第 号 77 - 一般社団法人 日本庭園協会

第 77 号
これからの日本庭園を築く若者達の笑顔
加藤 新一郎
今 春、 当 支 部( 千 葉 県 支 部 ) は 北 海 道 南 支 部 の 皆 さ ん の 協
力を得て伝統庭園技塾の会場にもなった「静寂の郷」で茅葺き
講習会を開催しました。北海道南支部前支部長の外山正幸講師
の熱心な指導で多くの糧を得ることができました。私達がなぜ
遠く北の大地まで足を運び講習を受けるのか、その意義は、近
年感じている、若手会員とのコミュニケーション不足を解消す
ることにあります。どうしたら距離を縮められるのか、お互い
に理解しあえるのか頭を悩ませており、若い頃の自分自身の経
験も考え、県外の協会員の人達との交流を通して技術の習得を
しながら色々な人と出会い、話し合うことで自分の殻を脱皮し
て一歩前へ踏み出せるのではないかと思いました。他支部との
交流の中での共同作業は思わぬ完成品を生み出します。若い時
に築いた人間関係は長く貴重な財産となり、自然と笑顔がほこ
ろんでくるのではないでしょうか。これからも支部間の交流を
進め、日本庭園の更なる理解と日本庭園協会の会員増員につな
げていきたいと思っています。
各 地 に 伝 統 的 な 作 庭 手 法 や 地 域 独 特 の 素 材 が あ り、 作 庭 に
あたっては、自己主張する前にその地域の風土に合った材料や
特色を生かした庭づくりや管理が望ましいと考えています。若
者達がこれから日本のどこで庭づくりに関わっても対応できる
よう、交流を通して見聞を広め、技術を磨き、知識を得てくれ
るよう願っています。本協会としても伝統庭園技塾など研修会
を通して、
伝統的な庭園技術の伝承には力を注いできましたが、
変化していく住環境に対応した庭園の形を探っていくことも重
要であり、家業を継いでいく次世代に対しての支援など、若者
達の気持ちを十分に理解し、本部・支部で有意義な事業を計画
し実行していくことが若者達の笑顔につながっていくことと信
じています。
(理事 千葉県支部長)
−1−
東京都新宿区西早稲田 1-6-3 フェリオ西早稲田 301
〒 169-0051 TEL:03-3204-0595(FAX 兼用)
E-mail : [email protected] URL : http://nitteikyou.org/
編集者:広報委員長・柴田 正文
委員・小沼 康子、加藤 精一、内田 均
題 字:故・上原 敬二
発行日:平成 26 年 7 月 3 1 日
協会ニュース
日本庭園協会
一般社団法人
北海道での講習会に参加した千葉県支部の若手会員達
平成二十六年度
一般社団法人
一般社 団 法 人 日 本 庭 園 協 会 は 、 平
成 年 月 日(木)午後 時から
東 京・ 代 々 木 の 明 治 神 宮 文 化 館 で 、
午前の評 議 員 会 に 続 き 総 会 を 開 催 し
時。楠の間
平成二十六年三月二十日 東京・明治神宮 文化館
⑴ 会 議 の 開 催 ① 定 期 総 会( ・
)明治神宮文化館 ②常務理事会
生常務理事、議事録署名者に前川冨
財務委員会(高橋康夫)広報委員会
(カッコ内は委員長)
本部委員会/総務委員会(望月敬生)
室
( ・ ) 本部事務室他他 回 ③
広報委員会会議( ・ )本部事務
③本部委員会および特別委員会
※カッコ内の数字は前年比
日本庭園協会定期総会開く
の開会の辞、金子会長の挨拶、龍居
竹之介名誉会長の挨拶の後、会長が
士子理事、高橋良仁理事を指名し議
(柴田正文)技術委員会(廣瀬慶寛)
議長席に着き議事録作成者に望月敬
事にはいる。
⑵技術事業 ①庭園技術連続基礎
)
( ・ )
( ・ )
3
鑑賞研究委員会(高梨節子)国際活
(
講 座(
・
)②香川県支部・
文化財指定庭園調査委員会(金子直
宇多津町・愛媛県新居浜市・今治市
本部共催講座(
・
作)日本庭園協会賞選考委員会(金
③宮城県支部・本部共催伝統庭園技
)香川県
子直作)
北海道南支部(坂勝)宮城県支部(菊
ディスカッション「これからの庭を
、
事業報告=廣瀬慶寛常務理事
・
り成立。 金 子 直 作 会 長 が 挨 拶 に 続 き
③支部(カッコ内は、支部長)
地正樹)茨城県支部(飛田幸男)栃
楽 し む 」(
年 度 事 業 報 告、 収 支 決 算、 会
木県支部(新藤志延)埼玉県支部(野
年 度 事 業 計 画、 予 算 説 明 」、 第 三 号
)
号(
・
)第
3
No. (
・ )
・
⑷その他 ①日本庭園協会創立
・
号
)③ パ ネ
・
)
周年シンポ
)
⑴会議の開催 ①役員会 回( ~
月)②三役会 回( ~ 月)③
〈神奈川県支部〉
ジウムに参加(
日比谷図書文化館 ④
タ ー 豊 藏 均 氏( 編 集 者 )
(
金綱重治氏(作庭家)コーディネー
ン ド ス ケ ー プ・ ア ー キ テ ク チ ャ ー)
( 環 境 デ ザ イ ナ ー) 榊 原 八 朗 氏( ラ
を楽しむ」
パネラー 高水譲二氏
(実
業家)中山章氏(建築家)正木覚氏
ルディスカッション「これからの庭
幸 氏( 支 部 幹 事 )
(
周
No. ( ・ )No. ( ・ )
10 4
計 監 査 報 告 」、 第 二 号 議 案「 平 成
村 光 宏 ) 千 葉 県 支 部( 加 藤 新 一 郎 )
谷図書文化館 大ホール⑤茨城県支
部・本部共催講座( ・ )土浦市
)千代田区立日比
東京都支部(上野周三)神奈川県支
・
議案「一 般 社 団 法 人 移 行 申 請 完 了 報
東京都新宿区西早稲田一―六―三
・
)⑤本部総会
) ③ 支 部 忘 年 会(
・
・ / ・ / ・ )②北山杉剪
)講師 小
月 ) ⑤ 納 会 及 び「 こ れ か ら
) ② 対 談「 住 ま い と 庭 」
17 15 13
現況(平成 年 月 日現在)
①事務所…〒 169―0051
告 」、 第 四 号 議 案「 役 員 改 正 の 件 」、
)第
石川県支部(武部外喜寛)静岡県支
(
部(石井敬明)愛知県支部(高見紀
雄)近畿支部(山田昌次)岡山県支
) ② G S J ミ ニ・ ニ ュ ー ス
No. ( ・ )No. ( ・ )
・
鳥取県支部(石亀靖)山口県支部(殿
設立
・
・ )
⑵ 技 術 事 業 ① 支 部 主 催 庭 園 技 塾
( ・ / ・ / ・ / ・ /
(
④ 支 部 総 会(
(
周 年 シ ン ポ ジ ウ ム・ 祝 賀 会
⑴会議の開催 ①役員会 回( ~
月)②支部長会及び日本庭園協会
〈千葉県支部〉
④作品発表会( ・ )
事業の概要
【本部事業】
No. ( ・ )No. ( ・ )
(
・
⑶ 広 報 事 業 ①「 庭 園 協 会 ニ ュ ー
ス」の発行第 号( ・ )第 号
13
井正敏)香川県支部(水本隆信)
部(三宅秀俊)広島県支部(藤原忍)
18 16 14 12 30 15
庭園築庭 事 業 の 件 」 以 上 は 、 総 会 に
賛助会員 名( 名減)
11 3
おいて一 括 審 議 を 諮 る と い う 事 で 可
… http://nitteikyou.org/
URL
…
E-Mail [email protected]
②会員数 正会員 505 名
( 名増)
特別会員/名誉会員 名( 名減)
維持会員 社(± )
定款変更により正会員へ
総会員数 520 名( 名増)
・
⑴ 会 議 の 開 催 ① 新 年 会 臨 時 役
)②宮城県支部発会
員 会(
月)
)③伝統庭園技塾打合せ
・ )④役員会( ~
式( ・
(
19
10
2
4
決。
【総会】
午後一時。椎の間
司会=柴田正文常務理事
)日
⑵技術事業 ①伐採作業 仮設道路
整備 資材運搬( ~ 月)覚照寺
②伝統庭園技塾( ・ ~ )覚照
〈栃木県支部〉
寺
⑶庭園見学会 ①春季見学会(
⑴会議の開催 ①支部総会および納
涼祭( 月)②来年度へ向けて会員
勧誘の会議( 月)
・
定 講 習 会( ・ )講 師 君 和 田 健
二氏(支部会員)③文化財庭園管理
の 現 状 と あ り 方(
石川後楽園センター長 正田弘之氏、
常務理事 廣瀬慶寛氏 ④東京都支
・
部・本部共催パネルディスカッショ
ン「 こ れ か ら の 庭 を 楽 し む 」
(
〈東京都支部〉
)
、
)③技能五輪視察
74 72
8 24 13
95
正会員 505名中出席者 260 名
( 委 任 状 出 席 178名 )で、定 款 第
・
二十一条 に よ り 成 立 。 大 平 暁 副 会 長
年 記 念 シ ン ポ ジ ウ ム・ 祝 賀 会(
・
)清澄庭園 大正記念館 ②各支部
活動協力 等
【鑑賞会事 業 】
⑴会議の開催 ①総会(
本女子大 学 桜 楓 号 館
⑵講演会 龍居竹之介「庭の顔・そ
の裏表」( ・ )
) 静岡県(青山荘、清見寺庭園、
浮月楼、 臨 済 寺 庭 園 な ど ) ② 秋 季 見
〈茨城県支部〉
・ )
⑴会議の開催 ①本部評議員会・総
)②役員会 回( ~
会( ・
月)③支部総会(
⑵ 技 術 事 業 ① 向 上 庵 茶 会( ・
)土浦市小野②茨城県支部・本部
・
~
・ )
・
に参加 中山章氏(建築家)平井孝
氏(
する伝統」尼﨑博正先生、西村金造
⑵講演会 ①「日本庭園と石造美術
品」尼﨑博正先生「石工の技―創造
(
の庭を楽しむ」パネラーと打上げ会
(
③本部総会( ・
~
、 )東京都木場公園
)いずみ高校 ③研修旅
)五箇山・金沢方面
)④幹事会 回
⑴会議の開催 ①幹事会数回( 月
月 ) ② 理 事 会( ・ ) 本 部
共催講座(向上庵及び古平氏作庭の
庭)
(
研修( ・
9
・
学 会( ・ 、 )
三 重 県( 諸 戸
氏庭園、 伊 奈 冨 神 社 庭 園 、 北 畠 氏 館
跡庭園、 城 之 越 遺 跡 な ど )
【支部事 業 】
〈北海道南 支 部 〉
⑴会議の開催
① 支 部 総 会( ・
) ② 新 年 懇 親 会( ・ ) ③ 新
潟 県 支 部 伊 藤 春 男 氏 来 道 懇 親
)静寂の郷 ④千葉県支
・
)⑤役員会
・
・ )
回(
⑶ 講 演 会 ① 東 京 都 支 部 講 演 会
)②日本庭園協会 周年式
(
典(
〈埼玉県支部〉
月)
⑴ 会 議 の 開 催 ① 役 員 会
~
4
1
15
10
1
5
会(
部 来道 懇 親 会 ( ・
( ・ )
・
⑵技術事業 ①支部講習会 石材の
ア プ ロ ー チ( ・ ) 静 寂 の 郷 ②
支部講習会 水元と筧の製作(
)静寂の郷
5
2
6
総会会場風景
13
・
)
支部総会・研修報告会(
本部総会(
・
)⑤
1
、
・
、
⑵ 技 術 事 業 ① 泥 深 庵 周 辺 管 理
)いずみ高校 ②研修会準備
(
・
、
31 20
10
8
15
13
95
3
11
27
③ 支 部 講 習 会 )④支
・
(
行( ・
10
7
1
水元と筧 廻 り の 修 景 ( ・
部講習会 静寂の郷水害復旧(
)( ・ )
〈宮城県支 部 〉
1
1
3
4
2
10
24
16 29 12 14
11
3
1
73 71
15
2
3
1 10
95
8
10 8
3
7
12
12
4
12
95
2
20
13
3
12
11
11
11 10
15 4
3
1
12
15
3
4
10 4
6
7
2
5
7 9
12
12 3
6
9
16
2
11
0
9
10 8
24 20
9
12
6
4
2
16
4
8
4
15
23 19
13
4
0
28 6
2
15
24
5
1
8
3
11 10
7
11
