平成25年度 学校評価書 学校名 静岡市立東中学校 評価は、 A;十分満足 B;おおむね満足 C;もう尐し努力すべき D;大いに努力が必要 Ⅰ 経営の重点に関わること 1学校教育目標 : 「活力ある生徒」 大項目 評 価 指 標 (小目標等・具体的取組) 中 項 目 (目標・取組の括り) 学校 評価 B (1)生徒に目標を持たせ、輝かせ ①生徒は、目標をもって活動している。 る積極的な学習指導、生徒指導に よって、活力ある生徒を育てる。 生徒、保護者の評価がA、Bを合わせると90%近くあるが、教職員のAが0%、Bが70%のため、B評価とし 【B1】 説 た。生徒、保護者は行事などの場面で目標をもって活動していると感じている。教職員は、生活全般において 明 2 重点目標 担当 校長 「目標をつ かみ、互い に輝こう」 外部 評価 B 大運動会や合唱発表会等の生徒の姿を見ると、目標をもって生 き生きと活動していると感じる。仲間と協力したり、自分の係の仕 事を頑張ったりしていることから、かかわり合いを通して輝くことが できていると思われる。今後は、「輝き」の姿を具体的にして、生徒 と教師が同じ目標に向かって歩み続けて欲しいと願っている。 目標をもつ姿勢を育てたいと考えている。 ②生徒は、かかわり合いを通して輝くことができている。 学校関係者評価委員会から A A 説 特に生徒のA評価が37%あり、全体的にA、Bの評価が高いためA評価とした。「輝き」の表現が抽象的なの 明 で、具体的な姿を明確にしていきたい。 〈学校関係者評価を受けての学校の改善策〉 平成26年度は「自立」と「貢献」を生徒の「輝き」の具体的な姿とする。目標をもっている姿を「自立」、かかわり合いの姿を「貢献」ととらえ、各分掌 で具体的な手立てを考え、実践する。 Ⅱ 各指導部・領域等に関わること 大項目 評 価 指 標 (小目標等・具体的取組) 中 項 目 (目標・取組の括り) (1)確かな学力の育成【A1】 学校 評価 外部 評価 C ①生徒は、各教科で目指す学力がついている。 学校関係者評価委員会から ほとんどの生徒は真剣に授業に取り組んでいるが、更に学力の B 向上を図るためにも、生徒のやる気を呼び起こし、興味を抱かせる 担当 学習部 1 教育課程 学習指導 説 明 特に継続的に学習を積み重ねる必要がある教科の学習についての定着度が低い。家庭学習 の習慣をつけ、学習内容の定着を図るために課題の出し方を工夫し、家庭と連携を図る。 ②生徒は、思考力・判断力・表現力が身についている。 C B 説 明 目標や望ましい姿がわかれば、それをもとに思考・判断・表現はできる。それをもとに他 者と積極的にかかわる場面を設定する必要がある。 授業手法を多く取り入れることや、また各家庭では、「自ら進んで学 ばなければ」という意識を身につけさせる創意工夫が必要であると 思う。学校と家庭が連携することにも個人差があり、大変なことだ が頑張ってほしい。 大多数の生徒は、人と「かかわり合い」を持つことにより、思考 力、判断力、表現力が身についているので、素早く「疑問や問題 点」を捉え、その課題の処理方法を見出していると考える。これか らも「思考力や判断力」が伸長する指導をお願いしたい。 〈学校関係者評価を受けての学校の改善策〉 学力の二極化を解消するために、基礎・基本の定着が必要である。そのために、各教科と学年部で連携して、計画的に家庭学習に取り組ませる。また、授業 におけるかかわり合いを活発にするために、教師が「問い」のあり方を工夫した授業を実践する。 評価書25 Page 1 大項目 評 価 指 標 (小目標等・具体的取組) 中 項 目 (目標・取組の括り) (2)道徳教育の充実【A2】 ①生徒は道徳をはじめとして学校生活を通して、豊かな心や思いやりの心が育ってい る。 学校 評価 学校関係者評価委員会から B 生徒に「思いやりの心」を育てることは、社会に生きる人間として 大切なことである。従って、道徳教育を通して「お互いに助け合う 心、思い合う心」が自然と生まれる生徒を育てようという学校の意 気込みが感じられる。