2014年12月4日２０１５年３月期第２四半期決算説明会資料曽田香料株式会社代表取締役社長澤田定秀 1 目次 Ⅰ．会社概要 Ⅱ．国内香料市場推移 Ⅲ．２０１５年３月期第２四半期連結決算概要 Ⅳ．２０１５年３月期連結通期業績予想 Ⅴ．中期経営課題（2014～2016年度） ※ 当資料は、「第２四半期累計」を以下、「上期」と記述します。 2 Ⅰ．会社概要 3 会社概要１．設立２．資本金３．事業所昭和４７年９月（創業大正４年４月）１４億９千万円本社（東京都中央区日本橋堀留町）大阪支店（大阪市中央区）、札幌営業所（札幌市中央区）野田工場（千葉県野田市）、郡山工場（福島県郡山市）４．関係会社社岡山化学工業㈱、㈱ソダアクト曽田香料（昆山）有限公司台湾曽田香料（股）有限公司持分法適用非連結子会社遠東香料（股）有限公司連結子会５．従業員数（２０１４年９月末連結４５６名単体３１１名有価証券報告書基準） 4 ６．事業内容フレグランス（香粧品香料）【調合香料事業】シャンプー・リンス､石鹸、芳香剤､入浴剤等に使用フレーバー（食品香料）【調合香料事業】飲料､菓子､調味､たばこ､飼料等に使用合成香料・ケミカル【合成香料・ケミカル事業】・ラクトン類、大環状ムスク等のﾌﾚｸﾞﾗﾝｽ･ﾌﾚｰﾊﾞｰ素材・ガス着臭剤(都市ガス･ＬＰＧ用) O R ・化成品(電子材料用、 O -lactones -lactones Pentalide 医薬･農薬中間体等) O O O O R 5 Ⅱ．国内香料市場推移 6 国内香料市場推移（製造ベース）（億円） 2,500 1,682 2,116 （日本香料工業会香料統計より） 1,8１4 1,854 1,648 21 187 2,000 18 25 327 177 1,500 225 722 1,000 500 9 86 1,262 120 506 0 887 10 93 1,580 131 654 （1～6）（1～12）（1～6）（1～12） 2009 2010 28 189 194 328 278 976 926 13 96 180 1,312 688 （1～6）（1～12） 2011 14 100 139 31 189 833 1,313 673 16 86 121 226 1,202 610 842 15 91 127 609 （1～6）（1～12）（1～6）（1～12）（1～6） 2012 2013 2014 7 Ⅲ．２０１５年３月期上期連結決算概要 8 連結損益計算書の概要（前上期比）（億円）前上期 2013/9 当上期構成比(％) 2014/9 増構成比(％) 金額減率高 78.3 100.0 81.1 100.0 ＋2.8 ＋3.6% 売上原価 49.6 63.3 50.8 62.6 ＋1.2 ＋2.5% 売上総利益 28.7 36.7 30.3 37.4 ＋1.6 ＋5.6% 販費 19.5 24.9 20.9 25.8 ＋1.4 ＋7.4% 営業利益 9.3 11.8 9.4 11.6 ＋0.1 ＋1.7% 経常利益 9.3 11.9 9.3 11.5 0.0 ▲0.2% 上期純利益 5.6 7.1 5.4 6.6 ▲0.2 ▲3.4% 売上管【売上高】調合香料事業は夏場の天候不順の影響等により前上期比減収、合成香料･ケミカル事業、海外事業は前上期比増収となり、売上高は前上期比２.８億円増収の８１.１億円。【営業利益】海外事業の増収効果があるも、合成香料の販売減による減益等により、前上期比０.１億円増益の９.４億円にとどまる。 