仕 様 書 調達品目 臨床検査システム 一式

仕 様 書
調達品目
臨床検査システム
一式
品目内訳
統合データ管理システム
㈱エクセルクリエイツ社製 FORZ検査システム
採血管準備システム
㈱テクノメディカ製 BC・ROBO-8000RFID/(6管種)
生化学自動分析装置
富士フィルム㈱製 ドライケム NX500i
調達数量
各一式
納入期日 平成 27 年 3 月 31 日
設置場所
福島県立宮下病院
設置条件
作業状態の確認をもって納入完了とする。
調達品目は、以下の要件を満たすこと。
統合データ管理システムの構成内訳
(1)統合データ管理サーバー 1 PC
1台
2 モニター(19型)
1台
3 UPS(無停電電源装置)
1台
4 バックアップNAS
1台
(2)検査室外部のオーダー端末
1 PC
2 モニター(24型)
3 モニター(22型)
4 ログインリーダ
5 診察券リーダ
6 レーザープリンタ
7 ラベルプリンタ
8 伝票用インプリンタ
9 ラベラー
8台
3台
5台
8台
8台
8台
4台
6台
6台
(3)検査室外部の結果参照端末
1 PC
2 モニター(24型)
3 モニター(22型)
2台
1台
1台
(4)検査室内部のクライアント端末
1 PC
2 モニター(22型)
3 ログインリーダ
4 診察券リーダ
5 レーザープリンタ
6 ラベルプリンタ
7 複合プリンタ
8 バーコードリーダ
9 CCDスキャナ
2台
2台
2台
2台
1台
2台
1台
2台
1台
(5)予備機
1 PC
2 モニター(24型)
3 HDD
1台
1台
1台
1.統合データ管理システム/ハードウェア
( 左記以外に薬剤部の既設PC1台と同居 )
1.1 統合データ管理サーバー
1.1.1 サーバー性能
OS:Windows7 Professional 64Bit以上であること。
CPU:Xeon E5-1603以上であること。
HDD:実効容量2TB以上で、RAID5構成であること。
メモリ:8GB以上であること。
1.1.2 モニター(19型)性能
カラーモニターであること。
解像度は1280×1024以上であること。
縦横回転が可能であること。
1台
1台
1.1.3 UPS(無停電電源装置)性能
停電時に5分以上電源供給を維持し、それ以上の
停電が継続する場合は、安全に自動シャットダウン
すること。
1台
1.1.4 バックアップNAS性能
2TB以上の実効容量を有するネットワーク型HDD
であること。
1台
1.2 検査室外部のオーダー端末
1.2.1 PC性能
OS:Windows7 Professional 64Bit以上であること。
CPU:Corei7-3770以上であること。
HDD:実効容量500GB以上であること。
メモリ:4GB以上であること。
8台
1.2.2 モニター(24型)性能
カラーTFT液晶パネル(IPS方式)であること。
解像度は1920×1200以上であること。
輝度は350cd/㎡以上であること。
DICOM Part 14準拠のキャリブレーションに
対応した医用画像表示用モニターであること。
モニターアームを有すること。
3台
1.2.3 モニター(22型)性能
カラーモニターであること。
解像度は1680×1050以上であること。
縦横回転が可能であること。
5台
1.2.4 ログインリーダ性能
FeliCa等の非接触ICカードに対応するUSB対応の
リーダ/ライタであること。
PCログイン認証ができること。
FeliCaカードを60枚以上有すること。
10台
1.2.5 診察券リーダ性能
JIS X6301 1998に準ずる磁気カードの読み取り
ができること。
8台
1.2.6 レーザープリンタ性能
30枚/分以上の印刷速度を持つ両面対応のモノクロ
レーザープリンターであること。
ネットワーク接続機能を有すること。
給紙はカセットとトレイを各一式有すること。
8台
1.2.7 ラベルプリンタ性能
印字方式は感熱式であること。
印字速度は150mm/秒以上であること。
QRコードに対応していること。
4台
1.2.8 伝票用インプリンタ性能
JIS X6301プラスチックカードの内容を伝票に
印字できること。
5台
1.2.9 ラベラー性能
印字速度は150mm/分であること。
