新潟港 港湾計画改訂(案)説明資料 前回改訂:平成12年7月(目標年次:平成20年代前半) 新潟港港湾区域 21km 西港区 東港区 新潟空港 新潟空港IC 新潟中央JCT 西港区 豊栄新潟東港IC 新潟亀田IC 東港区 はじめに 港湾計画とは 港湾計画とは、港湾法第3条の3に「港湾の開発、利用及び保全並びに港湾に隣接する地域 の保全に関する政令で定める事項に関する計画」として規定されている法定計画 港湾計画では、「通常10年から15年程度の将来を目標年次として、以下の事項等を定める」 ① 港湾の開発、利用・保全の方針 ② 取扱可能貨物量などの能力 ③ 能力に応じた港湾施設の規模・配置 ④ 港湾の環境の整備・保全に関する事項 港湾計画改訂の必要性 新潟港では、平成12年に港湾計画を改訂(見直し)し、平成20年代前半を目標年次として取り 組んできているが、計画改訂から10数年が経過し、計画の前提となった社会経済情勢、海上物流 動向、新潟港に対する要請などに変化が生じてきている。 よって、新たな社会経済情勢、海上物流動向、新潟港に対する要請を十分踏まえた港湾計画に 見直す必要がある。 1 新潟港の概要 新潟港【全体】取扱貨物量の推移 ○新潟港は西港区と東港区からなり、政令指定都市 である新潟市を背後に擁し、国際物流拠点・国際 交流拠点として地域経済発展を牽引 ○平成24年の新潟港全体の取扱貨物量は3,467万トン ○西港区の取扱貨物量の約8割がフェリー貨物 ○東港区での主な取扱貨物はLNG、外貿コンテナ 貨物、木材チップ ○平成26年4月よりコンテナターミナルを民営化、 (株)新潟国際貿易ターミナルが運営 新潟港【西港区】 形態別取扱貨物量シェアの推移 専用 フェリー H24 10.7% H18 13.5% H12 13.8% 0% 公共バルク 77.6% 75.1% 10.4% 1.0% 71.1% 20% 40% 資料:新潟港統計年報 コンテナ 10.5% 1.2% 14.4% 0.7% 80% 100% 60% 新潟港【東港区】 形態別取扱貨物量シェアの推移 H24 公共バルク コンテナ 60.2% 27.3% 12.5% 37.3% 60.7% H12 0% 20% 資料:新潟港統計年報 40% 公共埠頭岸壁で取り扱われた貨物 (フェリー・コンテナ除く) 12.8% 32.8% 60% フェリーで輸送された貨物 コンテナで輸送された貨物 専用 49.9% H18 専用(民間整備)岸壁で取り扱われた貨物 80% 6.5% 100% 2 本州日本海沿岸諸港における新潟港の重要性 ○ 本州日本海側港湾で最大の取扱量 ○ 平成24年外貿コンテナ取扱貨物量は全国第11位、本州日本海側港湾で第1位 全国のコンテナ増加率との比較 % ( 千TEU ) 200 150 571.5 新潟港コンテナ取扱量 新潟港コンテナ取扱量 新潟港増加率(右軸) 新潟港増加率(右軸) 441.6 395.4 全国増加率(右軸) 全国増加率(右軸) ※H7年を100とした時の伸び率 ※1995年を100とした時の伸び率 100 254.0 217.4 50 3 5 131.9 46 156.2 169.3 54 104.0 102.3 88 346.3 288.6 10 0 311.7 137 461.8 153 1 60 470.4 1 98 453.1 444.5 157 154 404.1 163 600 506.2 1 75 12 0 300 200 75 123.8 127.3 130.6 (コンテナ貨物含む) 142.0 148.8 156.9 