特集 S P E C I A L E D I T I O N 1 くらしの豊かさを実感し、いつまでも住み 続けたくなるまちをめざして 目 次 (CONTENTS) ∼三木市創生計画「人口ビジョン・総合戦略」 (案)を策定∼ 2 ∼● 7 特集① ……………… ● ために、2060年におい とします。 〈グラフ2〉参照。 人口を5万人とする考え方 ⑴ 人口ビジョンとは 人口ビジョンは、三木市における人口推移の状況から、人口が減少し続けている原因・課 題を分析し、今後めざすべき将来の方向と人口の将来展望(2060年)を示すものです。 ⑵ 人口推移と予測 市の人口は、1970年(昭和45年)頃から緑が丘などのニュータウン開発によって急激に増 加してきましたが、1997年(平成9年)10月末の88,232人をピークに、それ以降は若者の市外 流出や出生数の低下などにより減少の一途をたどっています。 現状のまま推移した場合、2060年には高齢化率が約45%、人口約4万人になると予測され ています。 〈グラフ1〉参照。 (人) ピーク時 1997年10月末 88,232人 95,000 90,000 85,000 80,000 75,000 70,000 65,000 青山ニュ― タウン開発が 本格化 合併時 2005年10月末 85,087人 人口ピラミッド (1997年) 80∼84歳 60∼64歳 40∼44歳 20∼24歳 0∼4歳 5,000 緑が丘 ニュ―タウン 開発が本格化 60,000 0 5,000 50,000 45,000 45年前 80∼84歳 60∼64歳 40∼44歳 20∼24歳 0∼4歳 4,000 2,000 ②ショッピングセンターなど、都市としてのサービス水準を維 持するためには、人口規模が5万人以上必要とされているこ と(国土交通省試算) 。 ③市となるべき人口要件が5万人であること(地方自治法第8条) 。 〈グラフ2〉人口の将来展望(三木市目標) 女 ( 2,000 4,000 60,000 50,000 45年後 40,000 1960年 1965年 1970年 1975年 1980年 1985年 1990年 1995年 2000年 2005年 2010年 2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年 2050年 2055年 2060年 3,000人の増 (5%増) 69,000 65,400 70,449 66,053 77,000 75,000 600人の増 (1%増) 75,000 10,000人の増 (25%増) 58,800 5,000人の増 (10%増) P10 ・三木税務署から P11 ・障害者差別解消法が施行 P15 くらしの情報 …………… ● 17 P17 ・図書館から 18 ・● 19 相談 ………………… ● 20 ・● 21 健康 ………………… ● 22 ・● 23 教室・講座 ………… ● 28 人権の目 ………………… ● 62,000 61,435 ・住民税の申告 ・パブリックコメント P26 55,700 57,624 52,333 52,800 50,000 48,055 43,907 73,000 2015 2020 2025 39,885 30,000 2010年 2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年 2050年 2055年 2060年 ※人口は各年3月末時点 あけましておめでとうござい ます。市民の皆様におかれまし ては、希望に満ちた輝かしい新 春をお迎えのこととお慶び申し 上げます。 さて、今年は三木創生を本格 的に実行に移す年。昨年から策 定を進めてきた﹁三木市創生計 画︵案︶﹂が年末にまとまり、市 民の皆様へのパブリックコメン トを開始します。これまで各界 の専門家からの意見・提案を集 大成した計画案に、市民の皆様 の想いを加え、より実効性の高 い計画にしてまいります。 ﹁人口ビジョン﹂において、 市民の生活の質とくらしを守り 抜 く た め に 、2 0 6 0年 に 人 口 5万人を維持することを目標。 これを実現するため﹁総合戦略﹂ を策定。人口減少の背景である 転出者や未婚率の増加に歯止め をかけるため、ターゲットを絞 り込み、﹁しごと﹂と﹁住まい﹂ を創ることを最優先として事業 を実施してまいります。 ﹁しごと﹂については、金物 産業や農業といった三木が今持 っているものに付加価値を付け つつ振興するとともに、大型集 客施設の誘致や新たに生まれ変 わるグリーンピア三木の活用に より多彩な働く場を創出。また ﹁住まい﹂については、﹁地方創 生特区﹂制度などを活用する中 で新たなライフスタイルを構築 し、多世代が共に住まう魅力的 で質の高いまちづくりをめざし ます。 市民の皆様とともに知恵を絞 り、人口減少をはじめとする多 平成28年1月号 広報みき くの難題に果敢に立ち向かい、 三木の未来を力強く切り拓いて いくことを固くお誓い申し上 げ 、 新 年 の ご あ い さ つ と い たし ます。 3 75,000 71,900 74,424 40,000 ( 74,424 70,000 男 0 三木市目標 社人研推計 79,725 P8、9 ・嘱託職員・アルバイト等を募集 P24∼26 90,000 81,007 80,000 ・マイナンバー 24 ∼● 27 募集 ………………… ● (人) (高齢化率 44.8% ( 2040年 57,624人 高齢化率 41.4% 2,000 4,000 ⇒三木市に換算すると、約40,000人×1.2=約48,000人 2060年 39,885人 25年後 (高齢化率 36.7% ( 男 0 80∼84歳 60∼64歳 40∼44歳 20∼24歳 0∼4歳 2,000 (高齢化率 30.1% ( 2025年 70,449人 女 計(373万人)の120%である450万人を見込んでいること。 人口ピラミッド (2060年予測) 男 人口ピラミッド (1970年) 55,000 10年後 女 ①兵庫県の人口ビジョンが、国立社会保障・人口問題研究所推 1960∼2015年:住民基本台帳(各年3月末) 2015年以降:国立社会保障・人口問題研究所の推計値 2015年 79,725人 8 ∼● 16 みっきぃナビ ……… ● て5万人の人口維持を目標 問(市) 営業課 地方創生グループ 〈グラフ1〉三木市の人口推移と予測 ・総合戦略」 (案)を策定 生活の質とくらしを守る 木市創生計画 人口ビジョン・総合戦略(案)」を策定しました。1月5日㈫からのパブリックコメン トを経て、3月末に国へ提出します。今月号では計画の主な内容についてお知らせします。 1 人口ビジョン ・三木市創生計画「人口ビジョン ⑶ 人口の将来展望 三木市では、就職や結婚を機会に若年層が市外へ転出し人口減少が続いています。これに歯止 めをかけ、将来にわたって活力あるまちづくりを進めるため、このたび三木の特性を活かした「三 29 ∼● 31 催し ………………… ● ・出会いサポートセンター P29 32 ・● 33 子育て ……………… ● 市民の皆様が新年の抱負を 34 ・● 35 語る ………………… ● 36 カメラ日記 ……………… ● 市長の 三木市長 薮 本 吉 秀 市民の皆様の市政に対するご意見、ご提案 をお待ちしています。 ●市長メールアドレス:[email protected] ●「市長のふれあいページ」は、「市ホームページ」をご覧くださ い。 平成28年1月号 広報みき 2
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