省エネ設備投資に使える補助金(PDF:2257KB)

平成27年12月25日版
省エネ投資への支援策について
(平成27年度補正予算案)
(平成28年度当初予算案)
本資料に係る問い合わせ先
九州経済産業局
エネルギー対策課 省エネ担当
092-482-5474
1.産業部門・業務部門
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エネルギー使用合理化等事業者支援補助金
平成28年度予算案額 515.0億円(410.0億円)
資源エネルギー庁 省エネルギー対策課
03-3501-9726
事業の内容
事業イメージ
事業目的・概要
省エネ・電力ピーク対策事業
 既設設備・システムの入れ替えや製造プロセスの改善等に向けた
改修、エネルギーマネジメントシステム(EMS)の導入により、工場・
事業場単位での省エネ・電力ピーク対策や事業者間の省エネ対策
を行う際に必要となる費用を補助します。
 その際、省エネ法との連携を重視し、より高い水準の省エネの取組
を促します。また、トップランナー制度対象機器を導入する場合、
トップランナー基準※を満たす製品に対象を限定します。
 平成10年からの事業であり、申請時に計画された省エネ量が実績
値としても100%を超えて確実に達成されることにより、平成42年
(2030年)省エネ目標(5,030万kl)の達成に寄与することを目
指すほか、平成29年度までに約25万klの省エネを目指します。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
補助(1/2,1/3)
補助
国
民間団体等
事業者
 補助対象者
全業種、日本国内で事業活動を営んでいる法人及び個人事業主
 補助率
省エネ設備導入、電力ピーク対策事業 1/3以内
エネマネ事業者を活用した事業 1/2以内
B工場
廃止
存続
A製品
出荷
下工程
成果目標
A工場
上工程
※トップランナー基準
指定された製品のうち、その時点で最も省エネ性能に優れた製品の省エネ水準、技術
進歩の見込み等を参考に定められたエネルギー消費効率の基準
事業者間で一体となった省エネの取組
B製品
出荷
集約
新設
エネマネ事業者の活用
トップランナー制度
対象機器の例
<エアコン>
エネルギー管理支援
サービス事業者
(エネマネ事業者)
<業務用冷蔵庫>
IoTを活用した
更なる省エネ
工場
<電球形LEDランプ>
補足説明1 過去の補助金メニューとの相違
 27補正 中小企業等省エネ・生産性革命投資促進事業→設備単位の省エネ評価
 28当初 エネルギー使用合理化等事業者支援補助金→事業場単位の省エネ評価
26補正、27当初予算との比較
設備
単位
事業場
単位
26年度補正予算
27年度当初予算
27年度補正予算案
28年度当初予算案
最新モデル省エネルギー
機器導入支援事業
(A類型)
- 設定なし -
中小企業等省エネ・生産性
革命投資促進事業
地域工場・オフィス・店舗等
エネルギー使用合理化等
省エネルギー促進事業
事業者支援補助金
(B類型)
エネルギー使用合理化等
事業者支援補助金
補足説明2 中小企業等の省エネ・生産性革命投資促進事業(解説)
 省エネ関連補助金で申請方法が簡易なのは、このメニューだけ。
 26補正のA類型補助金に類似しているが、公募方法を変更、対象設備を限定。
<26補正(A類型)との比較>
26補正(A類型)
27補正(生産性補助金)
3月中旬~4月下旬
3月予定
先着順
一定期間公募し、省エネ効果を評価
法人、個人事業主
法人、個人事業主
(中小企業、個人事業主に重点)
工業会の省エネ性能証明書
省エネ性能の新旧比較資料を提出
(性能証明書は使用しない)
補助対象設備
多岐にわたる設備が対象
対象設備を限定(PR資料参照)
補助対象範囲
設備費のみ
(工事費等は対象外)
公募時期
公募・採択方法
申請対象者
省エネ性能の担保
・公募方法の詳細は検討中です、今後の公募情報をご確認ください。
・本資料の問い合わせ先:九州経済産業局エネルギー対策課 092-482-5474
同
左
補足説明3 公募スケジュール
 27年の例では、補正予算は3~4月、当初予算は5~6月のうち約1ヶ月間。
 公募説明会後の準備開始では厳しい。 27年の申請資料を参考に準備。
27年の公募例
昨年の執行団体は、一般社団法人 環境共創イニシアチブ(略称Sii)
WEBサイトで過去の公募資料が入手できます。
3月
4月
5月
26年度補正予算
(A類型)
公募期間:3/16~4/22
