地震体験自走式振動台~自走式ぶるる - 名古屋大学 地震工学・防災

地震体験自走式振動台 ~自走式ぶるる~
自走ぶるるは、ストロークが大きく,入力波形による制御可能な、自走式のオールインワン型
の長周期地震体験用振動台車で、巨大地震時のように長周期の揺れが長時間続く場合の,長周
期構造物の揺れを再現できる装置です。長周期振動の実験用、地震防災啓発用機材として使用
できます。
特
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徴
ストロークが大きく,入力波形による制御可能な自走式の台車振動台車です。
巨大地震時のように長周期の揺れが長時間続く場合の,長周期構造物の揺れを再現できます。
台車の上に人を乗せ,内蔵バッテリーによって駆動させることで,場所を問わずに長周期地震動を再現できます。
パソコンと連動させることにより、地盤条件や建物の階数などを考慮して建物の地震応答を求めた上で,揺れを再現
し,想定地震の揺れを体験できます。
現状、周期5秒で片振幅1mの性能であり、今後起振力アップにより片振幅2m以上のものを開発中です。
製品写真
中央の車輪が駆動輪
側面写真、右端の箱が制御、駆動部
中央の車輪をサーボモータで駆動
ファンクションジェネレータで速度波
形を入力
Dis.(cm)
input
output
Elcentro
15
10
5
0
-5
-10
-15
0
5
10
15
20
Time(sec.)
25
30
35
40
自走式台車振動台による再現波形の一例
名古屋大学・環境学研究科都市環境学専攻 福和伸夫研究室([email protected])
ぶるるのホームページ http://www.sharaku.nuac.nagoya-u.ac.jp/laboFT/bururu/)