6次産業化中央サポートセンター

6次産業化プランナーの派遣の手続きについて(ご相談から派遣まで)
日本全国どこへでも、あなたの課題を一緒に解決するために、都道府県のサポートセンターと連携して、経験豊富で専門知識を持ったプランナーが、無料で支援を行います。
●プランナーの専門領域
支
援
実
績
の
あ
る
営
農
類
型
支
援
実
績
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あ
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テ
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マ
6次産業化に取り組む農林漁業者
米・穀類
養豚
野菜
養鶏
果樹
林産
花卉・園芸
水産
酪農
水産(養殖)
肉牛
植物工場
生産
経営戦略
加工・製造
財務改善
商品開発
技術革新
ご相談
ご依頼
販売(国内)
品質管理
販売(海外)
ブランド・広告
業態転換
知的財産
観光・地域活性
人材管理
バイオマスなど
インフラ・ハラル他
ご相談
ご依頼
6次産業化中央サポートセンターは全国の
農林漁業者の6次産業化を応援します。
都道府県のサポートセンター
6次産業化とは、農林漁業者の皆様が加工や販売を行うことによって、自ら生産
する農林水産物の付加価値を向上させる取組です。
6次産業化中央サポートセンターでは、全国都道府県の6次産業化サポートセン
ターと連携し、商品開発から販路拡大までのさまざまな分野・領域に精通した6次
産業化プランナーを派遣し、農林漁業者の6次産業化の取り組みを支援します。
自らの手で収穫した農林水産物を有効に活用し、製造・加工から流通・販売ま
で展開することで、農山漁村における雇用の確保と所得の向上を実現します。
国
食品企業・金融機関
サブファンド
農林漁業団体・支援機関
6次産業化中央サポートセンターのプランナー派遣業務に関するお問い合わせは、下記に必要事項を記入の上、FAXでお送りください。
また、E-mailでのお問い合わせも可能です。下記の必要事項をメール本文にご記載ください。折り返し、担当者からご連絡を差し上げます。
お問い合わせ
FAX:03-4332-2309 E-mail:[email protected]
会社名または氏名
所在地または住所
ホームページ
事業内容
お問い合わせ者氏名
電話番号
E-Mail
ご希望の連絡方法
電話 ・ E-Mail
お問い合わせ内容
6次産業化中央サポートセンター
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-5-1 大手町ファーストスクエア ウエスト20階
株式会社農林漁業成長産業化支援機構 内 TEL.070-6516-7146 / 050-3797-9135
E-mail [email protected]
平成26年度6次産業化中央サポートセンター事業
http://www.6sapo-center.net/
6さぽ中央
6次産業化中央サポートセンター
株式会社農林漁業成長産業化支援機構
販売支援/ファンド活用
支援対象:東京デリカテッセン株式会社(千葉県旭市)
商談会
支援対象:商談会に参加した農林漁業者
農場直営レストランの業務改善と、多店舗化に向けた資金調達を実現
商品の魅力を再発見 商談会における提案方法を改善し新規取引を実現
相談内容
取組紹介
支援内容と結果
栄進フーズグループでは、美味しくて健康な高品質の豚肉を提供したい
という想いから、発酵飼料による健康な豚の飼育方法について長年の研究
を重ね、ブランド豚「なでしこポーク」
を確立しました。
「なでしこポーク」は、脂
身に甘味があり、腸内の悪玉菌が少なく、肉に臭みがないのが魅力です。
このおいしさを直接お客様に届けたいと考え、新会社(東京デリカテッセ
ン
(株)
)
を設立し、外食事業を開始しました。しかし、店舗運営のノウハウ
