２０１５年５月１２日 株式会社 住金システム建築 開発センター長 高木直 「ラフィット」基礎システム改良開発 （目的）従来のラフィットの基礎は鋼製地中梁により、一般工法の鉄筋コンクリート造に比べて大幅な現場省 力化が図れる。但し、基礎周囲や腰壁については、一部、一般工法での対応により、部分的に型枠大 工や鉄筋工が必要になるケースもあった。今回、更に現場省力化を進めるために、基礎システムにつ いて型枠大工と鉄筋工が完全に不要な工法に改良した。 （特徴）基礎システム周囲の型枠にはキーストンプレートを、腰壁には押出セメントパネルのＫＦパネル（耐 火仕様）を使用する。標準外装材のＡＬＣ（軽量気泡コンクリートパネル）の底部は特殊受け金物で 外装材の自重を受ける。基礎主筋は、工場生産によりユニット化する。 （下図残照） 完全プレハブ化により、型枠大工と鉄筋工が一切不要になる点が大きな特長である。 規格タイプと自由設計タイプの両方に採用できる。 （効果）工場製作比率を高め、現場施工の省力化が図れるため、一般工法と比べて２０％程度のコストダウンと 工期短縮が期待できる。 （販売目標） 規格タイプと自由設計タイプと併せて、年間１０棟程度の販売を目指す。 基礎システム改良仕様 基礎システム施工例
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