2 目 目標値の設 設定 (1) 排出量の削 削減目標 ■計画の位 位置づけ 廃棄物処 処理法第6条 条第1項の規 規定により、市 市町村は、 当該市町村 村の区域内に における一般廃棄物(ごみ み、生活排 水)の処理 理に関する計 計画を定めるこ こととされて ています。 ■目標年度 度 本計画は は、計画初年度を平成 27 7 年度、計画期間を 11 年間、目標 標年度を平成 成 37 年度とし します。 (中間 間目標年度 は平成 32 2 年度) 集 集団回収等 ごみ総排出 出量 ご ごみ総排出量 量 ごみ み総排出量 151,192 2t 14 41,431t 132 2,112t (999.6g/人・ ・日) (95 52.4g/人・日)) (903.6g/人・日) 5%以上 12,695t 岐阜市一般 般廃棄物処 処理計画 10 0%以上 12,459t ごみ処 処理基本計画 画 ご み 排 出 量 生活排水 水処理基本計 計画 12,,266t 138,497 7t 5% % 近年、私たち 近 ちの暮らしが が豊かになり、 、ライフスタ タイルや価値 値観の多様化に にあわせて、ものづくりもより高度化 化、複雑化 し、 、様々なもの のが生産され れるとともに廃 廃棄されてい います。 こうした中、 こ 基礎自治体 体に対しては、 、市民の快適 適で衛生的な な生活を維持・向上すべく く、区域内で発生する一般 般廃棄物を 適正 正に処理する るための計画 画を策定すると とともに、適 適切な処理体 体制を構築し、 、確実に処理 理・処分を実施することが が求められ てい います。 一方、かつて 一 ての大量に生 生産、消費、廃 廃棄する経済 済社会から脱 脱却し、天然資 資源の消費を を抑制する循環型の社会を を実現する ため めには、廃棄 棄物の発生抑制 制(リデュース ス)、再使用((リユース)、再 再生利用(リサ サイクル)を推 推進し、環境 境負荷の軽減 減や、資源・ エネ ネルギーの有 有効利用に努 努めることが重 重要です。 さらに、人口 さ 口減少や高齢 齢化の進行とい いった社会情 情勢の変化に に対応し、ごみ み処理を効率 率的かつ安定的・継続的に に実施でき る体 体制づくりを を図る必要が があります。 このような状 こ 状況を踏まえ え、本市では、 、市民・事業 業者・行政が が相互に役割を を分担すると とともに、循環型社会の実 実現に向け 一体 体となって取 取り組んでい いくものとし、 、次の5つの の基本方針に沿った施策を を展開してま まいります。 H26に対し して 10% % リサイクル率 16.1% 平 平成32年度 (中 中間目標年度 度) リサイクル率 17.0% 5%以上 最 終 処 分 量 15,130t ① ごみの の発生抑制の の推進 3 119 9,846t 以上削減 減 (2) リサイクル ル率及び最終 終処分量の目標 平成26年度 度 (実績) ごみにな なるものは、つくらない・売らない・ ・買わないこ ことがごみの発 発生を抑制す することであり、市民・事 事業者に 対してごみ みの発生抑制 制に対する意識 識啓発を行う うとともに、主体的な協力 力を強く働き きかけていきます。 12 28,972t 以上削 削減 平成26年度 (実績) 1 基本方 方針 H26に対して 13 3,922t 平成32年度 平 (中間目標年度) 平成 成37年度 (目標年度) リサイ イクル率 19 9.2% 10% %以上 12,6 691t 平成3 37年度 (目標 標年度) 排 排出抑制・分別収集 集計画 《 発生 生抑制のため めの方策 》 ② ごみの の排出抑制・ ・分別の推 推進 発生した たごみについ いては、可能な な限り家庭や や事業所内で で減量化・再利 利用を図ると とともに、リサイクル可能 能なもの を極力分別 別し、店頭回 回収、法定リサ サイクル(家 家電・パソコン)、資源分 分別回収事業及 及び分別収集 集等を推進し します。 (1) 意識啓発 の意識啓発を 図ります。 無駄なものを を買わない、 ものを大切にし長く使用 用するなどの の充実 (2) 環境教育の 状況を適時わか 発信していく とともに、身 身近な題材や 会を 市民、事業者 者に対しごみ みの発生の状 かりやすく発 や体験する機会 する生活様式へ 図ります。 