﹁新しい一歩﹂と﹁元気な町づくり﹂

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化を続けております。
そ し て 今、﹁ 地 域 創 生 ﹂と い う 地
域 自 ら が 創 造 し、 特 性 を 活 か し た
地域づくりが求められております。
そ の た め 昨 年 は、 町 の 喫 緊 の 課
題である人口減少対策に関する
﹁小
野 町 ま ち・ ひ と・ し ご と 創 生 総 合
戦略﹂を多くの皆さんのご意見をお
聞きし策定したところであります。
﹁ 結 婚・ 出 産・ 子 育 て・ 教 育 に 楽
しみや嬉しさを実感できるまちづ
く り ﹂、﹁ 活 気 に あ ふ れ、 賑 わ い を
実感できるしごとづくり﹂
、
﹁新し
いひとの流れづくり﹂
、
﹁未来に向
かって安全で安心して生活できる
まちづくり﹂の つの基本目標を掲
げ、 そ の 中 で も﹁ 子 育 て 支 援 ﹂を 重
点とする計画内容となっておりま
す。今後は数値目標の達成に向け、
より具体的な施策を展開して参る
所 存 で あ り ま す。 ま た 総 合 戦 略 に
も 掲 げ て お り ま す、 結 婚 の 促 進 を
図 る﹁ 出 会 い の 場 ﹂の 創 出 事 業 に つ
きましても取り組みを進めている
ところであります。
昨 年 は、 水 稲 を は じ め、 畜 産、
野 菜、 葉 た ば こ な ど の 値 段 が 上 が
り、 雇 用 も 拡 大 傾 向 に あ る な ど、
災害時の最悪の状況からは一歩抜
け出たと実感できる 年でした。
の よ う な 中、 東 日 本 大 震 災 や
そ
原発事故などの影響による閉塞感
を 払 し ょ く し、 さ ら に 町 の 元 気 を
取り戻すため
﹁小野町 周年記念式
典﹂において、東京農業大学名誉教
授の小泉武夫先生を当町で 人目
と な る 名 誉 町 民 に 推 戴、 町 内 小 中
学 校 の 鼓 笛 隊 を は じ め、 町 内 各 種
団体の皆さんに参加いただき実施
した
﹁元気発信!小野町交通安全パ
レード﹂
、女優のあき竹城さんを招
いての
﹁敬老会﹂
、マラソンのオリ
ンピックメダリストの有森裕子さ
んを招いての
﹁こまち湖健康ランニ
ン グ 教 室・ ウ ォ ー ク 大 会 ﹂、
﹁あぶ
く ま 高 原 新 そ ば ま つ り ﹂と﹁ 商 工 会
うまいもん№ 決定戦﹂を同時開催
した
﹁小町ふれあいフェスタ﹂
、町
の 公 式 イ メ ー ジ キ ャ ラ ク ー﹁ 小 桜
ちゃん﹂
の着ぐるみ作成、﹁小桜ちゃ
ん﹂をデザインした原動機付自転車
などのご当地ナンバープレートの
作 製、 ふ る さ と 文 化 の 館 美 術 館 に
お い て は、
﹁ 浮 世 絵 の 世 界 展 ﹂、 生
涯学習講演会の
﹁さかなクンのおさ
かなトークショー﹂、﹁子ども議会﹂
を開催するなどさまざまな事業に
取り組んだところであります。
小 野 町 は 地 震 を は じ め、 災 害 に
強 く、 自 然 が 美 し い あ ぶ く ま 高 原
の交通の要所という特色を前面に
押 し 出 し、 今 後 も 町 民 の 皆 さ ん と
一緒に
﹁住みたい町﹂﹁住んで良かっ
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﹁新しい一歩﹂と
﹁元気な町づくり﹂
大和田 昭
小野町長
輝 か し い 新 春 を 迎 え、 謹 ん で 新 年
の お 慶 び を 申 し 上 げ ま す。 町 民 の 皆
さ ま に は、 ご 家 族 お そ ろ い で 夢 あ ふ
れる平成 年の初春をお迎えのこと
と存じ ま す 。
町 村 が 合 併 し、 小 野 町
当町は
が 誕 生 し て 以 来、 還 暦 に あ た る 周
年の節目の年を迎えることができま
した。
こ の 間、 幾 多 の 困 難 を 克 服 し、 社
会資本の整備を重ね、飛躍的に成長・
発 展 し た 小 野 町 の 歩 み は、 先 人 諸 賢
の 偉 業 も さ る こ と な が ら、 町 民 一 人
一人の熱意と努力の賜物と深く感謝
と御礼 を 申 し 上 げ ま す 。
年、 地 域 は 少 子 高 齢 化
誕生から
や 高 度 情 報 化 に よ り、 私 達 が か つ て
経験したことのない社会情勢へと変
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た町﹂を実感できるよう、まちづく
りを進めて参る所存であります。
い つ の 時 代 も、 町 の 発 展 を 支 え
て い る の は 町 民 の 皆 さ ん で す。 小
野町に住む人々が郷土に誇りと愛
着 を 持 つ こ と で、 人 が 輝 き、 町 が
輝き、小野町発展の可能性が広がっ
ていくものと信じているところで
あります。
﹁新しい一歩﹂と
﹁元気な
引き続き
町づくり﹂のための生活環境の整備
やあぶくま高原道路の延伸に合わ
せ た 地 域 基 盤 の 整 備、 認 定 こ ど も
園など子どもたちがのびのびと学
べ る 教 育 施 設 の 整 備、 公 立 小 野 町
地 方 綜 合 病 院 と 連 携 し た 保 健、 医
療、福祉の充実、地域産業の振興、
少 子 化 対 策 な ど、 合 併 年 目 を 新
し い 第 一 歩 と、 決 意 を 新 た に、 農
商工の調和のとれた町づくりのた
め、
﹁ オ ー ル 小 野 町 ﹂で 積 極 的 に 歩
みを進めて参りたいと考えており
ま す の で、 皆 さ ま の さ ら な る ご 支
援、ご協力をお願い申し上げます。
結 び に、 す べ て の 町 民 の 皆 さ ま
のご健勝とご多幸をご祈念申し上
げ ま し て、 年 頭 の ご あ い さ つ と さ
せていただきます。
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ONOMACHI Jan_2016