162.1 161.8 139.2 158.9 165.1 〔単位:千トン〕 400 1 40 1 08 59 99.2 114.1 123.8 500 新潟港 H7年比 5.1倍 本州日本海側港湾 総取扱貨物量(H24) 165.2 0 100 34,672 全国 H7年比 1.7倍 8,494 秋田港 0 伏木富山港 3,540 酒田港 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 敦賀港 外貿定期コンテナ航路 金沢港 7,353 14,527 3,551 3,193 直江津港 11,998 ○釜山航路(週5便) ○中国・釜山航路(週6便) ○中国航路(週2便) ○日本海横断航路(月2便) (ザルビノ・琿春航路) ○合計 週13.5便就航 (H26.11現在) 新潟港 3,634 589 境港 舞鶴港 浜田港 日本海横断航路以外は国内他港に寄港 3 新潟港(西港区) 利用状況 各ふ頭に記載の数字 ( ):岸壁水深、 B:岸壁数、 m:岸壁延長 44 新潟港(東港区) 利用状況 各ふ頭に記載の数字 ( ):岸壁水深、 B:岸壁数、 m:岸壁延長 5 港湾計画改訂の基本方針 ◆改訂の方針(目標年次:平成40年代前半) 西港区と東港区の適正な機能分担を図りながら、「環日本海における国際物流拠点・国際交流拠点」、 「日本海側における日本海・太平洋2面活用型国土形成の中心」としての役割を担う 【物流】 北東アジアゲートウェイ機能の進化 ○北東アジア、東アジア、東南アジアの玄関口にふさわしい日本海側拠点港の形成 ① 外貿コンテナ貨物の増加及び雪に強いターミナルに対応するコンテナター ミナルの拡張、機能強化 ② 国際輸送モードの多様化に対応するため、国際RORO船に対応した機能強化 【産業・交流】地域経済の発展への貢献 ○地域経済の活力を増進する港づくり ① バルク貨物船の大型化等に対応するバルク貨物取扱機能の強化 ② 内貿ユニット貨物の海上輸送ネットワーク構築に向けた内貿ユニットロードター ミナル機能の強化 ③ 港湾の機能強化に資する既存施設の再編・集約等による効率的な機能配置 ④ 港湾機能の維持のため、浚渫土砂の適切な処分を行う海面処分場確保 ○交流拠点機能のさらなる強化 ① 背後のまちづくりと一体となった賑わい空間の創出に向けた既存施設の利用転換による交流拠点と しての魅力向上 ② クルーズ需要の増大に対応するため、クルーズ拠点の形成による交流拠点機能の強化 【防災】太平洋側港湾のバックアップ機能の強化 ○防災拠点機能の強化 ① 太平洋側港湾のバックアップ機能を担う国際海上コンテナ輸送や複合一貫輸送に対応したターミナ ルの防災拠点機能の強化 ② 大規模地震対策として、広域的な緊急物資輸送、住民避難、経済活動維持に供する岸壁の耐震化 や防災拠点となる緑地確保 ○エネルギー供給基地としてのさらなる拠点化 ① 我が国のエネルギー安定供給とリスク分散に資する日本海側エネルギー拠点としての機能強化 6 新潟港(西港区)計画変更の考え方 課題・ 要請 ○地域経済の活性化や地域 の賑わい創出のための クルーズ振興への対応 ○環境への負荷が少ない 国内海上輸送ネットワーク 構築への対応 対応方針 ○大型クルーズ船対応の クルーズ拠点形成 ○日本海側港湾との連携によ る海上輸送ネットワーク強化 計画変更内容 ○入舟地区 内貿ユニットロード、大型 クルーズ船に対応した公共 埠頭計画の見直し 【P11参照】 ○大量一括輸送による 輸送コスト低減のため のバルク貨物船の 大型化等への対応 ○海洋環境保全 