NW7、CODE39、QRコードの印字ができること。
1.3 検査室外部の結果参照端末
1.3.1 PC性能
OS:Windows7 Professional 64Bit以上であること。
CPU:Corei7-3770以上であること。
HDD:実効容量500GB以上であること。
メモリ:4GB以上であること。
5台
2台
1.3.2 モニター(24型)性能
カラーTFT液晶パネル(IPS方式)であること。
解像度は1920×1200以上であること。
輝度は350cd/㎡以上であること。
DICOM Part 14準拠のキャリブレーションに
対応した医用画像表示用モニターであること。
モニターアームを有すること。
1台
1.3.3 モニター(22型)性能
カラーモニターであること。
解像度は1680×1050以上であること。
縦横回転が可能であること。
1台
1.4 検査室内部のクライアント端末
1.4.1 PC性能
OS:Windows7 Professional 64Bit以上であること。
CPU:Corei7-3770以上であること。
HDD:実効容量500GB以上であること。
メモリ:4GB以上であること。
2台
1.4.2 モニター(22型)性能
カラーモニターであること。
解像度は1680×1050以上であること。
縦横回転が可能であること。
2台
1.4.3 ログインリーダ性能
FeliCa等の非接触ICカードに対応するUSB対応の
リーダ/ライタであること。
PCログイン認証ができること。
FeliCaカードを60枚以上有すること。
2台
1.4.4 診察券リーダ性能
JIS X6301 1998に準ずる磁気カードの読み取り
ができること。
2台
1.4.5 レーザープリンタ性能
30枚/分以上の印刷速度を持つ両面対応のモノクロ
レーザープリンターであること。
ネットワーク接続機能を有すること。
給紙はカセットとトレイを各一式有すること。
1台
1.4.6 ラベルプリンタ性能
印字方式は感熱式であること。
印字速度は150mm/秒以上であること。
QRコードに対応していること。
2台
1.4.7 複合プリンタ性能
解像度は9600×2400dpiであること。
プリント、コピースキャンの機能を有するA4カラー
インクジェット複合機であること。
給紙は2段カセットを有すること。
1台
1.4.8 バーコードリーダ性能
読み取りコードはEAN-128、NW7、CODE39で
あること。
トリガスイッチを有すること。
読み取り幅は65mm以上であること。
2台
1.4.9 CCDスキャナ性能
オーバーヘッド読取方式であること。
カラー600dpi、白黒1200dpi以上であること。
光源は(白色LED+レンズ照明)×2であること。
用紙はA3横まで読み取りができること。
1台
1.5 予備機
1.5.1 PC性能
OS:Windows7 Professional 64Bit以上であること。
CPU:Corei7-3770以上であること。
HDD:実効容量500GB以上であること。
メモリ:4GB以上であること。
1台
1.5.2 モニター(24型)性能
カラーモニターであること。
画素数は1366×768以上であること。
縦横回転が可能であること。
入力端子はD-Sub15、HDMI、LAN端子を有すること。
ワイヤレスリモコンにより、入力切替が可能なこと。
1台
1.5.3 HDD性能
実効容量は1TB以上であること。
USB接続であること。
1台
1.5.4 その他
ラベルプリンターで印刷するラベルを10巻1箱
有すること。
PCやプリンター、自動分析装置などと接続するのに
必要なケーブルは全て含むこと。
2.統合データ管理システム/ソフトウェア
方式/諸元
2.1
2.1.1 クライアント/サーバ方式のLANシステムであること。
2.1.2 Windows のLAN構成で、拡張性があること。
2.1.3 データベースソフトはOracle11g以上であること。
2.1.4 検査、画像のデータベースを一元管理できること。
2.1.5 検査項目数 999,999以上
2.1.6 保存検体数 20,000,000以上(100項目/検体の条件)
2.1.7 今回導入するシステムは統合型のデータベース機能を有し、画像・検査のデータが
サーバー1台で管理できること。
