サントリーホール30周年に寄せて

Congratulations
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30th anniversary message
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日
本が世界に誇るサントリーホールで、様々な演奏
会をさせて頂きました。中でも、私が主宰しました
『真夏に第九を歌う会』合唱団として、日本フィルの皆様、
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小林研一郎マエストロと共に、毎年のように「第九」や
『レクイエム』を歌わせて頂いたことは、すべての団員に
サ
ントリーホールの休憩時間は華やかである。
「に
とって、かけがえのない宝物といえる思い出であったこと
わか評論家」の評定も、決してとげとげしくならず、
と思います。有難う、
サントリーホール !!
穏やかな笑いに包まれている。クラシック音楽の「知的
R iyoko Ikeda
トに通う人々を育てたことは素晴らしい。30年、初々し
の夢のひとつに、サントリーホールでオーケスト
ラの演奏と共にコンサートをしてみたい、という
願いがありました。その夢は 2006 年に叶える事が出
来、その時、身体の奥から感じた響きの深さは未だ
に忘れる事はできません。サントリーホールの品の良
いエントランスの趣き、客席の扉を開けた瞬間に広が
るステージの美しさ。そして、何よりも音の響きが大
池田理代子
エンタテインメント」という面に光を当て、楽しくコンサー
私
好きです。あのステージで又、唄える日を夢見て精進
して行きたいと思います。
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こ
の度はおめでとうございます。私のサントリー
ホールの思い出と言えば、これまで別々の舞台
でコラボさせて頂いた狂言師の野村萬斎さん、鼓の亀
井広忠さん、和太鼓の林英哲さんなどが一堂に会して
コラボ公演を行った三響會 2009 です。荘厳な舞台
上で大書を書かせて頂き、言葉に表せない深い感動
がありました。サントリーホールにあらためて感謝いた
します。
姿月 あさと
い手作りのぬくもり感が変わらないことにも驚く。これか
A sato Shizuk i
らの30年も、サントリーホールが「人々を誘惑する美女
の眼差し」を失いませんように!
赤川次郎
Jiro A k a ga wa
武田双雲
Souun Ta keda
サントリーホール 30 周年に寄せて
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い
い音とは、自分の好きな音とは……こんな基本
サ
最も大事な建築のひとつである。ニューヨー
クでリンカーンセンターが果たしたものと同じ役割を、
東京においてサントリーホールが果たした。一言でい
えば、東京においても、都市と文化とがつながれると
いうことを、サントリーホールが示してくれたのである。
隈 研吾
的なことを考えながら 50 年近くやってきた。マ
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ントリーホールは、日本の都市文化にとって、
美
しいものは、人の心にうるおいをもたらし、
その人
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イクの種類、セッティング、機材、楽器、およそ試せ
ることは全部試した気がする。プレイヤーが最初に音
せり
ントリーホールでは、ピアノ迫を使って登場し
にコンタクトする楽器だとすると、ホールは最後に音を
た
「三番叟」
をはじめ、それから数度の
「三番叟」、
送り届ける楽器だ。究極のスピーカーである、とも言
そこで奏でられる美しい音楽 …… サントリーホールは、
サ
ここに集う人々を輝かせる感動創造装置である。
こういう
ガラ・コンサートではオーケストラをバックに「ボレロ」
える。僕の思ういいホールは余韻が溶けて消えていく
場所が都市の中心に存在していることの幸せを、東京に
もさせて頂きました。狂言の音楽性・舞踏性をも受
ような場所だ。30 周年、おめでとうございます。
暮らす我々はもっと噛みしめなければならないと思う。
け入れ引き出すホールの懐の深さに感銘しております。
を輝かせる。美しい音響、美しい空間、そして
30 年は通過点に過ぎず、50 年、100 年と語り継がれ
Kengo Kuma
るホールになることをご祈念致します。
松任谷正隆
Ma sat a k a Mat sutoya
野村萬斎
Ma n sa i Nomura
小山薫堂
©The Courier
Kundo Koya ma
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ENJOY! SUNTORY HALL
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サントリーホール
ENJOY! SUNTORY HALL
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