補足資料 - OIST

工事請負契約基準の運用に係る補足事項(工事請負契約基準附属資料)
1
工
事
名
2
完 成 期 限
沖縄科学技術大学院大学
シーサイドファカルティハウジングエアコン取替工事
平成28年3月31日(木)
3 契約に関する事項
(1)契約の保証について(工事契約請負基準(以下「基準」という。)第4)
落 札 者は ,工 事 請負 契約 の 締結 とと も に, 次の ① から ⑧の い ずれ かの 書 類を
提出しなければならない。
① 契 約保証 金と して納 付す るもの が, 現金の 場合 は,保 管金 領収証 書及 び 契
約保証金納付書(基準第4第1項第一号)
ア 保管金領収証書は,本学園が指定する銀行口座に契約保証金の金額に相
当する金額の現金を払い込んで交付を受けること。
イ 保管金領収証書の宛名の欄には,(学校法人沖縄科学技術大学院大学学
園臨時理事長代理 アルブレヒト・ワグナー)と記載するように申し込む
こと。
ウ 請負代金額の変更により契約保証金の金額を変更する場合の取扱いにつ
いては,発注者の指示に従うこと。
エ 請負者の責に帰すべき事由により契約が解除されたとき,契約保証金は
本学園に帰属する。なお,違約金の金額が契約保証金の金額を超過してい
る場合は,別途,超過分を徴収する。
オ 請負者は,工事完成後,請負代金額の支払請求書の提出とともに保管金
払渡請求書を提出すること。
② 契 約保証 金の 納付に 代わ る担保 が, 国債( 国債 に関す る法 律の規 定に よ り
登 録 され た国 債 を除 く。 ) ,政 府の 保 証の ある 債 券, 資金 運 用部 資金 法 第7
条 第 1項 第9 号 に規 定す る 金融 債, 日 本国 有鉄 道 改革 法( 昭和 61 年 法 律第
87 号)附則第2項の規定による廃止前の日本国有鉄道法(昭和 23 年法律第
256 号) 第1 条 の規 定に よ り設 立さ れ た日 本国 有 鉄道 及び 日 本電 信電 話 株式
会社等に関する法律(昭和 59 年法律第 85 号)附則第4条第1項の規定によ
る 解 散前 の日 本 電信 電話 公 社が 発行 し た債 券で 政 府の 保証 の ある 債券 以 外の
も の ,地 方債 ( 社債 等登 録 法の 規定 に より 登録 さ れた 地方 債 を除 く。 ) 及び
発注者が確実と認める社債の場合は,有価証券預書及び契約保証金納付書( 基
準第4第1項第二号)
ア 有価証券預書は,本学園が指定する出納責任者に契約保証金の金額に相
当する金額の当該有価証券を払い込んで,交付を受けること。
イ 請負代金額の変更により契約保証金の金額を変更する場合の取扱いにつ
いては,発注者の指示に従うこと。
ウ 請負者の責に帰すべき事由により契約が解除されたとき,保管有価証券
は,本学園に帰属する。なお,違約金の金額が契約保証金の金額を超過し
ている場合は,別途,超過分を徴収する。
エ 請負者は,工事完成後,請負代金額の支払請求書の提出とともに有価証
券払戻請求書を提出すること。
③ 契 約保証 金の 納付に 代わ る担保 が, 登録さ れた 国債又 は地 方債の 場合 は ,
当 該登 録済通 知書 又は登 録済 書並び に契 約保証 金納 付書( 基 準 第4第 1 項 第
二号)
ア 当該有価証券に質権設定の登録手続を行い提出すること。
イ 請負代金額の変更により契約保証金の金額を変更する場合の取扱いにつ
いては,発注者の指示に従うこと。
ウ 請負者の責に帰すべき事由により契約が解除されたとき,保管有価証券
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は,本学園に帰属する。なお,違約金の金額が契約保証金の金額を超過し
ている場合は,別途,超過分を徴収する。
エ 請負者は,工事完成後,請負代金額の支払請求書の提出とともに有価証
券払戻請求書を提出すること。
④ 契 約保証 金の 納付に 代わ る担保 が, 銀行又 は発 注者が 確実 と認め る金 融 機
関 が 振り 出し 又 は支 払を 保 証し た小 切 手, 銀行 又 は発 注者 が 確実 と認 め る金