9 セグメント別売上高・営業利益推移売上高（億円） 10 90 80 70 60 9.3 9.6 8 7.7 27.3 50 26.8 19.7 12.6 19.6 17.7 6 1.5 1.3 1.7 2.5 4.6 2.1 2.4 20.0 40 1.1 4 30 20 営業利益（億円） 43.5 41.8 40.6 6.0 39.0 37.2 2 10 0 '10/9 '11/9 '12/9 2.2 '13/9 '14/9 0 -2 5.7 4.2 4.6 2.7 ▲ 0.5 '10/9 '11/9 '12/9 '13/9 '14/9 10 セグメント別概況（調合香料事業）前上期当上期 2013/9 2014/9 前上期比金額（億円） ■ 売上高％ 43.5 売上高 39.0 37.2 ▲1.8 ▲4.6 営業利益 4.6 2.7 ▲1.9 ▲40.3 【調合香料(フレグランス・フレーバー)】 41.8 40.6 39.0 37.2 '10/9 '11/9 '12/9 '13/9 '14/9 ■ 営業利益 ◆フレグランスは、製品の不振を取扱商品が補完し、前上期並みに推移。 ◆フレーバーは、夏場の天候不順の影響等による取扱商品の減少を中心に前上期比減収。 6.0 5.7 4.2 4.6 2.7 ◆利益面では、設備新設による減価償却費・販管費の増により前上期比減益。 '10/9 '11/9 '12/9 '13/9 '14/9 11 セグメント別概況（合成香料・ケミカル事業）前上期当上期 2013/9 2014/9 前上期比金額（億円） ■ 売上高％ 27.3 売上高 19.6 20.0 ＋0.4 ＋2.2 営業利益 2.4 2.2 ▲0.2 ▲8.3 【合成香料事業】 ◆中国品等との競争激化によるラクトン類の輸出減を主因に前上期比減収。利益については、販売減と販管費の増加により前上期比減益。【ケミカル事業】 ◆一部製品が生産設備の改修工事の影響を受けた前年と比べ販売増となり、前上期比増収増益。 '10/9 26.8 '11/9 19.7 19.6 '12/9 '13/9 20.0 '14/9 ■ 営業利益 2.4 2.1 1.3 '10/9 '11/9 2.2 -0.5 '12/9 '13/9 '14/9 12 セグメント別概況（海外事業）売上高営業利益前上期当上期 2013/9 2014/9 12.6 2.5 17.7 4.6 （億円）前上期比金額＋5.1 ＋2.1 ■ 売上高％ 17.7 ＋40.7 ＋85.8 12.6 9.3 9.6 '10/9 '11/9 7.7 '12/9 '13/9 '14/9 ■ 営業利益【海外事業】 ◆主力の中国市場で飲料用を中心にフレーバーが大きく伸長し、前上期比大幅増収。利益については、売上高の増加による増益と円安による換算レートの影響により前上期比大幅増益。 4.6 1.5 '10/9 1.7 '11/9 2.5 1.1 '12/9 '13/9 '14/9 13 営業利益増減要因（概算）（億円） 10 ＋0.3 △0.7 販売その他 △1.2 生産 △0.8 ＋0.4 販管費 5 為替＋2.1 海外事業 9.3 9.4 単体連結 0 2013/9 営業利益 2014/9 営業利益 14 連結貸借対照表の概要（億円） 2014/3 2014/9 増減（2014/3比）（うち利益剰余金） 219.2 146.7 72.4 160.8 (118.2) 217.5 143.0 74.5 165.1 (123.0) ▲1.7 ▲3.7 ＋2.1 ＋4.3 ＋4.8 自己資本比率 69.7 ％ 72.0 ％１株当たり純資産 1,527.3円 1,566.0円＋2.3 ポイント＋38.7円有利子負債残高 3.2 3.0 Ｄ /Ｅレシオ（倍） 0.02 0.02 総資産流動資産固定資産純資産（▲0.8%）（▲2.6%）（＋2.9%）（＋2.7%）（＋4.0%） 15 キャッシュ・フローの概要（億円）フリーＣＦ △９．８億円 80 +2.3 70 営業CF 60 △12.1 投資CF △1.1 △0.2 財務CF 換算差額 50 40 30 67.8 20 56.7 税金等調整前利益：＋９．３減価償却費：＋２．８運転資金増減：△４．４法人税等支払：△４．１退職給付債務増減：△１．３ 10 0 中国（中国新工場建設等）：△６．２日本（ＢＣＰ関連投資・新受発注ｼｽﾃﾑ他）： △５．３現金及び現金同等物期首残高現金及び現金同等物期末残高 2014/3 2014/9 16 Ⅳ．