関東・東北豪雨 甚大な水害被害 ̶会員も多数被災̶ 関東・東北豪雨

関東・東北豪雨 甚大な水害被害 ̶ 会員も多数被災̶
9月に発生した「関東・東北豪雨」では、鬼怒川の堤防が決壊し常総市を始めとする県内各地で大きな
被害をもたらした。
茨城県保険医協会では会員の被災状況を確認するため、災害救助法が適用された古河市・結城市・下
妻市・常総市・筑西市・八千代町・境町に診療所または自宅のある会員を中心に被害状況の報告を求め
ている。
災害救助法が適用された地区に診療所または
自宅のある会員は計 430 人。対象範囲が広範に
及ぶため、協会では FAX や郵送で被害状況を
確認しており、現在のところ 307 人の会員から報
告が寄せられている。
人的被害は報告されていないものの、何らか
9 月に発生した「関東・東北豪雨」にお
きまして、被害にあわれた皆様に心よりお
見舞いを申し上げます。
現在、保険医協会では会員の先生方の
被害状況を確認しております。被災された
先生方で協会に被害状況をお寄せ頂いて
いない場合は、保険医協会までご連絡いた
だきますよう、宜しくお願い申し上げます。
茨城県保険医協会 会長 宮崎三弘
の被害を受けた件数は 45 件となっている。特に
9 月 12 日、常総市小山戸町より東側(常総市相野谷町・
平町方面)を撮影。水没した街が一面に広がる。水没
した地区の中に常総市内へ給水を行う相野谷浄水場が
あり、復旧までにかなりの時間を要した。
被害の大きかった常総市内の診療所では、1 ∼ 2
行止めとなり、従業員の通勤が困難となるケース
mの床上浸水となった医療機関もあり、CR 装置
が多数発生した。また、常総市内への給水を行
やレセコンをはじめとする医療機器、カルテなど
う相野谷浄水場が水没したため、9 月下旬まで断
が水没し使用不可能となった。水が引いた後は
水となった地域が多く、衛生面を心配する声も多
院内の修復が必要となることから、診療再開の目
く出た。
処が立たないところもある。同様の被害を受けな
協会では
がらも診療を再開している医療機関では、投薬の
理事会で対策を検討。東日本大震災、つくば北
み、または仮設の診療所を設けて診療していると
条地区の竜巻被害と同様、一定の基準を基に、
いった状況だ。
被災した会員に見舞金の支給をすることを決定
月末に行われた2015年度第 回
交通網も水害の影響を受けた。常総市内を十
した。なお、今回の水害被害では、岩手・福島・
字に走る形で、国道 294 号と 354 号が交わって
東京・兵庫・長崎の各保険医協会より支援物質
いるが、どちらも水害の影響で約半月の間、通
などが寄せられた。