(説明会配付資料)(PDF:957KB) - 京都府

平成26年12月12日
京都府 商工労働観光部 産業労働総務課
堀川団地の課題
建物老朽化
住民の高齢化
商店街のにぎわい低下
西陣等伝統産業の低迷
2
最近の堀川団地再生の取組#1
出水団地第1・2棟改修工事(公社)
→ デイサービス・まちカフェ入居済
空き4店舗・子育て2住戸公募中
3
最近の堀川団地再生の取組#2
DIY実験(公社)…セルフビルド
→ 4住戸に職人等を公募・入居済み
4
最近の堀川団地再生の取組#3
“+(プラス)アート”プロジェクト(府)
→ 受託者公募済み、選定作業中
5
最近の堀川団地再生の取組#4
西陣アート&クラフトセンター(仮称)
整備運営計画策定(府)
=今回の業務
6
上長者町団地(現況)
1953年築 RC造ラーメン3階建 階段室型 1,313㎡
・1F商店、2・3F府職員住宅
・京都市上京区皀莢町 ・敷地面積713㎡
・高度20m ・商業地域(建80%・容600%)
・外観デザインガイドラインあり(策定作業中)
→設計段階からマスターアーキテクトと調整
光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所(株)
7
ACセンターの役割
職
交
伝統産業の
新時代を拓く
職・商・交・住
の拠点
堀川団地のにぎわい・まちづくり
商
住
8
ACセンターの基本コンセプト
(仕様書4抜粋)
① 職人・アーティスト等の交流とマッチング
→ 新しい製品の常設販売・販路開拓
② 職人等と海外等をつなぐ情報発信・交換
③ 職住一体スペース
④ 自立的・持続的な運営のための収益施設
⑤ エリアマネジメント等地域活性化への貢献
9
整備運営スケジュール案
(ノーリスク・最短の場合)
H26
H28
H27
整
備
運
営
計
画
策
定
H29
H30~
設
計
地
元
調
整
解
体
・
除
却
埋
文
調
査
建
築
工
事
※ 移転交渉及び埋文調査に要する期間は変動する可能性あり。
運
営
10
作成業務スケジュール案
H26
12月
2日
公
募
開
始
12月
17日
参
加
表
明
書
等
提
出
締
切
12月
24日
企
画
提
案
書
等
提
出
締
切
H27
1月
上旬
プ
レ
ゼ
ン
テ
ー
シ
ョ
ン
1月
中旬
受
託
者
の
特
定
・
通
知
1月
中旬
1月下旬
~3月中旬
3月
30日
4月
下旬
目途
委
託
契
約
締
結
府
・
地
元
・
有
識
者
等
協
議
(
数
次
)
最
終
報
告
(
最
終
案
)
精
算
払
(
前
金
払
)
11
本業務の目的(要項3)
センターの基本コンセプトについては、別途仕様書に記載のとおりである
が、これらを具体的に発展させて提案することが望まれる。その際、セン
ター新築後、上記コンセプトに基づき事業を推進していく上で、まず、どのよ
うに施設を運営していくか、次に、そのためにどのような施設を建築すべき
かについて、具体的な計画を立案することが求められる。
また、堀川団地及び周辺地域に親しまれる施設とすることが、まちづくり
の上で不可欠であることから、計画作成のプロセスにおいて、府のみならず、
住民参加の機会を確保し、計画案のブラッシュアップを図らなければならな
い。
さらに、運営面においては、伝統産業の振興や地域の活性化といった公
益性に加えて、商品開発、販路開拓、スペースや工房等の賃貸施設の運
営といったビジネス的手法が極めて重要な要素となる。
本年度の委託業務は、整備運営計画の作成が目的であり、次年度以降
に予定される設計、建設及び運営業務については、別途公募を行い、受託
者を選定する予定である。しかしながら、本業務に係る受託者・提案者も応
募可能とするため、本業務に参加する者は、自身で責任をもって運営して
いく気概をもって提案することを期待する。
→cf. 要項5 参加資格(6)業務をフォローできる体制
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参加資格(要項5)
募集開始日を基準日として、次の条件をすべて満たすものであること。
(1)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4第1項(同令第167条の11第1項
において準用する場合も含む)の規定に該当しない者であること。※一般・指名競争入札に係る契約を締
結する能力を有しない者及び破産者で復権を得ない者
(2)会社更生法(平成14年法律第154号)に基づく更生手続開始の申立て又は民事再生法
(平成11年法律第225号)に基づく民事再生手続開始の申立てがなされていないこと。
(3)京都府「工事等契約に係る指名停止等の措置要領」に基づく指名停止処分を受けてい
ないこと。※http://www.pref.kyoto.jp/nyusatu/documents/yoryo240901.pdf
(4)国税及び地方税を滞納していないこと。※府税は様式3で確認
(5)暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第2号