26年度補正予算
(B類型)
公募期間:3/16~4/22
27年度当初予算
6月
7月
8月
9月
順次交付決定~7/13
公募説明会:3/20
交付決定:6/12
公募説明会:3/20
公募期間:6/9~7/1
・公募方法の詳細は検討中です、今後の公募情報をご確認ください。
・本資料の問い合わせ先:九州経済産業局エネルギー対策課 092-482-5474
公募説明会:6/25
交付決定:9/2
エネルギー使⽤合理化等事業者⽀援補助⾦
資源エネルギー庁 ガス市場整備課
03-3501-2963
(⺠間団体等分)(天然ガス分)
平成28年度予算案額
26.5億円(33.0億円)
事業の内容
事業イメージ
CO2排出量が多い化⽯燃料や
低効率設備を使⽤
事業⽬的・概要
 天然ガスは、化⽯燃料の中で最もCO2排出量が少なく、中
東以外の地域にも広く存在しており、環境保全・安定供給に優
れた資源です。
天然ガス供給
 省エネルギー及び地球温暖化対策の観点から、その優れた資源
である天然ガスを⾼度利⽤する設備の導⼊促進を図ることが必
要です。
 本事業では、重油等を利⽤する既存のボイラ、⼯業炉等の設
LNG基地
天然ガスの⾼度利⽤設備
を導⼊する事業者に対し補
助を⾏う
【CO2削減効果】
備の天然ガス⾼度利⽤設備への変更等に対して、経費の⼀部
を補助します。
⾼効率設備の導⼊
本事業累積(H22-H26)
71万t-CO2
成果⽬標
 本事業は平成22年度からの実施しており、平成32年度時
点で累積150万t-CO2のCO2排出削減を⽬指します。
条件(対象者、対象⾏為、補助率等)
国
⺠間団体等
補助(定額)
設置者
補助(1/3以内)
※H14〜H21年度のエネルギー多消費型設備天然ガス化推進等補助⾦による
CO2削減効果は330万t-CO2。
【主な交付先(交付決定件数)】
平成26年度
製造業:186件、洗濯・理容・美容業等:33件、医療・福祉:25件、
宿泊業:28件、卸売業・⼩売業:23件、その他:90件
エネルギー使用合理化事業者支援補助金
(民間団体等分)(LPガス分)
平成28年度予算案額 4.3億円(5.4億円)
事業の内容
事業目的・概要
 エネルギー使用量の削減がより一層求められている中で、産業用
等のエネルギー多消費型設備(ボイラー等)に対し、エネルギーロ
スが少なく高効率なLPガス機器等を導入することにより、産業部
門等の省エネルギー化等を推進します。
資源エネルギー庁 石油流通課
03-3501-1320
事業イメージ
低効率設備の更新や、CO2排出量の多い他の
燃料からの高効率LPガス機器への更新
【導入例:燃料転換】
油炊きボイラー
石油タンク
 そのため、高効率なLPガス機器等を導入する者に対し、設備更新
等に要する経費(設備改造費、設備更新費、設計費等)の一
部を補助します。
成果目標
 平成23年度からの事業であり、高効率なLPガス機器の導入によ
燃料供給
(A重油等)
LPガスバルク
ガス炊きボイラー
り、平成32年度時点で累積49.5万トンのCO2排出削減を目指
します。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
補助
国
補助(1/3)
民間企業等
燃料供給
(LPガス)
設備更新等
実施者
補助金上限額:1.8億円
 高効率で排出ガスもクリーン(低CO2・低NOx)である、LP
ガスボイラー・工業炉等の導入支援
省エネルギー・新エネルギー部
熱電併給推進室
03-3501-1586
電気・熱エネルギー高度利用支援事業費補助金
平成28年度予算案額 15.0億円(新規)
事業の内容
事業イメージ
事業目的・概要
 コージェネレーションは発電時に生ずる排熱を有効に活用することで、
高い総合エネルギー効率を実現することが可能であり、産業分野・
業務分野における1次エネルギーの削減に寄与します。
コージェネレーションの意義
ガス製造所
・製油所等
需要地
(工場・ビル等)
天然ガス
、石油等
 長期エネルギー需給見通し(平成27年7月)においては、コー
ジェネレーションによる電力供給が平成42年(2030年)に現状
の2倍以上となる1,190億kWhに達すると見込まれています。
 コージェネレーションの更なる普及拡大のため、市場競争力のある
コジェネ
100の
エネルギー
電気45~20%
熱30~60%
利用困難な廃熱 20~25%
総合効率 70~80%
高効率コージェネレーション機器の導入に対する支援を行います。ま