15 17
10
26
4
2
6
1
6
9
21
6
5
7
26
11
23
26
9
向上庵
15
部(本川勇)新潟県支部(伊藤春男)
11
フェリオ西早稲田 301 号
10
第五号議 案 「 東 日 本 大 震 災 復 興 記 念
24
電話…03(3204)0595
(FAX 兼)
成
決算報告=高橋康夫常務理事
)(
28
議長として議事進行。第一号議案「平
・
動委員会(三橋一夫)特別委員会/
6
塾( ・ ~ )宮城県大和町 覚
照寺④東京都支部・本部共催パネル
○第一号議案 「平成 年度事業報
告、収支報告、会計監査報告の件」
30
7
7
た。
【評議員会 】
午前
司会=望月敬生常務理事
8
監査報告=野村脩監事
評議員 名 中 、 出 席 名 ( 委 任 状
出席 名 ) で 、 定 款 第 二 十 一 条 に よ
6
6 27
1
3
19
15
5
17
7
11
2
23
14
28
29
11
10
9
−2−
20
1
20
3
1
8
10 26
22
5
29
11
42
9
3
42
11
20
9
30
−3−
25
26
20
25
2
16
9
12
23
22
・
⑵技術事業 ①庭門研修「庭門を作
/ ・ ~ )②庭門
る」
(
/
)③パース作成
/ ・
)④(公社)日本造
/ ・
敷石研修会( ・
/ ・
研修会( ・
・
園学会関東大会・パネル展示、金子
副支部長・持田庭盛会会長 パネル
ディスカ ッ シ ョ ン 参 加
⑶ 見 学 会 福 住 豊 氏 作 庭 三 庭 園
)
( ・
〈新潟県支 部 〉
回(
~
・
月)④
⑴ 会 議 の 開 催 ① 役 員 会・ 新 年 会
( ・ )②役員会・支部総会( ・
)③役員会
・
・
、
)
)⑥
役 員 会・ 田 中 泰 阿 弥 展 反 省 会 (
) ⑤ 役 員 会・ 納 涼 会(
役 員 会・ 県 内 研 修 会 (
下越地区
⑵講習会 自然石・石造物産地の見
立術( ・ )村瀬造園、荒谷園芸
圃場 講師支部役員
⑶研修会 施設見学会 ミホミュー
ジアム( ・ )滋賀県甲賀市
〈静岡県支部〉
⑴会議の開催 ①支部総会および研
修旅行( ・ 、
)京都 旧川田
邸(小島佐一作)北村美術館 天龍
寺茶室 大安苑( 代小川治兵衛作)
②役員会( ・ )
⑵技術事業 技能研修 土塀骨組み
)
腰石積( ・ 、 )土塀 小舞
( ・ )土塀ドロ詰( ・ )土塀
屋根 小舞ドロ詰( ・ )
〈愛知県支部〉
⑴会議の開催 支部総会( ・
、
⑵技術事業 ①「第 回石積み講座
( 基 礎 編 )」( 株 ) お し ゃ 楽 共 同 企 画
・
)おしゃ楽常滑資材セ
) 講 師、 高 見 紀 雄 氏・ 今 井
佳 夫 氏 ③「 モ デ ル ガ ー デ ン 制 作 石
(
ン タ ー 講 師 鈴 木 富 幸 氏 ②「 庭
園イメージパース講座」
( ・ )
・
(
⑵技術事 業 ① 県 外 研 修 ( ・ ~
) 京 都 ② 貞 観 園 工 事 検 討 会( ・
)③初代後藤石水作庭 峯村氏庭
園 見学 調 査 ( ・ 、 ) ④ 支 部
主催伝統 庭 技 塾 ( ・ ~ ) 貞 観
園
~
~
月)②田中泰阿弥展
)③田中泰阿弥図録作
・
) ⑤「 第
回石積み
)おしゃ楽常滑資材セ
トとデザイン」
(
・
)名古屋城
二の丸庭園 名古屋市能楽堂 講師
野村勘治氏
〈近畿支部〉
・
⑴ 会 議 の 開 催 ① 支 部 総 会(
)② 役員会( ・ )
〈岡山県支部〉
・
)④支部長会(
・
⑴ 会 議 の 開 催 ① 役 員 会( ・ )
倉 敷 市 ② 本 部 総 会( ・ ) ③ 支
部総会(
)
⑵技術事業 ①香川県支部・本部共
催講座( ・ )②全国都市緑化フェ
アー( ・ )鳥取県湖山池会場
〈広島県支部〉
⑴ 会 議 の 開 催 ① 支 部 総 会( ・
)②本部総会( ・ )③支部長
会・ 周年記念式典( ・
員会・忘年会( ・ )
)④役
⑵ 技 術 事 業 ① 技 術 講 習 石 塀
、 、 、 / ・ 、 、
( ・
、 / / ・ 、 、 / ・
/ ・ / ・ 、 / ・ / ・
/ ・
/ ・
/ ・
月
月終了予定でしたが、石塀
/ ・
)*
・
、
ンター 講師 鈴木富幸氏
⑶講演会 「日本庭園のコンセプ
下関市、山口市
⑶見学会 ①閑谷学校石積(シシ垣)
修復の見学( ・ )
・
)支部会員有志③香
講 習 会 続 行 中 ② 炭 焼 き 終 了(
末より
川 県 支 部・ 本 部 共 催 講 座(
)
の独自性の理解を深め、一般参加者
、
⑴会議の 開 催 本 部 総 会 ( ・
・
・
ガ ー デ ン フ ェ ス タ 2013(
への庭園技術及び庭園趣味の普及を
(
講 座( 応 用 編 )」 お し ゃ 楽 共 同 企 画
編 )」(
積み講座(基礎編)」
( ・ )④「モ
デルガーデン制作石積み講座(応用
・
回‐
⑶田中泰 阿 弥 研 究 会 ① 手 紙 を 読 む
~第 回‐ まで
会 第
回(
(
成発刊中 ( 月 ~ )
)②香川県支部・本部共催講
図る。③日本庭園協会賞、奨励賞を
、
)坂出市、今治市他
座(
・ 、
〈鳥取県支部〉
⑴会議の開催 支部総会(
〈山口県支部〉
・
)
⑴ 会 議 の 開 催 ① 幹 事 会
回(
~ 月)②支部総会( ・ )
⑵見学会 大北望氏作庭庭園(
)姫路市
、
〈香川県支部〉
~
・
⑴ 会 議 の 開 催 ① 支 部 総 会( ・
)②本部総会( ・ )③役員会
回(
)
月)④支部長会(
・
⑵技術事業 ①善通寺フラワー&
月)③資
作業小屋の製作 ②既存池のドロ上
~
月)④伝統庭園技塾
〈栃木県支部〉
)
ニュースの発行 全会員への葉書通
・ ~
材運搬( ~
げ・仮設道路整備(
(
献する専門家に対して顕彰の機会を
贈呈することにより、庭園関係で貢
⑹広報事業 ①庭園協会ニュースの
発行 第 号( ・ 発行)をはじ
め年間 回発行予定 ②GSJミニ・
⑶その他 周 年 記 念 シ ン ポ ジ ウ ム
・ )
(
与える。④特例であるが、宮城県支
⑺国際活動事業 北米日本庭園協会
(NAJGA) と の 提 携 文 書 調 印 式
)
に当協会から数名出席予定( ・
~
【支部事業】
〈茨城県支部〉
⑴ 会 議 の 開 催 ① 支 部 長 会( ・
) ② 支 部 役 員 会 回( ~ 月 )
月)
③本部評議員会・総会( 月)④支
部総会( 月)
⑵ 技 術 事 業 ① 向 上 庵 測 量(
②庭園視察( 月)
極的に参加する
)
・
*本部鑑賞会や他支部の事業にも積
⑴会議の開催 ①支部総会・懇親会・
ブロック会議( 月)②支部長会議
〈埼玉県支部〉
( 月)③支部役員会( 月 ④本部総会( 月)
⑵ 技 術 事 業 ① 四 阿 製 作 及 び 護 岸
月)②函館緑と花のフェスティ
(
バル ③燈籠製作
⑶見学会
観楓会( 月)
〈宮城県支部〉
⑴会議の開催 ①支部役員会 決算
⑴会議の開催 総会・新年会(
月)
〈北海道南支部〉
を中心に活動していく
⑴会議の開催 支部総会( 月)
*各支部の事業へ参加し、会員勧誘
部主催の「東日本大震災復興記念庭
⑶総務事業 各役員会の開催(常務
理 事 会 は 年 回、 理 事 会 は 年 回、
支部連絡協議会は年 回を予定)
日曜日)講師 龍居竹之介名誉会長
③春季見学会( 月上旬)京都方面
・ )②文化財
・
号の刊行( ・ 予定)
信 毎月発行(事業計画のない月は
除く)③協会機関紙「庭園」復刊第
以上の報 告 に 続 い て 決 算 報 告 と 監 査
園」の築庭事業に対して、庭園協会
事業の推進を図る。
⑵ 総 会 等 の 開 催 定 期 総 会(
)東京明治神宮 文化館
・
としてその意義を尊重し、積極的に
報告が行 わ れ た 結 果 、 満 場 異 議 な く
了承、第 一 号 は 可 決 し た 。
○第二号議案「平成 年度事業計画、
予算説明 」
計画説 明 = 廣 瀬 慶 寛 常 務 理 事
予算説 明 = 高 橋 康 夫 常 務 理 事
年度事業計画の概要
⑷鑑賞研究事業 ①村山吉廣氏講演
会「 中 国 の 庭 園 と そ の 詩 文 」
( ・
平成
【本部事業 】
研究部連続講演会( ~ 月の最終
)日本女子大学桜楓 号館②鑑賞
⑴本部事業の推進 ①「一般社団法
人」が認 定 さ れ 、 そ の 主 旨 で あ る 公
る。具体 的 に は 、 ホ ー ム ペ ー ジ の 内
④秋季見学会( 月中旬)
益目的事 業 を 、 よ り 積 極 的 に 展 開 す
容を充実 さ せ 、 庭 園 協 会 の 活 動 の 意
・ /
義と魅力 を 広 く 一 般 に 周 知 さ せ 、 会
・ /
⑸技術事業 ①若手向け庭園技術連
続基礎講座開催( ・ / ・ /
員の増加と一般参加の機会を増や
す。そし て 継 続 事 業 と し て 、 鑑 賞 会
3
11
総会会場風景
2
12
9
・ 、
平成
・
⑵技術事業
)
(
・
、 )県
・ 、
)
・
① 講 習 会( 青 年 部 )
年度事業報告・忘年会(
)②役員会
⑴ 会 議 の 開 催 ① 支 部 総 会( ・
回( ~ 月 ) ③
⑶見学会 研修旅行(
〈千葉県支部〉
立いずみ高等学校
(
⑵ 技 術 事 業 ① 泥 深 庵 周 辺( ・
)県立いずみ高等学校 ②研修会
1
4
指定庭園保護協議会総会参加(
報告 伝統庭園技塾の準備予定打合
せ( ・ )覚照寺 ②反省会( 月)
③忘年会( 月)
)
1
の庭園趣 味 の 普 及 、 庭 園 技 塾 、 若 手
伝 統 庭 園 技 塾(
~
)③宮城県支部・本部共催 )
「東日
加等の活 動 を 新 た な 意 識 で 進 め て い
本大震災復興記念庭園築庭事業」宮
~
く。②各 支 部 と の 連 携 を 図 る た め に
技術者の 育 成 、 海 外 国 際 活 動 へ の 参
4
27 4
3
3
−4−
20
1
2
10
23
7
7
16
⑵技術事業 ①チェーンソー講習会
~ 月)
伐採作業・伐採木の製材・
(
6
2
5
1
4
10
12
3
23
4
31
〈石川県支 部 〉
14 10
12 8
2
8
9
26
)
1
4
15
8
3
17 21
3
4
11 7
3
4
8
10
24
12
・
本部支部 共 催 の 講 演 会 、 見 学 会 等 を
城県大和市 覚照寺 ④山口県支部・
本部共催講座 講演・見学会( 月)
主催し、 地 方 性 を 尊 重 し た 上 で 、 そ
11
4
20
1
15
3
3
−5−
10
11
15
31 2
28
20 16
31
6
15 8
15
24
2
4
11
11 15
31
2
3
12
1
4
4
3
20
2
27
24
26
6
15
5 23
12
8
14 11
11
10
9
2
17
26
13
18
27
3
9
10
29
2
6
11
7
2
4
5
9
10
18
8
95
75
12
11 6
10
10
2
26
4
5
3
2
3
11
1
4
8
8
6
13
6
2
10
20
15
7
5
5
1
6 19
2
26
10
11
7
2
3
6
10 8
20
6
23
11
28
15
4
8
2
6
95
13
24
30
6
8
9
2
9
3
6
17
13
10
1
16
10
17
16
9
21
10
26
4
5
25
24 11
20
3
9
13
15
11
5
6 13 12
15 18
7
17
24
8
4
7
18
3