融 機 関が 引き 受 け又 は保 証 若し くは 裏 書を した 手 形で ある 場 合は ,当 該 有価
証券及び契約保証金納付書(基準第4第1項第三号)
ア 請負代金額の変更により契約保証金の金額を変更する場合の取扱いにつ
いては,発注者の指示に従うこと。
イ 請負者の責に帰すべき事由により契約が解除されたとき,当該有価証券
は,本学園に帰属する。なお,違約金の金額が契約保証金の金額を超過し
ている場合は,別途,超過分を徴収する。
ウ 請負者は,工事完成後,請負代金額の支払請求書の提出とともに有価証
券払戻請求書を提出すること。
⑤ 契 約保証 金の 納付に 代わ る担保 が, 銀行又 は発 注者が 確実 と認め る金 融 機
関 に 対す る定 期 預金 債権 の 場合 は, 当 該債 権に 係 る証 書及 び 当該 債権 に 係る
債 権 者で ある 銀 行又 は発 注 者が 確実 と 認め る金 融 機関 の承 諾 を証 する 確 定日
付のある書面及び契約保証金納付書(基準第4第1項第三号)
ア 当該債権に質権を設定し提出すること。
イ 請負代金額の変更により契約保証金の金額を変更する場合の取扱いにつ
いては,発注者の指示に従うこと。
ウ 請負者の責に帰すべき事由により契約が解除されたとき,当該債権は,
本学園に帰属する。なお,違約金の金額が契約保証金の金額を超過してい
る場合は,別途,超過分を徴収する。
エ 請負者は,工事完成後,発注者から当該債権に係る証書及び当該債権に
係る債権者である銀行又は発注者が確実と認める金融機関の承諾を証する
確定日付のある書面の返還を受けるものとする。
⑥ 債務不履行による損害金の支払を保証する金融機関等の保証に係る保証書
及び契約保証金納付書(基準第4第1項第三号)
ア 債務不履行による損害金の支払の保証ができる者は,出資の受入れ預り
金及び金利等の取締りに関する法律(昭和 29 年法律第 195 号)第3条に
規定する金融機関である銀行,信託会社,保険会社,信用金庫,信用金庫
連合会,労働金庫,労働金庫連合会,農林中央金庫,商工組合中央金庫,
信用協同組合,農業協同組合,水産業協同組合若しくはその他の貯金の受
入れを行う組合(以下「銀行等」という。)又は公共工事の前払金保証事
業に関する法律(昭和 27 年法律第 184 号)第2条第4項に規定する保証
事業会社(以下「金融機関等」と総称する。)とする。
イ 保証書の宛名の欄には,(学校法人沖縄科学技術大学院大学学園臨時理
事長代理 アルブレヒト・ワグナー)と記載するように申し込むこと。
ウ 保証債務の内容は,工事請負契約書に基づく債務の不履行による損害金
の支払いであること。
エ 保証書上の保証に係る工事の工事名の欄には,工事請負契約書に記載さ
れる工事名が記載されるように申し込むこと。
オ 保証金額は、契約保証金の金額以上とすること。
カ 保証期間は、工期を含むものとすること。
キ 保証債務履行請求の有効期間は,保証期間経過後6カ月以上確保される
ものとすること。
ク 請負代金額の変更又は工期の変更等により保証金額又は保証期間を変更
する場合等の取扱いについては,発注者の指示に従うこと。
ケ 請負者の責に帰すべき事由により契約が解除されたとき,金融機関等か
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ら支払われた保証金は,本学園に帰属する。なお,違約金の金額が保証金
額を超過している場合は,別途,超過分を徴収する。
コ 請負者は,銀行等が保証した場合にあっては,工事完成後,発注者から
保証書(変更契約書を含む。)の返還を受け,銀行等に返還すること。
⑦ 債 務の履 行を 保証す る公 共工事 履行 保証証 券に よる保 証に 係る証 券( 基 準
第4第1項第四号)
ア 公共工事履行保証証券とは,保険会社が保証金額を限度として債務の履
行を保証する保証である。
イ 公共工事履行保証証券の宛名の欄には,(学校法人沖縄科学技術大学院
大学学園臨時理事長代理 アルブレヒト・ワグナー)と記載するように申
し込むこと。