た、コージェネレーションを活用し効果的なエネルギー利用を図るエ
ネルギーサービス事業について重点的な支援を行います。
 回収した排熱を有効に活用するこ
とで、高い総合エネルギー効率の
実現が可能。
 また、需要地に近い場所で発電を
行うため、送電によるロスも少ない。
コージェネレーションの導入形態
エネルギーサービスの例
成果目標
 上記の支援を通じてコージェネレーションの普及拡大を加速すること
により、平成42年(2030年)にコージェネレーションによる電力供
給量1,190億kWhを実現します。
エネルギー利用者
(設置場所)
敷地の提供
サービス料
コージェネ
レーション
条件(対象者、対象行為、補助率等)
補助(1/3,1/4)
補助
国
民間団体等
民間事業者等
余剰電力
の活用
設置
電力
蒸気
冷温水
ガス
エネルギーサービス事業者
系統電力
都市ガス
面的融通
コージェネレーションのみ
補助率1/4
コージェネレーション
コージェネレーション+エネルギーサービス
補助率1/3
省エネルギー型建設機械導入補助事業
平成28年度予算案額 18.0億円(19.1億円)
事業の内容
経済産業省 製造産業局 産業機械課
03-3501-1691
国土交通省 総合政策局 公共事業企画調整課
03-5253-8271
事業イメージ
事業目的・概要
 建設機械から排出されるCO2を抑制するため、環境性能に優
れた省エネルギー型建設機械の新車購入に対して補助を行うこ
とにより、省エネルギー型建設機械の市場活性化や一層の省エ
ネ性能等の向上を支援し、低炭素社会の実現に貢献します。
成果目標
①国土交通省策定の燃費基準値を超える燃費性能を有する建
設機械、かつ、排ガス四次規制(2011、2014年)適合車に
ついて導入補助を行います。
②対象機種は、ハイブリッド等の機構を含め、上記の基準を達成し
ている油圧ショベル、ブルドーザー、ホイールローダーの3機種です。
<対象機種>
ハイブリッド油圧ショベル
 平成26年度から平成30年度までの5年間の事業であり、本事業
を通じて、2030年度(平成42年度)において、建設機械出荷
台数に占める省エネルギー型建設機械の普及率40%を目指す。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
国
補助
民間団体
等
補助
(1/1、2/3)
エレクトリックドライブブルドーザ
民間企業
等
ホイールローダー
資源エネルギー庁 省エネルギー対策課
03-3501-9726
省エネルギー対策導入促進事業費補助金
平成28年度予算案額 7.5億円(5.5億円)
事業の内容
事業イメージ
事業目的・概要
 診断事業
中小・中堅事業者等に対し、省エネ・節電診断事業等
を無料で実施します。
 省エネ相談地域プラットフォーム事業
中小企業等による省エネを
推進するために、地域毎にきめ細かな省エネ相談を実施します。
 講師派遣事業
地方公共団体等が参加費無料で開催する省エネ
等に関する説明会やセミナー等に、省エネ及び節電の専門家を無料
で派遣します。
 省エネ情報提供等事業
中小企業等の省エネ活動を支援するため
に、具体的な省エネ診断事例や省エネ技術を様々な媒体を通じて情
報発信します。
成果目標
 平成16年からの事業であり、地域の中小・中堅事業者等に対して省
エネ・節電診断等を無料で実施し、診断の結果、提案された省エネの
取組の9割以上※が実施されることを目指します。
※(省エネ実施量/診断時において提案した省エネ量)で算出
診断事業
(省エネ診断の例)
 オフィスの空調の運用改善
 工場の廃熱の有効利用 等
省エネ相談地域プラットフォーム事業
(プラットフォームの役割)
省エネ実施例の紹介
省エネ診断の案内、利用支援
Plan
計画の見直し支援
等
省エネの計画の策定支援
等
計画
等
Act
改善
フォローアップ 等
省エネ
PDCA
サイクル
Do
実行
設備更新計画の策定支援
補助金、融資制度等の案内 等
Check
評価
講師派遣事業・省エネ情報提供等事業
条件(対象者、対象行為、補助率等)
診断・情報提供
補助
補助
事業者
(定額) 民間(定額) 民間団体等
相談・対応
国
団体
等
(地域プラット
フォーム)
講師派遣
地方公
共団体
等
(説明会の様子)
(ポータルサイトでの事例紹介)
エネルギー使用合理化特定設備等導入促進事業費補助金
平成28年度予算案額
資源エネルギー庁 省エネルギー対策課
03-3501-9726
27.0億円(26.1億円)
事業の内容
事業イメージ
省エネルギー設備の導入
