Agisoft PhotoScan バージョン1.1の新機能の概要 1. Standard版/Professional版共通 ■ インストーラから付属のツールも一括ダウンロード可能 Standard版…”Agisoft Lens“ Professional版…”Agisoft Lens“ ”Agisoft Viewer” “Agisoft Network Monitor” ■ 処理機能・設定 ・「Tools」メニューに「Thin Point Clud」コマンドが追加。 ・「Workflow」メニューの「Align Photos」コマンドに「Tie-Point Limit」パラメータが追加。 ・「Workflow」メニューの「Build Dense Cloud」コマンドの「Depth filtering」パラメータに 「Disable」が追加。 ―Disable・・・ポイントクラウド高密度化時にフィルター処理をしない ・バッチ処理に「Import Masks」、「Save Project」、「Export Points」、「Export Texture」の コマンドが追加。 ―Import Masks・・・マスク画像の取り込み ―Save Project・・・プロジェクトファイルの保存 ―Export Points・・・ポイントクラウドの出力 ―Export Texture・・・テクスチャ画像の出力 ・Standard版にカメラ情報の最適化を行う「Optimize Cameras」コマンド追加。 ・「Tools」メニューの「Preferences」に設定を全てリセットするボタン追加。 ・「Edit」メニューの「gradual selection」コマンドの閾値入力が手動対応。 ・PhotoViewウィンドウのコンテキストメニューに「Invert Masks」コマンド追加。 ■ ファイルI/O ・3Dモデル出力にSTL形式が追加。(3Dプリンタの一般的なファイル形式) ・3Dモデル出力に3DFace を使用したDXF形式の出力を追加。(DXF形式についてpolylineと3DFaceから選択可能) ・ポイントクラウド出力にE57形式、potree形式が追加。 ・カメラグループにカメラフォルダとカメラステーションが追加。(固定点から撮影した画像の処理に対応) ・「Undistort Photos」のExport機能で16bit画像の出力に対応。 ・MeshのインポートにOpenCTM形式を追加。 ・エクスポートにパノラマコマンドが追加。(連続撮影画像からパノラマ画像作成) ■ 性能向上 ・大枚数/高解像度画像のポイントクラウド処理速度が向上 ・大枚数/高解像度画像のイメージアライメント処理速度が向上 ・align selected cameras機能の処理速度の向上。 ■ GUI、その他 ・カメラグループにカメラフォルダとカメラステーションが追加(固定点から撮影した画像の処理に対応) ・「View」メニューに「Stereo Mode」が追加。 ―Stereo Mode・・・アナグリフ表示のON/OFF ・撮影画像の2画面同時表示機能の追加 ・ModelViewウィンドウのカメラ視野調整に対応。 ・ModelViewウィンドウのフルスクリーン表示に対応 ・Photosウィンドウへの撮影画像のドラッグ&ドロップに対応。 ・Workspaceウィンドウのチャンクのコンテキストメニューに「Export」コマンドが追加。 2.Professional版のみ ■ ネットワーク処理機能 ・ネットワーク処理に対応可能になりました。 …PhotoScanのライセンスを複数所有している場合、ローカルネットワークで 繋がれた複数のPCを使って、1つのプロジェクトを処理します。 PCにサーバー、処理ノード、クライアントを割り当て、クライアントPC上で 操作、処理ノードで処理を行います。 ■ 3Dモデル専用表示ソフト “Agisoft Viewer” を提供 ・3Dモデルとポイントクラウドのタイルデータを可視化できます。 ・表示フォーマットは、TLSおよびOC3のタイルデータに対応しています。 ■ ファイルI/O ・Export機能に「Export Matches」コマンドが追加。 (ファイル形式はBINGO, ORIMA, PATBに対応) ・カメラ情報の入力にBINGO形式、VisionMap形式が追加。 ■ 処理機能・設定 ・scale bar機能で撮影ポイント間にスケールバーの追加が可能。 ・「Camera Calibration」のCamera typeパラメータに「Fisheye」が追加。 ・Detect Markers機能にクロスターゲット検出機能が追加。 ・markerにShow Info...機能が追加。 ・Reference Settingsダイアログに地表面高度の設定する「Ground altitude」 オプションが追加。 ・DEMとオルソモザイクの出力設定に「projected total resolution」が追加。 ・ポイントクラウドの出力設定に分割出力が可能な「Split in blocks」オプション が追加。 ・「Tools」メニューの「Dense cloud」に「Reset Classification」コマンドが追加。 ・「Tools」メニューの「Detect Markers」コマンドにMarker typeの種類が追加。 ・バッチ処理に「Classify Ground Points」コマンドが追加。 ・バッチ処理の各種コマンドに設定可能なパラメータが追加。 ■ 性能向上 ・大面積のタイルモデル出力速度が向上。 ■ GUI、その他 ・EPSGがVer8.3に更新。 販売代理店:株式会社ビジョンテック 〒305-0045茨城県つくば市梅園2-1-16 Tel:029-860-6100 Fax:029-859-1199 Email:[email protected] 販売元:Agisoft(露) 2014年12月
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