2014年春号 Vol.32 - ベネッセグループ健康保険組合

平成2
6年春号
Vol.32
●平成26年度より「介護保険特定被保険者制度」が始まっています
●被扶養者の認定条件と手続きはご存知ですか
●平成26年度保険料月額表
●被扶養者の方も「歯科検診(個別検診)」を無料で受診できます
●「日帰り人間ドック」の予約方法等にご注意ください
●交通事故に遭ってケガをした場合
●医療費の節約でメリットの維持を
●平成26年度事業計画と予算が決まりました
●第11回事業所紹介株式会社TMJ /我が社の健康人
■常備薬斡旋カタログ&申込書 申込締切 6/27 ㈮ 必着
■設立30周年記念キャンペーンリーフレット
被扶養者の
いらっしゃる方は、
ご家庭にお持ち帰り
ください。
■健康ダイヤル(電話相談サービス&面談カウンセリング)リーフレット
“いざ”というとき、健康を考える時、
役立つ情報がたくさんあります。
随時更新しています。ぜひご覧ください。
ベネッセグループ健康保険組合
クリック!
検 索
http://www.benesse-kp.or.jp/
携帯版http://www.benesse-kp.or.jp/m/
アクセスはこちらから
平成26年度より
『介護保険特定被保険者制度』
が始まっています
介護保険の特定被保険者制度とは、40歳未満または65歳以上の
被保険者で、40歳以上65歳未満の被扶養者を持つ被保険者(特定
被保険者)から介護保険料を徴収する制度です。当健保組合では、
平成26年度(3月分の4月徴収)から導入しています。
第1号被保険者
第2号被保険者
65歳以上の方です。
40歳以上65歳未満で、健保組合などの医療保険に加入している人です。健
康保険の被扶養者も、介護保険では被保険者となります。
被保険者自身は40歳未満または65歳以上のため、介護保険に該当しないが、
介護保険第2号被保険者である被扶養者を扶養している場合は、介護保険特
特定被保険者
定被保険者制度を導入している健保組合では「特定被保険者」として介護保
(第2号被保険者で適用除外の届出を行っている被保険
険料徴収の対象となります。
者が、適用除外の届出をしていない第2号被保険者を扶養している場合も特定被保険者
に該当します)
被扶養者の申請を忘れていませんか?
●被扶養者の認定条件を満たさなくなったら、速やかに扶養解除の申請をお願いします
健保組合では、毎年被扶養者の検認(被扶養者資格の確認)を行っています。その結果、毎年被扶養
者の要件を満たしていない方が多く見つかっています。被扶養者の要件を満たさなくなったら、速やか
に被扶養者異動届を提出し、扶養解除の申請をお願いいたします。
被扶養者の要件を満たしていないにもかかわらず扶養解除の申請を行わなかった場合、過去にさかの
ぼり扶養認定を解除します。
その結果、本来資格のなかった期間に病院を受診したり、各種給付を受給していた場合は、その費用
を返還(支払)していただくことになります。
また、たとえ当健保組合の被保険者証を使わなくても、大変な負担を強いられている各種納付金には、
健保組合の加入者数に応じて課せられるものもありますので、加入しているだけで健保財政を圧迫し、
ひいては皆さんの保険料を無駄に高めてしまうことになります。皆様の保険料を無駄にしないため、ご
家族に異動があった場合には、速やかに健保組合(事業所経由)へ申請をお願いいたします。
●扶養解除の対象の方
次に該当する方は被扶養者認定を解除する届出が必要です
①就職・結婚等により既に他の健康保険に加入されている被扶養者
②就職やパート・アルバイト等の理由で年収が130万円以上になった60歳未満の被扶養者
③再就職や年金の受給を開始した等で年収が180万円以上になった60歳以上の被扶養者
④自営業をされていて収入が扶養認定基準を超えることが見込まれた被扶養者
⑤年齢を問わず、被保険者の収入の2分の1以上の収入が見込まれる被扶養者
1
健保だより Vol. 32
平成26年度 保険料月額表
健康保険料率(一般保険料率・調整保険料率)、介護保険料率とも変更されています。
(調整保険料を含む)
標準報酬
等級
月額
報酬月額
日額
円
円以上 円未満
2,270
63,000~73,000
2,930
83,000~93,000
58,000
1,930
3
78,000
2,600
2
4
5
68,000
88,000
98,000
6
104,000
8
118,000
7
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
110,000
126,000
134,000
142,000
150,000
160,000
170,000
180,000
190,000
200,000
220,000
240,000
260,000
280,000
3,270
4,730
5,000
5,330
5,670
6,000
6,330
6,670
7,330
8,000
8,670
9,330
10,000
340,000
11,330
360,000
380,000
410,000
440,000
470,000
