病理学 復習テスト 09 出席番号 氏名 01.各臓器の正常な重量は

病理学 復習テスト 09
出席番号
氏名
01.各臓器の正常な重量はどれくらいか。
脳
g、心臓
g、肺左右各
脾臓
g、腎臓左右各
副甲状腺(個数)
個で合計
g、肝臓
g、副腎左右各
g、甲状腺
mg、脳下垂体
02.出血性(赤色)梗塞を起こす臓器は
03.融解壊死を起こす臓器は
と
g。
:貧血性(白色)梗塞を起こす臓器は
と
と
と
と
:化膿性炎の代表は代表は
出血性炎の代表は
:増殖性炎代表は
特異性炎の代表は
と
で、蜂窩織炎と壊疽性炎あり:
:
と
と
と
と
と
など。
:
と
05.病理総論の代謝障害で、進行性病変に分類されるのは
と
など。
:線維素性炎の代表は
偽膜性炎の代表は
退行性病変に分類されるのは
g、
g、思春期胸腺
:凝固壊死を起こす臓器は
04.カタル性(漿液性)炎の代表は
g、
と
:
と
と
:
。
06.染色体が観察できるのは M 期(有糸分裂期)だが、このうち染色体が赤道面に並ぶのは
07.ちなみに有糸分裂の糸とは紡錘糸のことであり、その本態は
期である。
(細胞内小器官)が産生する
(細胞骨格)である。
これが付着する染色体の部位をセントロメアといい、これに対する自己抗体が関与する疾患は
08.微絨毛が見られるのは
と
絨毛上皮は消化管の中で
09.消化管粘膜は
:線毛が見られるのは
と
:鞭毛を持つのは
である。
に見られる。
から
までが
胚葉由来で、上部でこれと連続する気道と耳管/中耳、下部でこれと共に発生
する膀胱の大部分から尿道・前立腺も同じ胚葉由来である。また大唾液腺のうち
10.食道は扁平上皮で覆われ、粘膜下に
(粘液/漿液)腺を伴う。また
生理的に狭窄している。筋層に横紋筋を含むのは食道と
内肛門括約筋は
である。
(横紋/平滑)筋、外肛門括約筋は
11.胃底腺の主細胞は
、壁細胞は
を分泌する。十二指腸には
も同じ胚葉由来である。
と
と
の3ヶ所で
である。Barrett 食道は
が原因である。
(横紋/平滑)筋である。
、副細胞は
腺、小腸には
を分泌する。幽門腺と噴門腺は
腺がある。胎生期の卵黄腸管の遺残は
に見られることがある。Paneth 細胞は
杯細胞化生は
と
、杯細胞は
に見られる。小腸と結腸の境界には
憩室として
に見られる。
弁がある。
12.動物における小葉構造とは、ある器官が幾つかの小さな単位が集合して成り立っているものをいう。例えばこの大学本館が
複数の教室の集合であるようなもの。思いつくままに挙げてみよ。
。
13.原発腫瘍が発生しにくい臓器は心臓と脾臓で、たまにできるとすれば、心臓は
、脾臓は
14.偶発的に発見され、特に患者に害を及ぼすこともない微小癌が発生しやすい臓器は
15.胃癌・結腸癌が転移しやすい臓器は
肺癌が転移しやすい臓器は
と
である。
である。下部直腸癌が転移しやすい臓器は
と
などである。
と
である。前立腺癌が転移しやすい臓器は
である。
16.病理解剖で食道を原位置で(遺体から取り外す前に)内腔を開かなければいけない疾患は
17.中膜に多量の弾性線維を含む太い動脈を弾性動脈といい、
である。
、
、
がこれに属する。中膜が平滑筋よりなり明瞭な弾性板を示す動脈を筋性動脈といい、
、
、
、
18.重症筋無力症は抗
低頻度の反復神経刺激試験で筋電図の
、
である。
、
、
など
、
などがこれに属する。
抗体による筋力低下で、
(腫瘍名)が合併することがある。
(漸増/漸減)が見られる。テンシロン試験
(陽性/陰性)。
(抗コリンエステラーゼ剤)
19.Lambert-Eaton 症候群はアセチルコリン作動神経終末の電位依存性カルシウムチャンネル蛋白に対する抗体による筋力低下で、
によく合併する。高頻度の反復神経刺激試験で筋電図の
(漸増/漸減)が見られる。
病理学 復習テスト 10
出席番号
氏名
01.各臓器の正常な重量はどれくらいか。
脳 1350g(♂) 1250g(♀)g、心臓 250-300g、肺左右各 200-400g、肝臓 900-1200g、脾臓 80-150g、腎臓左右各 120-130g、
副腎左右各 5-15g、甲状腺 10-25g、副甲状腺 4-6 個で合計 40-120mg、脳下垂体 0.5-0.8g、思春期胸腺 30g。