に掲げる暴力団、同条第6号に規定する暴力団員である役職員を有する団体並びにそれら
の利益となる活動を行う者でないこと。
(6)次年度以降の本事業の推進においても、業務をフォローできる体制を有しているととも
に、府や地元関係者との協議に当たっても、柔軟かつ真摯に対応することができること。※実
現可能性のある企画に基づき、一緒に考えていただけることを期待。
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提出期限等(要項8、9)
参加表明: 12月17日(水)17時必着
企画提案: 12月24日(水)17時必着
提出方法: 持参 又は 郵送(締切日必着)
提出部数: 原本1組(代表者印の押印が必要)
写し5組(代表者印不要)
提出先:京都府 産業労働総務課 企画・地域戦略担当
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企画提案書留意事項等#1(要項10)
(2)契約に当たっては、(最終成果物を作成する過程で)府や地元の意見その他により、提
出された企画案の一部が変更される可能性もあるので留意すること。
(3)企画提案書の内容として盛り込む内容
ア 基本コンセプトの具体化
・・・また、その補強材料として、どのように伝統工芸等職人やアーティスト等
に対してヒアリング調査を行う計画であるかを明記すること。
※5名~10名程度のヒアリングは最低限期待。多ければ、相対比較により加点材料とする。
イ 事業スキームの明確化
提案者・グループが、単独で設計、建設及び運営することが可能か否かを明記す
ること。困難な場合は、誰がいつまでに何を行うか、複数案を提示して比較検討し、
最適と考えられるプランを明文化・可視化する。
※(例)「本提案を行ったJV単独で、設計から運営までの請負が可能。」、「本提案は運営業者主体
のため、単独では実施困難。府が・・・、事業者が・・・」
ウ 設計条件の整理
アで明らかにした機能・活動を、どのように施設面に反映するか、提案を行う。
※職人等用工房●室、交流用●○施設1区画、・・・など → エの内観イメージのイラスト化
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企画提案書留意事項等#2(要項10)
エ 内観イメージのイラスト
内観のイメージを可視化するため、各階ごとにイメージ図を提示すること。提案に当たって
は、外観イメージは要しない。なお、階数及び面積等は、基本コンセプトに適合し、仕様書の
「6 計画地の概要」に記載の諸条件の範囲内で自由に提案してよい。
※地元調整の過程で、建物の高さ等について変更の可能性もある。
オ 堀川団地のエリアマネジメントに係る提案
センターが堀川団地6棟のエリアマネジメントの中心的機能を担うとした場合の諸条件や
課題を整理し、提案する。
※堀川団地のエリアマネジメントについては、その準備調整になお時間を要するため、「堀川団地のまちづくりにお
けるACセンターの役割に係る提案」と読み替えて作文する。
カ 概算事業費及び経費分担の見積り
①設計・建築工事費の概算、②運営・管理に係る収支の概算、③民間事業者と
京都府との経費負担の考え方の明文化とその割合の見積り
※ ③について、①全て民間事業者で負担する場合、②建築・運営とも一定の考え方
に基づき民間事業者と府とで分担する場合、③(建設は府として)運営のみ一定の考え方
に基づき民間事業者と府とで分担する場合の3パターンを提示すること。
→ コンセプトを具体化したものから想定する面積に、市場単価等で試算。府と民間の負担割合の考え方の提示。
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委託業務内容#1(仕様書5)
(1)基本コンセプトの具体化
ア 受託者は各コンセプトを基本として、センターの機能や活動内容を具体化
イ 具体化にあたっては、主に京都市内在住の、伝統工芸等職人、アーティスト、
クリエイター、デザイナー及びバイヤーに対してヒアリング調査を実施し、セン
ターの機能や活動内容に係る記述に反映
(2)事業スキームの明確化
乙が単独で設計、建設及び運営することが困難な場合、誰がいつまでに何を行う
か、複数案を提示して比較検討し、最適と考えられるプランを明文化・可視化
※(例)「本提案を行ったJV単独で、設計から運営までの請負が可能。」、「本提案は運営業者主体
のため、単独では実施困難。府が・・・、事業者が・・・」
(3)設計条件の整理
機能・活動をどう施設面に反映するか、構造や法令等の諸条件に適合するよう、
必要面積、光熱水等の供給処理、その他必要機能に係る設計条件を整理
(4)内観イメージパースの作成
A3規格(カラー刷)で各階ごとに作成、外観の作成は不要
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委託業務内容#2(仕様書5)
(5)堀川団地のエリアマネジメントに係る提案
センターが堀川団地のエリアマネジメントの中心的機能を担うとした場合の諸
条件や課題を整理し、提案