2.1.8 既設検査システムで管理する過去データを新システムに移行できること。
停電対策
2.2
2.2.1 停電時には、無停電電源装置を使用し5分間検査システムサーバの電源を確保できること。
拡張性
2.3
2.3.1 将来、端末増設が可能なこと。拡張性があること。
2.3.2 JLAC10(日本臨床病理学会臨床検査項目分類コード)に対応可能であること。
2.4
2.4.1
2.4.2
2.4.3
2.4.4
2.4.5
2.4.6
2.4.7
2.4.8
2.4.9
2.4.10
2.4.11
2.4.12
2.4.13
2.4.14
2.4.15
2.4.16
2.4.17
2.4.18
2.5
2.5.1
2.6
2.6.1
2.6.2
2.6.3
2.6.4
2.6.5
2.7
2.7.1
2.7.2
2.7.3
2.7.4
2.7.5
2.8
2.8.1
2.8.2
2.8.3
2.8.4
2.8.5
2.9
2.9.1
2.9.2
2.10
2.10.1
2.11
2.11.1
2.11.2
2.12
2.12.1
2.12.2
2.12.3
2.13
2.13.1
2.13.2
検査依頼
検査オーダを入力できること。
1年後以上の未来日のオーダができること。
前回オーダのコピー入力ができること。
休日のオーダについては警告を表示すること。
検査日未定のオーダができること。
診察券リーダで診察券を読み取り、患者情報の呼び出しができること。
セットや検査項目、オーダコメントを入力できること。
医事システムから患者情報(患者番号、氏名、生年月日、性別)を受け取れること。
医事システム側の費用も含めること。
医事課のPCでは検査オーダされた情報に基づき、医事課用のコードを表示できること。
患者情報には感染症情報や不規則抗体情報を更新日とともに登録できること。
HbA1cや感染症検査のオーダ時に一定期間診療報酬の付かない検査は警告表示できること。
検査依頼時に、検査項目毎に通常・至急の指定ができること。
検査依頼時に、検査項目に基づき採血用バーコードラベルを印刷できること。
バーコードラベルには感染症情報をマーク印字できること。
ラベルはユーザーが自由にレイアウトできること。
採血管準備システムと接続し、ラベル貼付済みの採血管を出力できること。
システムダウン時に診察券を読み取り、ラベルを発行できること。
分析業務
分析装置から収集したデータは、データチェック機能と連動して異常値、前回値、項目間、
分析装置エラーチェックを行い異常結果のチェックができること。
結果入力
受付別(個人別)入力画面から過去結果すべての参照ができること。
ロジック演算機能により、eGFR・CCrなどの計算項目の算出、特定条件下での検査項目の
自動追加ができること。
ロジック演算機能実施時に、年齢・性別・依頼元を計算・判定条件に用いることができること。 受付別(個人別)入力画面で検査項目の依頼追加ができること。
細胞診、組織診等の結果報告書や心電図等をスキャナを使用して取り込むことができること。
進捗管理
進捗状況モニター画面では、任意に設定した検査項目グループで状況が表示できること。
進捗状況モニター画面は、リアルタイムで更新されること。
進捗状況モニタ画面において、チェック患者についてはマークを付けられること。
進捗状況モニタ画面において、指定グループ毎に警告時間を指定可能とし、閾値を超過すると
警告表示を行えること。
報告完了予定時刻の表示が行えること。
結果報告
報告書の発行が可能なこと。
時系列報告書を出力する機能標準機能として実装されていること。
報告書についてリモートプリンターへの報告が可能であること。
健診結果を健診システムに結果送信できること。
健診システム側の費用も含めること。
統合検索
患者番号を指定することにより、画像と検体データ、時系列グラフを1画面に表示できること。
画像はDICOM規格に対応し、静止画及び動画の管理・表示ができること。
精度管理
X-Rs-R管理図、ツインプロット、L-J管理図の出力ができること。
市販ソフトへのデータ渡し
システムのデータ(検体検査結果、精度管理データ、統計処理)を市販のソフトで使用できるように
CSV形式フォーマットに変換することができること。