500,000
530,000
560,000
590,000
620,000
650,000
680,000
710,000
10,670
12,000
12,670
13,670
14,670
15,670
16,670
17,670
18,670
19,670
20,670
21,670
22,670
23,670
1000
円
6,143
3,276
2,867
93,000~101,000
107,000~114,000
122,000~130,000
5,355
6,930
7,718
8,190
8,662
9,293
9,923
130,000~138,000
10,553
146,000~155,000
11,812
138,000~146,000
155,000~165,000
165,000~175,000
175,000~185,000
185,000~195,000
195,000~210,000
210,000~230,000
230,000~250,000
250,000~270,000
270,000~290,000
290,000~310,000
310,000~330,000
330,000~350,000
350,000~370,000
370,000~395,000
395,000~425,000
425,000~455,000
455,000~485,000
485,000~515,000
515,000~545,000
545,000~575,000
575,000~605,000
605,000~635,000
635,000~665,000
665,000~695,000
695,000~730,000
11,183
12,600
13,388
14,175
14,963
15,750
17,325
2,856
3,696
4,116
4,368
4,620
4,956
5,292
5,628
5,964
6,300
6,720
7,140
7,560
7,980
8,400
9,240
26,775
28,350
29,925
32,287
34,650
37,013
39,375
41,737
44,100
46,463
48,825
51,187
53,550
55,912
14,280
15,120
15,960
17,220
18,480
19,740
21,000
22,260
23,520
24,780
26,040
27,300
43
980,000
44
1,030,000
46
1,150,000
45
47
1,090,000
1,210,000
32,670
955,000~1,005,000
34,330
1,005,000~1,055,000
38,330
1,115,000~1,175,000
36,330
40,330
1,055,000~1,115,000
1,175,000円以上
62,213
69,300
73,237
77,175
81,112
85,838
90,562
95,287
483
422
1,217
649
568
6,615
6,983
7,350
8,085
8,820
9,555
11,025
12,495
13,230
13,965
15,067
16,170
17,273
18,375
19,477
20,580
21,683
22,785
1,529
1,623
1,716
1,841
566
732
815
866
915
982
495
641
714
757
801
859
1,966
1,049
2,216
1,182
1,034
1,331
1,165
2,091
2,340
2,496
2,652
2,808
2,964
3,120
3,432
3,744
4,056
4,368
4,680
4,992
5,304
5,616
5,928
6,396
6,864
7,332
7,800
8,268
8,736
9,204
9,672
1,115
1,248
1,414
1,498
1,581
1,664
1,830
1,997
2,163
2,330
2,496
2,662
2,829
2,995
3,162
3,411
3,661
3,910
4,160
4,410
4,659
4,909
5,158
976
1,092
1,238
1,310
1,383
1,456
1,602
1,747
1,893
2,038
2,184
2,330
2,475
2,621
2,766
2,985
3,203
3,422
3,640
3,858
4,077
4,295
4,514
29,033
12,324
6,573
5,751
36,960
39,060
41,160
43,260
45,780
48,300
50,820
24,990
27,562
30,502
32,340
34,177
36,015
37,852
40,058
42,262
44,467
10,608
11,700
12,948
13,728
14,508
15,288
16,068
17,004
17,940
18,876
5,408
917
33,180
