ーダーメイド医療の実現プログにおム取りくだ No. いご由ラさ自オ 16 特集「二重らせんの旅遺伝子・ヒトゲノム解析技術の歴史的進展」バイオバンクを支える人々研究成果のご紹介ようこそ、バイオバンク・ジャパンへ B I O B A N K J A P A N バイオバンクを支える人々てで支えクームワね！” “わたしたちが提供した “チーいるんだ DNAを研究に役立てるために、事務局ではこういうことをしていたんだ！” 臨床情報等はサーバで大切に保管・管理し、最新のデータになるように更新しています。みなさんが研究参加していただくためのよりよい環境づくりに努めています。臨床情報等を厳重に保管・管理し、正確に試料提供するたいただいた貴重な DNAを有効に使めの情報更新をしています。わせていただくために不可欠な健康情報に関する情報が最新のものになるよう、情報更新をしています。共同研究機関との連携がうまくいくようにサポートしています！臨床情報データの集計等の解析業務をしています担当ごとにデータを扱える範囲が決められています提供されたDNAをバイオバンクで大切に保管し、 DNA の入出庫を管理しています。コンピュータがチューブの場所を特定して、ロボットが入出庫の操作を行うんですよ！研究計画の審査を行ったうえで、 DNA 等を研究者へ提供します。審査後依頼のあった DNA 等を研究者に提供しています。バイオバンク・ジャパン全体が適切に推進できるように各業務の進捗を確認しています！ BI N PA 研究成果のご紹介疾患に関係する遺伝子の研究こんなに研究成果が出ているよ！ 201 3/4 A みんなの協力のおかげで O BA N K J C 型肝炎ウイルスキャリアから肝臓の線維化やがんの発生に関係する遺伝子を明らかにしました！ C型肝炎ウイルスキャリアの患者さんの遺伝子を解析した結果、MHC（主要組織適合遺伝子複合体）という領域にある免疫応答に関わる複数の遺伝子が、肝臓の線維化やがんの発生に関係していることが明らかになりました。今回の発見は、C型肝炎ウイルスキャリアの患者さんの、予後予測にオーダーメイド医療の実現プログラムの役立つものと考えられます。研究成果として発表された ■ 2013年4月Journal of Hepatology誌、2013年5月PLoS One誌論文（研究成果）の数が、235本を越えました。（2013年12月末時点）疾患に関係する遺伝子の研究これまでの研究によって、病気や薬剤との関係が治療薬の新しい見つけ方を開発関節リウマチに関係する遺伝子の BI O BA N K J 今日も頑張って研究を進めています！見つける方法が見出されました！ O BA N K J A 2013 /10 N PA 疾患に関係する遺伝子の研究 N PA BI A 皆様のご協力をさらに多くの成果に結び付けるべく、 201 4 研究によって、遺伝子から新しい治療薬を /2 新たに明らかとなった遺伝子は、280個に上ります。アメリカ、イギリス、カナダ、スウェーデンなどの世界の多くの研究機関との国際共同研究です。バイオバンク・ジャパンを含め、欧米人とアジア人を合わせて、10万人以上の遺伝子乳がんと関係する遺伝子について、データを解析しました。その結果、関節リウマチの発症に関日本で最大の遺伝子解析研究を実施しました! 係する、 101箇所の遺伝子領域がわかりました。見つかった遺伝子の多くは、現在、関節リウマチの治療に使われている乳がんの患者さんと、健康な方の遺伝子を比較して分析しまし薬と関係していましたが、「CDK4/6阻害剤」のように現在、た。その結果、日本人集団での乳がんに関係する遺伝子のタイプ乳がんなどに対して開発された薬が関節リウマチの遺伝子が明らかとなりました。乳がんになりやすい遺伝子のタイプを多と関係があることが分かりました。今後は、関節リウマチのく持っている人と、少なくもっている人を比べた結果、多く持っている人が約2.2倍乳がんになるリスクが高いことがわかりました。治療薬として適応できるか、更なる研究が期待されます。 ■ 2013年10月 PLoS One誌 ■ 2014年2月 Nature誌 BI O BA N K J A 疾患に関係する遺伝子の研究 201 4/6 乳がんにおける化学療法後の脱毛と関係の日本人を含む東アジア人における、ある遺伝子を明らかにしました！大腸がんと関係がある新しい遺伝子領域を化学療法の副作用の一つである脱毛は、特に女性患者さん明らかにしました！にとって重要な問題ですが、これまで予防や治療があまり進バイオバンク・ジャパンを含む東アジアの大腸がん患者さんんでいませんでした。この研究では、乳がん患者さんで、化約15,000名と、健康な約32,000名の方の遺伝子を比較し学療法後に脱毛が生じた方と、生じなかった方の遺伝子を分析しました。その結果、大腸がんに関係する新たな6つの比較しました。日本人において化学療法による脱毛につい遺伝子を発見しました。さらに、これら東アジア人の結果をて、初めてゲノムワイド関連解析（GWAS）を実施した初めヨーロッパ人と比べたところ、大腸がんと関係する遺伝子ての研究です。その結果、脱毛と関連する遺伝子領域が発の種類には大きな違いがあることがわかりました。この研究見されました。