の視点に基づく 浚渫土砂の海洋 投入処分抑制へ の対応 ○港湾の持続的 な機能維持 ○背後のまちづくりと 一体となった賑わい 空間の創出 ○財源の有効活用 のための計画的 な施設の更新・ 再編と適切かつ 効率的な維持管理 ○既存の港湾機能の再編・集約 ○バルク貨物取扱 機能の強化 ○東海岸地区 大型バルク貨物船 に対応した公共 埠頭の新規計画 【P12参照】 ・効率的な機能配置の促進 ・土砂処分用地の確保 ・既存施設の利用実態を踏まえた見直し ○万代島地区 土地利用計画の変更 ○中央地区 既存公共埠頭の利用転換による プレジャーボート係留施設の新規計画 ○東海岸地区 土地造成及び土地利用計画の見直し ○西港区全体 外港展開に伴う既存岸壁、航路・泊地、 泊地水深の規模見直し 【P13,14参照】 7 新潟港(東港区)計画変更の考え方 課題・ 要請 対応方針 ○外貿コンテナ貨物の増加及び雪に強いターミナ ルに対応する機能強化 ○東日本大震災を踏まえた大規模地震発生時の リダンダンシー機能の確保 ○中国東北部・ロシア極東地域とを結ぶシーム レスな複合一貫輸送の安定就航への対応 ○コンテナターミナルの拡張、機能強化 ・泊地埋立によるターミナルの拡張、岸壁整備 ・雪に強いターミナル方式の導入 ○国際輸送モードの多様化に対応するための 機能強化 計画変更内容 ○西ふ頭地区、南ふ頭地区 ・増大するコンテナ貨物需要に対応した外貿 コンテナ埠頭計画の見直し ○西ふ頭地区 ・外貿RORO貨物を取り扱う公共埠頭の 新規計画 【P15参照】 【P15参照】 8 主な計画変更内容(西港区) ○クルーズ需要の増大やクルーズ船の大型化および内貿RORO船の新規就航に対応する ため、「公共埠頭および旅客船埠頭」を計画する。 ○大規模地震発生時の緊急物資等の輸送機能を確保するため耐震強化岸壁として計画 する。 【入舟1号岸壁(-10m) 1B 350m (うちRORO船用は240mのみ) (耐震)】 【泊地(-10m)17.2ha】 【入舟防波堤 620m】 【埠頭用地 7.4ha】(うち海面処分・活用用地 5.9ha) ○西海岸地区と一体的なレクリエーション 活動の拠点及び大規模地震発生時の 防災拠点となりうる空間を確保する。 【入舟緑地 34.4ha】 (うち海面処分・活用用地 28.2ha) (うち24.0ha工事中) ○外港の整備に伴い既存岸壁、航路・泊地、 泊地の水深を計画変更する。 【水深-7.5mに変更】 ○港湾から発生する浚渫土砂を処分するための 土地造成及び土地利用計画を変更する。 【海面処分用地 144.8ha】(うち53.8ha工事中) ○既存の公共埠頭を利用転換し プレジャーボート係留施設を 計画する。 【小型桟橋 1基】 ○交流拠点機能強化を図るた め土地利用計画を変更する。 【交流厚生用地 1.1ha】 ○大規模地震発生時において、緊急物資等の輸送機能を確保するため 耐震強化岸壁として計画する。 【山の下ふ頭南側岸壁 (-7.5m) 1B 260m(耐震)】(既設)(うち130m耐震化済) ○バルク貨物船の大型化及び将来的な港内の浚渫土砂量縮減に対応する ため新たな公共埠頭を計画する。 【東海岸1号岸壁(-11m) 1B190m、東海岸2号岸壁(-10m) 1B170m】 【航路・泊地(-11m) 20.0ha、泊地(-11m) 1.2ha、泊地(-10m)4.1ha】 【東海岸防波堤 280m】 【埠頭用地 16.0ha】【緑地 1.7ha】【港湾関連用地 0.6ha】【交通機能用地0.5ha】 (うち海面処分・活用用地 18.8ha) ※ 詳細な施設配置・規模等は今後の検討により変更となる可能性があります 9 主な計画変更内容(東港区) ○大規模地震発生時において、緊急物資等の 輸送機能を確保するため耐震強化岸壁として 計画する。 