34,860
905,000~955,000
6,248
円
905
5,169
65,362
31,000
5,880
1000
5,907
810,000~855,000
930,000
5,512
円
11,076
27,670
42
5,219
7,280
26,092
830,000
855,000~905,000
4,925
1000
被保険者
29,820
28,560
40
29,330
4,631
8,320
10,140
31,500
880,000
4,337
事業主
23,887
59,062
41
4,042
11,760
730,000~770,000
770,000~810,000
3,822
13,440
25,200
25,000
26,330
3,602
10,290
12,600
円
1,373
11,760
23,625
1000
3,234
22,050
10,920
15,600
1,061
10,080
20,475
介護保険料
合計
2,499
18,900
750,000
790,000
円
73,000~83,000
38
39
36,750
2,131
114,000~122,000
4,470
1000
42,000
2,436
3,930
4,200
円
被保険者
4,567
101,000~107,000
3,670
1000
事業主
63,000
3,470
300,000
320,000
78,750
円
1
健康保険料
合計
5,658
6,240
6,906
7,322
7,738
8,154
8,570
9,069
9,568
10,067
4,732
4,950
5,460
6,042
6,406
6,770
7,134
7,498
7,935
8,372
8,809
※介護保険料は40歳以上65歳未満の被保険者及び40歳以上65歳未満の被扶養者をもつ被保険者から徴収されます。
※賞与については、支給額の1,000円未満の端数を切り捨てた額に、保険料率を乗じた数が徴収されます(年度累計540万円が上限)
。
健保だより Vol. 32
2
被扶養者の方も
「歯科検診(個別検診)」を無料で受診できます
当健保組合が疾病予防事業の一環として提供する歯科検診は、「個別歯科検
診」
(約550の提携歯科医院に出向く検診)と「集団歯科検診」(事業所に歯科
医が出向く検診)の2種類があり、どちらか一方を年度内に1回のみ無料
で受診することができます。
平成25年度から被扶養者の方(当健保組合の被保険者証をもつ家族の方)も対
象になっています。
◆「個別歯科検診」申込開始(5月1日∼)間近です!
受診期間 6 月 1 日∼翌年 1 月末日 申込期間 5 月 1 日∼12月15日まで
健保組合の委託先:一般財団法人日本健康文化振興会へFAX(03−3316−1110)で申込んでいただき、提携
歯科医院での受診となります。
申込書は健保組合ホームページ、ハンドブックにあります。
◆「集団歯科検診」
被保険者の方のみ受診可能で、お勤め先での定期健康診断に合わせて実施する場合と、定期健康診断とは別に
実施する場合があります。
次のような場合、後日、1回分の検診費用(5,250円)を請求させていただきますのでご注意ください。
「集団歯科検診」を受診した被保険者が「個別歯科検診」を受診した場合。またその逆の場合。
受診日にベネッセグループ健康保険組合の資格がない 未加入、資格喪失 被保険者
被扶養者が受診
した場合。
「健康は口から始まる」と言われていますが、日頃の「歯磨き習慣」「正しいブラッシング」が虫歯や歯周疾
患予防にはとても大切です。虫歯や歯周病を長期間放置すると症状は悪化し、結果的に治療費は高くなってし
まいます。また、歯周病の人は、糖尿病・心臓病・肥満等の生活習慣病や、その他の病気にかかりやすくなっ
たり、症状を悪化させたりすることも報告されています。ぜひ、虫歯や歯周病の予防、早期発見、治療に役立
ててください。
「日帰り人間ドック」
の予約方法等にご注意ください
当該年度30歳以上の被保険者・被扶養者の方が受診対象で、年度内(4月1日
∼翌年3月31日)にお一人1回、原則無料で受診できます。
平成25年度から健診機関に直接予約するのではなく、予約代行業者:バイオコ
受診券
保険証
ミュニケーションズ(株)に申込む方法に変わっています。予約方法は、Web・
FAX・電話です。受診可能な契約健診機関は全国約300機関に拡大し、受診し易
い環境になっています。受診日当日持参するものに「受診券」が加わっています。
受診日までにご用意ください。詳細は、健保組合のホームページ、ハンドブック
でご確認ください。
※歯科検診(個別)の提携歯科医院、日帰り人間ドックの契約健診機関の一覧は、 携帯版HPは
健保組合ホームページ(http://www.benesse-kp.or.jp/)、
こちらから→
携帯版ホームページ(http://www.benesse-kp.or.jp/m/)でご確認ください
3
健保だより Vol. 32
Q
交通事故に遭ってケガをしてしまいました。
治療を受けるときに健康保険は使えますか?
