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学校評議員会の実施報告書
岐阜県立岐阜聾学校
学校長
所在地
1
会議の名称
2 会議の構成
<委員>
近藤一郎
岐阜市加納西丸町
電話
058-271-3700
平成21年度第3回学校評議員会
高橋
若林
小林
田中
森田
<その他の参加者>三輪
近藤
大橋
櫛部
優(加納東自治会副会長)
佐智(加納東民生主任児童委員)
俊夫(岐阜県聴覚障害者親の会)
欠席
誠一(岐阜県聴覚障害者協会役員) 欠席
郁子(岐阜県立岐阜聾学校同窓会会長)
尚子(岐阜県立岐阜聾学校PTA会長)
一郎(校長) 神谷 弘子(教頭)
川島 正治(事務長)
恵美子(高等部主事) 田中 博雄(中学部主事)
祐成(小学部主事) 小原 玉路(幼稚部主事)
3
会議の目的
開かれた学校・信頼される学校づくりをいっそう推進するために、
本校にかかわりが深い学校評議員の皆さんから率直なご意見をいただ
き、学校経営を改善していく。
4
会議の開催
平成22年2月24日(水)13:20~14:20
5 会議の概要
(1)校長あいさつ
(2)最近の学校の様子
(3)岐聾祭アンケート結果
(4)保護者等を対象とするアンケート結果
(5)意見交換
意見1 評議員になって来校するようになり、聾学校のことが少しずつわかってきた。
幼児児童生徒数が少なく、先生が丁寧に教えられており、教育環境も整っている
と感じた。
意見2
一部であるが、スカート丈の短い女子生徒が気になった。不審者に狙われやす
いし、聴覚に障がいがあると背後から近づいてくる気配を察知しにくいので、注
意した方がいいと思った。
→学校 スカート丈の長さ等みだしなみ指導については、今後もよりいっそうきめ細や
かな指導を継続していく。
意見3
幼稚部は4名という少人数なので、他の幼稚園と一緒に行事等を行うのも一つ
の方法だと思う。
→学校 以前そのような助言をいただいてから毎週1回、近隣の加納幼稚園と交流を行
うようにし、現在も継続している。
意見4
文化祭である岐聾祭が新型インフルエンザの関係で一般公開されなかったこと
は、とても残念であった。また、本校の作品展が校外で行われていることを知ら
ず、見学できなかったことも残念であった。
→学校 次回からは、お知らせする方法を考えたい。
意見5
東海地区聾学校PTAの会議に参加することにより、他の聾学校の様子を知る
ことができた。役職にある人だけでなく、保護者も交流できる機会が、また、同
様に児童生徒も情報交換できる機会があるとよい。
意見6
子どもたちに「聞く力」や「書く力」をつけてもらいたい。聾学校の中ではコ
ミュニケーションがとれても、一歩外へ出ると手話がわかる人はほとんどいない
社会であるのが現状である。
意見7 常にメモ用紙を持って書く習慣を身に付けていれば対応できる。我が家では実
践している。
→学校 本校では、教員が口話に、手話・指文字を併用して教育活動を行っている。筆
談等手話以外の手段についても工夫していきたい。
意見8
→学校
大学へ進学した人は、授業等はどのように受けているのか。
大学では手話による講義はないので、ボランティアによるノートテイク等に依
存している。ただし、そのノートを読んで理解するには、本人のたゆまない努力
が必須である。
意見9
本校出身者で筑波技術大学へ進学した人でも、教員にならないと聞いたが、実
際はどうなのか。
→学校 筑波技術大学の卒業生は、一般企業に就職する人の方が多い。本校の生徒にも
教員志望の生徒がいるが、現在教員になるのは非常に難しいのが現状である。た
だし、希望がかなえられるよう、できるだけの支援をしたいと考えている。
意見10
今年は立派な大輪の菊を咲かせることができ、地区の文化祭にも展示されてい
た。また、児童生徒の作品も多く出品してあり、楽しませてもらった。
→学校 地域の方々に援助していただき、立派な菊の花を咲かせることができた。今後
も、地域の方々と連携を図って行く中でご理解とご協力をお願いしながら幼児児
童生徒の支援にあたりたい。
6
会議のまとめ
今回は、幼稚部の交流やコニュニケーション能力の育成についてご意見をいただいた。
いずれも本校にとって大切な教育課題であるので、すでに実施していることも含めて、
さらに充実できるよう継続して取り組んでいきたい。