第 73 号/2014 年 12 月 特集 カンボジア環境協力 = Pick Up = 「カンボジアの1人当たりGDPは、2013年に1000ドルを超えた。 プノンペンの街には高層ビルが建ち、渋滞が起き、おしゃれ なカフェに多くの若者たちが集う姿が見ら れるようになった。 一方で、国内の格差の問題は置き去りにされて おり、地方と プノンペンの格差は依然として深刻である。」 アジア経済研究所 初鹿野 直美 氏 …3p 「JDIがカンボジ アで「創職」事業に着手して15年が経つ。きっ かけは1999年にカンボジア商務大臣から経済特区の開発依 頼が来たこと。その後、2000年に工業・農業・観光の産業振 興を視野に入れた「50万人職づくり構想」をフ ン・セン首相に 提案した。」 (株)日本開発政策研究所 木村 友則 氏…8P 「本プロジェクト実施後、事業を運営していくためには測定・報 告・検証(MRV)実施のための体制を構築し、MRVを継続的に 実施することが必須となる。そこで省エネ機器の効果的な運 転ノウハウを有す る北九州市上下水道局の協力を得て、 PPWSAに対する教育・トレーニングの方法及び効果の検討を 実施する。」 メタウォーター(株)木本 孝司 氏 … 13p (写真提供:(株)日本開発政策研究所 木村友則氏) 目 次(敬称略) メコン地域のなかのカンボジア ·················· JETRO バンコク事務所/アジア経済研究所/初鹿野直美 ···· 2 アジア開発銀行(ADB)のカンボジア向け業務 —環境関連を中心に— ············································· アジア開発銀行・駐日代表事務所 広報官/望月章子 ···· 4 カンボジアの森林経営 ·········································· カンボジア森林局長技術顧問/中田博 ···· 6 気候変動分野における JCM, NAMA 等を活用した OECC との環境協力 ··················································· カンボジア環境省気候変動部 部長/Thy SUM ···· 7 経済特区開発による 100 万人創職事業 ··············· (株)日本開発政策研究所 パートナー/木村友則 ···· 8 アンコール遺跡地域の観光開発と環境保全の両立を目指して ··············································· (一社)海外環境協力センター 研究員/中尾有伸 ··· 10 JCM 案件組成調査「プノンペン水道公社における浄水場設備の高効率化によるエネルギー削減」 ·························· メタウォーター(株)海外センター 海外企画部担当部長/木本孝司 ·· 12 スマートコミュニティ導入調査から見えるカンボジアの可能性 ···················· 八千代エンジニヤリング(株)国際事業本部 社会・経済基盤部/工藤洋靖 ·· 14 プノンペン市の廃棄物分野プロジェクト ·········· 国際航業(株)海外事業部 都市環境部/孔井順二 ·· 15 OECC 行事・部会活動等(その 65) ······························································ 16 一般社団法人 海外環境協力センター
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