しかし、その効果は直ぐには表れないので粘 り強く取り組んでもらいたい。難しいことだと思うが、期待している。 C 生徒や保護者の評価はあまり悪くはないが、学校として、よき社会人を育てている立場として見た場合、まだまだ 担当 道徳主任 外部 評価 説 豊かな心や思いやりのこころを育てなければならないと考えている。道徳教育を、今後も学校の教育活動全体で更に 明 推進していくべきである。また、家庭との連携や保護者への啓蒙活動なども強めていく必要性を感じる。来年度、強 化していきたい。 〈学校関係者評価を受けての学校の改善策〉 授業や日常生活で、計画的・継続的に豊かな心や思いやりの心を育てる取り組みを続ける。また、外部講師による全校道徳を実施し、生徒の視野を広げてい く。 1 教育課程 学習指導 (3)特別活動の充実【A3】 ①生徒は、生徒会活動や行事において、互いの良さを認め合い、協力し合うことができ ている。 説 明 担当 特活部 B 生徒・保護者・教職員アンケートではB評価が最も多かった。運動会などの大きな行事で は良さを認め合ったり協力し合ったりすることができている。しかし、日常的な活動ではそ のような意識が低い。常時活動を大切にしていきたい。 ②教職員は、集会や行事の反省会など振りかえリの場を設定し、生徒一人一人の良さや 「輝く」姿を認め、励ましている。 A 学校生活の中で、友人、家族、教師との出会いや触れ合いを通 じ、他者を思いやり、自己を見つめ認めることができる生活を、 日々送ることが大切である。現在の東中生は安定した集団生活を 送っている様子である。 B 生徒・教職員ともにA・B評価が8割を超えている。学活や朝・帰りの会、または学級通信などでは、生徒 A 説 の良さや「輝く」姿を認め励ましているが、全体として行う場が少ないので場をさらに増やしていきたい。ま 明 た、日常生活の中での「輝く」姿を称揚する機会を増やしたい。 〈学校関係者評価を受けての学校の改善策〉 生徒による主体的な活動を行うため、集会日課や委員会日課を設定し、時間の確保を行う。 (1)一人一人を大切にした指導 【A4】 ①生徒は「HWS」の精神のもと、東中の伝統を大切にしながら「一日一善」を実践 し、よりよい学校にしようと努力している。 担当 生徒指導 教員の8割以上が現状に満足しておらず、意識付けや具体的な手立てを打つ必要際を感じている。全体の1 説 /4の生徒の評価がよくないことも、全員が意識すべきことだと考えれば、もっと改善する余地があると考え 明 る。 C B 生徒は生徒なりに努力していると思う。教師は結果だけでなく、過 程をもう尐し見て、評価することも必要ではないか。 〈学校関係者評価を受けての学校の改善策〉 生徒会を前面に出し、HWS運動を推進していく。集会・行事・委員会活動などで、5つのポイントのどこに力を入れて活動していくのかを明確にする。 2 生徒指導 (2)社会性と思いやり、基本的な生 活習慣を身につける指導【B5】 ①生徒は、学校生活の中で、集団の一員としての自覚を持ち、また仲間のよさを見つ け、認めたり、ほめたりすることができている。 B 説 教員と生徒共にB評価が多かった。教員と生徒とのとらえ方に差はあると思うが、仲間とのかかわり合いを 明 よくしていく表れや意識は見られていると思われる。 担当 生徒指導 ②生徒は、ルールやマナーを意識し、時間を守ることや気持ちのよいあいさつをするこ と、また、制服等を正しく着ることができている。 B 指導には、ほめて伸ばすやり方と、厳しく指摘して伸ばす方法が あると思うが、生徒が持つ良い点を積極的に見つけ、伸ばすこと で、その他の面にも好影響を及ぼすようにしてやることも必要であ る。 B B 説 教員の目指すべき姿と、生徒の現状や自己把握との差があり、客観的に判断する必要がある。B評価ではあ 明 るが、Cに近いB評価である。徹底まではできないが、概ねできている生徒が多いと判断した。 〈学校関係者評価を受けての学校の改善策〉 「加点評価」が教職員の中に浸透し、ほめて伸ばすやり方が定着しつつある。