2 60 4 化を続けております。 そ し て 今、﹁ 地 域 創 生 ﹂と い う 地 域 自 ら が 創 造 し、 特 性 を 活 か し た 地域づくりが求められております。 そ の た め 昨 年 は、 町 の 喫 緊 の 課 題である人口減少対策に関する ﹁小 野 町 ま ち・ ひ と・ し ご と 創 生 総 合 戦略﹂を多くの皆さんのご意見をお 聞きし策定したところであります。 ﹁ 結 婚・ 出 産・ 子 育 て・ 教 育 に 楽 しみや嬉しさを実感できるまちづ く り ﹂、﹁ 活 気 に あ ふ れ、 賑 わ い を 実感できるしごとづくり﹂ 、 ﹁新し いひとの流れづくり﹂ 、 ﹁未来に向 かって安全で安心して生活できる まちづくり﹂の つの基本目標を掲 げ、 そ の 中 で も﹁ 子 育 て 支 援 ﹂を 重 点とする計画内容となっておりま す。今後は数値目標の達成に向け、 より具体的な施策を展開して参る 所 存 で あ り ま す。 ま た 総 合 戦 略 に も 掲 げ て お り ま す、 結 婚 の 促 進 を 図 る﹁ 出 会 い の 場 ﹂の 創 出 事 業 に つ きましても取り組みを進めている ところであります。 昨 年 は、 水 稲 を は じ め、 畜 産、 野 菜、 葉 た ば こ な ど の 値 段 が 上 が り、 雇 用 も 拡 大 傾 向 に あ る な ど、 災害時の最悪の状況からは一歩抜 け出たと実感できる 年でした。 の よ う な 中、 東 日 本 大 震 災 や そ 原発事故などの影響による閉塞感 を 払 し ょ く し、 さ ら に 町 の 元 気 を 取り戻すため ﹁小野町 周年記念式 典﹂において、東京農業大学名誉教 授の小泉武夫先生を当町で 人目 と な る 名 誉 町 民 に 推 戴、 町 内 小 中 学 校 の 鼓 笛 隊 を は じ め、 町 内 各 種 団体の皆さんに参加いただき実施 した ﹁元気発信!小野町交通安全パ レード﹂ 、女優のあき竹城さんを招 いての ﹁敬老会﹂ 、マラソンのオリ ンピックメダリストの有森裕子さ んを招いての ﹁こまち湖健康ランニ ン グ 教 室・ ウ ォ ー ク 大 会 ﹂、 ﹁あぶ く ま 高 原 新 そ ば ま つ り ﹂と﹁ 商 工 会 うまいもん№ 決定戦﹂を同時開催 した ﹁小町ふれあいフェスタ﹂ 、町 の 公 式 イ メ ー ジ キ ャ ラ ク ー﹁ 小 桜 ちゃん﹂ の着ぐるみ作成、﹁小桜ちゃ ん﹂をデザインした原動機付自転車 などのご当地ナンバープレートの 作 製、 ふ る さ と 文 化 の 館 美 術 館 に お い て は、 ﹁ 浮 世 絵 の 世 界 展 ﹂、 生 涯学習講演会の ﹁さかなクンのおさ かなトークショー﹂、﹁子ども議会﹂ を開催するなどさまざまな事業に 取り組んだところであります。 小 野 町 は 地 震 を は じ め、 災 害 に 強 く、 自 然 が 美 し い あ ぶ く ま 高 原 の交通の要所という特色を前面に 押 し 出 し、 今 後 も 町 民 の 皆 さ ん と 一緒に ﹁住みたい町﹂﹁住んで良かっ 1 60 ﹁新しい一歩﹂と ﹁元気な町づくり﹂ 大和田 昭 小野町長 輝 か し い 新 春 を 迎 え、 謹 ん で 新 年 の お 慶 び を 申 し 上 げ ま す。 町 民 の 皆 さ ま に は、 ご 家 族 お そ ろ い で 夢 あ ふ れる平成 年の初春をお迎えのこと と存じ ま す 。 町 村 が 合 併 し、 小 野 町 当町は が 誕 生 し て 以 来、 還 暦 に あ た る 周 年の節目の年を迎えることができま した。 こ の 間、 幾 多 の 困 難 を 克 服 し、 社 会資本の整備を重ね、飛躍的に成長・ 発 展 し た 小 野 町 の 歩 み は、 先 人 諸 賢 の 偉 業 も さ る こ と な が ら、 町 民 一 人 一人の熱意と努力の賜物と深く感謝 と御礼 を 申 し 上 げ ま す 。 年、 地 域 は 少 子 高 齢 化 誕生から や 高 度 情 報 化 に よ り、 私 達 が か つ て 経験したことのない社会情勢へと変 28 1 60 1 2 た町﹂を実感できるよう、まちづく りを進めて参る所存であります。 い つ の 時 代 も、 町 の 発 展 を 支 え て い る の は 町 民 の 皆 さ ん で す。 小 野町に住む人々が郷土に誇りと愛 着 を 持 つ こ と で、 人 が 輝 き、 町 が 輝き、小野町発展の可能性が広がっ ていくものと信じているところで あります。 ﹁新しい一歩﹂と ﹁元気な 引き続き 町づくり﹂のための生活環境の整備 やあぶくま高原道路の延伸に合わ せ た 地 域 基 盤 の 整 備、 認 定 こ ど も 園など子どもたちがのびのびと学 べ る 教 育 施 設 の 整 備、 公 立 小 野 町 地 方 綜 合 病 院 と 連 携 し た 保 健、 医 療、福祉の充実、地域産業の振興、 少 子 化 対 策 な ど、 合 併 年 目 を 新 し い 第 一 歩 と、 決 意 を 新 た に、 農 商工の調和のとれた町づくりのた め、 ﹁ オ ー ル 小 野 町 ﹂で 積 極 的 に 歩 みを進めて参りたいと考えており ま す の で、 皆 さ ま の さ ら な る ご 支 援、ご協力をお願い申し上げます。 結 び に、 す べ て の 町 民 の 皆 さ ま のご健勝とご多幸をご祈念申し上 げ ま し て、 年 頭 の ご あ い さ つ と さ せていただきます。 61 2 ONOMACHI Jan_2016
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