脱毛が発生する仕組みの解明や、予防・治療は、東アジア人を対象とする大腸がんの遺伝子研究としてに一歩近づく成果です。は最大のものです。 ■ 2013年9月 Breast Cancer Research誌 ■ 2014年6月 Nature Genetics誌 N PA N PA 副作用に関係する遺伝子の研究 O BA N K J A 201 4/2 BI ご自由届け！ E WS ースをおにお取りください No. 16 ミニまようこそ、バイオバンク・ジャパンへ版したされディカ開催 MC（メ所での協会が研究全国科学ました。学医われ京大行なに東会が講習ーター） 48名れ、研情、臨床ツー明用を受講習、活。またわ行な答が要なに必方々だくす。いた者で協力担当にごするは、研究、サポートを MCと供しを提情報）に東（金月1８日レジるプてい議催しル会カウンシが、ンツ・た１１名され参加ジャパンンク・オバ。サンバイれました学さ本プを見況や管状の保ついプル究にの研。ラムログれました心を示さて関い内。詳しなりますク通信」ミニ版にイオバンこちらは「バ、ついてはオダーメドイ医実の療現プロラグ由ーご自容に号をご覧第１6 い。くださ旅特集重らせんの技術「二析子解遺伝プロジェクト概要紹介の歴史的進展・ジャパンへオババイムお取りください No. 16 」 N K B A B I O 研究成果のご紹介にンク通信最新ニュースをお届け！ N E WS 「ミニ版」もバー議メンル会学ンシを見き開カウパンを招ンツ・職者ジャジデからの有ンク・各国オバ世界学がバイ京大どうぞ Vol .16 医療メイド局ダー事務 4-6 -1 オーェクト金台ロジ区白化プ都港実現東京内 -86 39 究所〒108 学研 9-5 122 医科 544 大学 03 ）東京クス（ファッ電話・会社株式印刷瑞穂月印刷： 4 年 10 日：201 発行オーダー医療ご覧くださいメイド化実現プロジェクト！チラはコ We b :// htt p biob ankj p.o r g/ N P A J A ようこそ、バイオバンクオーダーメイド医療の実現プログラム Web はコチラ！ htt p : / / b i o b a n k j p.o r g / BIOBANK NEWS プレジデンツ・カウンシル会議メンバーバイオバンク・ジャパンを見学 MC講習会が開催されました 7 月12 日（土）に東京大学医科学研究所で MC（メディカルコーディネーター）講習会が行なわれました。全国の協力医療機関から48 名の MC が参加され、研究の進捗状況、 7 月1８日（金）に東京大学が世界各国からの有職者を招き開催しているプレジデンツ・カウンシル会議に参加された臨床情報の入力、説明用ツールについての講習を受けられま１１名が、バイオバンク・ジャパンを見学されました。サンプルのした。また、活発な質疑応答が行なわれました。保管状況や本プログラムの研究について関心を示されました。 MCとは、研究にご協力いただく方々に必要な情報を提供し、サポートをする担当者です。バナナ実験協力：岩本八束（東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカルゲノム専攻公共政策研究分野）準備するもの DNAをから取り出そう! RT! STA ●エタノール（薬局で購入できます） ●割り箸……1本 ●食器用洗剤……小さじ1杯 ●コーヒーフィルター……1枚 ●バナナ……1/3本 ●10％食塩水（水150mLに食塩15g ●透明なコップ……2個 (小さじ3杯)を加えて作っておきます） ●フォーク……1本 ※ペットボトルのふた＝約小さじ1杯身近なものを利用挑戦してしてみよう！ D 取出 NA し成功 ①バナナの1/3をフォークでつぶします。 ② 食塩水を加えて混ぜたらコーヒーフィルターで濾します。 ③ ろ過した液に食器用洗剤を加えて静かに混ぜます。編集後記迷路 ④少しずつエタノールを加えます（ろ過液の 2 倍程度の量）。 ⑤そのまま5分ほどおきます。 ⑥白くモヤッとしたのが、 DNAなのだ！（特別な顕微鏡などを使わないと、らせん構造は見えません）バイオバンク通信 Vol.16 涼しい夜風に乗せた虫の合唱が耳に心地良い季節となった一方オーダーメイド医療の実現プログラム事務局で、先の台風など自然の猛威に襲われる厳しい秋ともなりました。〒108-8639 東京都港区白金台 4-6-1 被害に合われた皆様へ謹んでお見舞い申し上げます。さて、第3 東京大学医科学研究所内期に入りましたオーダーメイド医療の実現プログラムも、2年目を電話・ファックス（ 03 ）5449-5122 迎えました。本誌の特集で取り上げましたように、この10年間にお編集人：鎌谷洋一郎（理化学研究所）ける遺伝子解析技術の進歩は,目覚しいものがあります。バイオバンク・ジャパンは、皆様のご協力に支えられながら、その時々の最神原容子・高島響子・洪賢秀・武藤香織（東京大学医科学研究所公共政策研究分野）先端の研究を実施してきました。その成果は、少しずつ、しかし確デザイン：株式会社東京ヒュッテ実に積み重ねられてきています。また次号で皆様にご紹介できる印刷：瑞穂印刷株式会社成果がたくさん登場しますように! と願っております。発行日：2014 年 11 月バイオバンク通信は、ご協力頂いた皆様に感謝を込めて、研究の状況をお知らせするために発行しております。 !