謹んで新春の お喜びを申し上げます 利府町長 鈴 木 勝 雄 平成28年の新年にあたり謹んで年頭のご挨拶を申し 上げます。 皆さまには、輝かしい新春をお迎えのことと心から お喜び申し上げます。 昨年は、全国的に長雨や豪雨での被害が数多く発生した年となりました。 9月の「関東・東北豪雨」では、宮城県内においても、これまでにない危険が 迫っていることを知らせる「大雨特別警報」が発表され、数十年に一度といわ れる豪雨に見舞われました。幸い、本町においては甚大な被害はありませんで したが、被害に遭われた自治体では、今もなお復旧工事が進まず、被災者や住 民の皆様は不便な生活を強いられているとお聞きしております。心よりお見舞 い申し上げますとともに、一日も早く、安全安心な暮らしを取り戻せるよう 願っております。 さて、国では急激な進行が予想される人口減少と地域経済の縮小に対応する ため、 『地方創生』を重点政策に掲げ、地方自治体においては、地域特性を捉え た「人口ビジョン」と「総合戦略」を策定することが求められています。 町としましても、長期的な人口の将来展望を見据え、今後、重点的に取り組 むべき施策を盛り込んだ「利府町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を早期に 策定し、協働による魅力ある持続的なまちづくりに向け、鋭意努力を続けてま いります。 また、これまでも震災からの復興を最優先に取り組んでまいりましたが、昨 年は浜田地区の避難施設及び防災備蓄倉庫が完成するなど、復興の歩みを進め ることができました。 文化複合施設の整備に関しては、基本設計を策定するため、公募型プロポー ザルを実施するなど、整備に向けた取り組みを進めております。さらに、町営 墓地の整備に関しても、墓地の造成工事と併せて、館山公園や墓地への進入路 となる町道の拡幅工事を進めており、引き続き永代使用料や管理料等の検討を 進め、平成28年度の早い時期での利用開始に向け努力してまいります。 本年も、利府町総合計画まちづくりの基本理念であります「私たち一人ひと りが主役となって、自然・文化・産業が調和し、生きがいと喜び、心の豊さと 幸せを実感できるまちづくり」の実現に向け、全力を挙げて取り組んでまいり ますので、皆さまのご 理 解と一 層のお力 添えを賜りますようお願い申し上げます 。 結びに、本年が皆さまにとって実り多き年になりますよう心からお祈り申し 上げ、新年のご挨拶といたします。 広 報 り ふ 平成28年1月号 2
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