前川孝裕のTriumph☆T595日記(オートポリスライパ編) (C) Copyright Maekawa Takahiro 1998. 1998年09月19日∼1998年10月11日 1998年09月19日 ・GMD無料計測 夏休みに大阪のGMDを見学に行った時、9月過ぎに九州にもGMDの 支店が開店するという話を聞いていた。T595の復活を待ってコンタクトを 取り、9月中旬になったら計測(無料)して貰う事になった。 19日当日心配だった台風は逸れてしまい晴天。かなり蒸し暑く到着時は 既に汗だく(^^;。店舗は国道202号(旧道)沿いの貸店舗の一つでした。 大阪で会った川辺さんが迎えてくれた。早速計測の準備でカウルを外して、 また汗だく。扇風機一つしかないので大変でした。 カウルを外した車体にスタンドを掛け、前に馬を噛ませてフロントを 上げる。計測前にフロントやリヤの動きに問題が無いかチェック。フロン トのステアリングの動きが重い事を指摘されましたが、私には丁度良く感 じましたけど? GMDの計測は車体に参照用のチェックマークを張り付け、それを測量 で使用する様な測定器を設置されたレール上を移動して、三角測量を行う 事で車体のジオメトリやアライメントを計算で算出します。計測の中心は スイングアームピボット。ホイールの中心はリムのチェックマークから 計算で出すようです。 で、計測したのはしたのですが、どうやら片持ちのT595は車体が、 オフセットされているらしく、車体の相対値で計算を行うGMDは基準点 が前提と異なると、前輪との差が37mmとか0.8度のねじれが計測されたり していました。見た目全然オフセットされているようには見えないため 頭を悩ました川辺さんが再度計測したり。どうやらT595の計測は日本で 初めてみたいでした(^^;。 結局、伊豆スカの転倒の影響からかフロントのねじれを指摘されました が、タイヤの接地面で整列が出ているため、全然問題なく走れているので 問題無しと判断しました。 ちなみに、ねじれ修正は転倒したのでステムベアリング交換が必須で 40,000円以上。フォークOHで23,000円だそうです。1日預かりだそうで。 合計7万近く・・・。って実績が見えないんで高いと感じるんですけど(--; また8500kmを越えたフロントフォークのダンピングが終わっているのは 指摘されました。これは、既にオーリンズのスプリングを待って洗浄・ オイル交換を予定していますので、今回は何もせずに帰る事にしました。 どちらかと云うと本命はbb1の方だし(^^)。 全走行距離:8585Km 1998年09月27日 ・フォークオイル交換 に、スティーブにT595を預けてきた。オーリンズのバネは在庫が無く、 何時入ってくるかも判らないため、フォークの分解・洗浄とオイル交換の みにした。さてタクシーでも呼ぼうと思っていたら代車を出してくれるら しい。代車はM900だった。久しぶりにドゥカティに調子に乗って走ってい たら、免許証とPHSを落とした(^^;。夜だったし、おそらく人の通らない バイパスだったので一度探しただけで速攻であきらめた(T^T)。結局PHSは 端末変更。免許証は再発行した。むぅ、要らない出費を・・・(--;。 ・エンジンからの音 ついでに、エンジンの後部、クラッチかオルタネータ付近から何かが 緩んで接触している様な音がしている。これもついでに見て貰う事にした。 クラッチのレリーズベアリングとか云われたら嫌だな∼(^^;。 全走行距離:8921Km 1998年10月01日 ・引き取り 10月03日にオートポリスで開催されるライディングパーティまで間が 無いのでバイクを取りに行った。が、生憎の雨だった(--;。綺麗にして おいたのに・・・。それよりフロントフォークのセッティングを確認する 時間が無い。当日やるしかないか。エンジンからの音はオルタネータを 留めているネジが緩んで発していた音らしい。再度の締め付けで直った。 全走行距離:9006Km 1998年10月03日 ・到着 いきなりだが通い慣れた道を走ってオートポリスに着いた(笑)。背中に 工具その他を入れた重いデイバッグを背負っているため、楽しくも何とも 無い(--;。オートポリスは入って、さっさと受付を済ませた。今回も黄色 ゼッケンだった。