事業目的・概要
 省エネ投資を行いたくても、資金調達がネックになり二の足を踏
んでいる事業者の省エネ投資を支援します。
 省エネ設備の導入や、目標年度到達前の一部のトップランナー
製品の設置等を促進するため、民間金融機関等から融資を受
ける事業者に対し、利子補給を行います。
 実施にあたっては地域の金融機関等との連携を強化し、省エネ
に積極的に取り組む地域の中小・中堅事業者等の省エネ投資
を後押しします。
成果目標
 平成24年度からの事業であり、平成28年度は補助対象となる
貸付けを行う指定金融機関の数を前年度(26行)以上とす
ることにより、地域金融機関等と連携して金融支援を行い、地
域の中小・中堅事業者の省エネ投資の増加を目指します。
高効率工業炉
条件(対象者、対象行為、補助率等)
国
民間団体等
補助
民間事業者等
定額
貸付
(利子補給金1.0%以内)
返済
民間金融機関等
高効率ボイラー
資源エネルギー庁 省エネルギー対策課
03-3501-9726
エネルギー使用合理化特定設備等資金利子補給金
平成28年度予算案額 0.05億円(0.05億円)
事業の内容
事業イメージ
事業目的・概要
 中小事業者が省エネルギー効果の高い特定高性能エネルギー消費
設備(高性能工業炉及び高性能ボイラー)を導入する場合に、必
要な資金の貸付けを行う金融機関(日本政策金融公庫)に対して
利子補給を行います。
成果目標
 平成5年度からの事業であり、日本政策金融公庫が実施する低利融
資制度への利子補給事業として、中小事業者の新たな省エネ投資の
促進を目指します。
〈高性能工業炉〉
条件(対象者、対象行為、補助率等)
定額
(利子補給金0.15%)
国
融資対象設備
返済・利子
日本政策
金融公庫
民間事業者
等
低利貸付
高性能工業炉
高性能ボイラー
2.民生部門
(業務部門・家庭部門)
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資源エネルギー庁
中小企業庁 技術・経営革新課
省エネルギー対策課
製造産業局
03-3501-1816
住宅産業窯業建材課
03-3501-9726(省エネルギー対策課)
産業技術環境局 大学連携推進室
住宅・ビルの革新的省エネルギー技術導入促進事業
平成28年度予算案額 110.0億円(7.6億円)
03-3501-0075
事業の内容
事業イメージ
事業目的・概要
 【ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)支援事業】
平成32年(2020年)までに新築住宅の過半数をZEH(※)とすることを目指し、
ZEHの価格低減及びZEHの普及加速化のため、高性能建材や高性能設備機器、
蓄電池等の組合せによるZEHの導入を支援します。
ZEH
太陽熱利用
夏期
高効率空調設備
高効率照明設備
高断熱窓
平成32年(2020年)までにZEB(※)を実現することを目指し、そのガイドラインを
作成するため、トップレベルの省エネルギーを実現する先進的な取組に対し、その構成要素
となる高性能建材や高性能設備機器等の導入を支援します。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
国
民間団体等
補助(定額、2/3)
HEMS
排出
高断熱仕様
ZEB実現に向けた先進的省エネルギー建築物
成果目標
 住宅や建築物におけるエネルギーコスト削減に向け、省エネルギー性能の高い住宅や建築
物の普及を促進することで平成32年(2020年)までに新築住宅の過半数のZEH実
現と建築物におけるZEB実現を目指します。
補助
省エネ換気設備
熱
高効率給湯設備
※ZEH/ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス/ビル)
:年間の1次エネルギー消費量がネットでゼロとなる住宅/建築物
」
冬期
涼風
 【ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)実証事業】
日射遮蔽
所有者等
省エネルギー・新エネルギー部
省エネルギー・新エネルギー部
燃料電池推進室
燃料電池推進室
03-3501-7807
03-3501-7807
民生用燃料電池(エネファーム)導入支援補助金
平成28年度予算案額 95.0億円(新規)
事業イメージ
事業の内容
事業目的・概要
 家庭等における省エネを促進するため、平成21年から世界に先駆
けて本格販売が開始された家庭用燃料電池(「エネファーム」)の