A 使えます。
但し、通勤途中・業務中の事故は労災が適用されますから、健康保険は使えません。至急会社の人事に報告が
必要です。
健保組合負担分は加害者に後日請求します
交通事故など第三者による傷病(通勤途中・業務中の事故は除く)
でも健康保険を使ってかかることができます。ただし、治療に要した
費用のうち健保組合が負担した分は、後日、健保組合から加害者に請
求することになります。そのため、健康保険を使って第三者による傷
病の治療を受けた場合は、健保組合に「第三者行為による負傷届」を
必ず提出しなければなりません。なお、加害者と示談が成立した場
合、その内容によっては健保組合から加害者に医療費の請求ができな
くなるため、事故の当事者(当健保組合の被保険者)に請求する場合
があります。示談する場合は、事前に健保組合に相談しましょう。
事故原因の治療で整骨院・接骨院にかかるときはご注意ください
●負傷原因を正確に伝える
施術を受ける前に、「第三者行為が原因の負傷」であることを正確に伝えましょう。外傷性の負
傷でない場合や、勤務中や通勤途中の傷病など、労働災害に該当する場合は、健康保険は使えま
せん。
●「療養費支給申請書」は内容を確認して必ず自分で署名を
療養費支給申請書は、健保組合への請求を柔道整復師に委任するためのものです。そのため、傷
病名や日数、金額などをよく確認して、必ず自分で署名するようにしましょう。内容に間違いが
あると健康保険が使えない場合があります。
●必ず領収証を受け取り内容確認を
整骨院・接骨院では領収証発行が義務づけられています。領収証は必ず受け取り、内容確認を。
医療費控除を受ける際にも領収証が必要になりますので、保管するようにしましょう。
●病院との重複受診は認められません
同じ負傷で病院の治療と整骨院・接骨院の施術を受けた場合は、原則として整骨院・接骨院の施
術は全額自己負担となります。
●長期の施術は一度医師の診断を
長期にわたり回復のみられない施術については、ほかの病気も考えられるため、一度医師にみて
もらいましょう。
健保だより Vol. 32
4
医療費の節約でメリットの維持を
●実はメリットの多い健保組合
会社で働く人の健康保険には、皆さんが加入している「健保組合」と中小企業が中心の「協会けんぽ」が
あります。健保組合は、協会けんぽに比べて①保険料率を各自で設定できる②健診などが充実している。な
どのメリットがあります。皆さんは実は、加入者にとって有利な健保組合に加入されているのです。
●医療費の節約が財政健全化につながる
健保組合の主な財源は事業主と皆さんが納める保険料です。医療費の給付などで支出が増加し健保財政が
悪化すると、保健事業など独自のメリットを維持できなくなってしまいます。
「ムダのない受診」を身につけましょう
受診の時間帯によって医療費が変わります。時間外受診は、やむを得ない場合にのみ利用するよう心がけ
ましょう。
診療時間外、深夜・早朝、休日は時間外加算がプラスになります。
加算の種類
時間外加算
加算される時間帯
・診療時間外(概ね午前8時前と午後6時以降、土曜日は正午以降)
・その医療機関が休診日としている休日以外の日
休日加算
その医療機関が休診日としている休日(日曜・祝日、年末年始)
深夜加算
午後10時から午前6時
診療時間内であっても、診療所や調剤薬局の場合、加算がかかる場合があります。
診療所
調剤薬局
加算の種類
加算される時間帯
夜間・
早朝等加算
・平日の午前0時∼午前8時、午後6時∼午前0時
・土曜日の午前0時∼午前8時、正午∼午前0時
・日曜日、祝日
※その診療所が定める診療時間内であっても、上記の時間帯に診察すると加算されます
夜間・
休日等加算
・平日の午前0時∼午前8時、午後7時∼午前0時
・土曜日の午後1時∼午前0時