画面上で指定した検査項目の数値範囲の検査データのみ抽出可能なデータ絞込みができること。
(指定した検査項目の結果値範囲で抽出データの絞込みができること。)
個人情報保護対応
Felicaカードによるログイン認証でアクセス管理機能を有すること。
一般ユーザは、自アカウントのパスワード・有効期限のみ設定できること。
検査データは職種別に特定項目の結果を公開・非公開の設定ができること。
外注連携
到着確認時、外注用ラベルを出力することが出来ること。
外注検査会社にUSB等のメディアで依頼を渡し、結果を取り込む機能を有すること。
2.14
2.14.1
①
②
③
④
⑤
⑥
接続分析機
以下の分析機とオンライン接続すること。
日立LaboSpect003
XS1000i
CG-02
RM-805
ABL-800
NX-500i (新規購入予定機器)
3.システムの保守
システムの保守
3.1
3.1.1 各種マスタの登録、変更が容易にできること。
3.1.2 各マスタ登録画面には日付を指定した世代管理機能を有すること。
3.1.3 1社で全てのシステムのリモートメンテナンスが実施できること。
3.1.4 保守費用は別途提示すること。
3.1.5 当該システムの導入実績が300施設以上あること。
3.1.6 バックアップは臨床検査及び画像データの全てを1回の操作で取得できること。
3.1.7 ウィルスチェックソフトを含むこと。
4.採血管準備システム
4.1 検査システムから受信した採血管情報にしたがって、バーコードラベルが自動貼付された採血管、手貼り
用ラベルおよび採血指示書を患者毎に1つのトレイに準備すること。
4.2 処理能力は300人/時間以上(1患者4本の場合)であること。
4.3 6種類の採血管にバーコードラベルの自動貼付する機能を有すること。
4.4 バーコードラベルには、患者情報、採血管情報を印字すること。
4.5 採血指示書には患者情報、採血管情報を印字する機能を有すること。
4.6 発行済みトレイを、20個以上積重ね収納する機能を有すること。
4.7 稼働中の採血管の補充は装置を停止せず、且つ、本体部を引き出すことなく補充できること。
4.8 ラベルのセットは、給紙から台紙の巻取りまでを全自動処理できるオートローディング機能を有している
こと。
4.9 個別ユニットに障害が発生した場合、そのユニットのみ切り離し、手貼り切替が可能であること。
4.10 ユニットでバーコードラベル自動貼付け機能に障害が生じた場合でも、採血管と手貼りラベルをトレイに
収納する機能を有すること。
4.11 各供給ユニットは採血管の入れ間違いによる貼付ミス防止のために、採血管ケース自動認識機能及び、
採血管混在検知機能を有していること。
4.12 ラベル貼り付け済み採血管がオーダー情報と合致していることを検証できる機能を有すること。
4.13 障害発生時、未完全発行となった採血管を初期化時にストッカーへ排出することにより、正常に発行され
た採血管との混在による採血ミスを防止できる機能を有すること。
4.14 病棟用採血管準備時に外来用の割り込み機能を有すること。
4.15 任意に外来専用、病棟専用、外来/病棟併用に切り替えられる機能を有すること。
4.16 プリラベル・キャンセル管のラベル位置を自動検出し、エッジを合わせ重ね貼りする機能を有すること。
4.17 東北地区に採血管準備装置に対応できる技術サービスが常駐し、障害発生時には速やかに対応できる
体制であること。
5.生化学自動分析装置
本装置は以下の業務を行う目的で導入するものである。したがって最低限以下の
各項目の業務を行う
上で支障のないこと。
5.1 即時検査に対応出来る、操作が簡便かつ試薬の取り扱いが簡単なドライ方式であること。
5.2 生化学20項目以上に対応出来ること。
5.3 一台で一般的な生化学項目の他、NH3、尿AMYL、電解質、CRPの測定が可能であること。
5.4 血液を遠心分離せずに全血で測定できる機能を有していること。
5.5 測定時間は 10分/10項目 以内であること。(電解質含む)
5.6 必要な項目だけを1回の操作で最大10項目以上測定出来る機能を有していること。
5.7 試薬のキャリブレーションは磁気カード、バーコードなどにより簡便であること。(CRPを除く)
5.8 日常のメンテナンスが容易であること。