ＪＡ広島総合病院外科【外科の特徴】当院は広島県の西部地域の唯一のがん拠点病院として消化器癌の治療、外科手術、術前後の周術期の化学療法、再発例の治療、終末期医療にわたり広範囲の領域をカバーしています。さらに当院では地域救命センターも併設していることから 24 時間体制で急患の手術を受け入れています。また上部消化管、下部消化管、肝胆膵、一般外科の領域別にチーム医療を行っています。 2014 年度の手術症例は 1028 例で全麻手術は 973 例でした。また手術の低侵襲化の目的で積極的に腹腔鏡下手術を行っており 2014 年度の腹腔鏡下手術は 468 例で全体の過半数を超えました。緊急手術は全体の 25％でした。大変忙しい病院ですが、豊富な症例数があります。手術症例を中心に有意義な研修ができると思います。【実習の内容】 1）第１週の月曜日午前中にオリエンテーションを行います。 2）第１週の月曜日に指導医を割り当てるので、以後は実習期間中、常時指導医と行動を共にすること。指導医の受け持つ患者を一緒に診療し、実際の診療に参加してもらいます。具体的にどのような診療行為を行うかは、指導医の指示に従って下さい。 3）術前カンファレンスでは症例のプレゼンテーションを行って頂きます。既定の時間内で発表できるよう患者情報をまとめ、事前に準備しておいて下さい。 4）通常研修は手術症例を中心に、OJT の形で研修を行います。指導医の指導のもとで手術に参加してもらい、外科手術手技の練習、実践を行います。縫合・結紮の練習器は外来に常備してあり、いつでも練習できます。 5）希望があれば、外来診療、救急外来、救急当直も可能です。指導医と相談して見てください。ＪＡ広島総合病院【週間スケジュール】月午前 8:30 外来にてオリエンテーション水 7:30～木 8:00～術前カンファキャンサーボード抄読会・術前カンファ金土ビデオカンファ非定期 14：30～午後夕火 7:45～部長回診 17：30～ 17：00～術後ｶﾝﾌｧﾚﾝｽ M＆M 外科感染症カンファ【評価】未定【実習指導医】スタッフが中心となりますが、初期・後期研修医にも積極的に質問してください。