・日曜日、祝日
※その調剤薬局が定める開業時間内であっても、上記の時間帯に調剤すると加算さ
れます
疾病予防のための健康管理
適切な食生活や運動習慣を身につけることに加え、健康診断を受けることも大切です。
被保険者の方は、加入事業所での健康診断に加え、当該年度30歳以上の方は当健保組合の「日帰り人間ドッ
ク」もご利用いただけます。当該年度30歳以上の被扶養者、任意継続(退職後引き続き加入)の方もぜひ「日
帰り人間ドック」をご利用ください。40歳以上の被扶養者、任意継続被保険者の方が「日帰り人間ドック」を
受診されると、平成20年度から始まった特定健診を受診されたことになります。ご夫婦、ご友人と一緒に受診
されてはいかがでしょうか。
健診の目的は、病気の兆候を早期に発見することです。健診を受けずに病気の発見が遅れると、治療は長引
き、医療費もかさんでしまいます。健康なうちから「日帰り人間ドック」を受診して、常に自分とご家族の健
康状態を把握しておくことが大切です。
詳細は、健保組合ホームページ、ハンドブックでご確認ください。
5
健保だより Vol. 32
平成26年度事業計画と予算が決まりました
平成26年2月14日に開催された第73回組合会で、ベネッセグループ健康保険組合の平成26年度の事業計画及び予
算が承認されましたので、その概要をお知らせします。
健康保険(一般勘定)
●収入について
収入の特徴は次のとおりです。
1.平成26年度の被保険者数(平均)見込みは、
■収入支出予算概要表
一般勘定
(単位:千円)
収 入
保険料収入
7,169,259
22,940人で、前年比104.6%となる見込みで
調整保険料収入
128,936
す。また、平成26年度の被保険者一人当たり
繰入金・繰越金
1,305,765
財政調整事業交付金
の標準報酬月額見込みは297,000円と、前年度
と比べ、ほぼ横ばいになると見込んでいます。
約13億円もの繰入・繰越を行うという大変厳
しい予算を編成しました。
●支出について
支出の特徴は次のとおりです。
1.被保険者一人当たりの保険給付費
(医療費等)
は、増加傾向にあることに加え、平成26年度
は診療報酬の改定・消費増税があり、増額し
て予算編成しています。
2.平成20年度から始まった高齢者医療制度等に
8,674,737
経常収入 合計
7,717,309
支 出
保険給付費
た保険料の約半分が自分たちのために使え
ず国に納めることになります。
3.皆さんの病気を予防し健康維持を支援する当組
合独自の保健事業については、疾病予防を重
点化し積極的に活動します。
介護保険(介護勘定)
国に納付する「介護納付金」に必要な金額を、40
納付金
退職者関係
計
平成26年度は、約4,333万円の繰入・繰越を行い
3,118,030
397,000
3,515,030
保健事業費
298,388
財政調整事業拠出金
143,059
事務費・営繕費・予備費・その他
合計
274,273
8,674,737
経常支出 合計
8,338,295
経常収支 差引額
▲1,163,986
介護勘定
(単位:千円)
収 入
介護保険収入
654,920
繰入金・繰越金
43,333
その他
19
合計
698,272
支 出
介護納付金
介護保険還付金
積立金
658,000
141
40,130
その他
1
合計
698,272
財産保有
健
康
保
健
法定
法律で定められた保有条件を満たし
ており、不足はありません。
任意
1ヵ月分(内規)を保有することを定
めている任意の積立金。収支残から
一部を別途積立金に繰り入れること
で、決算残金処分後の別途積立金の
残高は、保有条件を満たしています。
歳以上65歳未満の被保険者から介護保険料として