が十分ではなく、オペレーションの仕組み作りが難航していたため、計画し
ていた多店舗展開が進められない状況でした。
店舗運営について相談を受けた長谷プランナーは、運営方
法を分析し、マニュアル作成の具体的なアドバイスを行うことで、
オペレーションを効率化しました。また、メニュー構成についても、
「なでしこポーク」の魅力が伝わりにくいという課題を指摘し、
「な
でしこポーク」を前面に打ち出したメニュー展開とそのPR方法
について助言を行いました。
こうした改善の結果、多店舗展開を行う目処がたち、6次産
業化ファンドからの出資決定も受けることが出来ました。
支援内容
6次産業化中央サポートセンターでは、6次産業化に取り組む農
林漁業者が参加する各地の商談会において、成約率が伸び悩んで
いるとの声があり、商談会出展者へのサポート活動を始めました。
商談会には、バイヤーや商品企画、販路開拓などの経験を有する
6次産業化プランナーを派遣しています。
① ②
① ②
東京デリカテッセン株式会社
花澤 寛 社長
商談会支援の相談を受けた6次産業化プランナーは、出展
者とバイヤーの個別商談に同席し、専門家の知見からみた商
品の魅力をバイヤーに伝えるとともに、新たな商品の活用方
法を提案するなど、取引成立を支援しています。
さらに、今後の販路拡大に向けて、商談資料の作り方、説
明の仕方などに加え、必要に応じて商品コンセプトの見直しも
含めてアドバイスを行うことにより、商談スキルの習得にも繋
がっています。
出展者
コメント
実践的な店舗運営の考え方、マネジメント方法、生産者の思い
を消費者にどうやって伝えるかなど、豊富な現場経験に基づいた
非常に役に立つご指導をいただきました。とても感謝しています。
③
③
成果のまとめ
6次産業化プランナー
①外食事業で提供する看板メニュー
「
“極”ロースト・ポーク」
。なでしこポークを3時間かけてじっくり焼き上げた逸品。
②ブランド豚の飼育の様子。③「なでしこポーク」は百貨店・通販などでも販売。
品質管理指導
成果のまとめ
長谷 豊(はせ ゆたか)
そだつ
支援対象:農業生産法人株式会社 育くんファーム
(栃木県宇都宮市)
確実に商談が進んで成約率が上がったと実感しました。実践的なアド
バイスを受けることが出来たのも良かったです。
●自社の強みや商談の組み立て方、今後の商談会に向けて準備しておい
たほうが良いものなど、具体的なアドバイスをいただくことが出来ました。
(1)商品の魅力度や活用方法の提案をサポートすることによる新規取引
の実現
(2)商談スキル・商品構成の改善、バイヤーとの信頼関係構築方法の伝授
(1)多店舗展開に繋がる効率的なオペレーションの確立
(2)強みを活かしたメニュー改善による売上増加
(株)
ダイナックの商品本部購買部部長。過去に8店舗の店長や財務
経理部課長(財務・資金繰担当)
を歴任。外食産業における仕入れか
ら販売まで、生産者の方々から見た販売先としての外食産業と、購入
側が何を求めているかなど、多様なマッチングと支援を行う。
●6次産業化プランナーに、商談のアドバイスと進行役を担っていただき、
6次産業化プランナー
セミナー
鈴木 栄治(すずき えいじ)
(株)
システムプランニング代表取締役。過去に大手流通業にてバイヤー・商品
開発、食品開発部長を歴任。メーカー、卸、小売関連の商品開発、営業指導
に関わり、
【売】
【買】両面に精通する実践コンサルタントとして、6次産業化や農
商工連携、観光振興、地域活性化、講演、人材研修などの支援を行う。
①出展者と複数のバイヤーとの個別商談。
②商談に6次産業化プランナーが同席し、商品の強みとバイヤーのニーズを的確に捉えてサポート。
③こだわりぬいた新商品。展示方法についても6次産業化プランナーがアドバイス。
支援対象:農林漁業者、行政関係者、都道府県サポートセンターなど
熟成野菜の貯蔵時の品質管理方法を改善
新市場や新サービス開拓への市場動向・課題・先進事例を共有