来年度も継続して取り組む。 評価書25 Page 2 大項目 中 項 目 (目標・取組の括り) 評 価 指 標 (小目標等・具体的取組) 学校 評価 (1)生涯にわたる自己実現を図る 能力の育成【B6】 ①生徒は、職場体験や進路学習等を通して、自己の生き方について考えることができて いる。 B 外部 評価 学校関係者評価委員会から 職場体験や、どういった職業があるのかという教えをうけることに B より、自立(自律)とは何か、また職業を通して自分をどの様に表現 3 進路指導 担当 特活部 (1)学校安全システムの構築 【A5】 生徒、保護者のアンケート結果では、A,B評価で70%を超えているが、教員は50%程度と したいのか、を考えるきっかけにしてもらいたい。 なっている。中学校卒業後の進路や将来を考えるよい機会にはなっているが、自己の生き方 について考えるまでには至っていない。 〈学校関係者評価を受けての学校の改善策〉 総合的な学習の時間等において、外部講師による職業講話を行ったり、職業体験学習を行ったりすることにより、自己の生き方について考えさせる取り組み を継続する。 説 明 ①学校は、災害や不審者等の情報を迅速に保護者に伝えたり、防災訓練や交通安全指導 を計画的に実施したりして、日常・非常時の危機管理は周知徹底されている。 B メール配信等で情報を伝えたり、全校放送で伝えたりしていること、また、定期的に防災訓練や登下校指導 B 説 を行っているため、おおむねできていると判断した。教員、保護者、生徒のアンケート結果から見ても、A,B評 明 情報伝達は、非常に大切なことなので、これからも重視して行っ てもらいたい。 交通安全は、生徒だけでなく、社会全体にとって大切である。大 人がまず率先して範を示すことが必要であると思う。 価を合わせると、75%を越えている。 4 安全管理 ・指導 担当 生活部 ②生徒は、学校の交通安全指導を通して、交通安全意識をもって登下校している。 C 生徒、保護者のアンケート結果では、A,B評価で80%を越えているが、教員はC,D評価で75%となっている。判 説 断基準が「当人」と「全体的に」で少しずれはあると思うが、地域の方々からの苦情や、登下校指導の様子を 明 見ていると、交通安全に対する意識が高いとは言えない。迷惑行為や危機意識というものへの意識をさらに高 B めていく必要があると感じているためC評価とした。 〈学校関係者評価を受けての学校の改善策〉 様々な事態を想定して、防災訓練を実施する。また、1年生対象の交通安全教室や、職員による登下校指導を定期的に行う。 (1)健康教育の充実【A6】 ①生徒は、健康管理の大切さを理解し、積極的に病気やけがの予防を心がけている。 C 「怪我をしなかった」「あまり病気にならなかった」ということが、「予防」ということではないのだが、 説 生徒や保護者はそれが判断基準になっているのではないかと感じられる。「予防」に対する意識(うがい手洗 明 い、怪我の防止のためのウォーミングアップやストレッチ、危険行動をしないことなど)をさらに高めていく B インフルエンザ、ノロウイルスと特に冬場に多く流行するので、自 己管理は勿論、早く受診することが大切である。 3年生は受検があり、特に大切な時期なので、家庭にまかせるだ けでなく、啓蒙するように努力してもらいたい。 必要性を、教員が感じているためC評価とした。 5 保健管理 ・指導 担当 生活部 ②生徒は、健康診断の意義を理解して受診することができている。また、必要に応じて 医療機関への受診を積極的にしている。 B 治療のすすめも出しているし、痛いところがあれば、積極的に受診していると思われる。ただ、健康診断の B 説 意義を理解しているかというと、その意識が十分満足できるとは言えないので、B評価とした。教員、保護者、 明 生徒のアンケート結果から見ても、A,B評価を合わせると、70%を越えている。 〈学校関係者評価を受けての学校の改善策〉 ノロウイルス・インフルエンザの予防に力を入れる。