1 11
8
5
9
7
11
25
28
19
16
2
8
2
6
23
28
8
9
11
6
16
5
10
7
25
23
7
2
4
10
3
6
9
7
27
3 18 4
1
23
23
4
8
3
7
8
5
1
24
25
5
9
11
6
18
11
)他支部との交流 ②支部
・
~
)
)⑥
)④理事会
) ⑤ 本 部 総 会(
⑴会議の開催 本部総会( 月)
⑵技術事業 露地・茶室・喫茶の心
得講習会( 月頃)
⑶見学会 施設見学会( 月頃)近
県施設
〈静岡県支部〉
⑴会議の開催 支部総会及び研修旅
、 )丹波及び竹田城
行( ・
⑵技術事業 土塀( ・ 、 )
*視察・技能研修会、会員の希望に
より随時開催
〈愛知県支部〉
⑴会議の開催 支部総会( ・ )
⑵技術事業 第 回石積み講座(応
用編)おしゃ楽共同企画( 月)講
師 鈴木富幸氏 支部員
〈岡山県支部〉
⑴会議の開催 支部総会(
〈広島県支部〉
・ )
⑴技術事業 ①石積技術講習・閑谷
学校石塀制作②炭焼き( 月以降)
⑵見学会 山口県支部・本部共催講
座参加
〈島根県支部〉
〈香川県支部〉
⑴会議の開催 支部総会( ・
)
⑵見学会 庭園見学会( 月)
⑶ そ の 他 庭 園 シ ン ポ ジ ウ ム( ・
、 )愛媛県
17
変更となりました(支部まで「一般
社団法人」とするためには支部から
も申請書類提出及び会計を本部に統
一させる必要があり、支部活動の独
自性・自由性を優先のため)。
そのため今年から各支部の正式名
称はすべて「日本庭園協会○○○支
部」となります。しかしながら、名
全く変わりませんので、今後ともま
義から「
(社)
」の文字が消えるだけ
本部と支部のあり方及び会費納入
方法の説明「評議員会」を「全国評
すますの支部活動を、お願いいたし
行に伴い、各支部銀行通帳の名義変
更を、お願いいたします。●現在 (社)日本庭園協会○○○支部→●
変更後 日本庭園協会○○○支部と
し、頭の「
(社)
」や「社団法人」を
外してください。※銀行に相談した
ところ「
(社)
」を、外す名義変更の
○ 第 四 号 議 案「 役 員 改 正 の 件 」
趣旨説明=望月敬生常務理事
評議員鈴木直衛氏ご逝去と、評議
員 坂勝氏、新藤志延氏、越智將人
氏の新任。審議の結果、原案のとお
り承認された。
○第五号議案「東日本大震災復興記
念庭園築庭事業」
昨年、東北支部の解散の後、 月
に 宮 城 県 支 部 が 発 足 い た し ま し た。
ヶ年計画の初年度と
日本庭園協会は、 月 日付けで
「 社 団 法 人 」 か ら「 一 般 社 団 法 人 」
見 事 に 出 来 ま し た。 し か し な が ら、
会員の多くが参加され、第一段階が
年度に
へ移行しましたが、
それと同時に「一
素晴らしい企画でありますが、ボラ
平成
般社団法人」
の法人格は本部のみで、
ンティアだけでは済まない事業であ
して、この築庭事業が行われました。
各支部は任意団体という位置づけに
場合、謄本は必要ないとのこと。
で、支部と本部の活動は、今までと
議員会」に改めて新定款に定め、こ
ます。
「支部通帳名義変更のお願
ま た、
い」平成 年 月 日付け新法人移
原案のとおり承認された。
協議会」
を発足させる。審議の結果、
新たに「日本庭園協会全国支部連絡
れ ま で の「 支 部 長 会 」 は 廃 止 し て、
趣旨説明=望月敬生常務理事
行申請完了報告
○第三号議案「一般社団法人への移
24
・
(
・
主 催 庭 園 技 塾( ・ / ・ )
月中旬)③茅葺き屋根葺き勉強
(
会( 月 中 旬 )
⑶ 見 学 会 視 察 旅 行(
支部間交 流 を 計 画
〈東京都支 部 〉
・
) ③ 幹 事 会(
・
・
⑴ 会 議 の 開 催 ① 支 部 連 絡 協 議 会
) 宮 城 県 ② 支 部 長 会( ・
(
(
納会( 月 )
*例年と 同 じ く か 月 に 回 幹 事 会
を予定
~
⑵技術事業 ①パネルディスカッ
ション予定(春季)②講演会予定(秋
季)③伝 統 庭 園 技 塾 参 加 ( ・
)
〈神奈川県 支 部 〉
⑴会議の開催 ①役員会( ~ 月)
②支部総会・交流会( ・ )③本
部総会( ・ )
⑵技術事 業 ① 庭 園 研 修 会 ( ・
・ / ・ )
・ /
/
回の う ち 回 を 見 学 会 の 予 定
*
⑴会議の開催 支部総会
⑵その他 他支部との交流、情報交換
〈山口県支部〉
⑴会議の開催 ①幹事会 回( ~
月)②支部総会( 月)
⑵技術事業 山口県支部・本部共催
講座( 月)下関・山口
■ 鑑賞研究部より
日帰り庭園見学会のお誘い
−6−
5
7
6
〈新潟県支 部 〉
⑴技術事業 ①支部主催伝統庭園技
塾 ② 勉 強 会 県 外 研 修 会、 県 内 研
修 会、 企 画 展 、 田 中 泰 阿 弥 研 究 会 ・
手紙を読 む 会
〈石川県支 部 〉
る こ と が、 常 務 理 事 会 で 協 議 さ れ、
そ の 結 果 ① こ の 築 庭 事 業 を、 日 本
庭園協会 の 今 ま で の 継 続 事 業 で あ る
11
「 伝 統 庭 園 技 塾 」 と し て、 宮 城 県 支
部・本部 共 催 と し 、 全 会 員 に 参 加 を
呼びかけ 、 技 術 習 得 の 場 と し て 、 参
加費を募 り 、 本 部 か ら も 活 動 を 助 成
する。② こ の 築 庭 事 業 で は 、 ボ ラ ン
ティアに よ る 作 業 、 持 ち 寄 り の 材 料
等の他に 、 重 機 等 の 使 用 も 不 可 欠 で
総会議決事項の、常務理事会への
委任が可決された。平成 年度 事
業計画・収支予算の補正及び特別会
計・役員改正に関する件。
7 月 日( 金 ) に 予 定 さ れ
ておりました、鑑賞研究部主催、
龍居名誉会長がご同行、ご説明
くださる埼玉方面の日帰りバス
見学会は、台風8号の接近にや
むなく中止、少々涼しくなる9
月 日(金)にそのまま同プロ
グラムで延期といたしました。
朝 時半に新宿駅西口工学
院大学前に集合。遠山元一記念
館、喜多院、川越で昼食、日本
庭園協会初代会長である本多静
六氏の記念館、河鍋暁斎記念美
術館(延期しました日程が本来
でしたら休館のところご好意で
開 け て く だ さ い ま す ) を 巡 り、
帰路は池袋か新宿で降車ができ
ます。
一人ではなかなか行けない
見 学 コ ー ス で す。 初 秋 の 一 日、
まだバスは席の余裕がございま
すので、参加ご希望の方々は是
非、お誘い合わせの上、事務局
【 0 3( 3 2 0 4) 0 5 9 5】
に9月 日までにお申し込みく
ださいますよう、お誘い申し上
げます。
●費用…会員 1万3000円
会員外1万6000円
26
8
16
あり、様々な経費がかかる。 こ の 築 庭 事 業 の 資 金 協 力 と し て、
全会員へ、一口五千円の寄付を募る。
その結果、満場一致で承認された。
○第六号 議 案 「 総 会 議 決 事 項 の 委 任
の件」
趣旨説 明 = 金 子 直 作 会 長
○その他
奨励賞授与式 田中徳夫氏
作庭とアート
講演「近作を語る —
との融合」甲府にあるギャラリーに
ての季節による内装飾り付けとアー
ト関係者との交流について。甲府銀
座のイタリアンレストランの庭で樹
海を表現。
総会は、青木美樹子副会長の閉会
の辞で無事終了した。引き続き会場
4
6
1
6
を移して懇親会が開かれた。
5
1
25
13
11
アーケード街にあるとは思えないようなレストランのエントランス
懇親会であいさつする金子直作会長
−7−
25
26
10
12
1
23
3
22
2
富士の黒ぼく石で樹海を表現
11
8
3
12
18
2
11
4
1
10
16
20
10
7
7
4
5
26
15
11
3
10
4
2
2
20
19
1
1
5
3
8
24
18
25
11 5
10
23
5
2
6
3
11
6
22
3
1
1
奨励賞の授与式
11
3
1
15
3
15
4
正味財産増減計算書
正味財産増減計算書
平成 25 年 1 月 1 日から平成 25 年 12 月 31 日まで
金 額
科 目
Ⅰ 一般正味財産増減の部
Ⅰ 一般正味財産増減の部
1 経常増減の部
1 経常増減の部
(1) 経常収益
①受取入会金
(1) 経常収益
①受取入会金
受取入会金
120,000
②受取会費
正会員受取会費
(単位:円)
金 額
科 目
1. 資金の範囲
なお、前期末及び当期末残高は、下記2. に記載するとおりである。
科 目
0
3,330,180
572,000
338,000
702,000
総会・評議委員会収入
0
未収会費
連続講座収入
95 周年シンポジウム収入
531,000
423,000
連続講座収入
95 周年シンポジウム収入
0
0
前払金
75,000
75,000
貯蔵品
0
186,000
合 計
5,092,824
3,929,180
未払金
受取寄付金
39,000
⑤雑収益
受取利息
受取寄付金
259
雑収益
6,320
書籍寄附収入
経常収益計
186,000
8,629,579
(2) 経常費用
0
⑤雑収益
受取利息
0
雑収益
0
書籍寄附収入
経常収益計
0
0
2,211,000
470,000
前受会費
0
52,000
源泉所得税預り金
0
56,353
合 計
2,211,000
578,353
次期繰越収支差額
2,881,824
3,350,827
120,000
30,000
6,558,000
6,622,000
△ 64,000
総会・評議委員会収入
160,000
702,000
△ 542,000
連続講座収入
525,000
531,000
△ 6,000
0
423,000
△ 423,000
0
39,000
△ 39,000
67
259
△ 192
②会費収入
受取会費
③事業収益
95 周年シンポジウム収入
④寄付金収入
受取寄付金
0
⑤雑収益
受取利息
書籍販売収入
(2) 経常費用
①事業費
差異
150,000
入会金収入
当期末残高
4,445,824
総会・評議委員会収入
④受取寄付金
決算額
①入会金収入
前期末残高
現金及び預金
予算額
Ⅰ 事業活動収支の部
1, 事業活動収入
(単位:円)
③事業収益
④受取寄付金
(単位:円)
科 目
2. 次期繰越収支差額に含まれる資産及び負債の内訳
0
②受取会費
正会員受取会費
6,622,000
平成 25 年 1 月 1 日から平成 25 年 12 月 31 日まで
資金の範囲には、現金及び預金、未収会費、立替金及び未払金、前受会費、仮
受金を含めている。
受取入会金
③事業収益
平成 25 年度収支計算書
収支計算書に対する注記
平成 26 年 1 月 1 日から平成 26 年 1 月 5 日まで
(単位:円)
0
6,320
△ 6,320
186,000
△ 186,000
7,393,067
8,629,579
△ 1,236,512
700,000
974,658
△ 274,658
0
0
0
書籍寄附収入
①事業費
会報発行印刷配布費
鑑賞会賛助金
974,658
401,500
会報発行印刷配布費
鑑賞会賛助金
0
0
連続講座参加者賛助金
457,090
連続講座参加者賛助金
0
機関紙発行編集費
地方講演講師旅費
100,000
255,400
機関紙発行編集費
地方講演講師旅費
0
0
科 目
地方講演講師謝礼