普及拡大と早期の自立的な市場の確立を目指し、導入費用の一
部を補助します。
戸建住宅用
集合住宅用
エネファーム模式図
 特に、普及が遅れている既築住宅向けやLPガス対応機、市場投
入初期段階にある寒冷地対応機の導入を重点的に促進すること
で、効果的な普及拡大を図ります。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
 対象者
・家庭用燃料電池を設置する者
・リース等により家庭用燃料電池を提供する者
 補助額(定額)
家庭用燃料電池システム「エネファーム」【出典】パナソニック
燃料電池のエネルギー効率
<補助イメージ>
機器購入費+設置工事費についての基準価格※
と目標価格※との差額の約1/3補助
差額の
(事業年度の基準価格は上回るものの一定の ⅓補助
価格低減を達成したものについては約1/6補助)
基準価格
目標価格
機器購入費
+設置工事費
※いずれも国が設定
成果目標
 家庭の省エネに向けて住宅への家庭用燃料電池の普及を加速す
ることにより、平成32年(2020年)までに140万台普及させる
目標の達成を目指します。
定額
補助
国
民間団体等
設置者
 家庭用燃料電池は化学反応
により直接電気と熱を発生させ
るため高効率。
 また、分散型電源のため送電ロ
スが少なく、電気に加えて熱を
有効に利用するため、総合エネ
ルギー効率が非常に高い。
省エネルギー
CO2削減
3.運輸部門
クリーンエネルギー自動車導入促進対策費補助金
平成28年度予算案額 137.0億円(新規)
事業の内容
事業イメージ
事業目的・概要
 環境・エネルギー制約への対応の観点から、我が国のCO2排出量
の約2割を占める運輸部門において、電気自動車等のクリーンエネル
ギー自動車の普及は重要です。
 また、クリーンエネルギー自動車は、今後の成長が期待される分野であ
り、各国メーカーが参入を予定するなど、国際競争が激化しています。
 一方、現時点では導入初期段階にあり、コストが高い等の課題を抱
えています。
 このため、本事業では、例えば電気自動車については航続距離の向
上を促進するなど、車種ごとの出口戦略を踏まえたスキームによる導入
支援策を講じ、車両に対する負担軽減による初期需要の創出・量産
効果による価格低減を促し、世界に先駆けてクリーンエネルギー自動
車の市場を確立します。
成果目標
 平成28年度から平成32年度までの5年間の事業であり、「日本再
興戦略改訂2014」における、2030年(平成42年)までに新車
販売に占める次世代自動車の割合を5~7割とする目標の実現に
向け、次世代自動車の普及を促進します。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
国
補助(定額)
補助
民間団体等
製造産業局 自動車課
03-3501-1690
申請者
補助対象車両
資源エネルギー庁省エネルギー対策課
国土交通省総合政策局環境政策課
03-3501-9726(省エネ課)
輸送機器の実使用時燃費改善事業費補助金
平成28年度予算案額 62.5億円(新規)
事業の内容
事業イメージ
トラック輸送のエコドライブ実証事業
事業目的・概要
 荷主・運輸部門の省エネを推進するため、トラック輸送事業者に対
して、エコドライブに効果のあるEMS(エコドライブマネジメントシステ
ム)用機器の導入を支援すること等に加え、収集する実運行にお
ける省エネ効果のデータを活用・分析し、その成果を展開すること等
によって、効果的な省エネ対策の普及を図ります。
 トラック運送事業者に対して、専門のコンサルタント会社からのエコ
ドライブ指導の受講経費や、EMS用機器の導入に必要な経
費等を支援し、実運行における省エネ効果を実証
成果目標
 本事業及びその波及効果によって運輸部門におけるエネルギー消
費量を平成42年(2030年)度までに原油換算で年間約94万
kl削減することを目指します。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
補助
その他輸送機器の実使用時燃費改善実証事業
補助
(定額,1/2,1/3)
民間団体等
国
民間企業等
補助
(定額、1/2)
 整備事業者に対して、次世代自動車に対応した
スキャンツールの導入に必要な経費等を支援し、自動車
の整備を高度化し、実運行時の燃費向上を図る
 内航海運事業者等に対して、革新的省エネ
船舶の設計・建造等の経費等を支援し、
船舶の実運航時の燃費改善を実証