提 提供することで で、ごみの発 発生を抑制す への誘導を図 ③ 循環型 型処理及びエ エネルギー ー有効利用の の推進 ごみとし して排出され れたものについ いては、リサ サイクルを前 前提とした循環 環型処理を行 行うとともに、処理過程で で発生す る熱エネル ルギー等の有 有効利用を推進 進します。 《 排出 出抑制のため めの方策 》 ④ 環境に配慮した適 適正処理の の推進 (1) ごみ有料化 化の検討 処理を実施して 庭系及び事業 系の普通ごみ みに関しても 化を 本市では、す すでに粗大ご ごみの有料処 ており、家庭 も一層の減量化 検討します。 進 進めるため、有 有料化の導入 入について検 収集・運 運搬、中間処 処理及び最終処 処分の各段階 階において、環境への負荷 荷を極力低減 減するとともに、ごみの適 適正処理 を推進しま ます。 ⑤ 適正処 処理体制の構 構築 (2) 生ごみ減量 量 生ごみ自家減 量の普及促進 進を図ります ボカシやダン ンボールコン ンポストなど、生活様式に に合わせた生 す。 効率的な なごみの収集 集・運搬及びご ごみ処理施設 設の健全な維 維持管理を実施 施することに により、安定的・継続的な な適正処 理体制を構 構築します。 廃棄物等の排 排出抑制 (3) 容器包装廃 抑制するなど 環境負荷の軽 軽減に向け積 組む レジ袋削減の のためにマイ イバッグ利用を促進し、過 過剰包装を抑 積極的に取り組 廃棄物の減量 ・資源化を推 推進します。 事 事業所とエコ・アクション ンパートナー協定を結び、 、容器包装廃 -1- (4)事業系ごみの排出抑制 指導要綱に基づき、大規模事業所や多量排出事業所に対し「廃棄物管理責任者」の選任と「廃棄物減量計画書」 の提出を求め、減量指導を行います。 (2)中間処理計画 ① 計画の目標 中間処理は、搬入されたごみをその性状に適した処理方法で衛生的かつ安全に処理し、ごみの減量・資源化及び 安定化を行うことにより最終処分場への負担を軽減していくとともに、発電等による熱エネルギーの有効利用を推 進します。 《 分別収集計画 》 (1)家庭系ごみ ② 中間処理の方法・処理量 ① 資源ごみの分別 ビン、カン、ペットボトル、ペットボトルのキャップ、発泡スチロール、白色トレイ、その他プラスチック製容 器包装類(柳津地域)、小型家電、廃蛍光管、乾電池及び廃食用油の分別収集を継続実施します。また、その他プラ スチック製容器包装類の分別については、市内全域で実施します。 中間処理量(t) ごみの種類 ② 資源分別回収事業 自治会等による紙類(新聞・チラシ・段ボール・雑誌、・紙パック・雑がみ)、古着、カン・フライパン類、生き ビン類、雑ビン類の資源分別回収事業を促進します。 ③ メーカー等によるリサイクル エアコン、テレビ(液晶・プラズマ含む)、電気冷蔵庫、冷凍庫、電気洗濯機、衣類乾燥機などの家電リサイクル 法対象機器やパーソナルコンピュータ等、メーカー等による廃棄物のリサイクルシステムが構築されているものに ついて、引き続き市民への啓発及び運用を促進します。 中間処理の方法 中間処理施設 普通ごみ 焼却 東部クリーンセンター (ごみ焼却施設) 掛洞プラント 岐阜羽島衛生センター ※ (ごみ処理施設) 粗大ごみ 破砕、選別 圧縮・梱包 選別 圧縮・梱包 平成 26 年度 平成 32 年度 平成 37 年度 (実績) (中間目標年度) (目標年度) 130,771 120,327 109,689 東部クリーンセンター (粗大ごみ処理施設) 6,378 6,217 5,940 リサイクルセンター ※ 5,757 6,215 8,037 カン ビン ペットボトル (2)都市美化ごみ、事業系ごみ 清掃活動などで集められたごみや事業系のごみに関しても、家庭系ごみと同様の分別ルールに沿って適正に処理 します。 その他プラスチック製 容器包装類 ※次期処理施設を含む 4 ごみの適正処理計画 (3)施設整備計画の概要 ごみ処理施設の更新等に関しては、現有施設の運転状況や老朽化の状況を適切に評価するとともに、リスク管理 を踏まえ、施設の能力バランスや処理の効率性などに配慮した整備を進めます。 (1)収集・運搬計画 ① 計画の目標 収集・運搬はごみ処理事業における市民との接点であり、市民サービスの向上に努めるとともに、多様化するご み質への対応及び収集・運搬体制の効率化を図ります。 ① 掛洞プラントの更新 掛洞プラントに関しては、次期施設の整備計画を進めるにあたり、東部クリーンセンターの処理能力や岐阜羽島 衛生センターの更新施設の内容を考慮するとともに、発電設備による熱回収を図ります。 ② ごみの排出および収集・運搬の方法 区 家 庭 系 ご み 分 排出方法 普通ごみ 透明又は 半透明袋 粗大ごみ 処理券貼付又は 処理袋(有料) ビン・ ペットボトル 透明又は 半透明袋 カン 透明又は 半透明袋 小型家電 - 廃蛍光管・乾電池 - 廃食用油 ペットボトル等 の容器 発泡スチロール ・白色トレイ - ペットボトルの キャップ - その他プラスチック製 容器包装類 透明又は 半透明袋 排出回数 排出場所 収集・運搬方法 週2回 ステーション 直営・委託 処理施設への 自己搬入可 随時(申込) 戸別 直営・委託 許可 処理施設への 自己搬入可 ステーション 委託 ステーション 直営 随時 常設ステーション 直営 随時 常設ステーション 委託 岐阜地域 柳津地域 備 ② 岐阜羽島衛生センターの更新 岐阜羽島衛生施設組合では、次期ごみ処理施設(焼却施設)の建設事業を進めているところであり、本市の処理 量については組合構成市町と協議をしていきます。 考 ③ リサイクルセンターの更新 リサイクルセンターに関しては、ビン、ペットボトル、カンの発生量や性状の変化に対応した新施設へと更新し、 あわせてその他プラスチック製容器包装類の中間処理施設を整備します。 週1回 月1回 月1回 月2回 月1回 (4)最終処分計画 ① 計画の目標 最終処分場においては、周辺環境等に支障が生じない方法でごみを適正に埋立処分します。 また、排出、収集・運搬、中間処理工程における減量・資源化の推進により最終処分場への負担を軽減し、施設 の延命化を図ります。 直営 巡回ステーション 月1回 - ④ 粗大ごみ仮置場の検討 非常時に備えた粗大ごみ仮置場の設置を検討します。 直営・委託 ② 最終処分の方法 掛洞プラント及び東部クリーンセンターで発生する焼却残渣は、大杉一般廃棄物最終処分場で埋立処分します。 直営 ステーション 委託 都市美化ごみ - 随時(申込) 不定 直営 事業系ごみ - 許可業者との契約による 戸別 許可 ※市内全域実施に 向け検討中 処理施設への 自己搬入可 -2- (2)生活排水処理施設の整備計画 1 区分 基本方針 近年、都市化の進展や生活様式の変化等により、生活排水による河川の水質汚濁が問題となっています。 こうした中、平成 5 年 1 月 12 日、岐阜県は、長良川下流域及び新境川流域の本市を含む 3 市 10 町について、生活排 水対策を特に推進する必要があるとして、水質汚濁防止法に基づく生活排水対策重点地域に指定しました。 また、本市は、人々に多大な恩恵を与えている長良川の貴重な水資源を次世代に引き継いでいくため、流域が共通認識 のもと、環境保全活動を実施することを目的に設置された「長良川流域環境ネットワーク協議会」に参加しています。 今後、市民と協働して生活排水対策を総合的かつ計画的に推進することにより、市内の中小河川及び水路の生活排水に よる水質汚濁の防止を図り、全国に誇れる水のまちを目指し、次の 3 つの基本方針に沿った施策を展開してまいります。 計画処理区域 合併処理浄化槽 下水道整備区域以外 公共下水道 市街地、その他 計画処理人口(人) ※ 平成 26 年度 平成 32 年度 平成 37 年度 22,813 20,916 19,189 329,990 335,147 339,558 供用開始年度 - 昭和 12 年度 ※計画処理人口(合併処理浄化槽+公共下水道)=水洗化・生活雑排水処理人口 3 処理されていない生活排水の排出抑制計画 《 排出抑制のための方法 》 ① 公共下水道 (1)公共下水道への接続の促進 下水道整備区域内については、公共下水道への接続を促進し、水洗化率の向上を図ります。 本市の生活排水対策の基本は下水道とし、下水道整備区域は市街化区域を対象とします。