160,000
地方講演講師謝礼
0
国際シンポジウム賛助金
134,080
国際シンポジウム賛助金
0
Ⅰ 資産の部
Ⅱ 負債の部
活動振興費
△ 101,500
95 周年シンポジウム支出
文化財指定庭園協議会費
0
0
鑑賞会賛助金
401,500
394,577
108,000
1. 流動負債
300,000
95 周年シンポジウム支出
文化財指定庭園協議会費
1. 流動資産
連続講座参加者賛助金
100,000
457,090
△ 232,090
事務局職員給与手当 (31.2%)
326,145
事務局職員給与手当 (31.2%)
0
事務局職員交通費(31.2%)
賃借料(31.2%)
70,003
280,800
事務局職員交通費(31.2%)
賃借料(31.2%)
0
0
②管理費
②管理費
定期総会費
理事会費
721,936
100,027
定期総会費
理事会費
0
0
平成 25 年 12 月 31 日現在
180,834 未払金
1,564,994 前受会費
振替預金
1,393,229 源泉所得税預り金
778,353
75,000
186,000
流動資産合計
渉外慶弔祝賀費
旅費交通費
235,135
321,160
渉外慶弔祝賀費
旅費交通費
0
0
資産合計
通信運搬費
文具消耗品費
177,665
421,322
通信運搬費
文具消耗品費
0
0
宣伝広告費
光熱費
0
0
0
0
0
会計事務所顧問料
法律事務所顧問料
164,000
514,500
会計事務所顧問料
法律事務所顧問料
0
0
リース料
経常費用計
当期経常増減額
当期一般正味財産増減額
一般正味財産期首残高
一般正味財産期末残高
Ⅱ 正味財産期末残高 14,700
8,160,576
469,003
469,003
2,881,824
3,350,827
3,350,827
リース料
経常費用計
当期経常増減額
当期一般正味財産増減額
一般正味財産期首残高
一般正味財産期末残高
Ⅱ 正味財産期末残高 0
0
0
0
3,350,827
3,350,827
3,350,827
平成 25 年 12 月 31 日現在
科 目
平成 26 年 1 月 5 日現在
(単位:円)
科 目
金 額
Ⅰ 資産の部
1. 流動資産
現金預金
現金手許有高
普通預金 みずほ銀行 江戸川橋支店 1716382
普通預金 みずほ銀行 ●●●支店 XXXXXXX
普通預金 みずほ銀行 ●●●支店 XXXXXXX
振替預金 ゆうちょ銀行 ♯00110-5-76081
通常預金 ゆうちょ銀行 ♯10040-50368701
未収会費
平成 25 年分会費@13,000×26 名
前払金 家賃前払
貯蔵品「日本庭園作品集」62 冊
資産合計
Ⅱ 負債の部
1. 流動負債
未払金※
前受会費
平成 26 年分会費@13,000×4 名
源泉所得税預り金
負債合計
Ⅲ 正味財産
338,000
75,000
186,000
3,929,180
470,000
52,000
56,353
578,353
3,350,827
※未払金内訳
120,000
講師等交通費
100,000
160,000
160,000
3,929,180 負債及び正味財産合計
3,929,180
講師料
300,000
国際シンポジウム賛助金
100,000
134,080
△ 34,080
0
394,577
△ 394,577
0
108,000
△ 108,000
事務局職員給与手当 (31.2%)
343,750
326,145
17,605
(単位:円)
事務局職員交通費(31.2%)
74,880
70,003
4,877
金 額
通信費
賃借料(31.2%)
304,685
280,800
23,885
事務用品・消耗品費
110,000
0
160,000
3,058,315
3,662,253
△ 603,938
定期総会費
560,000
721,936
△ 161,936
理事会費
195,500
100,027
95,473
活動振興費
100,000
0
100,000
37,058
文化財指定庭園協議会費
平成 26 年 1 月 5 日現在
金 額
Ⅰ 資産の部
科 目
Ⅱ 負債の部
1. 流動資産
1. 流動負債
消耗品費
現金
180,834 未払金
普通預金
1,564,994 前受会費
52,000
事業費支出計
振替預金
1,393,229 源泉所得税預り金
56,353
②管理費支出
670,000
通常預金
191,123 流動負債合計
778,353
未収会費
338,000 負債合計
778,353
前払金
75,000
貯蔵品
186,000
20,000
0
50,000
事務局職員給与手当 (68.8%)
756,250
719,192
3,150,827
事務局職員交通費(68.8%)
165,120
154,367
10,753
運営諸管理費
310,000
135,950
174,050
渉外慶弔祝賀費
150,000
235,135
△ 85,135
旅費交通費
320,000
321,160
△ 1,160
通信運搬費
320,000
177,665
142,335
文具消耗品費
324,500
421,322
△ 96,822
1,000
Ⅲ 正味財産の部
流動資産合計
3,929,180 正味財産合計
3,150,827
資産合計
3,929,180 負債及び正味財産合計
3,929,180
85,000
84,000
50,000
49,739
261
670,315
619,200
51,115
338,000
75,000
186,000
3,929,180
銀行手数料等
賃借料(68.8%)
租税公課
470,000
52,000
56,353
578,353
3,350,827
600
600
0
90,000
64,830
25,170
会計事務所顧問料
164,000
164,000
0
法律事務所顧問料
378,000
514,500
△ 136,500
名簿作成費
400,000
0
400,000
0
14,700
△ 14,700
リース料
諸雑費
事業活動収入計
事業活動支出計
事業活動収支差額
公益法人申請費用 H22 年分
100,000
300,000
H25 年分鑑賞会補助金
300,000
20,000
0
20,000
5,059,285
4,498,323
560,962
8,117,600
8,160,576
△ 42,976
△ 724,533
469,003
△ 1,193,536
△ 724,533
469,003
△ 1,193,536
2,881,824
2,881,824
0
2,157,291
3,350,827
△ 1,193,536
Ⅱ 予備費支出
当期収支差額
70,000
470,000
−9−
旅費交通費
光熱費
H25 年分鑑賞会補助金
470,000
124,600
3,150,827
※未払金内訳
95 周年記念講演テープ起こし代
255,400
宣伝広告費
100,000
70,000
50,000
160,000
180,834
1,488,142
75,852
1,000
1,393,229
191,123
公益法人申請費用 H22 年分
95 周年記念講演テープ起こし代
100,000
地方講演講師旅費
3,929,180 正味財産合計
金 額
Ⅰ 資産の部
1. 流動資産
現金預金
現金手許有高
普通預金 みずほ銀行 江戸川橋支店 1716382
普通預金 みずほ銀行 ●●●支店 XXXXXXX
普通預金 みずほ銀行 ●●●支店 XXXXXXX
振替預金 ゆうちょ銀行 ♯00110-5-76081
通常預金 ゆうちょ銀行 ♯10040-50368701
未収会費
平成 25 年分会費@13,000×26 名
前払金 家賃前払
貯蔵品「日本庭園作品集」62 冊
資産合計
Ⅱ 負債の部
1. 流動負債
未払金※
前受会費
平成 26 年分会費@13,000×4 名
源泉所得税預り金
負債合計
Ⅲ 正味財産
180,834
1,488,142
75,852
1,000
1,393,229
191,123
(単位:円)
150,000
地方講演講師謝礼
貸 借 対 照 表
90,000
機関紙発行編集費
95 周年シンポジウム支出
科 目
35,000
3,150,827
1. 一般正味財産
財 産 目 録
会場費
Ⅲ 正味財産の部
1. 一般正味財産
財 産 目 録
会場アルバイト代
56,353
338,000 負債合計
貯蔵品
会報発行印刷配布費
52,000
未収会費
前払金
①事業活動支出計
670,000
778,353
賃借料(68.8%)
租税公課
銀行手数料等
(単位:円)
金 額
191,123 流動負債合計
0
0
0
619,200
600
64,830
2, 事業活動支出
通常預金
事務局職員給与手当 (68.8%)
事務局職員交通費(68.8%)
運営諸管理費
賃借料(68.8%)
租税公課
銀行手数料等
科 目
普通預金
719,192
154,367
135,950
84,000
49,739
金 額
現金
事務局職員給与手当 (68.8%)
事務局職員交通費(68.8%)
運営諸管理費
宣伝広告費
光熱費
事業活動収入計
貸 借 対 照 表
前期繰越収支差額
次期繰越収支差額
−8−
鑑賞研究部
「中国の庭園とその詩文」 福田 光子
(単位:円)
科 目
入会金収入
む気風も生まれた。晋の王義之の「蘭
受取会費
(手計算)
150,000 △ 25,000
6,000,000
6,558,000 △ 558,000 6,019,000
0
25年度実績
増 減
(手計算)
定期総会費
600,000
560,000
40,000
96,756
2-1-1
通信運搬費(出欠葉書・荷物運搬)
70,000
67,080
2-1-2
総会用事務・消耗品費
15,000
15,426
2-1-3
総会資料印刷
15,000
14,250
2-1-4
庭園協会賞講演会費
500,000
177,000
525,000
525,000
0
2-2
本部諸会議費
500,000
0
500,000
2-2-1
通信運搬費(出欠葉書・荷物運搬)
鑑賞研究見学会
1,900,000
0 1,900,000
2-2-2
会議時飲食代
531,000
前年度予算額
5,069,000
鑑賞研究講演会
195,500
△ 18,500
10,000
1,370
130,000
28,212
庭園協会賞講演会
500,000
2-2-3
会議用資料コピー代
機関誌「庭園」売益(見込み)
100,000
2-2-4
会場代
広告収入(見込み)
100,000
2-2-5
地方役員交通費補助
2-3
支部委員会費
245,000
2-3-1
支部長会交通費半額補助
220,000
119,000
2-3-2
支部長会会場代
25,000
17,010
2-4
事務局職員給料
2-5
事務局職員交通費
240,000
240,000
2-6
ホームページ運営管理費
125,000
310,000 △ 185,000
124,400
240,000
150,000
215,130
⑤既法人財産処分費
事業活動収入計
2, 事業活動支出
1 事業費支出
0
190
67
123
3,350,827
3,350,827
13,101,017
7,233,067 5,867,950
6,510
7,948,000
3,000
3,170
20,000
17,050
14,000
14,000
1,000,000 1,100,000 △ 100,000
0
1,800,000
700,000
2-7
渉外慶弔祝賀費
800,000
700,000
2-7-1
渉外費(関係団体賛助金、接待費)
1-1-1-1 会報印刷費
450,000
400,000
50,000
408,848
2-7-2
慶弔費
100,000
92,746
1-1-1-2 会報郵送料
350,000
300,000
50,000
334,312
2-7-2
支部活動お祝い金
120,000
111,000
1-1-2
100,000
100,000
0
100,000
2-8
本部役員地方出張旅費交通費
230,000
560,000 △ 330,000
2-9
通信費
200,000
320,000 △ 120,000
2-9-1
郵便・配送費
100,000
2-9-2
電話料
100,000
350,000
374,500
△ 24,500
386,226
1-1
広報委員会費
1-1-1
会報発行印刷配布費
会報取材編集費
「庭園」発行費
800,000
1-1-4
協会パンフレット作成費
1-2
鑑賞研究委員会費
2,400,000
1-2-1 鑑賞研究講演会費
500,000
0
500,000
2-10
事務用品・消耗品費
100,000
0 2,400,000
0
90,000
20,000
11,389
220,840
82,950
96,205
200,000
0
200,000
2-11
宣伝広告費
85,000
85,000
0
84,000
1-2-1-2 講師旅費交通費
60,000
0
60,000
2-12
光熱費
50,000
50,000
0
47,410
1-2-1-3 事務・会場手伝い謝礼
70,000
0
70,000
2-13
賃借料
1,143,000
975,000
168,000
150,000
0
150,000
2-13-1
事務所家賃
975,000
20,000
0
20,000
2-13-1
コピー機リース料(新規)
168,000
0 1,900,000
2-14
租税公課費
1-2-1-1 講師謝礼
年
月
1-2-1-4 講座会場費
1-2-1-5 講座用事務・消耗品費
1-2-2
日
15
予算額
連続講座収入
受取利息、書籍販売収入 ほか
3
125,000
0
④雑収益
26
科 目
2-1
125,000
③事業収益
平成
亭序」や陶淵明の詩にその理想が託
されている。
3.唐は世界帝国となり、玄宗の時代
には繁栄を謳歌した。玄宗の皇城で
あった興慶宮や離宮華清池も名高い。
また、文人王維や白居易(字は楽天)
らは、独自の自然観照の理想や住宅論
を実践した。王維の 川荘や白楽天
の池上篇に描かれ
た荘園の風致も特
筆に値する。
4. 宋 代 に 入 る
と、文運が盛んと
なり、園林の構想
も 豊 か に な っ た。
今でも観光名所と
なっている蘇州の
滄浪亭は、文人蘇
舜欽が江南の水石
を用いて営んだ庭
園 で あ る。 ま た、
李格非の『洛陽名
園記』は、中国庭
園を叙述した最初の刊本で、当時洛
陽にあった の名園がそこに選ばれ
ており、大政治家司馬光(おくり名
は温公)の「独楽園」についての記
事も収めてある。
入念に準備下さったレジュメに
沿って、詩文を読み解きながら、庭
園の状況やそこに込められた生活信
条、哲学などを解説して下さいまし
た。時代と共に、権力者による広大
で 豪 華 な 庭 か ら、 精 神 性 を 尊 ぶ 庭、
田園の静寂を求める庭、静かに心を
安んずる庭へと移り、方丈記や桂離
宮などの日本文化へ影響を与えたと
いうお話でした。お話いただいた一
言々々に深い研究内容がぎっしり詰
まっており、少しでも多く受け止め
ようと必死でお話を伺いました。
当日は、高梨節子鑑賞研究委員長
がご当家に伝わる金谷園の図を飾ら
れたり、本多静六氏のご子孫がご参
加下さったり、多くの方々が参加さ
れた講演会で大変盛り上がりました。
ただ美しいと眺めていた日本庭園
の奥にも、中国庭園の壮大な歴史と
文化が詰まっていることを実感しま
して、大変勉強になり、深く感銘を
受けた講演会でした。
(鑑賞研究部委員)
− 11 −
25年度実績
増 減
2 管理費支出
②会費収入
鑑賞研究見学会
1,900,000
50,000
900,000
0
600
43,038
1-2-2-1 講師謝礼
300,000
0
300,000
2-15
銀行手数料等
40,000
90,000
1-2-2-2 交通機関賃借費
500,000
0
500,000
2-16
顧問料
284,000
542,000
1-2-2-3 宿泊費
700,000
0
700,000
会計事務所顧問料
164,000
164,000
155,628
50,000
0
50,000
法律事務所顧問料
120,000
378,000 △ 258,000
377,124
1-2-2-5 入園料
200,000
0
200,000
10,000
250,000 △ 240,000
1,960
1-2-2-6 庭園管理者謝礼金
100,000
0
100,000
50,000
0
50,000
1-2-2-4 マイク・イヤホン等借上費
(公財)高梨本家 上花輪歴史館所蔵の金谷園図
前年度予算額
①入会金収入
1-1-3
19
予算額
Ⅰ 事業活動収支の部
1, 事業活動収入
村山吉廣氏講演会
いつまでも厳しい寒さが続いたこ
の冬でしたが、やっと日差しの温も
りが感じられる日になった3月 日、
日 本 女 子 大 学 桜 楓 2 号 館 に お い て、
日本中国 学 会 顧 問 の 村 山 氏 に よ る 講
演会が開かれました。村山氏は古典
中国文学がご専門で、早稲田大学名
誉教授、日本詩経学会会長です。主
な内容は次のとおりです。
1.前漢の武帝は都長安の西、渭水
の南に、宮苑としての豪華さを備え
た 壮 大 な 庭 園「 上 林 苑 」 を 開 い た。
狩 猟 の 場 で も あ り、 ま た、 植 物 園、
動物園もその中にあった。
この「上林苑」を題材としたのが、
司馬相如(字は長郷)の「上林賦」で、
『文選』に収められて伝わっている。
2.魏晋南北朝時代に入ると、王侯
貴族の贅を尽くした庭園が造られた。
その典型の一つが、晋の権力者石崇
の「金谷園」である。一方、老荘思
想の流行などで、自然の山水に親し
15
平成 26 年度収支予算書
平成 26 年 1 月 1 日から平成 26 年 12 月 31 日まで
1-2-2-7 見学会用事務・消耗品費
1-3
技術委員会費
1-3-1
連続講座費
2,067,000
525,000
525,000
0
150,000
150,000
0
1-3-1-2 講師旅費交通費
215,000
215,000
0
1-3-1-3 事務・会場手伝い謝礼
100,000
140,000 △ 40,000
1-3-1-5 講座用事務・消耗品費
1-3-2
地方講演会費(山口県)
1-3-2-1 講師謝礼
1-3-2-2 講師旅費交通費
1-3-3
伝統庭園技塾(仙台)
50,000
10,000
40,000
180,000
1,200,000
120,000
1-3-3-2 講師旅費交通費
120,000
1-3-3-3 東日本大震災復興記念庭園築庭助成金
960,000
文化財指定庭園調査会費
1-3-4-1 文化財指定庭園保護協議会年会費
20,000 △ 10,000
220,000
1-3-3-1 講師謝礼
1-3-4
諸雑費
32,210
0 2,067,000
1-3-1-1 講師謝礼
1-3-1-4 講座会場費
2-17
△ 50,000
122,000
122,000
10,000
10,000
1-3-4-2 文庭協総会負担金
112,000
112,000
1-4
国際活動委員会費
1,181,000
1-4-1
国際シンポジウム賛助金
1-4-2
本部会議時国際委員交通費補助
1-4-3
NAJGA 年会費(350 ドル)
1-4-4
国際交流費
1-5
100 周年記念事業積立金
0
事業活動支出計
100,000 △ 100,000
96,000
0
96,000
35,000
0
35,000
96,000
1,050,000
500,000
0
13,017,000
事業活動収支差額
84,017
当期収支差額
84,017
前期繰越収支差額
500,000
次期繰越収支差額
84,017
監 査 報 告 書
下記監事3名は 一般社団法人日本庭園協会 において、会長の提出した平成 25 年度における会務の執行を総括した会費収入の「事業
活動支出」の内訳並びに「収支計算書」「正味財産増減計算書」「貸借対照表及び財産目録」等につき監査した。
監査の結果、会務の執行は当該協会の定款に基づき誠実に行なわれており、正確に処理されていることをみとめます。
平成 26 年 3 月 3 日
一般社団法人 日本庭園協会
監事 野村 脩 同 大成 白歩
同 高梨 節子
− 10 −
平成二十六年度
できてしまい、すぐに行き詰ってし
目地や縦目地を避けようにも自然と
3平方メートル程度の小規模なもの
を手がけたという話は少なく、1~
合わず、石道具の使い方にも不慣れ
目を積もうとすると、横の石とかみ
石を並べ、その根石に合わせて2段
場で練習していた頃、とりあえず根
た。石積みの現場もなく、資材置き
てよいのか全く分かりませんでし
も最初は石積みのパズルをどう解い
えている人も少なくありません。こ
みが苦手というコンプレックスを抱
や、造園業や庭師といいながら石積
もなかなか経験を積む機会がない人
ように、石積みの技術を学びたくて
の方を見ていると、以前の私と同じ
は消えませんでした。講座の参加者
ことができず、石積みへの苦手意識
とても3段、4段と積み上げていく
さりげない表情を出してみたり、弧
たり、景色に溶け込むような素朴で
て直線的な凛とした表情を出してみ
天端を徹底的にまっすぐに積み上げ
用いた表現の幅が広がります。角や
積み方をマスターすれば、石積みを
習得が講座のテーマです。基本的な
表現する、景観重視の石積み作法の
中に石積みの持つ味わいや美しさを
ものがほとんどです。コンパクトな
愛知県支部/東京都支部
で、石のぐらつきも止められません。
の石積み講座の特徴は、鈴木富幸流
を描くような石積みや、草花に合う
支部活動報告
から、5~
平方メートルくらいの
ま う。 2 段 目 で そ ん な 状 態 な の で、
手前から薄い石を差し込んだり、ご
の石積み作法の分かりやすさにある
愛知県支部
み講座」 は 、 副 支 部 長 の 鈴 木 富 幸 氏
まかしながら積んでいました。四つ
回を迎え ま し た 。 定 員 が ~ 名 ほ
の共催で 回 を 重 ね 、 今 年 の 春 で 第 4
なルールがあります。一例をあげれ
変化の付け方まで、それぞれに明確
と思います。
石の見方、
選び方、加工、
ると信じています。
手によって様々な表現の可能性があ
花壇の縁取りなど、それぞれに作り
愛 知 県 支 部 主 催 の「 実 践! 石 積
梅村 龍太郎
「実践!石 積 み 講 座 」 に つ い て
実践! 石積み講座
が 中 心 と な り、( 株 ) お し ゃ 楽 さ ん
どの少人 数 の た め 、 3 月 、 4 月 、 5
いますの で 、 そ の 立 場 か ら 講 座 の 内
師の一人 と し て 講 座 の 手 伝 い を し て