【中央ふ頭東1号岸壁 (-13m) 1B 260m(耐震)】 (既設) ○クルーズ需要の増大やクルーズ船の大型化に 対応するため既存公共埠頭計画に加え、旅客 船埠頭計画を追加する。 【南ふ頭木材1・2号岸壁(-10m) 2B 370m】 (既設) ○雑工業品、産業機械等の外貿RORO貨物を取 り扱うため、外貿ユニットロード埠頭を計画する。 【西ふ頭5号岸壁 (-10m) 1B 240m(耐震)】 【埠頭用地 7.9ha】 ○増大するコンテナ貨物需要に対応するため、 外貿コンテナ埠頭計画を変更する。 【南ふ頭1・2号岸壁 (-12m) 2B 500m(耐震)】 【埠頭用地 66.6ha(うち39.7ha既設】 ※ 詳細な施設配置・規模等は今後の検討により変更となる可能性があります 10 計画変更内容(西港区 入舟地区) ○クルーズ需要の増大やクルーズ船の大型化および内貿RORO船の新規就航に対応するため、「公共埠頭および旅客船埠 頭」を計画(大規模地震発生時の緊急物資の輸送機能確保のため耐震強化岸壁として計画) ○長距離フェリー計画は、山の下地区へ変更 ○マリーナ計画は削除し、西海岸地区と一体となったレクリエーション拠点、 RORO船航路図 大規模地震発生時の防災拠点となる緑地を計画 苫小牧 新たな国内海上輸送ネットワークの構築 【現状】 【対応】 ○西港区では、回頭水域の不足により5万 トン 級までのクルーズ船の受入が限界 ○日本海側地域のうち,舞鶴以西には フェリー・RORO船が就航しておらず、 日本海側海上輸送網の未就航エリア となっている ○クルーズ需要に対応する9万トン 級対応のクルーズ基地の形成 ○中国地方とを結ぶ新たな国内海上 輸送ネットワークの構築 既定計画 八戸 新潟港 境港 仙台 北九州 岩国 鹿児島 博多 苅田 大分 細島 宮崎 油津 宇野 三島 高松 敦賀 神戸 大阪 名古屋 日立 常陸那珂 川崎 東京 御前崎 横須賀 千葉 追浜 【新潟港の優位性】 ○日本海沿岸のほぼ中央に位置 ○太平洋側との充実した道路交通網 那覇 今回計画 ○フェリー埠頭 (-8.5m) 1B 280m(公共) ○防波堤 2,100m ○旅客船埠頭 (-9.0m) 1B 260m ○入舟地区マリーナ 防波堤 1,510m 物揚場 (-3) 100m 小型桟橋 7基 船揚場 155m 釧路 ○内貿ユニットロード埠頭 (-8.5m) 1B 230m(内貿RORO船用) (-7.5m) 1B 130m(内貿コンテナ船用) ※ 詳細な施設配置・規模等は今後の検討により変更となる可能性があります ○レクリエーション、防災拠点緑地 入舟緑地 34.4ha (うち海面処分・活用用地 28.2ha) (うち24.0ha工事中) ○防波堤 620m ○内貿ユニットロード埠頭、旅客船埠頭を兼用として計画 (耐震強化岸壁) 入舟1号岸壁(-10m) 1B 350m(うちRORO船用は240mのみ) 埠頭用地 7.4ha(うち海面処分・活用用地 5.9ha) ※ 詳細な施設配置・規模等は今後の検討により変更となる可能性があります 11 計画変更内容(西港区 東海岸地区①) ○西港区 利用企業のバルク貨物船(石灰石、鉄鋼・鋼材)の大型化に対応する物流機能強化が必要 ○将来的な港内の浚渫土砂量の縮減が求められているため、大型化に対応する岸壁は港口部(東海岸地区)に計画 ○埠頭用地と併せて、港湾関連用地、休息緑地を計画 ○航路拡幅により撤去が必要となる専用ドルフィンは、所有者の意向により東海岸地区に計画 西港区背後の主な企業立地状況 【現状、要請】 東海岸地区 ○複数の企業が輸送コスト低減の ための大量一括輸送を要請 山の下地区 入舟地区 中央地区 信濃川左岸地区 凡例: エネルギー 製造(製紙) 万代島地区 製造(化学) ○毎年約80万 m3の土砂を浚渫 しており、将来的な浚渫土砂量 の縮減が課題 ※既存岸壁でバルク貨物船の大型化に対応するためには水深 の深い岸壁が必要となり浚渫土砂量が増加 ・背後の製紙工場では、 西港区を利用し石灰石 を輸入 ・輸送コスト低減のため の船舶大型化への対応 要請がある 【対応】 ○将来的な浚渫土砂量の縮減とバルク貨物船の大型化に対応する ため、東海岸地区に新たな埠頭を計画 セメント 今回計画 既定計画 ○航路・泊地(-11m) 10.0ha ○泊地(-11) 10.0ha ○東防波堤撤去 336m ○東導流堤防撤去 145m ○東防波堤撤去 336m ○東導流堤防撤去 145m ○防波堤 280m ○東防波堤 310m ○東導流堤防 230m ○専用 (-10m) ドルフィン 1基 貨物船大型化への 対応要請がある埠頭 ○専用埠頭 (-10)m ドルフィン 1基 (-7.5m) 2B 260m 埠頭用地 2.8ha ※ 詳細な施設配置・規模等は今後の検討により変更となる可能性があります ○バルク貨物船の大型化に対応する公共埠頭を計画 東海岸1号岸壁(-11m) 1B 190m、東海岸2号岸壁(-10m) 1B 170m 埠頭用地 16.0ha 緑地 1.7ha 港湾関連用地 0.6ha 交通機能用地 0.5ha (うち海面処分・活用用地 18.8ha) ※ 詳細な施設配置・規模等は今後の検討により変更となる可能性があります 12 計画変更内容(西港区 東海岸地区②) ○港湾から発生する浚渫土砂の適正な処分及び環境負荷低減が必要 ○海水浴場として利用されている水際線の存続が求められていることから、海面処分用地の位置を変更 【対応】 【現状、要請】 ○浚渫土砂を処分するための海面処分用地の 計画範囲内に海水浴場があるため、地域より 水際線を残すよう要請がある 海面処分用地 ○既定計画の海面処分用地の一部を 阿賀野川側へ変更 既定計画 東海岸地区 今回計画 ○海面処分用地 108.7ha ○港湾から発生する浚渫土砂を処分するため の土地造成及び土地利用計画を変更 海面処分用地 144.8ha(うち53.8ha工事中) 多くの市民が海水浴場として利用 ○東海岸緑地 8.5ha (親水緑地) 新潟空港 ※ 詳細な施設配置・規模等は今後の検討により変更となる可能性があります 新潟空港 ※ 詳細な施設配置・規模等は今後の検討により変更となる可能性があります 13 計画変更内容(西港区 万代島地区、山の下地区、中央地区) ○万代島地区における土地利用計画を変更(交流拠点としての土地利用に一部変更) ○既存公共埠頭を利用転換し、プレジャーボート係留施設を計画 ○小型船だまり計画を長距離フェリー埠頭計画に変更し、耐震強化岸壁として計画 ○既存施設の再編・集約及び外港の整備により、岸壁、航路・泊地、泊地の規模を変更(水深-7.5mへの縮小による浚渫土砂量の縮減) 既定計画 西港区における主な観光資源 ○泊地(-10.0m) ○耐震強化岸壁として計画 万代島信濃川右岸第1岸壁(-7.5m)1B193m ① ② ③ ○小型船だまり計画 ④ ○ドルフィン(-10.0m) 朱鷺メッセ ○岸壁(-9.5m) ① 信濃川左岸緑地 ③ 新潟歴史博物館 ○岸壁(-7.5m) ※ 詳細な施設配置・規模等は今後の検討により変更となる可能性があります ② ピアBandai ④ 旧新潟税関庁舎 今回計画 ○航路、泊地(-10.0m) → 航路、泊地(-7.5m)に変更 ○耐震強化岸壁として計画(既定計画) 万代島信濃川右岸第1岸壁(-7.5m) 1B193m 朱鷺メッセ 佐渡汽船 ○埠頭用地 1.0ha、緑地0.1ha → 交流厚生用地に変更 ○緊急物資等の輸送機能を確保する ため耐震強化岸壁として計画 山の下ふ頭南側岸壁 (-7.5m) 1B 260m (既設)(うち130m耐震化済) 埠頭用地 5.9ha 新日本海フェリー岸壁 ピアBandai 交流厚生用地:港湾を通じた人的・経済的な交流 活動を推進する区域 ○既存の公共埠頭を利用転換し、 プレジャーボート係留施設を計画 小型桟橋 1基 ○岸壁(-9.5m) → 岸壁(-7.5m)に変更 ※ 詳細な施設配置・規模等は今後の検討により変更となる可能性があります 14 計画変更内容(東港区 西ふ頭地区、南ふ頭地区) ○外貿コンテナ貨物の増加及び雪に強いターミナルに対応するため外貿コンテナ埠頭計画を変更 ○国際輸送モードの多様化に対応するため、国際RORO船に対応した外貿ユニットロード埠頭を計画 ○クルーズ需要の増大やクルーズ船の大型化に対応するため既存公共埠頭を活用した9万トン級超クルーズ船の受入 【現状】 既定計画 【既定計画】 ○南ふ頭地区の一部を空コンテナ置場として利用 するなど非効率な荷役作業が発生 ○現行のターミナル方式では蔵置コンテナの間の狭 隘なスペースの除雪が必要であり、作業効率が低 いため荷役作業の遅れが発生 ○国際輸送モードの多様化への対応が必要 ④ ③ ④ ② ① ② 非効率な荷役作業 ③ ○外貿コンテナ埠頭計画(4バース) ①西ふ頭2号岸壁 ② 〃 3号岸壁 ③ 〃 4号岸壁 (耐震) ④ 〃 5号岸壁 南ふ頭地区 【今回計画】 ① 西ふ頭地区 ○外貿コンテナ埠頭計画(4バース) ①南ふ頭1号岸壁 (新規)(耐震) ② 〃 2号岸壁 (新規)(耐震) ③西ふ頭3号岸壁 (既定)(耐震) ④ 〃 4号岸壁 (既定)(耐震) 空コンテナヤード ※ 詳細な施設配置・規模等は今後の検討により変更となる可能性があります 除雪作業の状況 ⑤西ふ頭5号岸壁→外貿RORO対応に変更 ※西ふ頭2号岸壁 → 削除 今回計画 【対応】 ○南ふ頭泊地埋立によるターミナルの拡張、岸壁整備 ○雪に強いターミナル方式の導入 ⑤ ④ ③ 泊地埋立によるターミナル の拡張・岸壁整備 ② ① ④ ③ ⑤ ② ① ○クルーズ需要の増大やクルーズ船の 大型化に対応するため既存公共埠頭 計画に加え、旅客船埠頭計画を追加 する。 南ふ頭木材1・2号岸壁(-10m) 2B 370m 南ふ頭地区 西ふ頭地区 ターミナルの拡張により雪 に強いトランスファークレー ン方式の導入が可能 ○雑工業品、産業機械等の外貿RORO貨物を取 り扱うため、外貿ユニットロード埠頭を計画 西ふ頭5号岸壁 (-10m) 1B 240m(耐震) 埠頭用地 7.9ha ○増大するコンテナ貨物需要に対応する ため、外貿コンテナ埠頭計画を変更 南ふ頭1・2号岸壁 (-12m) 2B 500m(耐震) 埠頭用地 66.6ha(うち39.7ha既設) ※ 詳細な施設配置・規模等は今後の検討により変更となる可能性があります 15
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