流行する時期より前から、学校だよりなどの方法を利用して啓蒙を行う。また、効果的な予防方法を職 員に周知徹底する。 評価書25 Page 3 大項目 6 特別支援 教育 中 項 目 (目標・取組の括り) 評 価 指 標 (小目標等・具体的取組) 学校 評価 (1)学校の実態に応じた校内支援 体制づくりの推進【A7】 ①教職員は、不登校や発達障害など特別な支援を必要とする生徒に対して、個別の支援 計画を立て、組織だって適切に支援を行っている。 B 担当 特別支援 現在の組織において、その支援に向けて活動を継続していると考える。今後の課題としては、様々な考え方 説 や生活環境にある保護者、生徒への対応を今まで以上に考え、その支援のあり方をさらに構築する必要があ 明 る。 外部 評価 学校関係者評価委員会から B 特別支援を必要とする生徒への対応の仕方は難しいと思うが、 思いやりの心を育てることも大切だと思う。 〈学校関係者評価を受けての学校の改善策〉 カウンセラー、相談員と連携しながら、現在の活動方針を基本に、生徒個々の特性に合わせた支援を行っていく。 (1)組織・運営の改善【A8】 7 組織運営 担当 教頭 ①学校は、重点目標達成のための分掌組織になっている。 A 今年度も既存の組織を活用し、重点目標の実現に向けた活動を行った。現組織において重点目標実現に向け A 説 た活動が十分できると考えている。今後の課題としては、様々な課題解決に向けた特別委員会を新たに設置す 明 適切な分掌組織により、安定した学校運営がなされていると考え る。しかし、生徒・保護者・周囲の環境の変化や多様化により、今 後様々な課題への対応が予想される。柔軟な対応をぜひお願いし たい。 る必要がある。 〈学校関係者評価を受けての学校の改善策〉 分掌組織については、本年度と同形式で活動する。特別委員会の設置についても、準備を進めている。 (1)研修体制の充実【A9】 8 研修 担当 研修部 ①教職員は、授業において学習課題を四角で囲み、かかわり合いを通して課題を解決し ていく授業を展開しようとした。 A 学習課題を四角で囲むことや、かかわり合いの場面を意識的に単元の中に設けることは、8割以上の教員が 説 実践しており、職員の研修に対する高い意識が感じられた。しかし、学習課題が教材名や単元名になっていた 明 り、かかわり合いがねらいどおりに機能しなかったりすることがあった。 A 学習課題を明確に示す授業を8割以上の教師が実施しているこ とは、生徒に「やる気」を起こさせる細かな点にも配慮していること の表れだと考える。その「かかわり合い」の効果が気になる。まだ、 課題は数多くあると思うので一つ一つ解決していってもらいたい。 今後の成果を期待している。 〈学校関係者評価を受けての学校の改善策〉 平成26年度の研修テーマを「かかわり合いを活発にするための「問い」のあり方~思考・判断・表現力の向上を目指して~」に設定した。生徒が必然性を 感じられる「問い」を工夫することで、質の高いかかわり合いを実現する。 (1)信頼される学校づくりの推進 【A10】 ①学校は、家庭・地域との情報の交換・共有を円滑に行い、授業や行事等、いろいろな 場面で保護者や地域の方が学校を参観し、開かれた体制が確立されている。 B 学校側からは、通知などで様々な情報を発信していると思うが、 B 確実に保護者の手元に届いていない場合もある。メール配信の効 9 保護者・地 域住民等 との連携 担当 教務部 説 教職員、保護者共にA、Bあわせて80%以上の評価であるが、保護者のCが17%なのでBとした。学校側と 明 して情報発信を行っているが、充分に保護者に届いていない部分がある。 果的な活用など、より確実な伝達方法を検討していただきたい。 〈学校関係者評価を受けての学校の改善策〉 ホームページを定期的に更新し、公開授業や行事等の情報発信を行う。またメール配信についても、必要な情報を吟味し、活用する。 