講師陣の 助 手 を 務 め 、 今 回 か ら は 講
方に受講 頂 き ま し た 。 私 は 前 回 ま で
か、など、それぞれに明確な理論が
か、丸っこい石の辺と角はどこなの
具体的にいくつ通ったらだめなの
う い う こ と か、 縦 目 地 が 通 る と は、
いったものです。品の字積みとはど
地は通さない、辺と角で考える、と
人 数 制 で す の で、 す ぐ に 定 員 が 埋
用意しています。
はなく、より実践に合わせた課題も
た一から入門講座を受けて頂くので
ました。そういう方に向けては、ま
参加されるケースも徐々に増えてき
半年や一年空けて2回目、3回目と
講 座 で は 一 度 参 加 さ れ た 方 が、
ば、品の字積み、石は横長に、縦目
容を分か り や す く 紹 介 し た い と 思 い
あります。その理論の上で、石の選
まってしまうことも考えられます
石 積 み の 面 白 さ は、 大 き さ や 形
状がラン ダ ム に 存 在 す る 自 然 石 を 自
名程度の少
び方や、加工の具合、水糸との合わ
が、第5回に向けて、より分かりや
分の目で 選 び 、 組 合 せ 、 時 に は 根 気
よ く ハ ツ リ な が ら、 構 造 的 に 強 く、
面や重心の見極め方などを学ぶこと
の 作 法 か ら 教 え て 頂 き ま し た。 石 の
わ か り や す い よ う に、 ま ず は 差 し 石
た。 講 習 で は そ ん な 初 心 者 の 私 に も
みを経験したことはありませんでし
石 積 み 講 習 に 参 加 す る ま で は、 石 積
石積みのことや、庭に向き合う姿勢
いきませんでしたが、今回の講習で
いでした。私は時間までに完成とは
術の未熟さに悔しい気持ちでいっぱ
がどんどん完成し、焦る気持ちと技
暗くなり、他の参加者の方の石積み
そうになりました。周囲はだんだん
す。が、講座スタートから
分、現
みは施工しやすそうに見えたからで
の野面積みがとても大変で、小端積
と思いますが、正直なところ、前回
ンジ! なぜ、小端積みを選択した
かと言うと、みなさんには怒られる
いましたが今回は小端積みにチャレ
し、テキストも分かり易く説明がさ
理論的な説明も充実していました
積む」事を念頭に、黒板を使っての
「石積みは感性ではなく、理論で
と 格 闘 す る 気 合 と 根 性 は 同 等。 そ れ
で持ち運びやすいものの、一つの石
じゃないか…と。石が小さくなるの
も野面積みと大して変わらず難しい
人気講座ということが測れます。
福岡県からも参加していて、本当に
関 東 以 外 に も、 遠 く は 福 井 県 や
あり、朝から晩までみっちり石積み。
夜は夕食会をしつつ、予習復習も
で、この石積み講座を受けることが
講師陣とおしゃ楽さん達のお陰
の石積みをしました。今回は2回目
出来ました。これを機にもっと腕を
センチ
の参加と言うことで、まさかの検定
(埼玉県支部 正会員)
磨いていきたいです。
明のお陰で何とか形に出来ました。
コースでしたが、講師陣の丁寧な説
め 長 さ 1 8 0 セ ン チ、 高 さ
から一日と3時間かけて、角石を含
れていました。
に よ っ て、 石 積 み に お け る 野 面 や 上
紙 を 渡 さ れ、 そ こ に 自 分 の 考 え る 石
鈴 木 さ ん か ら 課 題 が 出 さ れ ま し た。
日目 の 夜 の 懇 親 会 の 時 に 講 師 の
ていまし た 。
分 か れ、 暗 く な る ま で 石 と 向 き 合 っ
み、 砂 岩 の ア ル デ ン ヌ の 小 端 積 み に
参加者は木曽石と幡豆石の野面積
は、一心不乱に石積みを行いました。
の 事 で す。 差 し 石 の 作 法 を 学 ん だ 後
実に打ちのめされました。小端積み
(愛知県支部 正会員)
~
せ具合などで色々な変化を出すこと
すく充実した講座になるよう努めて
ます。
ができます。3段積めれば、5段で
いきますので、ご参加をお待ちして
とができます。また、講師陣を含め
て私のまわりでは、大規模な石積み
今回講師をして頂いた鈴木富幸さ
野村 ゆみ
います。
も 段でも同じように積み上げるこ
景観的に 美 し く 積 み 上 げ て い く こ と
にありま す 。 そ し て 、 そ れ が そ の ま
ま難しさ に 直 結 し て い ま す 。 私 自 身
て、 大 小 の 石 を あ ま り 使 わ ず、 中
ん、 小 泉 吉 永 さ ん、 兼 子 博 行 さ ん、
した。個人的には石積みが完成でき
くらいの石ばかりが単調に並ぶ絵に
梅村龍太郎さん、会場や色々お世話
不思議なもので、私が描いた石積み
「 カ ン カ ン カ ン!」 と 石 頭 と ノ ミ
なってしまいました。石積みを絵で
横田 春樹
やコヤスケを使って石を割る音が会
してくれた「おしゃ楽」の皆様あり
石に向き 合 う
場 に 鳴 り 響 き、 講 習 参 加 者 は も ち ろ
描くことによって石積みのイメージ
がとうございました。
ず、正直心残りもあります。
ん、 講 師 の 皆 さ ん 、 会 場 を 用 意 し て
トレーニングが出来るということで
の絵はその日積んだ石積みと似てい
くれたスタッフの皆さん全員が真剣
回目のチャレンジ
(東京都支部 正会員)
とても勉強になりました。
の反省点を踏まえひたすら石を割っ
日目は朝から雨でしたが、昨日
な面持ち で 石 と 向 き 合 い ま し た 。
月、 愛 知 県 常 滑 市 に あ る 『 お
しゃ楽』の置場にて、「石積み講習会」
割っての繰り返しでした。思うよう
て は 積 ん で、 悩 ん で は 戻 し て ま た
月 に も 参 加 さ せ て 頂 い て い て、 今 回
15
などたくさんの事を学ばせて頂きま
前回参加した時は、野面積みを習
12
端 が 判 断 で き、 石 選 び に つ な が る と
が
に石積みは進まず、何度も心が折れ
に 参 加 し ま し た。 石 積 み 講 習 に は
2
回 目 の 参 加 と な り ま し た。 私 は
3
− 12 −
10
月の3回 に 分 け 、 合 わ せ て 約 名 の
15
40
12
積 み を 絵 で 描 く と い う も の で し た。
30
40
− 13 −
平成 25 年 3 月の講座参加者達
暗くなるまで石と向き合った横田春樹会員
平成 25 年 11 月の研修のようす
10
2
11
2
1
石積み講 座 に 参 加 し て 得 た も の
秋山 敬悟
こ の た び 僕 は、 愛 知 県 支 部 主 催
の石積み 講 座 に 参 加 さ せ て 頂 き ま し
た。参加 の き っ か け は 、 昨 年 参 加 し
た本部・ 宮 城 県 支 部 主 催 の 伝 統 庭 園
技 塾 で し た。 全 国 か ら 熱 き 思 い を
持って集 ま っ た 参 加 者 の 方 々 と 一 緒
に何日も 過 ご し 作 業 を す る 中 で 、 自
分の技術 不 足 や こ れ ま で の 仕 事 へ の
取組みの 甘 さ を 痛 感 し 、 も っ と や っ
てみたい 、 も っ と 知 り た い と い う 貪
ました。根石から順に一つ一つの石
でのイメージを紙に描く時間があり
た。石をコヤスケやノミで加工しな
らやり直すことになってしまいまし
かっていない」と注意され、最初か
東京都支部
庭園見学会
平成
年
月
日
18
木下 和久
日( 日 ) に、 総 会・ 見 学
名
赤ちゃんを連れて庭を見学させ
した。
稽古の場の雰囲気。市中の茶の庭で
た 八 王 子 の 露 地 と は 打 っ て か わ り、
たとおっしゃる庭は、はじめに訪れ
んが、茶庭のルールに則って造られ
は三鷹の三鷹学園の教室へ。平井さ
のお庭などを見学させて頂き、最後
形のお庭でした。その後、野川近く
木も空にぐいぐい伸びる個性的な地
木の棚庭」でした。風が吹き抜け雑
南の斜面に立地し、棚田ならぬ「雑
なった聖蹟桜ヶ丘へ。お庭はお宅の
出たバスはジブリの映画の舞台とも
込みが印象的なお庭を見学。国立を
立へ。ウッドデッキに五角形の植え
た。その後、わたしの住んでいる国
美には「さすが」と感心致しました。
調和したもので、丁寧な仕事と構成
ないモダンな内部空間を持つ建物と
な庭は、重厚な外観からは想像でき
三支部長が作庭されたプライベート
り、見学会が始まりました。上野周
以上の参加者と立川からバスに乗
会と懇親会に参加致しました。
5月
庭園見学会に参加して思ったこと
5
演があり、いよいよ実践です。
を描いていくのですが、簡単なよう
がら、隣の石との合端を合わせ、さ
26
ことができ、僕は野面積みを選択し
でなかなか進みません。他の参加者
らに2段目が積めるように根石を並
僕は根石を思い切りよく並べて
は3段目4段目をどんどん描いては
べていく必要があったのですが、そ
ました。講座が始まると、いきなり
講師の先生に指導を受けて描き直し
のこともきちんと理解していなかっ
いって、一番早く終えたつもりでし
たりしていましたが、僕は根石はこ
たのに加え、石道具の扱いに慣れて
石を積み始めるのではなく、石の積
れでいいのか、2段目はこれでいい
いなかったので、初日に何とか根石
た が、 講 師 の 先 生 か ら「 基 本 が 分
のかと悩みすぎて全然進みませんで
を終え、夜は皆で熱く語り合い、交
18
み方の基本的な作法や、仕上がりま
した。一通り描き上げたら、石道具
流を深めました。そして、2日目も
的で、きっと旦那さんが大好きな八
に凛と佇む長く伸びた青い石が印象
た。竹林を背景にガラス窓の向こう
うひとつ枯山水のお庭がありまし
丘陵が見渡せるサンルームにも、も
ても気持ちよいお庭でした。遠くの
しく、初夏の日差しから開放されと
水された石畳にみどりの濃さが清々
敷の山手に露地がありました。打ち
はじめに訪れた八王子ではお屋
旅行でした。
日あまり、三鷹市中の茶庭までの小
お庭をはじめに、バスに揺られて半
た。八王子の丘陵にある農家屋敷の
かれたお庭の見学会へ参加しまし
(栃木県支部 会員師弟)
上していきたいと思います。
とのつながりを大切にして、日々向
て今後も技術を磨き、出会った方々
今回の講座で学んだことを生かし
ける心を教えて頂きました。
りなかった、あきらめずに挑戦し続
だめと教えて頂 き、何よりも僕に足
基本を教えてもらい、だめなものは
がすごく近く、技術を教えてもらい、
した。しかし講師の先生との距離感
上がった石積みは誰よりもいびつで
参加者の中で誰よりも積めず、積み
は、何度も失敗や、やり直しをして、
ていきました。人より覚えの悪い僕
石と格闘して、あっという間に過ぎ
の扱い方や、石の積み方の見本の実
わう事ができました。最後に伺った
中村寛副支部長作品は流れと池のお
庭でした。 年位前の作庭と聞きま
と流れの構成。特に石の据え方、気
勢や石の大きさ、高さ等すべてが美
しく、私も将来このような庭が造れ
たら…と思いました。
私は違う造園団体にも所属して
いますが、日本庭園協会の先輩方の
技術の高さ、作庭に対する考え方や
思いを表現されている作品を解説付
きで見学でき、とても有意義な一日
を過ごすことができました。懇親会
ではあちこちで庭に対する姿勢、技
術論など白熱した話となり、互いに
情報交換もし、刺激し合える仲間が
いることを実感しました。これは他
の団体では感じられません。上野支