ミラーを外しタイラップで留め。赤いガムテープでテーピ ング。ブレーキパッドが減っていたので、購入してあったNewfren(FD.0129) に交換した。3,800円/1セット。純正はその約2倍。耐久性が純正の半分だと 高くつきそうだが(^^;。 慣らしは完熟走行でやれば良いか。今回はミーティングに参加した(^^;。 ・完熟走行 例によってラインを覚えるために先頭の方に並ぶ。が、今回は左の列から 出走したため、真ん中辺になってしまった(--;。 #上は、その証拠だ(笑)。真ん中でボーッと立っているのが筆者(^^;。 ピットレーンを出て1コーナーのアウトを過ぎて2コーナーへ進入する。 おや? なんか曲がらないな∼。オイルを交換したばかりのフロントフォーク はサーキットと云う事で適当にセッティングしておいたが、どうも強過ぎて 突っ張った様になりリーンするのが難しい。やっぱりセッティングしないと 駄目か(当たり前だ)。完熟走行は1回で終わってしまった。ブレーキはまだ 慣らしがまだ終わってないが、利きは良いみたいだ。 ・フリー走行 何回かのフルブレーキでブレーキの慣らしを完了したが、フロントのセッ ティングはうまく行かなくてリーンし難い。いきなりは無理かぁ(^^;。 ・試乗 TIと違って次回の走行まで間があったので、試乗車を試乗する事にした。 新しいBMW R1100SとBuell S1Wともてぎ7耐に出場した状態のままのLaverda 750Fomulaだった。コルセの170馬力SB6もあったが人気が高いので乗らな かった。 R1100Sは今までのRシリーズとは異なるハンドリングが与えられている様 だ。公道で試乗した時にも感じたが、R1100Rでは低目のロール位置がレプ リカと似たような位置に感じるし、フロントへの重量増でフロントから引っ 張られる様に旋回して行く。ブレーキは良く利くのだが握り込んでもスポン ジを掴んでいる様に頼りない。利きが一定に感じない。これだけは残念だ。 Buellはなんだか良く判らないままに試乗が終わってしまった(^^;。どう やったらうまくリーン出来るんだろうか。 Laverdaはもてぎ7耐に出た仕様そのままだ。普通に2,000rpm辺りで発進し ようとしたらエンストしそうになった(^^;。ので、半クラで5,000rpmまで 上げ直して発進した。カムをレース仕様にしたためらしい。パワーが出るの は7,000rpm∼9,000rpmまでかなり力強い。5,000rpmまで落としてもパルスを 感じさせながら加速して行く。サスペンションは純正のパイオリだがしっか りとした減衰がある。レースに使ったとは云え思ったより乗りやすい。一つ 難点を上げるとすればスロットルを916用に換えてあったためインジェクショ ンなのに重かった事だ。 ・宴会へ 試乗後もなんとか残り2回のフリー走行をこなしたが、内容としてはかな り不満が残った。と、考えても仕方がないので宴会で飯を喰う事に専念する(^^) 恒例の抽選会はドゥカティの帽子とTシャツが当たった。宴会終了後、竹田 津さんとエンジンのトラブル等について離した。疲れていたので、2次会の 誘いが来たが、早々に寝た。 珍しく3色並ぶT595シリーズ(^^) 全走行距離:9191Km 1998年10月11日 ・サスセッティングの変更 オイル交換して、あまりにも乗り難くなったので前後の減衰を緩めた。 フロント 今回 前回 標準 プリロード 5.0 3.5 5.0 伸側減衰 1と1/2 1.0 1.0 圧側減衰 1と1/2 1.0 1.0 リヤ 今回 前回 標準 プリロード 1回転 出荷時標準 出荷時標準 伸側減衰 1と1/2 5/6 1.0 圧側減衰 1と1/2 5/6 1.0 全て最強位置(締込)からの戻し数値。フロントのプリロードは刻まれた 目盛位置。減衰とリヤのプリロードは回転数。 ・エンジンからの音 その2 またオルタネータのネジが緩んだらしい。外して締め込んで貰った。 ・タンクに傷が・・・ 不注意からタンクに傷を入れてしまった(黒円内)。トホホ・・・。 全走行距離:9360Km T595の部屋に戻る。 トップ・ページに戻る。
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