn(計 画)→ Do(実 行)→ Check(評 価)→ Action(改 善)の プロセスを繰 り返 し、業務を改善 していくこと。 37
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