相談内容
取組紹介
支援内容と結果
(株)育くんファームでは、病院食や学校給食などにて発生した
食品残渣から作った液肥を活用し、地球環境にやさしい循環型
農業に取り組んでいます。こうした取組の中で、化学肥料に頼らず
栽培した野菜を大谷石採掘場跡の石室で長期貯蔵させた、熟成
野菜のブランド化を目指していました。しかし、長期貯蔵中に野菜
が腐敗しやすく、廃棄ロスが多いことから、安定出荷ができない
状況でした。
① ②
廃棄ロスの改善について相談を受けた岡本プランナーは、
熟成中の菌の増殖を抑えるため、貯蔵庫の管理方法や除菌
システムの導入、野菜の洗浄方法の改善についてアドバイスを
行い、品質管理体制を強化しました。
その結果、熟成期間を長期化できるようになり、糖度が向上
して商品がさらに美味しくなったことや、 一連の品質管理体
制が評価され、新たに百貨店やスーパー、高速道路のサービ
スエリアとの取引を開始することができました。
株式会社育くんファーム
事例1:農業観光セミナー
6次産業化中央サポートセンターは、今後ニーズが高まると考え
られる市場やサービスに対応していくため、6次産業化プランナー
の持つ高度な専門知識を活かしたセミナーを開催しています。
6次産業化中央サポートセンターを通じ、セミナー講師に対して
個別相談の申請を行うこともできます。
農業観光の市場動向と将来展望、中山間地域における具
体事例の紹介を行いました。
参加者
コメント
●これからの農業観光のプロモーションについて幅広く多様な意見を
聞けたのが良かったです。
●グリーンツーリズムのあり方について、観光事業者と実践者との
それぞれの視点から課題を捉えることが出来て良かったです。
事例2:ハラル食専門セミナー
① ②
ハラル市場の特性や現状、ハラル認証を見据えた食品加
工・品質管理について、課題と対策と事例などを共有しました。
蜂谷 一朗取締役
廃棄ロスの大幅改善、商品開発の指導、原価管理を通じた
収支改善など、様々な指導をいただくことが出来て、今後の総
合化事業計画の認定に向けて前進することが出来ました。
参加者
コメント
●ハラルに関する専門的用語など噛み砕いて説明していただき、非常
にわかりやすかったです。
●画一的な知識ではなく、実務的な話が多く、非常に参考になりました。
● ハラル対応はハードルが高いものだと思っていましたが、考え方を
変えることで取り組むことが可能だと思うようになりました。
成果のまとめ
③
成果のまとめ
(1)品質管理体制強化による廃棄ロスの削減
(2)熟成長期化の実現による食味の向上
(3)品質管理体制の信頼向上による販路拡大
6次産業化プランナー
①化学肥料に頼らない野菜づくりを実践する育くんファームの畑。
②石室での野菜貯蔵作業。③スーパーで販売されている育くんファームの野菜。
③
(1)多彩なテーマでプランナーの専門的な知見を共有
(2)異業種・他分野連携の理解促進に基づく推進機運を醸成
岡本 弘正(おかもと ひろまさ)
(株)ニチレイにてアセロラの事業開発、ニチレイブラジル農産社長、ベジポートLLP
(国産野菜の集出荷加工施設を建設)代表を歴任し、2009年日経優秀製品サービ
ス賞最優秀賞、日経MJ賞受賞。退職後は地域産品の首都圏販売支援や6次産業
化に取り組む事業者のビジネスモデル構築、品質保証体制構築などの支援を行う。
6次産業化プランナー
①各方面で関心が高まる農業観光セミナーには、多くの参加者が集まった。
②/③ハラル食専門セミナーは、日本全国から行政、サポートセンター、農林漁業者などが集まった。
得丸 順道(とくまる のぶみち)
食品開発アドバイザー、NPO法人ローハスクラブ理事。朝日食品工業食品研究
所で豆腐・豆乳の加工品、薬膳、香辛料、脂肪酸を25年間研究。その後、中小
企業基盤整備機構、JETRO、JICAで、中国・東南アジア・アセアン向け中小企業、
生産者の販路開拓・商品開発を支援。現在はハラル認証支援にも力を入れている。