①「偏差値を上げたい 開拓」や「勉強時間増加 た課題をつきつけること ②

第
9 号
7月17日(水
7月17日(水)
三郷市立北中学校
進路通信
さあ、いよいよ「夏休み」です。
」です。この夏は、今までの夏と違うことは、みなさん十分に理解し
この夏は、今までの夏と違うことは、みなさん十分に理解し
ていることと思います。
「青春」という言葉は、いったん引き出しにしまいましょう。
さて、
「先生、俺、偏差値○○になったんですよ」とか「夏休み、偏差値が5も上がる人もいる
んだって」という声が聞かれるようになりましたが、みなさん
」という声が聞かれるようになりましたが、みなさん受験を意識し、受験生として
意識し、受験生としてこの
夏に勝負をかけようとしているのでしょうね。
勝負をかけようとしているのでしょうね。
しかし、
「偏差値」という言葉にとらわれすぎたり、それに頼りすぎたりするのは危険です。
「偏差値」という言葉にとらわれすぎたり、それに頼りすぎたりするのは危険です。偏
差値というものは、あくまで目安と捉えるべきです。偏差値
差値というものは、あくまで目安と捉えるべきです。偏差値は、平均値にあるものを50として
平均値にあるものを50として
いるもので、全体の中でどのあたりに自分はいるのかな?・・・がわかる値のことを言います(ざっ
いるもので、全体の中でどのあたりに自分はいるのかな?・・・がわかる値のことを言います(ざっ
くりした説明ですが…)。その値が
その値が高い数値の方が喜ばしいわけですが、問題数の少ない試験や、
高い数値の方が喜ばしいわけですが、問題数の少ない試験や、
受験者の学力レベルが偏った試験
の学力レベルが偏った試験での偏差値では、正しい自分の実力は図れないという側面があ
での偏差値では、正しい自分の実力は図れないという側面があ
ります。
だから、
「偏差値を上げる」という目標は一見分かりやすいようで、実はものすごく漠然として
いるのです。受けたテストの点数が悪かったり、手応えがなかった
いるのです。受けたテストの点数が悪かったり、手応えがなかったりしたとしても、偏差値が上
としても、偏差値が上
がることもあるからです。さらに、
さらに、
「どのような勉強法に変えて」
勉強法に変えて」
「どのくらい時間を使って」
「何
を材料にして」という、大事な部分がすっぽり抜けていることがわかるでしょうか。
を材料にして」という、大事な部分がすっぽり抜けていることがわかるでしょうか。
ということは、
「偏差値を上げたい!
偏差値を上げたい!」という安易でおおざっぱな「目標みたいなもの」を掲げ
「目標みたいなもの」を掲げ
たところで、何も変わりはしないのです。
りはしないのです。
大切なのは、
①「偏差値を上げたい
げたい」という目標でなく、
「実力を上げる
げる勉強方法の
開拓」や「勉強時間増加
勉強時間増加」など、自分自身に厳しい、
、はっきりとし
た課題をつきつけること
をつきつけること。「自分への挑戦状」です。
②「偏差値」=「実力
実力」と思い込まないこと。
③努力した分だけ、自分
自分に返ってくること。
さあ、今日から、
「偏差値上げよう」はやめて、
「具体的な取り組み」
「具体的な成果」を求めま
しょう。ちょっとだけでも、自分の努力すべき方向が、見えてきませんか?
、自分の努力すべき方向が、見えてきませんか?
ところで・・・
□各クラス、進路希望調査の提出具合が悲惨です。紙をなくす、当日に再登
校、保護者の印が間に合わず翌日に提出などなど。それでいいのか受験生。
間に合わず翌日に提出などなど。それでいいのか受験生。
□三者面談に向けて、「第2回親子進路セミナー」資料を読み返しましょう。
聞かれたときに「えっと…」などと詰まっていては、「準備」不足です。