ウ 証券上の主契約の内容としての工事名の欄には,工事請負契約書に記載
される工事名が記載されるように申し込むこと。
エ 保証金額は、請負代金額の 10 分の 1 の金額以上とする。
オ 保証期間は,工期を含むものとすること。
カ 請負代金額の変更又は工期の変更等により保証金額又は保証期間を変更
する場合等の取扱いについては,発注者の指示に従うこと。
キ 請負者の責に帰すべき事由により契約が解除されたとき,保険会社から
支払われた保証金は,本学園に帰属する。なお,違約金の金額が保証金額
を超過している場合は,別途,超過分を徴収する。
⑧ 債 務の不 履行 により 生ず る損害 をて ん補す る履 行保証 保険 契約に 係る 証 券
(基準第4第1項第五号)
ア 履行保証保険とは,保険会社が債務不履行時に保険金を支払うことを約
する保険である。
イ 履行保証保険は,定額てん補方式を申し込むこと。
ウ 保険証券の宛名の欄には,(学校法人沖縄科学技術大学院大学学園臨時
理事長代理 アルブレヒト・ワグナー)と記載するように申し込むこと。
エ 証券上の契約の内容としての工事名の欄には,工事請負契約書に記載さ
れる工事名が記載されるように申し込むこと。
オ 保険金額は,請負代金額の 10 分の 1 の金額以上とする。
カ 保険期間は,工期を含むものとすること。
キ 請負代金額の変更により保険金額を変更する場合の取扱いについては,
発注者の指示に従うこと。
ク 請負者の責に帰すべき事由により契約が解除されたとき,保険会社から
支払われた保険金は,本学園に帰属する。なお,違約金の金額が保険金額
を超過している場合は,別途,超過分を徴収する。
4 設計変更等によらない工事請負代金額の変更について
(1)賃金又は物価の変動に基づく請負代金額の変更(基準第25)
① 基 準第2 5第 1項の 規定 により 請求 する場 合は ,発注 者又 は請負 者か ら 請
求のあった日から起算して,残工事の工期が2月以上ある場合とする。
② 基 準第2 5第 2項の 残工 事代金 額を 算出す る根 拠とな る残 工事量 を確 認 す
る 場 合に おい て ,工 事の 工 程が 請負 者 の責 によ り 遅延 して い ると 認め ら れる
場合は遅延していると認められる工事量を残工事量に含めないものとする。
(2)不可抗力による損害(基準第29)
① 基 準第2 9第 4項に いう 「請負 代金 額」と は, 損害を 負担 する時 点に お け
る請負代金額をいう。
② 天 災,そ の他 不可抗 力に よる1 回の 損害合 計額 が前項 にい う請負 代金 額 の
1000 分の5の額(この額が20万円を越えるときは20万円)に満たないも
のは損害合計額とみなさないものとする。
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5 その他
(1)未完成工事に係る請負代金債権の債権譲渡
この工事の請負者は,地域建設業経営強化融資制度又は下請セーフティー ネ
ット債務保証のいずれかに係る融資を受けることを目的として,工事請負 代金
債権の債権譲渡を申し出ることができるものとする。
(2)下請契約の締結
請負者は,下請負人を使用する場合は,「建設工事標準下請契約約款」に準
拠した適切な下請契約を締結すること。
(3)建設産業における生産システムの合理化指針の遵守等について
工事の適性かつ円滑な施工を確保するため,「建設産業における生産シス テ
ム合理化指針について」(平成3年2月5日付け建設省経構発第2号の3 建設
省建設経済局長通知)において明確にされている総合・専門工事業者の役割に
応じた責任を的確に果たすとともに,適正な契約の締結,適正な施工体制の確
立,建設労働者の雇用条件等の改善等に努めること。また,下請代金の支払に
ついては発注者から受取った前払金の下請建設業者に対する均てん,下請 代金
における現金比率の改善,手形期間の短縮等その適正化について特段の配 慮を
すること。
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