納付していただいています。
4,443,987
高齢者関係
関する納付金は、保険料収入の49%を占める
額になる見込みです。事業主と皆さんが納め
5,054
合計
2.保険料収入は約71.7億円(前年比107.7%)
の見込みです。しかし、収支均衡を保つため、
65,723
雑収入及びその他
介護保険
法律で定められた保有条件(費用の
約1ヵ月分)に対し、決算残金の処分
前・処分後の介護準備金残高は必要
額を上回っています。
収入不足を補う予算を編成しました。
健保だより Vol. 32
6
介
紹
所
業
事
第11回 株式会社 TMJ
①事業概要
手続き・出産・傷病等の給付手続きが円滑に終わる様に、各
当社は、ベネッセコーポレーション「進研ゼミ」の
拠点の社会保険担当者と、社会保険の委託先と連携して対
インハウスセンターが独立分社する形で1992年に
応しています。
設立された会社です。世界でも例のない継続型の会員
昨年10月よりWeb申請を導入し、取得・喪失・扶養変更
制事業で培った生産管理、品質管理のノウハウを活か
に関しては、Web申請書上で手続きが完結する様になりまし
し、多種多様なクライアント企業のコンタクトセン
たが、複雑な手続きの場合はまだまだ電話が手放せません。
ターの設計・運営から,調査・分析、人材派遣、人材
先日、社員が急病になった際には、病院・健保組合・
育成などのサービスを提供。2012年7月には、設立
委託先と連携し、迅速に健康保険証の手続きを行いまし
20周年を機に社名を「株式会社TMJ」に変更。2013
た。社員から「安心して治療に専念できた」という感謝
年8月バイリンガルITアウトソーサーのBiOS社を子
の言葉をいただけたことは、担当者冥利に尽きます。
会社化。
コンタクトセンター事業に加え、
バックオフィ
2014年3月より、東京から鹿児島に拠点を移し、新
スを含むBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)
メンバー3名体制で業務を行っています。新メンバー
領域へと事業を拡大しています。
は、全員大規模な事務処理センターの経験者です。今
②被保険者の平均年齢や男女比率
後の対象人数が増加した場合でも円滑に手続きが進む
よう、業務引継ぎ中です。
当社の被保険者の平均年齢は、男性35.6歳、女39.8
歳・社員全体で38.9歳、また保険者数は、男性1,325
名・女性3,902名・合計5,227名で男性比率が25.35%、
女性比率74.65%となっています。
(平成26年1月現在)
③労務担当紹介
毎月300件程度の取得・喪失手続き、100件程度の扶養
我が社のフットサルチーム「アフター5 FC」についてご紹介します。
アフター5 FCは事業部のアカウントマネージャーである市東弘旨
さんの声かけで2011年より徐々に参加メンバーが集まり、現在は
10~15人で月1回ゲームを楽しんでいます。
(本当は月2回開催した
いのですが、グラウンド費用捻出に難ありです…)。1月31日にも13
名が集合し、2時間にわたってみんな汗を流しました。比較的入社歴の浅いメンバーが多く、和気藹々と普
段の運動不足を楽しく解消しています。
普段社内でもなかなか交流できないメンバーが、1つのボールを追い
かけ、汗をかいて交流することで、仕事上もコミュニケーションがス
ムーズになり、好循環が生まれています。TMJなでしこの活躍も期待
しており、日々のスカウトに励んでいるのですが、残念ながら今のとこ
ろサポーター止まりです(サポーターでもいるのといないのではやる気
が違いますが!)
。ユニフォームもスパイクも全てレンタルでき、会社
帰りに気軽に参加できる手軽で楽しい運動として、これからも続けてい
きたいと思っています。