流行性角結膜炎 が発生しています! 西彼保健所管内(西海市・長与町・時津町)で、流行性角結膜炎が発生しています。 流行性角結膜炎はアデノウイルスによる眼感染症で、約1-2週間の潜伏期の後、急に発症 し、結膜の浮腫や充血、眼瞼浮腫、流涙や目脂、耳前リンパ節の腫脹を伴います。新生児や 乳児では、偽膜性結膜炎を起こし、細菌の混合感染で角膜穿孔を起こす場合もあり注意が必 要です。 アデノウイルスは感染力が強いため、患者が発生した場合、周囲に感染を広げないことが 大切です! 【症状】 まぶたのむくみ、結膜の充血、まぶたの裏側のぶつぶつ、流涙、目やに、 耳前リンパ節の腫脹・圧痛 【潜伏期間】 感染を受けてから症状がでるまで、8~14日間の潜伏期があります。 【感染経路】 患者との接触により感染します。 患者の目に触れたり、患者の涙や目やにが付着したものやこれらに触れた手で目を触る と容易に感染します。 【感染の予防】 ウイルスの付着した物や手で、目を触ることで感染が広がりますので、これを防止する ことが大切です。 患者が発生したら・・・ ○ 患者の目や涙が触れるものは共用しない。(タオルや枕、目薬など) ○ おもちゃは共用しない。 (診断前でも、病気が疑われるときは、共用は避けたほうがよいでしょう。) ○ できるだけ、人との接触は避ける。 ○ お風呂は最後にはいりましょう。 ★ 日頃から、石けん・流水での手洗いを丁寧に行いましょう。 特に、患者の目を触った後、患者が触れたものを扱った後は、気をつけましょう。 【学校や仕事】 結膜炎症状がある間は感染のおそれがあり、症状は2週間程度続くこともあります。 感染のおそれがある間は、大人も子供も、集団の場は控えていただくことが望ましいの で、主治医の指示にしたがってください。 長崎県西彼保健所 地域保健課 健康対策班(095-859-5059)
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