市街化区域の下水道整 備後、下水道区域に隣接する地域で下水道での採算が可能な地域については下水道整備を予定します。 (2)浄化槽の適正な維持管理 適切な管理がなされていない浄化槽は処理能力が低下し、適正に処理されていない排水が公共用水域に排出され、 水質汚濁の要因となるため、浄化槽の定期点検、清掃等の維持管理を適正に実施するよう指導します。 ② 合併処理浄化槽 下水道が使用できない区域は合併処理浄化槽を基本とします。下水道が当面整備されない区域に設置される浄化 槽については、設置費の一部を補助します。 (3)適正な生活排水処理に向けての啓発活動の推進 市民に対し、公共下水道への接続や合併処理浄化槽の整備、浄化槽の適正な維持管理の重要性を啓発するととも に、生活排水処理対策の必要性について広くPRを行います。 ③ 単独処理浄化槽、汲み取り式トイレ 下水道が使用できない区域に設置されている単独処理浄化槽及び汲取り式トイレに関しては、生活雑排水が処理 できる合併処理浄化槽への切り替えを促進します。 4 2 (1)収集・運搬計画 目標値の設定(生活排水処理施設(下水道及び合併処理浄化槽)の整備計画) ・ 計画の目標 生活圏から発生するし尿及び浄化槽汚泥を迅速かつ衛生的に収集することはもとより、収集量に見合った収集体 制の効率化・円滑化を図り、施設への搬入量の変動を抑えるため、安全・安心で計画的な収集を行います。 なお、公共下水道の普及に伴うし尿と浄化槽汚泥との収集比率の変化にあわせ、適切な収集方法を検討します。 (1)生活排水の処理形態別人口内訳及び生活排水処理率 年度 区分 1. 計画処理区域内人口(人) 平成 26 年度 (実績) 414,382 ※1 2. 水洗化・生活雑排水処理人口(人) (右欄:生活排水処理率 ※2) 352,803 3. 水洗化・生活雑排水未処理人口 (単独処理浄化槽) (人) 平成26年度 56,834 年度 85.1% 計画処理区域内人口 (2)中間処理計画 400,554 87.5% 358,747 ・ 計画の目標 生活圏から発生するし尿及び浄化槽汚泥の量、質を把握して適正に処理し、し尿処理施設の設備状況を勘案した 適正な施設運営を行います。 なお、公共下水道の普及に伴うし尿と浄化槽汚泥との収集比率の変化にあわせ、適切な処理方式を検討します。 89.6% 予測 平成32年度 48,398 平成37年度 40,494 中間目標 414,382 4,745 生活排水処理人口 (人) ※1 計画処理区域内人口=行政区域内人口 生活排水処理率 (%) (人) 500,000 356,063 実績 (人) 平成 37 年度 (目標年度) 406,839 区分 計画処理区域内人口 4. 非水洗化人口 (人) 平成 32 年度 (中間目標年度) 計画目標 406,839 2,378 (3)最終処分計画 400,554 1,313 ・ 計画の目標 中間処理の一次処理で発生する沈砂、し渣、汚泥を焼却処理し、その残渣を適正に埋立処分します。 352,803 356,063 358,747 ※2 生活排水処理率=水洗化・生活雑排水処理人口/計画処理区域内人口 85.1 87.5 89.6 生活排水処理人口 し尿及び浄化槽汚泥(一般廃棄物)の適正処理計画 ・ 収集・運搬、中間処理、最終処分の方法 生活排水処理率 100% 85.1% 中間処理 87.5% 89.6% 400,000 区分 収集・運搬 80% し尿 直営・委託 浄化槽汚泥 許可 60% 300,000 一次処理 計画平均処理量(kℓ/日) 平成 26 年度 平成 32 年度 平成 37 年度 岐阜羽島衛生センター (し尿処理施設) 二次処理(焼却) 最終処分 (焼却残渣) 岐阜羽島衛生センター (ごみ焼却施設)※ 岐阜羽島衛生施設組合が 委託する最終処分先 東部クリーンセンター (ごみ焼却施設) 大杉一般廃棄物 最終処分場 149.1 128.7 111.2 40% 200,000 寺田プラント ※次期ごみ処理施設及び岐阜羽島衛生施設組合が委託する処理先を含む 20% 100,000 岐阜市 環境事業部 環境事業政策課 0% 0 H26 H32 H37 (年度) 3
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