２０１５年３月期連結通期業績予想 17 ２０１５年３月期連結通期業績予想（億円） 2014/3 2015/3 （予想）増加率高 157.4 167.0 ＋6.1％営業利益 17.7 17.1 ▲3.2％経常利益 17.9 17.3 ▲3.4％当期純利益 10.2 10.1 ▲1.0％１株当たり当期純利益 102.10 円 101.04 円 ▲1.06円 17.00 円 23.00 円＋6.00円売配上当【売上高】 ◆ 調合香料、合成香料が減収となる見通しだが、中国を中心とする海外事業での販売増を見込む。【利益】 ◆ フレーバーを中心に輸入原料のコストアップを見込む。【配当】 ◆ 記念配当5.00円を含む。 18 純利益・配当総額と配当性向の推移（億円）（％）当期純利益 20 25.0 配当総額配当性向 15 20.2 22.8 22.8 16.7 15.1 10 10.2 9.3 6.9 1.4 15.0 10.1 10.0 6.1 5 1.4 1.4 1.7 2.3 0 １株当たり配当金 20.0 5.0 0.0 2011/3 2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 （予）中間７円期末７円年間１４円中間７円期末７円年間１４円中間７円期末７円年間１４円中間８円期末９円年間１７円中間９円期末１４円年間２３円 19 Ⅴ．中期経営課題（2014～2016年度） 20 中期経営課題（2014～2016）基本方針ＣＳＲ活動の推進「攻めの経営」経営資源の投入強化競争力強化に向けた体制強化研究開発機能強化（ＭＰＲ*の導入）成長地域・成長分野での事業拡大基本戦略事業収益構造の悪化に対応した事業運営方針の策定基本戦略成長地域：新興国（中国・アセアン）合成香料・ケミカル事業の強化成長分野：フレーバー事業フレグランス事業収益基盤強化 *MPR：Marketing Production , Research 間の連携システム 21 業績指標：２０１６年度目標連結売上高：１９２億円（2012年度比+32％）連結営業利益：２６.３億円（2012年度比+144％）（億円） 200 単体売上高（左軸）連結営業利益（右軸）連結増分（左軸）単体営業利益（右軸）前中経期間現中経期間（億円） 30 180 25 160 140 20 120 100 15 80 10 60 40 5 20 0 0 ’01 ’02 ’03 ’04 ’05 ’06 ’07 ’08 ’09 ’10 ’11 ’12 ’13 ’14 ’15 ’16 計画計画計画 22 中期経営課題の進捗状況曽田香料（昆山）新工場完成中国香料市場拡大に対応すべく新工場用地を取得。生産能力を約３倍に拡大。１１月に移転完了。新工場の概要・場所：・用途：・敷地面積：・生産能力：・総工費：江蘇省昆山市千灯鎮精細化工園区調合香料(各種フレーバー及びフレグランス)の製造２７,６１０㎡約３,０００トン/年約１８億円 23 ﾄﾋﾟｯｸｽ【成長地域：新興国（中国・ｱｾｱﾝ）】タイ駐在員事務所開設高成長が期待できるアセアン地域での事業拡大を推進。事務所概要・名称：曽田香料株式会社タイ事務所 Soda Aromatic Co.,Ltd. Thai Office ・所在地： 2 Jasmin Bldg., 12thFL,Soi Prasarnmitr(Sukhumvit23), Sukhumvit Rd., North Klongtoey Wattana Bangkok 10110 ・認可日： 2014年11月13日・事業内容：１.タイ並びに周辺諸国の需要等調査２.タイ国内顧客に対する技術支援 24 トピックス中国の尭舜社と香料の共同開発契約を締結中国の天然ボタン(牡丹)生花を用いた香料の共同開発・事業化を検討。 25 本資料中の２０１５年３月期業績予想、見通し及び事業計画についての記述は、現時点における将来の経済環境予想等の仮定に基づいています。本資料において当社の将来の業績を保証するものではありません。本資料に関するお問い合わせ曽田香料株式会社経営企画管理部ＴＥＬ：０３－５６４５－７３４０(代) ＦＡＸ：０３－３６６８－６２８９(代) ( E N D ) 26