公開講演会・研修会(7月29・30・31日) 情報交換・相談会(7月30・31日)には、保育所、小学校、中学校の先生方が参加さ れ、本校特別支援教育コーディネーターや発達障害支援アドバイザーと、それぞれのラ イフステージにおいて「今、困っていること」など具体的に話し合いました。子どもの 成長段階に応じたかかわり方をお互いに確かめ合うことができました。 7月30日には、笠井新一郎先生(高松大学発達科学部講師)をお招きし、「『発達障 害』と聴覚 ~聴覚活用と聴覚的問題への対応~」として公開講演会を行いました。関 係機関からも20名を越える参加があり、本校職員も含めて、発達障害と聴覚の関係に ついて知識を高めることができました。講演のなかでは、聴覚やその発達についての基 礎知識をはじめ、聴覚障害への具体的対策案などを詳しく分かりやすく説明していただ き大変参考になりました。聴く力の育成について、先生の「丁寧なやりとりが大切」と いう言葉が印象的でした。 また、7月31日の公開研修会では,本校職員による「合理的配慮って何だろう」をテ ーマにした発表があり、合理的配慮の定義や概念、インクルーシブ教育システムとの関 係などについて研修を深めました。 7月29・30・31日の3日間を通して公開された教材教具の展示や教科書展示にもたく さんの参加がありました。自作教材の使用方法、見通しをもたせるための手順表やカー ドの作り方について熱心に質問されていました。パワーポイントを使ったデジタル教材、 オンライン教材のコーナーも人気でした。教材については本校ホームページに公開して おりますので、ご覧ください。 公開講演会・研修会への参加、ありがとうございました。
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