稲作農家の皆様へ 27年産米において、消費量の減少がつづく主食用米から 国内需要の大きい飼料用米へと切り替えることは、 ○ 主食用米の価格安定 (国内の米需給が安定) ○ 農業経営の安定 (収入額が前もって計算可能) につながります! ⽔⽥活⽤の直接⽀払交付⾦ 主⾷⽤品種(コシヒカリなど)でも多収性専⽤品種でも実際の収量に応じた⾦額 (5.5万円〜10.5万円/10a)が交付されます。 ●交付⾦額のイメージ 助成額 (円/10a) 数量払いの単価(傾き):約167円/kg 10.5万 8.0万 さらに、取組によって以下の加算もあります。 ◆ 耕畜連携助成(1.3万円/10a) 5.5万 ◆ 多収性専⽤品種の取組(1.2万円/10a) ◆ ⼆⽑作助成(1.5万円/10a) 380kg/10a 680kg/10a あなたの地域の平均単収 (例:530kg/10a) 単収 (kg/10a) 補⾜1 多収性専⽤品種について Q 多収性専⽤品種の種⼦はどこで⼿に⼊るのかな。 多収性専⽤品種の種⼦については、都道府県が需要を把握して供給 しているほか、(⼀社)⽇本草地畜産種⼦協会が補完的に供給して いますので、まずは、県の農産担当課にご相談下さい。なお、 27年産向けには、全国で前年の2倍以上の量を確保しています。 A ※多収性専⽤品種の栽培⽅法や混⼊防⽌対策などについては、最寄りの普及指導センター の技術指導をご活⽤いただけます。 補⾜2 飼料⽤⽶の売り先について Q 飼料⽤⽶の⽣産に取り組みたいが、売り先はどうやって確保したら良いのか。 A 国・都道府県・地域農業再⽣協議会が連携し、 稲作農家と畜産農家等とのマッチング活動を進 めています。 また、近くに畜産農家や配合飼料⼯場のない地 域でも全国⽣産者団体等が地域の飼料⽤⽶を集 荷し配合飼料原料として広域的に供給する仕組 みを活⽤できます。 参考1 全国⽣産者団体の取組について JA全農は、27年産の飼料⽤⽶について、60万トンの⽣産⽬標を掲げ、県ごとに ⽣産拡⼤に取り組むとともに全農が直接、⽣産者から買い取り、⾃ら保管・流通・ 販売する仕組みを創設します。 ● 飼料⽤⽶の直接買取の仕組み 現 ⾏ 全農による直接買取の仕組み導⼊後 遠隔地の配合飼料工場 生産者対応 JA等 業務委託 全国生産者団体 (全農) 全農自身が広域的な販 売先を確保し、保管、流 通も対応 大手配合飼料工場 全国生産者団体 (全農) 遠隔地への 輸送経費が高い 大手配合飼料工場 JA等の保管 場所の確保 が難しい 販売先確保 が難しい JA等 直接 販売 遠隔地の配合飼料工場 全農が全国ベースで一元的に流通を行う ことで流通の円滑化、経費の合理化 販売委託 生産者 地元畜産農家 地元畜産農家 生産者 ※ 全農による飼料⽤⽶の取組に関するお問い合わせは、最寄りのJAまたは経済連・全農県本部まで 参考2 配合飼料関係団体の取組について (協)⽇本飼料⼯業会は「飼料⽤⽶ダイヤル」を設置し、飼料⽤⽶を⽣産して売りたい 産地の⽣産者や集荷業者、JA、飼料⽤⽶を使⽤したい傘下の全国の飼料メーカー(⼯場) との仲介を実施。 ※(協)⽇本飼料⼯業会「飼料⽤⽶ダイヤル」 TEL:03-3583-8031 E-mail:[email protected] お問い合わせは・・・ 九州農政局または最寄りの地域センターにお問い合わせください
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