部長が言われていた精神性が感じら
れる庭を求め努力していきたいと思
います。
國分 基彦
王子の風景に、フュージョンさせて
こしらえたお庭かな、と想像しまし
上野周三作品の石庭
欲な気持 ち が 湧 い て き ま し た 。 ち ょ
う ど そ の 時 出 会 っ た 仲 間 の 紹 介 で、
この石積 み 講 座 の 存 在 を 知 り 参 加 を
決めまし た 。 講 座 で は 、 野 面 積 み と
小端積み か ら 希 望 す る 方 を 選 択 す る
中でも石 庭 と 竹 林 の 力 強 さ が 印 象 的
でした。 鈴 木 康 幸 作 品 は 存 在 感 の あ
る石積み の 門 柱 、 そ こ に は ポ ス ト ま
いる事には驚き一杯でした。五日市
したが、ほとんど当時のまま残って
ス、洗い 出 し の オ ー プ ン エ ク ス テ リ
養沢の石を使い、 歳位での石組み
で埋め込んであり青石貼りのテラ
ア は 開 放 感 が あ り 素 材 の 使 い 方 が、
とてもう ま い と 思 い ま し た 。 藤 倉 陽
一作品は 雑 誌 で 拝 見 し て い た 通 り の
気配り、 心 配 り が 感 じ ら れ 、 大 胆 な
植栽と計 算 さ れ た 設 え 、 ウ ッ ド フ ェ
ンス等は 参 考 に し た い 所 が 沢 山 あ り
ました。 平 井 孝 幸 作 品 の 茶 庭 は 狭 い
空間の中 に 露 地 の 設 え と 要 素 が 仕 組
んであり 、 師 庭 ( 飯 田 十 基 氏 庭 ) に
あった紋 飛 も 惜 し げ な く 使 い 、 差 石
の納まり や 、 弟 子 を 褒 め た 話 な ど 聞
くことが で き 、 そ の 場 の 空 気 感 を 味
平成 25 年 11 月の講座参加者達
(東京都支部 正会員)
多摩の個人邸庭園見学会へ
娘とともに
先 日、 生 ま れ て 間 も な い 娘 を 連
れて、東京都支部総会に合わせて開
平井孝幸作品の露地
− 14 −
− 15 −
40
40
雑木の棚庭 藤倉陽一作品
25
作業終了後、一人一人の仕事を講評しているようす
オープンな前庭 鈴木康幸作品
それは赤 ち ゃ ん が 気 持 ち よ く 感 じ ら
て 頂 き、 ひ と つ 収 穫 が あ り ま し た 。
に 入 る ほ ど に 暑 さ の 増 す 住 環 境 で、
庭なのかな、という事でした。都心
れるものが、自然を纏っているいい
だから日本へ帰られると、貪欲に各
ができるか、
その一点に尽きていた。
うすればよい状態で長く伝えること
あくまでも、ポートランドの庭をど
へ行くのでこれこれの庭を見てきま
重厚な生垣や大木によって生み出さ
自然に敏感すぎる娘を連れて見学
すが、ほかにどこを追加すればよろ
地の庭を歩き、その庭の維持管理の
するなかで、その土地、その住宅に
しいか?」といった連絡を頂いたこ
れる緑陰、雑木や竹林に現れる風の
一番欠けてしまった要素を補ったり、
とだった。先の国際日本庭園協会が
あり方を探ろうとされた。そのため
住む人が気持ち良く過ごせる日常を
核となって世界各地の日本庭園の健
そよぎ、淡々と湧く池の音、蹲に湛
引き出すことが、庭づくりの起点で、
全な維持管理は進められるべきだと
事前に必ずといっていいほど「北陸
それを発見したように感じます。お
いうのが、サヘキさん終生の念願で
あったが、日本式の庭を愛するとい
う心根には一分の揺るぎもなかっ
た。そしてその庭への思いが、数こ
そ重ねられなかったものの、国際日
本庭園シンポジウムの開催という快
挙をなしとげ、成功を収めさせたと
いえるだろう。本業として材木を選
びに秋田に飛ばれるかと思えば、愛
それを通じて日本の庭への関心の深
本庭園への思い入れの強さ、そして
が、その最初からポートランドの日
動を活発化させる段階で知己を得た
キさんとは、国際日本庭園協会が活
である。私よりもずっと年長のサヘ
優しくすばらしい紳士であり、その
奥様とご一緒だと、これはまた実に
ばかりだった。お琴の先生であった
者の当方は、いつも反省を促される
いう言葉が頭に浮かび、生来、無精
めていると、いやでも〈超人的〉と
に欠かさず出席されるその行動を眺
着の深い松山での学友とのクラス会
さととめどない研究心に圧倒させら
ようすにもただ脱帽するばかりだっ
でも入れるように自身の思いを語り
鈴木直衛氏との思い出
れ た。 そ の 心 の 奥 に あ っ た も の は、
龍居 竹之介
(東京都支部 正会員)
疲れ様、娘に感謝な一日でした。
えられた清らかな水…。
キャップ・サヘキさん
そして鈴木直衛さん安らかに
今 年、 私 は 、 そ し て 日 本 庭 園 協
会はかけ が え の な い 国 内 外 の お 二 人
の知友を 失 っ た 。
海外の友は長いこと国際日本庭
園協会の 舵 取 り を 続 け ら れ た ポ ー ト
ランド在 住 の キ ャ ッ プ ・ サ ヘ キ さ ん
であり、 国 内 の 友 は 沼 津 を 本 拠 に 多
彩な活動 を 展 開 さ れ た 鈴 木 直 衛 さ ん
れた。実 に 寂 し い こ と だ が 、 そ れ 以
続けるのが常だったが、それは決し
て 独 り よ が り の 強 弁 で は な か っ た。
上に口惜 し い 気 持 ち が 全 身 を 走 っ て
いる。河 西 力 さ ん に 続 い て 第 2 回 の
「一体お前たちはどういう了見で仕
きて行こうと決めた二人が希求した
若い語らいの中に庭の世界で生
そのきつい言葉の底に秘められてい
た。いま国際間での日本庭園のあり
ようは姿を変えてきているが、先鞭
をつけたのはサヘキさんであること
に間違いはない。その意味ではこの
人ほど世界の日本庭園の慈父と呼ぶ
にふさわしい人物はいないと思って
いる。
さてサヘキさんの活動を支えて
くれた日本の造園家も数多いが、鈴
木直衛さんはその先鋒であった。中
でも体調を崩しながら国際日本庭園
シンポジウム参加のため、機上の人
になってくれたことなどは、いまだ
に頭から離れない。私よりずっとお
若い鈴木さんもまた、冥界に旅立た
河西 力
雨 降 り の 一 日 に、 お 茶 の 稽 古 の
ものは間違いなく自分達と言う括り
くなかったことだろう。私が鈴木さ
あとに時間も忘れ、いつ果てるとも
るといった色合いが強かった。一種
んを無理やり日本庭園協会の技術委
ない語らいの日々がありました。ま
ではなくそれぞれに宿した庭園思想
員長に引っ張りこみ伝統庭園技塾の
たどこに行くのも一諸、何をするの
し、求めて積み上げたキャリアにも
の小言幸兵衛的な叱責と励ましなの
塾長を任せたのも、こうした優しさ
も一諸では多くの人は二人が其々の
彼自身が希求する本質的なものは何
に基づく、作庭家鈴木直衛と河西力
と見事な小言のいいっぷりで、次世
思想の求めに応じて今そこにいると
一つ見出せないままにいるようでし
だが、その言葉の数々に、目を開か
事をしているんだ」といった思いが、
日 本 庭 園 協 会 賞 を 贈 る こ と に な り、
電話で知 ら せ た 時 の 返 事 の 第 一 声 が
「2年続けて沼津でいいんでしょう
か?」だ っ た 。 ま た そ の 沼 津 の 造 園
家の大先 輩 で 沼 津 御 用 邸 の 出 入 り で
知られた 佐 野 廣 ・ 元 日 本 庭 園 協 会 評
代の人を育て上げてほしかったから
いう大事なことは見えなくて当然か
た。また私も
でした。
だ。
も知れません。世間で言う偶然、必
た ば か り の 井 の 中 の 蛙 で、 技 術 が
せてもらった若者の数は決して少な
サ ヘ キ さ ん、 直 衛 さ ん、 長 い こ
然で言えば二人が出会うことは庭園
あってもそれをどの様に自分の庭園
議員にと き お り 電 話 す る と 、 そ の や
とありがとうございました。私はお
の線上において間違いなく必然で
思想の働きに結実させればいいかと
りとりの 内 に 必 ず 「 鈴 木 が 何 か と い
しぶりで 鈴 木 さ ん と ゆ っ く り 話 し 込
二人の優しさと根性の強さを見習っ
あったのです。この証明は二人のも
いうところでした。そしてある日突
ましてね 」 と い う 嬉 し そ う な 言 葉 が
出た。そ の 佐 野 さ ん の 葬 儀 の 後 、 久
至らぬ私を支えて下さったんだな
と、いま 実 感 し て い ま す 」 と 真 剣 な
表情でい い き っ た 。 本 当 に 優 し い 人
なんだな と つ く づ く 思 っ た こ と だ っ
た。しか し 実 際 は 鈴 木 さ ん ご 当 人 が
東京での国際日本庭園シンポジウムでくつろぐサヘキさん(前列中央)
ります。鈴木さん、ぜひお得意の三
ちとしては一生、お手本としてまい
後日談ですが、その時の印象は尖り
然 の 出 会 い が 現 場 で あ っ た の で す。
です。私がやっているお茶のことか
は赤い糸こそ見えませんが判るもの
求め合っていた者同士の出会い
のでした。
変わったものを見たと笑いあったも
大人びた風体が鈴木氏で、お互いに
まくった職人が私で、妙に落着いて
ヘキさんの疲れをとってあげて下さ
い。サヘキさん、踊る鈴木さんの手
にする大盃になみなみとお酒をつい
で、宴を盛り上げて下さい。ご機嫌
よう、そして、さようなら―。
(名誉会長)
− 16 −
− 17 −
うと顔を 見 せ て 、 話 相 手 を し て く れ
ん だ ら「 佐 野 親 方 は じ め 皆 さ ん が 、
てきたものの、とてもとてもお二人
のでしかないのですが鈴木直衛が志
切り開い て 一 つ の 時 代 を 生 ん だ の で
ある。盃 を 傾 け て 若 い 後 輩 た ち に 喝
年の庭師修行を終え
には近づけませんでした。でも気持
出会った頃いつも一緒だった
喜流仕込みの舞踊「黒田節」で、サ
10
作業の合間のひととき
武蔵野の中村寛作品
優しく庭を語る鈴木直衛さん
の日は朝 か ら 晩 ま で 私 の 家 で 茶 杓 削
ち、付合 い は 急 速 に 深 ま り 、 特 に 雨
ら 茶 杓 削 り、 竹 細 工 等 に 興 味 を も
庭家鈴木直衛になったのです。また
そして紛れもない、世界に一人の作
し か 出 来 な い こ と を や っ た の で す。
木直衛は亡くならないのです。
い回しですが、私が私である限り鈴
木直衛がいるのですから、勝手な言
早稲田から、京都、シアトル、東京、
シンポジウムは1998年の東京・
が作られた歴史的な瞬間です。この
回続けられ
ム開催への情熱は大変なものでし
て、この間の佐伯さんのシンポジウ
オーストラリアまで計
サンディエゴ、そして2012年の
私自身には私の半分をこしらえた鈴
(評議員)
り や 竹 籠 作 り に 熱 中 し た も の で す。
只、狭い 私 の 家 の こ と 、 子 供 部 屋 を
二人が占 有 し て し ま う の で 子 供 た ち
三橋 一夫
た。今、思うと佐伯さんが国際日本
キャップ佐伯さんを偲んで
が彼の人 柄 に 子 供 た ち も 喜 ん で い る
庭園協会を立ち上げたのは
才の時
ようでした。深夜のファミレスでは、
には迷惑 な 事 で あ っ た と 思 う の で す
7
終った紙 ナ プ キ ン の お か わ り ま で す
りながら イ タ ズ ラ 書 き で 使 い き っ て
が、おか わ り の コ ー ヒ ー を 何 杯 も 啜
