メディカルラボのホームページで過去問を無料ダウンロードできます 私立 埼玉医科大学 https://www.medical-labo.com/contslist/list.html 2015 年度の出題傾向と分析 英 語(前期) ★★☆☆ 問題の全体難易度 標準 変化なし 前年との難易度比較 長文の種類 単語数 1 2 3 文法 ー 空所補充 選択 ★★☆☆ 会話文 ー 空所補充 選択 ★★☆☆ ー 100∼150 語程度の 3 つの長文問題(空所補充) 内容 出題形式 難易度 選択 ★★☆☆ 読解 人文系 「鳥を守るインド人」についての長文問題(空所補充) 約 350 語 選択 ★★☆☆ 5 読解 150 語程度 2 題、 (内容一致) 300 語程度 2 題、 5 つの長文問題(告知・議題なども含む) 400 語程度 1 題 選択 ★★☆☆ 6 読解 選択 ★★★☆ 科学系 「利己的な遺伝子」についての長文問題 約 600 語 (空所補充・内容一致) 14 年度からの変更点は、大問 7 題から 6 題に、それに伴い 解答数が 60 から 50 へと減少した点である。しかし読解量 に大きな減少は見られず 80 分で解答するにはかなりの速 読力が要求される。大問 1∼4 はセンターレベルの標準的 な問題であるため要領よく解答し、大問 5・6 に 50 分程度 は残しておきたい。大問 5 はセンター試験の大問 3 の討論 文や大問 4 の宣伝・告知文で演習するとよい。過去問で時 間の使い方を練習することも不可欠である。 数 学(前期) 大問 1 2 3 4 標準 分野 変化なし 前年との難易度比較 出題形式 図形と方程式、 円・放物線の方程式、2 次方程式の虚数解、 複素数と方程式、 数Ⅰ・Ⅱ 2 変数関数の最小値、相反方程式の実数解の個数 2 次関数 空所補充 ★ ☆☆ 数B 数列の和 空所補充 ★☆☆☆ 微・積分法 数Ⅲ 導関数の計算、定積分の計算、定積分で表された関数 空所補充 ★★☆☆ 確率 数A 鋭角三角形、 直角三角形になる確率 空所補充 ★★☆☆ 解答形式▶マーク ★★☆☆ 標準 分野 易化 前年との難易度比較 時間に対する分量 内容 小問集合 化基 理論 無機 有機 出題形式 多い 難易度 小問 6 題 選択 ★☆☆☆ 化 熱化学方程式、フラーレンの結合エネルギー 選択 ★★★☆ 化 ハロゲンの性質、 金属イオンの分離 空所補充・選択 ★★☆☆ 化 陽イオン交換膜 空所補充・選択 ★★☆☆ 理科 1 科目あたりの試験時間は 50 分、マークシート形式 といえどもかなりの解答速度を要する試験である。近年で は 11 年度に 5 題構成があったものの、それを除いては 4 題構成が多い。基本から標準レベルの問題でほとんどの問 題が構成されるが、年に 1、2 問、難度の高いやや発展レ ベルの問を混ぜてくることがある。分野を越えた融合問題 も出題されるので、標準レベルのテキストで満遍なく知識 を整理したのち、過去問で形式、速度に慣れていこう。 ★★☆☆ 標準 変化なし 前年との難易度比較 分野 適量 時間に対する分量 内容 出題形式 難易度 1 生物の環境応答・ 生物の体内環境の維持・ 生基・生 眼の構造とはたらき、自律神経、伴性遺伝 生殖と発生 空所補充・選択 ★★☆☆ 2 細胞と遺伝子・ 生基・生 細胞周期、 DNA と染色体、 伴保存的複製 生命現象と物質 空所補充・選択 ★★☆☆ 3 小問集合 生基・生 配偶子の多様性、 血液の循環、 ホルモン、 尿、 筋収縮、 選択 光合成、 生物の変遷、 バイオーム ★☆☆☆ 4 小問集合 生基・生 発生、平衡覚、植物ホルモン、窒素同化、オペロン、免疫、 選択 神経系、 生物の分類、 生態系の物質収支、 種間競争 ★☆☆☆ 15 年度も例年通り、大問 2 題+小問集合 2 題の計 4 題構成。前半の大問 2 題は、計算や実験考察を含む本格的な総合問題であり、1 つの大きな テーマの中で分野を越えて関連する問題が次々と問われる。普段から分 野ごとにバラバラに知識を覚えるだけでなく、分野間の関連を意識して 学習しておくことが有効な対策となる。