周西南中だより〒299－1151 君津市中野2-30-1 平成28年１月号文責山下善行新年あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。特に30周年記念行事に際しましては絶大なご支援ご協力いただき、心より感謝しました。本当にありがとうございました。本年もよろしくお願いいたします。私は本年は年男で、６０歳を迎えます。論語の孔子の言葉を借りれば 15にして学を志し、30にして立ち、40にして不惑、50にして天命 60は何だっけと調べてみました。60にして耳に従う。つまり何を聞いても動じなくなった。改めて歳だけとってしまったと思います。いまだに惑い、何を聞いてもいつも心が動いてしまう。とても孔子の心境にはなれないことだけを悟りました。昨年生徒会のアンケートに「この一年を漢字一文字で表してください。」との問いに「南」と答えました。昨年4月から生徒との出会いから、職員との出会いそして30周年をはじめとする地域保護者との出会いのすべてが新鮮でした。私ごとになりますが教員生活を締めくくる学校として南中に勤務できたことは喜びであり、新たな出会いに感謝の一年でした。浅学非才な自分ではありますが、今後とも精一杯努力するつもりです。どうぞ今年もご指導よろしくお願いします。学年書写の授業学年校内駅伝大会学年合同で書写の練習を行いました。冬休みの書写の課題の練習です。冬休み明けにどんな作品ができているか楽しみです体育の授業のまとめで学年別駅伝大会です。みんなで最後まで声援を送っていました。各クラスとも駅伝チームを作りタスキをつなつなげました。１月の予定１日(金) ６日(水) ７日(木) ８日(金) 10日(日） 11日(月) 12日(火) 14日(木) 15日(金) 君津ニューイヤ―マラソン始業式給食開始復習確認テスト成人を祝う集い成人の日避難訓練君研漢字検定 18日(月) 職員会議 20日(水) 市新人駅伝大会 22日(金) 入学説明会 23日(土) 英語検定 24日(日) PTA資源ごみ回収 26日(火) 30周年実行委員会 27日(水) ２年職場体験学習 28日(木）２年職場体験学習 29日(金）２年職場体験学習公立高校出願事前指導卓球部またまた快挙！今度は女子が関東大会へ 12月19日(土)に行われた県新人総体において、女子卓球部が3位に入賞しました。3月に行われる関東大会へ千葉県の代表として参加することが決まりました。夏の総体には男子が関東大会へ出場しましたが、女子はあと一歩で関東大会へは出場できませんでした。しかし今度は女子が見事に関東大会出場を果たしました。周西南中卓球部の素晴らしさはみんな中学校で卓球を始めここまで成長していることです。始業式の言葉（感動と感謝の３学期に）あけましておめでとうございます。今日から３学期が始まります。「１年の計は元旦にあり」と言いますが、皆さんは今年の一年の目標を設定し、決意を新たにしていることと思います。学校も１年の総まとめの時期を迎えました。１、２年生は学年として､３年生は中学校３年間の総決算をするわけです。一人一人が充実した１年だったと胸を張って言える３学期にしなければいけません。１，２年生は３年生からタスキを渡されていよいよ皆さんが生徒会、部活の中心として走り出す順番になります。３年生に感謝の気持ちを持ちながら3年生を送る会を行い、そして３年生にこの周西南中学校で学べて本当に良かったと思ってもらえる「感動と感謝」の卒業式をみんなで力を合わせて作り上げましょう。さて私は毎年元旦マラソンを走り、今年も頑張るぞ！と心に誓います。教員になって今年で３６回連続して走りました。私は教員１年目に体育の教師が足りず、体育を教えることになりました。そこでもう一人の体育の先生に「陸上は自分が見るから駅伝は頼みます」と言われました。一度も駅伝なんてやったことはありません。どう指導していいのかもわかりません。仕方ないので元旦マラソンを一緒に走りました。指導方法もわからず、本を読んだり、ただひたすらに生徒と一緒に走りました。私のような素人指導者でも活躍した生徒はたくさんいました。箱根を走った生徒、世界陸上を走った生徒、タスキをつなぐ駅伝にすっかり夢中になってしまいました。自分でもフルマラソンは何十回も走りました。今考えると自分でも信じられません。自分で無理だと限界を決めていたけど、ほんの少しの挑戦する気持ちで変わってきます。何かに挑戦してください。皆さんが知らない能力が目覚め、挑戦することで毎日が充実し、生き生きとしてきます。２学期の終わりに学年駅伝大会が行われました。私は少し気になることがありました。体調が悪いということで見学している人がかなりいました。マラソンは誰にとっても苦しいし、ゲームではないので楽しいスポーツではありません。しかし挑戦した人だけに与えられる感動は素晴らしいものです。挑戦しない人に感動のプレゼントはありません。挑戦するか、自分の気持ちに負けてしまうか決めるのは自分の心です。自分の心はごまかせません。是非色々なことに挑戦し感動を味わい毎日を充実させてください。自分の心をごまかすのではなく、頑張った自分をほめたくなるような挑戦をしてほしいと思います。まず３年生は受験を乗り越えてください。最大限の努力をして自分の進路の方向性を決めてください。最大限の努力をすればそれでいい。しかしその全力を尽くすのが難しい。勉強を頑張ることは大変です。だからこそ仲間とそして先生方と力を合わせてその困難を克服してほしい。苦しい時こそ、その苦しみは１／３８にして、みんなでその苦しさを乗り越えてください。そうしたら必ず皆さんの目標は実現できるから、力を合わせて頑張ってください。あとは自分が努力して決めた学校が自分にとって一番いい学校なのだから、高校で頑張ればいい。高校に入るのが目的ではなくもっと先にある夢を実現するために高校で頑張ることが大切だと思う。そして進路を実現したら、９年間の義務教育を終える最大の行事である卒業式を「感動と感謝で」卒業していってください。卒業証書を保護者に、いままでありがとうと一言添えて手渡してください。そんな感動と感謝の３学期になるように周西南中生徒、職員一丸となって取り組んでいきましょう。ここに一つの詩を紹介します。君たちへ『今われわれが生きる世界は歴史的に大転換を迫られている。文明の衝突、地球環境、グローバルな経済、近代的価値観この困難を見事に乗り切るには明治維新に活躍した「志を抱いた若者たち」のような出現が待たれている。その人々とは君たち以外に誰がいるだろう。それは難しいことではない。君たち一人一人が自分の得意とする分野で一流を目指すこと、精一杯やりぬくこと、その総和が日本を変え、世界を変える。そのかけがえのない志を秘めた君たちが「学びと出会い」によって、君たちが全く知らなかった人生や世界を知るであろう。その異質な世界との出合いが君たちの志を高め、努力と忍耐の力を与え新たな世界へ飛翔する勇気を与える。君たちが変われば、周りが変わる。周りが変われば日本が変わり世界が変わる。』さあ平成２８年の始まりです。夢・志を胸に向上心旺盛にして、何事にも最大限に努力する生徒をめざし、「挑戦、感動そして感謝」を合言葉に力を合わせて頑張りましょう。たくさん挑戦してたくさん感動して充実した１年にしよう。そして最後に「ありがとう」と多くの人に言える１年にしよう。