第 4 回 U NI 世界女性大会 インクルーディング・ユー - UNI Global Union

第 4 回 UNI 世界女性大会
インクルーディング・ユー!
マサカネ!
日本語速報第 2 号
2014 年 12 月 6 日発行
UNI Apro 東京事務所
UNI 日本加盟組織連絡協議会
UNI 世界女性大会 2 日目
議題 6「平等な社会に向けて」
近画期的な判決を下したことを紹介した上で、マ
ルイグループユニオンが進める様々な母親の復
UNI アフリカの女性による歌とダンスで 2 日
職支援、男性の育児参加促進、上司との定期的面
目もスタートした。冒頭、ホフマン UNI 副書記
接、母親どうしの意見交換等を通じ、制度に頼る
長が挨拶した。数少ない女性工員としてジェット
だけでなく主体的に働き方や時間を工夫する考
エンジン工場で働き始めた時にセクハラを受け、
えが増えてきた、と効果を報告した。フランスの
組合に助けてもらったのが、組合活動家になった
ような人権を重視する国でさえ、男女間で 25%も
原点だという経験を紹介し、その後弁護士として
賃金格差があるという報告もあった。全地域の 10
多 く の重 要な 交
か国を超える代議員から発言があり、動議 3 は全
渉 を 乗り 切っ て
会一致で採択された。
き た 自ら の人 生
を振り返った。
力を合わせる
議題 7「差別のない新しい労働の世界で共
に闘おう」
シャラダ代議
こ と で問 題を 解
員(インド・バロ
決 し よう と訴 え
ダ銀行労組)が動
る「失われたメッ
議 4「暴力からの
セージ」と題するビデオが上映された後、南アフ
解放」を紹介し、
リカのパトリシア女史から昨年亡くなったマン
労働組合は女性
デラ氏の、反アパルトヘイト闘争に捧げた人生と
に対する暴力の
女性の地位向上に果たした功績について紹介が
あり、参加者全員で黙とうを捧げた。マンデラ氏
は、8 月 9 日を女性の記念日と定め、
「女性が貧困
の中にいる限り、権利を与えられない限り、国家
の発展はない。平等に役割を果たせなければ国家
は破綻する」として、女性や子供の医療サービス
の無料化を実現した。
動議 3「同一価値労働同一賃金」について導入
報告があり、討論に
移った。日本からは、
佐伯さやか代議員
(UA ゼンセン)が、
妊娠に伴い実質降
格となった女性の
訴えに、最高裁が最
問題を交渉議題
に取り上げるべきだと強調した。UNI 機会均等局
は、「女性への暴力の連鎖を断ち切ろう」キャン
ペーンを展開しており、ジェニングス書記長はじ
め UNI の男性スタッフが「加害者には決してな
らない、女性への暴力は絶対に許さない、息子に
も教育する」と宣言する啓発ビデオ等のツールを
紹介した。フロア発
言では、日本から、
宮原千枝代議員(情
報労連)が、日本で
依然として存在す
る男女賃金格差や、
顕在化しているマ
タニティハラスメ
ント等の問題を解消するため、情報労連は「男女
平等月間」を設定し意識啓発を行っていると英語
ーストラリア・商業労組)

で発言した。ナイジェリアの代議員からは、イス
ラム過激派により誘拐された少女達を連れ戻す
緊急動議への、またケニアの代議員からは、爆撃
シャラダ・バンゲラ UNI Apro 女性委員(イ
ンド・バロダ銀行労組)

リン・シューフェン UNI Apro 女性委員会・
第 1 予備委員(台湾・中華電信労組)
テロを非難する緊急動議への支持要請がそれぞ
更に各地域女性委員会を代表する UNI 世界女
れあり、大会代議員は支持を表明した。動議 4 は
性委員会副議長の選出が行われ、UNI Apro から
採択された。
はジュリア・フォックス氏が選ばれた。
動議 5「女性の健康」は、マクシン UNI Apro
女性委員会議長が座長を務め、胎児のアルコール
症候群の問題に取組む団体を紹介。同団体のビュ
ーラ女史は、貧困家庭に生まれアルコール依存症
だったために子供達の発達にどのような悪影響
が起きたかについて自身の経験から、妊娠中にア
ルコールを摂取することに対する危険性を訴え
た。フロアからは、女性性器切除の慣習や、子宮
頸癌、メンタルヘルス等、女性が抱える健康問題
について労働組合が取組むべきとの発言が目立
った。ロー代議員(台湾 CPWU)は、台湾で育
児休暇を申請する男性が増えていると報告した。
動議 5「女性の健康」は満場一致で採択された。
議題 8「世界女性委員会規則の修正」
デニス議長は、UNI 世界女性委員会から勧告さ
れた規則の修正案(①UNI 世界青年委員会が指名
する若い女性 1 人を世界女性委員会に含めること、
②各地域青年委員会が指名する若い女性 1 人を地
域女性委員会に含めること)について説明し、全
会一致で可決された。
議題 9「選挙と確認」
続いて、UNI 世界女性委員会の確認が行われ、
UNI Apro からは以下の 5 人が確認された。

マクシン・ゲイ UNI Apro 女性委員会議長
(ニ
ュージーランド・ファーストユニオン)

和田水穂 UNI Apro 女性委員会副議長(UA
ゼンセン) 第 1 予備委員は花田美和 UNI
Apro 女性委員(JP 労組)
、第 2 予備委員は
宮原千枝 UNI Apro 女性委員(情報労連)

ジュリア・フォックス UNI Apro 女性委員
(オ
最後に、UNI 世界女性委員会議長には、デニス
現議長が満場一致で再選された。
女性の功績を表彰
民主化されたチュニジアのサービス・専門職労
働組で初の女性書記長に選出されたハヤット代
議員に「恐怖からの解放賞」が贈られた。ベルギ
ーのアレッテ代議員、アルゼンチンのアレハンド
ラ代議員に組織化賞が授与された。退任するオー
ストラリア SDA のテレーズ UNI Apro 選出世界
女性委員会副議長には、長年の功績を称え功労賞
が贈られた。「暴力反対」賞は、父親から受けた
虐待の体験を告白し、同様に暴力を受けた他の女
性の支援に尽くした米国のアニー代議員に授与
された。
2018 年リバプール大会に向けて
ルイーズ UNI アフリカ地域女性委員会議長か
ら、4 年後の開催地英国のアグネス代議員にバト
ンが渡された。大会参加者全員が成果を持ち寄り
再会することを誓い、2 日間の世界女性大会は閉
幕した。