後半の 2 題は小問集合であり、 どの問題も基本レベルではあるものの、生物基礎を含む全分野から出題 されるため、手薄になりがちな進化・分類や生物の集団の分野も含めて きっちりとマスターしておく必要がある。後半 2 題については幅広い正 確な知識とスピードが必要とされるので、本学の過去問やここ 2 年間の 自治医科大学の過去問などを利用して、素早く解く練習をしておこう。 物 理(前期) 問題の全体難易度 解答形式▶マーク ★★☆☆ 標準 前年との難易度比較 変化なし 時間に対する分量 分野 1 2 3 等加速度直線運動、 円筒表面の円運動、 放物運動 選択 ★★☆☆ 熱力学 定積変化と定圧変化、 熱効率 選択 ★★☆☆ 電磁気 コンデンサー回路 選択 ★★☆☆ 力学 内容 大問 3 題。以前は原子分野からの出題が目立っていたが、14、15 年度 と力学、電磁気、熱力学の 3 分野からの出題が続いている。波動分野 の出題は近年見られない。15 年度の大問 3 のコンデンサー回路の問 小論文 出題形式 多い 大問 や難しい問題が出題されることもある。定積分の計算と定 型的な確率の問題の解法は必ず習得しておく必要がある。 前期と後期で似たような問題が出題されたり過去問の類題 が出題されることもある。過去問の演習が大いに役立つ。 化 学(前期) 1 2 3 4 難易度 数列 標準的な問題が多く難問はない。ただし 60 分で高得点を取 るためには要領よく解くことが必要である。大問 1 は基本レ ベルの小問集合、大問 3 は微積分、大問 4 は確率というのが 定番である。大問 2 はベクトルなどの図形の問題が多く、や 大問 多い 時間に対する分量 内容 問題の全体難易度 大問 解答形式▶マーク ★★☆☆ 問題の全体難易度 問題の全体難易度 解答形式▶マーク 埼玉医科大学 分野 4 58 多い 時間に対する分量 大問 読解 生 物(前期) 解答形式▶マーク 難易度 題、14 年度の大問 1 の衝突問題など、計算量が多い問題が散見される ので、素早く正確な計算力が必要である。しかし、問題の難易度はそ れほど高くはなく典型問題が中心であり、十分高得点が目指せる。 面接 年度/内容 字数/時間 2015 山口晃著『ヘンな日本美術史』、井上俊他編・大森荘蔵著『他者・関 マーク式 係・コミュニケーション』、本川達雄著『ゾウの時間 ネズミの時間ー 60 分 サイズの生物学』、松田美佐著『うわさとは何か』など課題文(大問 4 題)を読み、適語選択や読解問題など計 26 問に答える。(前期) 2014 小倉孝誠著『身体の文化史』、岡本真一郎著『言語の社会心理学』など課題 マーク式 文 ( 大問 4 題)を読み、適語選択や読解問題など計 33 問に答える。(前期) 60 分 本田由紀著『多元化する「能力」と日本社会』、中村桃子著『女ことばと日 本語』など課題文 ( 大問 4 題)を読み、計 29 問に答える。(後期) 形式 所要時間 個人面接 10∼15 分 面接会場の配置 面接官= 4 名 受験生= 1 名 面接の進行と質問内容 □本学志望理由 □医師志望理由 □高校生活・部活動について □併願校について □親の職業について □得意・不得意な科目 □大学で勉強以外に何がしたい か 2013 サイモン・シン、エツァート・エルンストの『代替医療のトリッ ク』、シャンカール・ヴェダンタム『隠れた脳』など課題文(大問 4 マーク式 題)を読み、適語選択や読解問題など計 32 問に答える。(前期) 60 分 サンドラ・ブレイクスリー著『脳のなかの幽霊』 V.S. ラマンチャンドラン、青山和夫著『マヤ文明̶密林に栄えた石 器文化』など課題文(大問 4 題)を読み、28 問に答える。(後期) 2012 開一夫著『赤ちゃんの不思議』、宮本常一著『家郷の訓』など課題文(大問4 マーク式 題)を読み、適語選択や読解問題など計 29 問に答える。(前期) 60 分 長谷川英祐著『働かないアリに意義がある』、田中彰著『明治維新』など課題 文(大問 4 題)を読み、適語選択や読解問題など計 34 問に答える。(後期) 59
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