参考資料[PDF]

・生産地:日本
・出荷時期:2011 年8月下旬~
・税込み希望小売価格:各 600 円
ラインアップ (4色4品種)
品種名
オーキッド
ホワイト
パール
スカーレット
特 徴
深みのある濃いピンク色で、高級感のある色合い。
純白で清楚な花を咲かせ、どんな組み合わせにも調和するベーシック
な色合い。
クラシカルな雰囲気の漂う落ち着いた色合いの青と白のバイカラー。
アネモネの一番人気の赤の花色。躍動感あふれるエネルギッシュな原
色に近い赤。
『BellFlow』ブランドについて
近年、国内における球根市場を取り巻く状況は厳しく、1995 年に小売価格で推定約 350 億円
あった市場規模が年々減少し、2010 年には 15 年前と比べ 150 億円以上も落ち込んでいます。
その理由としては、88 年に始まった球根の隔離検疫代替制度※1による価格の大幅な下落、そ
れに伴う国内球根生産農家の減少、91 年のバブル崩壊と 99 年以降のガーデニングブームの沈
静化など、さまざまな要因があげられます。このような市場の減退に伴い、サカタのタネ、花
の大和の両社においても球根関連の売上高は徐々に減少し続けてきました。
そのような状況のなか、サカタのタネと、球根の取扱量でトップクラスの実績をもつ花の大
和は球根小売事業における業務提携を 2007 年9月に締結し、球根の仕入および、加工業務の
一元化を進め、コスト低減をはじめとした効率化を図ってきました。リーマンショック以
降の経済情勢の悪化で花き市場の規模は縮小を続け、球根事業も全体の売上高、小売単価とも
に下落傾向に陥っており、市場環境は引き続き厳しい状況です。
サカタのタネと花の大和では、経済情勢の影響を受けにくい高級志向の需要層をターゲット
にした球根ビジネス展開を検討し、ターゲットに合致する品目、品種の選定や、パッケージな
ど商品開発を共同で実施しました。そこで、2010 年5月「美しく咲く花を厳選して提供してい
く」をコンセプトに立ち上げたのが、球根の新しい価値を創造するブランド『BellFlow』です。
ブランド名の『BellFlow』は、フランス語の Bell(美しい)と英語の Flower(花)を組み
合わせた造語です。
『BellFlow』は、ギフト用としても利用できる付加価値の高い商品として希少性がある高品
質の球根を提供し、栽培の失敗を防ぎ十分に花の美しさを楽しめるよう品種の特性に合わせた
セット内容にするなどさまざまな工夫を凝らしています。さらに、両社ホームページ、パッケ
ージに印字している2次元コード※2において、詳細な栽培情報が得られる特集コンテンツを開
設し、購入後のサポートも行っています。同ブランドは、毎年春と秋の年2回、ラインアップ
の追加や見直しを図り展開しています。
3/5
※1 球根の隔離検疫代替制度:
外国から輸入される球根のうち、オランダ産 11 品目(チューリップ、ユリ、アイリス、フリージア、アマリリス、ヒ
ヤシンス、クロッカス、グラジオラス、アリアム、ダリア、ベゴニア)、ニュージーランド産2品目(チュ-リップ、
ユリ)、チリ産1品目(ユリ)とベルギー産2品目(ベゴニア、ユリ)について、それぞれ生産国内において現地の検
査機関が日本側の定めた検査を行うことにより、日本での隔離栽培を免除する制度。つまり、現地において両国間の合
意のもとに検査を実施し、「植物検査証明書」が発行されたものについては、輸入検査の際に検疫対象病害虫の付着が
認められなかった場合、日本での隔離栽培を免除するもので、検査で不合格となった植物については、「消毒」「廃棄
(積み戻し)」などの措置がとられる。
※2 2次元コード:
ここではおもに携帯電話で利用されている「2次元コード(マトリックス方式)
」いわゆる QR コードのこと。
『BellFlow』のラインアップ
※太字は 2011 年秋の新商品
内容
植付時期
シリーズ名
夢色ダリア
春
セ
ッ
球根、ジフィー
ト
ポット、土
組
ハートフルカラジューム
カクテルラナンキュラス
アネモネ ポルト
球根、プラスチ
ック製ポット、
春
ポットアマリリス
土
球
根
単
体
富山のチューリップ
球根
ーフ、ファニーマンソン、フレイダ ヘン
プル、ホワイト クイーン
商
品
富雅、染玉、夕陽、雪の舞、花笠乙女
アーロン、キャンディダム、ファイヤーチ
秋
み
品種名
秋
ベストファーマーズ
セレクション
ニーム、ノアン、エムグリーン、エムピュ
アイエロー
オーキッド、ホワイト、パール、スカーレ
ット
レッドライオン、アップル ブロッサム、
ダズラー、ミネルバ
白雲、フェニックスメモリー、プリンスク
ラウス、春万葉、ランバダ、由子
アネモネ『ポルト』シリーズの商品パッケージ(イメージ)
4/5
【株式会社サカタのタネの概要】
会 社 名:株式会社 サカタのタネ
所 在 地:神奈川県横浜市都筑区仲町台2-7-1
創
業:1913(大正2)年7月(坂田農園)
株式会社設立 1942(昭和 17)年 12 月
代表者名:代表取締役社長 坂田 宏(さかたひろし)
資 本 金:135 億円(2010 年5月末)
従業員数:621 名(2010 年5月末)
事業内容:種苗業
売 上 高:465 億 1800 万円(連結:2010 年5月期)
【株式会社花の大和の概要】
会 社 名:株式会社 花の大和(はなのやまと)
所 在 地:奈良県天理市嘉幡(かばた)町 655 番地
創
業:1920(大正9)年
株式会社設立 1934(昭和9)年(大和農園)
代表者名:代表取締役社長 吉田明史(よしだともふみ)
資 本 金:5,500 万円(2010 年5月末)
従業員数:53 名(2010 年5月末)
事業内容:種苗業。日本でいち早くオランダからチューリップの球根を直輸入し、本格栽
培に乗り出すなど、この分野の草分け的存在。以来 90 年、 園芸用種苗の専門企
業として、球根、種子、宿根草、花木苗の生産・開発、ならびに卸売業に一貫して
取り組む。なかでも、チューリップ、スイセン、ユリは、品質、取扱量とも国
内のトップクラスと高い評価を得ている。また、
近年は緑化事業にも力を入れ、
総合園芸企業を目指す。
売 上 高:35 億 5,100 万円(2010 年5月期)
読者の方からのアネモネ『ポルト』シリーズに関するお問い合わせ先
株式会社 サカタのタネ 小売商品統括部 電話 045-945-8872
株式会社 花の大和 第1営業部 電話 0743-64-3113
※本件については下記の記者クラブに資料を配布させていただいております。
○農政クラブ ○農林記者会 ○横浜経済記者クラブ
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社 サカタのタネ
〒224-0041 横浜市都筑区仲町台2-7-1
広報宣伝部広報宣伝課 田辺珠里(たなべじゅり)
電話:045-945-8876(直)
株式会社 花の大和
〒 632-8587 奈良県天理市嘉幡町 655 番地
業務部 萩 友洋(はぎともひろ)
電話:0743-64-3117(直)
サカタのタネ整理番号 11-018
5/5