がらんと し た 店 内 に む さ く る し い 男
た、というメールが 月 日にあり
会会長、キャップ佐伯氏が急逝され
ンド市に本部を置く国際日本庭園協
ア メ リ カ、 オ レ ゴ ン 州 ポ ー ト ラ
ンポジウムをアメリカと日本で2年
正す為の啓蒙活動の一環としてのシ
外の各日本庭園に内在する諸問題を
会長(当時)に協力を求め、共に海
ました。シンポジウムとは別に海外
ましたが日本庭園の愛好家でもあり
するビジネスで功なり名を遂げられ
でした。オレゴン州から材木を輸出
69
佐伯さんはポートランドにある
庭園シンポジウムの開催が具体的に
や情報の交換を目的とする国際日本
ナーの技術的な向上を図る為の教育
の管理面の充実やそこで働くガーデ
ここに両国の提携が生れ、各地庭園
毎 に 交 互 に 行 う こ と に な り ま し た。
年まで続けられ、各支部の若手に海
の技術指導を行い、これは2004
ド日本庭園他を巡り、剪定や石貼り
モントリオール植物園、ポートラン
身 の 3 名 で ワ シ ン ト ン 日 本 大 使 館、
2000年に私と鈴木直衛、小野登
に 於 け る 巡 回 技 術 指 導 も 企 画 さ れ、
楽会が生まれ、イベント「白暮」も、
数えきれない語らいの中から雨
ました。もうすぐ 才になろうとい
多くのパ フ ォ ー マ ン ス も ま た 庭 園 協
日本庭園をサポートする協会の会
計画され、第1回は佐伯さんが長く
外へ出向いて指導するチャンスを与
る 始 末 で、 こ れ ま た 大 変 な 迷 惑 客
会の仕事 も 出 来 た の で す 。 一 人 で は
長、理事を長年務められ、それら役
関わってこられたポートランドの日
えることにつながりました。そうこ
うお年ですが、元気なお声を 月中
どうにも な ら な い こ と も 二 人 だ か ら
職を退いた後に、自ら「国際日本庭
本庭園を会場として行われることに
うする内に、今迄、行ってきたシン
だったこ と で し た 。
出来たの で す 。 言 い 換 え れ ば 二 人 に
園協会」を1994年に立ち上げら
なりました。1996年 月の事で
頃に聞いたばかりでしたので大変
びっくりしました。
る為の組織や運動の必要性を痛感
談を受けるにつけ、これらを改善す
運営上の問題について、いろいろ相
それぞれの庭園が抱えている管理や
も活発に行われ大成功でした。佐伯
担当し、アメリカ側参加者との交流
琴窟造作のワークショップと講演を
した。日本側は松の剪定、竹垣、水
加者は250名という盛会になりま
上げた佐伯さんにとっては、しばら
しました。この種の会を初めて立ち
リフォルニア・ロングビーチで開催
し、2010年に第1回の大会をカ
集って「北米日本庭園協会」を設立
きたアメリカ国内の日本庭園同士が
す。日本からは 名、大会全体の参
し、自ら協会を設立しました。技術
さんの呼びかけから始まった日米の
に追われ、機械的に剪定の季節の間
に件数をこなしているのが現状では
ないかと思い、基礎に戻って、剪定
によって景色がどの様に変化するの
か、又、高い樹木の剪定をする場合
会 と し て、「 剪 定 に よ る 修 景 と そ れ
の様な中、今年度最初の支部の講習
上がらず寒い春になっています。そ
きましたが、今年はまだまだ気温が
き、ようやく春らしい季節になって
物の花が咲き始め、落葉樹の葉が開
ることで、どの様に景色が変化する
とする枝を説明し、その枝を切り取
景色を観察し、これから剪定しよう
ました。まず皆さんで施工する前の
を行うべきかを皆さんで実践してみ
作業をするためには、どの様に作業
の機械の接近できない場所で安全に
の方法として、とくに高所作業車等
に伴う高所作業の方法」をテーマと
のかを会員皆さんで、施工前と施工
後の変化を見てもらい、景色を作る
して会場を名勝指定旧岩船氏庭園内
で行いました。
メートル程度の
ります。
昔ながらの方法での作業は、
をすることができるのかが問題とな
が伴いますので、いかに安全に作業
れます。高所での作業は、常に危険
上での作業も慣れてきたように思わ
ことができるようになってきて、樹
からは、慣れてきてスムーズに登る
うまくいかず苦戦しましたが、午後
ザイルを使って登ることがなかなか
業 を 実 践 し て み ま し た。 午 前 中 は、
ところまで登り、枯枝の除去等の作
実際に体験して、
してもらうために何通りかの方法を
クライミングの技術を皆さんで体験
さ て、 高 所 作 業 の た め の ツ リ ー
考え、
感じてもらえたらと思います。
れに考え方はありますが、何かしら
か、切るべきなのかを、会員それぞ
的な指導をするには日本側の協力が
今後は佐伯さんが作られた国際
日本庭園協会は北米日本庭園協会に
合体し、佐伯さんの今迄の功績や理
想は新しい組織に移行して、これか
らも生き続けることでしょう。
佐伯さんの行動はアメリカでの
大きな組織を生む原動力となったこ
とは疑いもなく、その足跡は偉大な
もの、として両国の庭園関係者の記
憶の中に長く残るものと信じており
ます。長い間ご指導を頂き有難うご
ざいました。
(理事 国際活動委員長)
支部だより ⑱
北海道南支部
桃井 雅彦
き我々ですが、剪定に関して忙しさ
くの間は受け入れ難いものがあった
ツリークライミング技術を使って高木剪定をする
日本庭園間の技術や情報交換の体系
い る 多 く の 日 本 庭 園 を 訪 ね た 際 に、
10
3
不可欠な事であると、当協会の龍居
ポジウムに参加して、交流を深めて
れました。アメリカ各地に造られて
とは思い ま す が 、 時 代 の 流 れ 、 と い
うか必要 と す る 所 に 生 れ た も の に は
強い勢い が あ り ま す 。 私 達 の 協 会 も
将来を見 越 し て 、 今 迄 の 海 外 活 動 の
延長線上 に 北 米 日 本 庭 園 協 会 へ の 入
47
ためには剪定した枝は残すべきなの
10
会と提携 を 、 と 考 え な が ら 佐 伯 さ ん
との関係 も 続 け て 行 き 、 今 後 の 状 勢
の変化に 対 応 し て 行 く と い う こ と に
していま し た が 、 今 年 に な り 、 佐 伯
さんが勇 退 す る と い う 知 ら せ が あ り
ました。 今 年 月 に 行 わ れ る シ カ ゴ
での大会 の 席 上 、 佐 伯 さ ん の 今 迄 の
功績に対 し て 表 彰 を 計 画 し て い る の
で日本側 も 何 か セ レ モ ニ ー を 考 え て
おいて下 さ い 、 と い う 通 知 が あ っ た
ばかりで し た 。
雨楽会での二人
ポートランド日本庭園前で。中央右が佐伯氏、中央左が鈴木氏、
左端は水本氏、右端が三橋氏
− 18 −
31
日 頃、 庭 を 作 り そ の 庭 を 育 む べ
高所での作業は安全を最優先に神経を集中して行う
− 19 −
3
90
月 に 入 り、 北 海 道 も 色 々 な 植
5
10
考え直す 必 要 が あ る の で は な い か と
思います 。 以 上 今 回 の 講 習 で は 、 1
日と短い 時 間 で し た が 、 今 ま で と は
平 成 年 度 伝 統 庭 園 技 塾
参加者募集のお知らせ
平成 年度の『伝統庭園技塾』は、
復興を目指す宮城県黒川郡の地を教
月
高橋 康夫
日の東日本大震災により大きな被害を受けながらも、東
東日本大震災復興記念庭園寄附についての御礼
2011年
北から日本庭園の火を消したくないと発足した宮城県支部は、地元の覚照寺の
御協力を頂き、復興及び鎮魂と永遠の平和の願いを込めて4000平方メート
ルの回遊式日本庭園を 年かけて築庭することを決意し、平成 年から事業を
開始しました。宮城県支部を応援するために本部は第 回伝統庭園技塾を宮城
25
の感性、創造力の向上を目指した本
5
県支部と共催でこの地で開催しました。
興記念庭園築庭事業」と題して、
月
日〉
回
日(土)~
2
園協会会員ないしその子弟 / 東
「
日本大震災復興記念庭園築庭事業」
に賛同するもの
④会場…覚照寺(宮城県黒川郡)
⑤宿泊先…遠藤旅館(宮城県黒川郡)
⑥参加費…(宿泊費、食費、懇親会費、
けて本格的に支援することとし、本年
月に行われた日本庭園協会総会におい
希望を持ち得る素晴らしいものであり、伝統庭園技塾の継続事業として位置づ
この事業は、庭園を築きながら合わせて庭園技術も継承するという未来に
1
平成
年7月
日現在
名 231口
層のご支援を重ねてお願い申し上げます。
だ多くの支援が必要です。皆様のお近くの方々に呼び掛けて頂き、引き続き一
頂きたいと切に願うものです。 (常務理事 財務委員長)
の熱い思いを肌で感じて頂きたいと思います。そして更なる支援の輪を広げて
度は大きな滝石組にも挑戦します。ぜひ、伝統庭園技塾に参加して頂き、現場
とっても大きな支援になりますし、築庭を継続していく力にもなります。今年
伝統庭園技塾に昨年以上に多くの方が参加して頂くことが、宮城県支部に
月から始まる伝統庭園技塾の準備を進めています。
今も宮城県支部は雨と蒸し暑さ、そして藪蚊の中で無報酬でありながら
000円◎会員以外…70,000円
典 電話022(379)2306
兼) E-Mail
… [email protected]
◎宮城県支部事務局 泉作庭 熊谷裕
⑧ 問 合 せ 先 … ◎ 協 会 事 務 局 電 話
03(3204)0595(FAX
求ください。
⑦申込方法…事務局まで申込書を請
復興記念庭園は日本庭園協会創立100年の年に完成予定であり、まだま
募金額 1,155,000円
募金口数 ここに現在までの募金額をお伝えします。
様の熱い・篤い・厚いご支援に胸が熱くなる思いです。
期間にも関わらず多大なるご厚情を頂きました。宮城県支部に対する会員の皆
して、この大規模な事業が一層円滑に進展するようご寄附を募ったところ、短
そこで金子直作会長の名のもとに庭園協会の会員の皆様方のお力をお借り
て、この事業を全面的に支援することを全会一致で決定しました。
3
年間にわたる実技研修構想の第
年
目として開催いたします。
①期間…平成
日(水)〈 泊
11
③資格…原則として(一社)日本庭
②定員… 名
10
5
26
4
5
協会特有の研修を「東日本大震災復
室とし、技術の伝承と造園人として
3
26
26
50
FAX022(379)4166
− 20 −
11
76 14
15
教 材 費 含 ) ◎ 協 会 員・ 子 弟 … 6 0,
26
違った考 え 方 が で き た の で は な い か
と思いま す 。 今 後 も 、 庭 園 を 創 造 す
るための 技 術 や 知 識 を 吸 収 習 得 す る
ため、全 国 の 皆 さ ん の 協 力 を 得 な が
ら講習会 を 開 催 し 、 ほ か の 支 部 の 講
習会にも 参 加 し な が ら 、 研 鑽 に 励 み
れ様でし た 。
た。千葉 県 支 部 の 皆 さ ん 、 大 変 お 疲
加し、大 変 有 意 義 に 終 了 い た し ま し
れました 。 北 海 道 南 支 部 の 会 員 も 参
氏を講師 に 茅 葺 き の 講 習 会 を 開 催 さ
に千葉県 支 部 の 方 々 が 来 ら れ 、 外 山
まで、外山正幸氏所有の「静寂の郷」
たいと思 い ま す 。 5 月 日 か ら 日
最初は苦戦したが、徐々に慣れてきた
20
(副支部長 正会員)
10
18