6. 特記仕様書 (PDFファイル 105.6KB)

平成26年度 綱取ダム取水ゲート点検台分解整備業務委託
特記仕様書
第1章
総
第1条
則
適用範囲
本特記仕様書(以下、「本仕様書」という。)は、「綱取ダム取水ゲート点検
台分解整備業務委託」
(以下、
「本業務」という。)に適用する特記事項であり、
(以
その他の記載されていない事項は、機械設備点検・整備共通仕様書(案)
下、「共通仕様書」という。)によるものとする。
本特記仕様書、共通仕様書により難い事項については、発注者の指示によ
る。
第2条
履行場所
盛岡市浅岸字二ツ森 地内
第3条
目的
本業務は、当ダムの取水ゲート設備の点検台の機能復旧を図るため、整備
を行うことを目的とする。
第4条
整備対象施設
(概要)
取水ゲート点検台
有 効 寸 法:3.06m×2.30m
(分解整備対象)
点検台ヒンジ金物取替え
2 箇所
転向シ-ブ(滑車)分解整備
3 箇所
整備内容
点検台の固着、腐食しているヒンジの取替え、転向シ-ブの分解整備を行う。
なお、点検に要する工具類は、すべて受注者が負担するものとする。
第6条
動作確認についての立会い
本業務の動作確認には、監督職員または、当ダム職員の立会いを受けるもの
とし、その記録書類を作成・提出すること。
1
第7条
用語の定義
指示、承諾、協議、点検、整備は、次の定義によるものとする。
(1)指示:監督職員が受託者に対し、点検業務に必要な事項について書面を
もって示し、実施させることをいう。
(2)承諾:契約図書で明示した事項について、発注者若しくは監督職員また
は、受託者が書面により同意することをいう。
(3)協議:書面により契約図書の協議事項について、発注者と受託者が対等
の立場で合議し、結論を得ることをいう。
(4)点検:設備の異常ないし、損傷の発見、原因の調査、機能の良否の判
定、処理方法の選択、立案、点検記録作成まで一連の作業をす
ることをいう。
(5)整備:損傷予防のため定期的又は点検の結果により、設備機能保全の
ため実施する給油、部品交換、修理、改造及びこれに伴う脱却、
分解、組立、整備、記録作成まで一連の作業をすることをいう。
第8条
準拠基準
点検整備にあたっては、下記基準に準拠して行うものとする。
(1)日本工業規格
(2)水門鉄管技術基準
(3)機械設備点検整備共通仕様書(案)
(4)ダム・堰施設技術基準(案)
(5)電気設備技術基準
(6)労働安全衛生法及び関連法規
(7)その他関係法令及び規格
(8)当該設備完成図書
第9条
業務計画書
1
点検に必要な「業務計画書」を事前に監督職員あて、提出すること。
2 計画の内容に変更が生じ、その内容が重要な場合には、その都度、変更に
関連するものについて、「変更計画書」を提出しなければならない。
3 監督職員が特に指示した事項については、さらに詳細な「計画書」を提出
しなければならない。
第 10 条
現場管理
1
常に施工の安全に留意し現場管理を行い、災害の防止に努めなければなら
ない。
2
2
施工箇所及びその周辺にある既設構造物に対して支障を及ぼさないよう、
必要な措置を講じなければならない。
3
ガソリン等の危険物を使用する場合には、その保管・取り扱いについて、
関係法令の定めるところに従い、万全の方策を講じなければならない。
4 点検整備によって発生したウエス等の廃棄物は、ダム及びその周辺に放棄
することなく処理しなければならない。
5
点検整備現場が隣接し、または同一場所において別途工事等がある場合は、
常に相互協調して相互間のトラブルがないようにしなければならない。
6 点検整備中、監督職員及び管理者の許可なくして、流水の支障となるよう
な行為、または施工方法をしてはならない。
7 豪雨、出水、その他天災に対しては、平素から気象予報などについて十分
な注意を払い、常に対応出来る準備をしておかなければならない。
8 点検整備現場に関係者以外の者の立入を禁止する必要がある場合は、バリ
ケード・ロープ等により囲うとともに、立入禁止の標示をしなければならない。
9 点検整備実施に影響を及ぼす事故、人命に損傷を生じる事故が発生した場
合は、速やかにその状況を監督職員に報告しなければならない。
第 11 条
諸法規の厳守
点検整備業務にあたり、労働安全衛生法等諸法規を厳守し、点検整備業務
の円滑なる進捗を計るとともに、諸法令の運営適用は、受託者の負担と責任
において行わなければならない。
第 12 条
休日または夜間における作業
点検整備実施の都合上、休日又は夜間に作業を行う必要がある場合は、
監督職員に届出なければならない。
第 13 条
ゲート操作
ゲート操作を伴う点検、整備は、監督職員立会いのうえ、操作することを原
則とする。
第 14 条
報告書
1
受託者は、点検整備結果について報告書にとりまとめ、速やかに監督職員
に提出するものとする。
2 報告書(製本版)はA4判サイズで、着脱可能なファイルに綴じ込むも
のとし、部数 1部を提出すること。
3
3
電子納品への対応
本業務の「報告書」で、写真、図面等で、電子データに加工が可能なも
のについては、CD-R1枚に保存し、製本版報告書に添付すること。
ファイル形式等については、監督職員と協議して決定するものとする。
4 臨時点検を行なったときは、点検内容、障害の状況、修理内容、使用材料
等を詳細に記入した報告書を提出すること。
第 15 条
後片づけ
後片づけ及び清掃等を点検終了までに完了しなければならない。
第 17 条
その他
本仕様書に明記されていない事項または、疑義のある事項につ
いては監督職員と協議して行うものとする。
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