※府が開催予定の堀川団地のエリアマネジメント検討に係る会議に出席(1~3月に2、3回程度の
開催を予定。そこで条件や課題として提示されたものについて整理し、事例研究等により活動方針
を提案していただく予定。
(6)概算事業費及び経費分担の見積り
ア 設計・建築工事費の概算
イ 運営・管理に係る収支の概算
ウ 民間事業者と甲との経費負担の考え方の明文化とその割合の見積り
※ ウについて、①全て民間事業者で負担する場合、②建築・運営とも一定の
考え方に基づき民間事業者と甲とで分担する場合、③運営のみ一定の考え方
に基づき民間事業者と甲とで分担する場合の3パターンを提示すること。
※提案内容からより精度の高い試算を行う。
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プレゼンテーション審査会(要項12(1))
参加者は、提出した企画提案書の内容に基づき、プレゼン
テーションを行う。
ア 日時:平成26年12月25日(木)、26日(金)又は平成27年
1月上中旬の間で別途通知
イ 会場:京都府庁又は近隣とし、別途通知
※ プレゼンテーションは、実際に業務を主に担当する予定
の者が行うこと。
※ 開始時間及び会場等の詳細については、個別に連絡す
る。
※失格事項(記載すべき内容の不記載、その他不適格と認める場合等。要項13参照。)に該当す
ると府が認める場合は、失格となるため、プレゼンテーションは行わない。
意見聴取会議委員による審査。不明確な点等の確認と、総合的な説明・コミュニケーション
能力面で、1点~5点の加点を行う。説明10分、質疑15分程度を想定しているが、増減があり
うる。また、プレゼンを行わない場合は、要項13(9)に基づき失格となる。
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審査基準(要項12(2))
• ア センターの基本コンセプトの理解度及び整備運
営計画への具体化
• イ 事業の実現可能性(実施体制及びスケジュール
管理)
• ウ 持続可能性の確保(整備運営者の自立性・採算
性)
• エ 公益性及び堀川団地再生への貢献見込
• オ 委託業務に係る経済性(見積金額が業務体制・
内容に比して合理的か。)
※ 記載内容とプレゼンに基づき、5名の委員が審査。
各委員100点満点で全体合計500点満点とする。
20
審査基準補足
審査基準
(公募要項12)
様式
配点
ア センターの イ 事業の実現 ウ 持続可能性 エ 公益性及び オ 委託業務に 左 記に 係 るプ
基本コンセプト 可能性(実施体 の確保(整備運 堀 川 団 地 再 生 係る経済性(見 レゼン(説明・
の 理 解 度 及 び 制 及 び ス ケ 営者の自立性・ への貢献見込 積金額が業務 コ ミ ュ ニ ケ ー
整 備 運 営 計 画 ジュール管理) 採算性)
体制・内容に比 ション能力、熱
への具体化
して合理的
意)
か。)
30
25
10
10
15
10
様式4 別紙
1 本業務への取組み方針及び体制について
○
2 法人又は組織としての公共施設整備関連
の業務実績
3 西陣アート&クラフトセンター(仮称)
の整備運営計画について
○
○
○
○
○
○
→企画提案書の内容(公募要項10(3))
ア 基本コンセプトの具体化
○
イ 事業スキームの明確化
○
ウ 設計条件の整理
○
エ 内観イメージのイラスト
○
オ 堀川団地のエリアマネジメントに係る提案
○
カ 概算事業費及び経費分担の見積り
○
様式5 業務実施体制
○
○
○
総
合
評
価
○
○
○
○
○
様式6 参考見積書
注)審査基準ごとに付されている○は、等価ではなく、項目の軽重により傾斜配分がある。
○
○
○
○
21
選定結果(要項12(3)(4))
(3)選定結果
契約予定者決定に至った経緯及び評価点の公表は
行わないものとし、結果についての異議申し立ても受
け付けない。なお、一定の評価基準に達しないなど適
切な提案がないと判断される場合は、契約予定者の決
定を行わないことがある。
※500点満点中350点を想定。
(4)結果通知
選定結果については、全参加者に対して文書で通知
するとともに、(契約予定者及び次点の者については)
京都府ホームページ上にて順位を付して公表する。
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公募要項の誤記訂正
• P.3 「9 企画提案書等の提出」冒頭
上記7の参加表明書を・・・
→上記8の参加表明書を・・・
• P.5 「10 企画提案書作成・・・」(3)カ③及び※のうち
甲 →京都府
ウについて → ③について
• P.5 「11 質問の受付及び回答」(1)
質問書(様式6)
→質問票(様式7)
• P.7 「13 失格事項」(2)
「4 参加資格」の要件・・・
→「5 参加資格」の要件・・・
23
堀川団地と伝統産業の再生・
発展への熱意あふれる企画提案
をお待ちしております。
京都府 商工労働観光部 産業労働総務課
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