パリ ルーブル美術館 Currousel Du Louvre 紫舟大規模展

パリ ルーブル美術館 Currousel Du Louvre
紫舟大規模展
パリ万国博覧会を機にロダンらが設立した 155 年の 歴史を誇る フランス国民美術協会 。毎年世界から1名だけ
選ばれる「主賓招待アーティスト」に選出され、Currousel Du Louvre のメイン会場に、日本の自然に対する精神
性を込めた作品を展示。主賓招待作家の選出は、日本人では横山大観につづき、日本人現存作家では初。
ルーブル美術館沿いの街路には主賓招待作家(紫舟の)作品写真が設置され、会場エントランスにはその大きなフラッ
グが掲げられていました。会場の巨大な 6m の門の奥に、今回の主賓招待作品が展示されています。
世界一の美術館、ルーブル美術館の地下空間は展示も鑑賞も最高の場所。フランスの美術団体が、その年の代表と
して日本を選んでくれた夢の時間。
展覧会会場に入ると、多くのフランス人から驚くほどの称賛を受けました。展覧会は大盛況で、作品は高い評価を
受け、昨年の金賞をW受賞した評価とは比較にならない大きな反響を受けました。
大使公邸の主賓招待作家選出祝賀レセプションでは、鼓とコラボし日本の文化を発信、11 月の悲しいできごとへの
哀悼の意を込めた作品を披露しました。
本展に至るまで、多くの困難が山積し辛く厳しい時間でした。折れそうになった心は弱さを手放し、流した涙は勇
気にかわり、周囲からの沢山の支えと思いやりのおかげでパリに来ることができました。すべての方々に心からの
感謝を伝えます。
有難う御座いました。