02.出血性(赤色)梗塞を起こす臓器は肺と腸:貧血性(白色)梗塞を起こす臓器は心と腎と脾など。
03.融解壊死を起こす臓器は中枢神経系:凝固壊死を起こす臓器は心と腎と脾など。
04.カタル性(漿液性)炎の代表は鼻炎と火傷:線維素性炎の代表は尿毒症性漿膜炎:
偽膜性炎の代表はジフテリア:化膿性炎の代表は代表は虫垂炎で、蜂窩織炎と壊疽性炎あり:
出血性炎の代表はインフルエンザ肺炎:増殖性炎代表は肝硬変と肺線維症と関節リウマチ:
特異性炎の代表は結核とサルコイドーシスと梅毒とハンセン氏病:
05.病理総論の代謝障害で、進行性病変に分類されるのは肥大と過形成と再生と化生:
退行性病変に分類されるのは萎縮と変性と壊死とアポトーシス。
06.染色体が観察できるのは M 期(有糸分裂期)だが、このうち染色体が赤道面に並ぶのは分裂中期である。
07.ちなみに有糸分裂の糸とは紡錘糸のことであり、その本態は中心体が産生する微小管である。
これが付着する染色体の部位をセントロメアといい、これに対する自己抗体が関与する疾患は CREST 症候群である。
全身性硬化症では抗 scl-70 抗体。
08.微絨毛が見られるのは小腸と近位尿細管:線毛が見られるのは気管支と卵管:鞭毛を持つのは精子である。
絨毛上皮は消化管の中で十二指腸~空腸・回腸に見られる。
09.消化管粘膜は咽頭から直腸までが内胚葉由来で、上部でこれと連続する気道と耳管/中耳、下部でこれと共に発生する膀胱の
大部分から尿道・前立腺も同じ内胚葉由来である。また大唾液腺のうち顎下腺と舌下腺も同じ内胚葉由来である。
耳下腺は外胚葉。消化管の壁は神経を除き中胚葉。
10.食道は扁平上皮で覆われ、粘膜下に粘液腺を伴う。また喉頭分岐部(入口部)と左気管支交差部と横隔膜貫通部の3ヶ所で
生理的に狭窄している。筋層に横紋筋を含むのは食道と肛門管である。Barrett 食道は慢性胃液逆流が原因である。
内肛門括約筋は平滑筋、外肛門括約筋は横紋筋である。
11.胃底腺の主細胞はペプシノゲン、壁細胞は塩酸と内因子、副細胞は粘液を分泌する。幽門腺と噴門腺は粘液を分泌する。
十二指腸には Brunner 腺、小腸には Lieberkuhn 腺がある。胎生期の卵黄腸管の遺残は Meckel 憩室として回腸に
見られることがある。Paneth 細胞は小腸、杯細胞は小腸から大腸に見られる。
(小腸は十二指腸含む、大腸は直腸含む)
杯細胞化生は胃に見られる。小腸と結腸の境界には Bauhin 弁がある。
12.動物における小葉構造とは、ある器官が幾つかの小さな単位が集合して成り立っているものをいう。例えばこの大学本館が
複数の教室の集合であるようなもの。思いつくままに挙げてみよ。肝、膵、乳腺、唾液腺、肺など。
13.原発腫瘍が発生しにくい臓器は心臓と脾臓で、たまにできるとすれば、心臓は粘液腫、脾臓は血管腫などである。
14.偶発的に発見され、特に患者に害を及ぼすこともない微小癌が発生しやすい臓器は甲状腺と前立腺である。
15.胃癌・結腸癌が転移しやすい臓器は肝である。下部直腸癌が転移しやすい臓器は肺と脳である。
肺癌が転移しやすい臓器は脳と副腎である。前立腺癌が転移しやすい臓器は骨である。
16.病理解剖で食道を原位置で(遺体から取り外す前に)内腔を開かなければいけない疾患は肝硬変(門脈圧亢進症)である。
17.中膜に多量の弾性線維を含む太い動脈を弾性動脈といい、大動脈、腕頭動脈、鎖骨下動脈、総頸動脈、総腸骨動脈、肺動脈など
がこれに属する。中膜が平滑筋よりなり明瞭な弾性板を示す動脈を筋性動脈といい、内頸動脈、椎骨動脈、脳動脈、膝窩動脈、
上腕動脈、大腿動脈などがこれに属する。あとの比較的大きな動脈は混合性動脈というらしい。
18.重症筋無力症は抗アセチルコリン受容体抗体による筋力低下で、胸腺腫が合併することがある。
低頻度の反復神経刺激試験で筋電図の漸減が見られる。テンシロン試験陽性。
(テンシロンは抗コリンエステラーゼ剤)
19.Lambert-Eaton 症候群はアセチルコリン作動神経終末の電位依存性カルシウムチャンネル蛋白に対する抗体による筋力低下で、
肺小細胞癌によく合併する。高頻度の反復神経刺激試験で筋電図の漸増が見られる。