評価書25 Page 4 大項目 10 保護者・地 域住民等 との連携 中 項 目 (目標・取組の括り) 評 価 指 標 (小目標等・具体的取組) 学校 評価 (2)安心して子供を任せられる高い 信用を持った職員【B7】 ①教職員は、ストップ・ザ・5ファクターズ(体罰、交通事犯、わいせつ、情報漏洩、不適 切な会計処理の根絶)を意識し、自らを戒め、組織としての自浄作用が発揮されている。 A 担当 教頭 外部 評価 学校関係者評価委員会から A 教師側の意識も高く、またコンプライアンス委員会の定期的な開 催など、必要な情報が周知・徹底されていると感じる。しかし、社会 全体では根絶されていないので、今後も常に高い意識を持って取 り組んでいただきたい。 説 教職員の意識が強く、子どもの教育を安心して任せられる教職員集団であると考えている。今後は不適切な 明 言動の根絶に向けて取り組んでいく。 〈学校関係者評価を受けての学校の改善策〉 コンプライアンス委員会を定期的に実施すると共に、ニュースなどで取り上げられた事例について素早く教職員に情報発信し、常に意識を高める取り組みを 継続する。 (1)生徒の確かな成長のための学 校教育環境の充実【B8】 11 施設設備 担当 教頭 ①学校は、生徒全員が不自由なく安全に授業を受けることができるように施設や備品が 配備されている。 B 修繕可能なものや箇所については、可能な限り対応をしている。しかし、今年度も昨年度同様施設の老朽化 説 が進み、専門業者に依頼しなければ対応できないものが多々ある。予算の関係もあることから、十分な対応が 明 B 毎月の安全点検を始め、修理が必要な箇所は迅速に対応してい ると聞いている。予算の問題や施設の老朽化など、教師の努力で はどうにもならない部分もあるが、今後とも最大限の努力をお願い したい。 できていない。 〈学校関係者評価を受けての学校の改善策〉 年度当初に修繕箇所の優先順位を決め、予算立てを行い、計画的に修繕を行っていく。校内で対応できない箇所については、教育施設課と交渉し改善してい く。 学校から 経営のまとめ(成果と課題) ≪成果≫ ・大運動会や合唱発表会等の行事において、生徒同士がかかわり合いながら輝く姿を見ることができた。 ・適切な分掌組織により、重点目標の実現に向けた活動ができた。 ・授業において学習課題を四角で囲み、かかわり合いを設定する取り組みが浸透した。 ・ストップ・ザ・5ファクターズの意識が浸透し、安心して生徒を任せられる職員集団に近づいた。 ≪課題≫ ・自主的・計画的な家庭学習の習慣が身についていない傾向があり、学力の二極化が進んでいる。 ・豊かな思いやりの心の育成や、一日一善の実践など、自立と貢献の意識を育てることが必要である。 ・交通安全や健康管理など、自分の身体を大切にする意識がまだまだ弱いと感じる。 ・学校の方針や実践について、情報発信してきたが、更に周知徹底を図るための工夫と努力を推進したい。 学校関係者評価委員会まとめ アンケートの結果から、生徒・保護者の評価と教師の評価に差が ある項目があった。教師側が高い目標を目指していることは理解 できる。しかし、目指す姿を具体的にすることで、目標を共有するこ とができるのではないだろうか。 交通安全や健康管理など、昨年度に続いて評価が低いものにつ いては、全職員に周知し、具体的な改善策を検討されたい。 時代の変化によって、生徒や保護者の価値観も変わりつつある。 教師の指導の仕方や求められるものも、変化しているのではない か。ぜひ、敏感かつ柔軟に対応していってもらいたい。 学校から 経営のまとめ (学校関係者評価を受けて学校の改善策) ・平成26年度は、生徒の輝く姿を「自立」と「貢献」に定め、指導と評価を進めていく。 ・その手立てとして、3つの重点目標「学力の定着と向上」、「コミュニケーション力の育成」、「安全・安心の保障」の実現に向けて、各分掌で具体的な手立てを考え、実践する。 ・保護者や地域に対する情報発信を更に推進していく。 評価書25 Page 5
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