い規準であることの問題点や、30 年以上見直しをされていない事実を ふまえて、今回「許容応力度設計法」の枠組みのなかの『鋼構造設計規 準』 として明確に位置付けて、以下の方針に従い改定作業に踏み切った 追加講習会 ものである。 「鋼構造設計規準」改定講習会 ―許容応力度設計法 ①まず新しい知見を考慮するとともに、最新の構造形式に対応させ ること。②解説をもう少し充実させること。③変更される内容は極力解 説に残すこと。④許容応力度設計の範囲で鋼構造関連の諸指針類との 整合性をはかること、などである。改定作業において特に議論された 変更内容を紹介すれば、リベットの内容を本文からは削除し、解説にお 主催 いてその対応を可能とさせたこと。また、疲労の設計を新しい知見に基 日本建築学会 構造委員会 鋼構造運営委員会 づき全面的に変更したこと。表現上の大きな変更としては、許容曲げ応 後援予定 力度においてこれまでなじんできた簡略式を、横座屈を基本とした算 開催地県建築士会、開催地県建築士会事務所協会、建築業協会、全国 定式にしたことが挙げられる。 鐵構工業協会、 日本建築家協会、 日本建築構造技術者協会、 日本建築士 本会では、今後の本規準の有効な利用を期待するため、すでに開催 会連合会、 日本建築士事務所協会連合会、 日本建築センター、 日本鋼構 済みである東京会場と大阪会場での講習会に加えて、この講習会を企 造協会、 日本鉄鋼連盟 画するものである。p.133 の参加申込書を添えてお申し込みください。 1970 年以来『鋼構造設計規準』は、鋼構造設計の拠り所として幅広く活 参加費 [テキスト代含む] 用されてきた。その間、塑性設計、限界状態設計など設計方法も多様化 1 ─日本建築学会会員 2 ─登録メンバー 3 ─後援団体会員 4 ─上記以外 し、それぞれに対応した設計指針も出版され、 『鋼構造設計規準』を補 足するかたちをとってきた。2002 年には国際単位系(SI)への移行に伴 い、SI 単位版として若干の見直しをしたが、原則的には誤字・脱字の修 正にとどまっており、基本的な内容は変更されていない。これは許容応 11,000 円 12,000 円 13,000 円 16,000 円 登録メンバー:会員外であって本会「能力開発支援制度」に登録された ● 力度設計の範囲において、本規準の内容が今日においても十分使用に 方(詳細は本会 HP 参照 http://www.aij.or.jp/jpn/CPD/) 耐え得るものであって、安易に改定すべきではないという意見もあった テキスト からである。しかしながら、 『鋼構造設計規準』の名称でありながら、現 132 実の鋼構造の設計法からすれば限られた範囲についてしか触れていな 、2005 年 9 月刊、B5 判、194 頁 『鋼構造設計規準―許容応力度設計法』 開催地・期日・会場および申込先 [電話での申込みは受け付けておりません] ※お申込方法は次頁申込書の「支払方法」欄をご覧下さい。 開催地 期日 会場 定員 横浜 3 月3日 (金) 横浜開港記念会館 1 号室 100 名 (横浜市中区本町 1-6) 満員御礼 申込先 参加費支払方法・振込先 日本建築学会 関東支部 「鋼構造設計規準改定講習会」係 〒 108-8414 東京都港区芝 5-26-20 TEL03-3456-2050 Information 名古屋 3 月6日 (月) 名古屋工業大学 140 名 2 号館 1 階 F1 教室 (名古屋市昭和区御器所町) 日本建築学会 東海支部 「鋼構造設計規準改定講習会」係 〒 460-0008 名古屋市中区栄 4-3-26 昭和ビル 5 階 銀行振込のみ 三菱東京 UFJ 銀行京橋支店 普通預金口座 1719754 社団法人 日本建築学会 関東支部 ● 銀行振込のみ 三菱東京 UFJ 銀行栄町支店 普通預金口座 301491 社団法人 日本建築学会 東海支部 ● TEL052-243-6244 広島 3 月7日 (火) 広島工業大学広島校舎 201 (広島市中区中島町 5-7) 80 名 日本建築学会 中国支部 「鋼構造設計規準改定講習会」係 〒 730-0042 広島市中区国泰寺町 1-8-4 日興ビル 銀行振込のみ 広島銀行広島市役所支店 普通預金口座 1037026 社団法人 日本建築学会 中国支部 ● TEL082-243-6605 プログラム 時間 10:00-10:30 10:30-11:10 11:10-12:00 13:00-14:00 14:00-14:50 15:00-15:50 15:50-16:50 内容 主旨説明・ 概要 1-4 章 総則・材料他 5・6 章 7章 8-10 章 11-13 章 許容応力度他 繰返し応力 幅厚比・はり他 圧縮材・引張り材他 14-17 章 接合・柱脚他 開催地 期日 横浜 3 月3日 (金) 木村 衛 (エイ構造研) 名古屋 3 月6日 (月) 小野徹郎 広島 3 月7日 (火) 小野徹郎 木村 衛 (前掲) 小野徹郎 (名古屋工業大学) (前掲) (前掲) 小野徹郎 (前掲) 木村 衛 (前掲) 小野徹郎 (前掲) 小野徹郎 (前掲) 休 中込忠男 (信州大学) 憩 見村博明 (東京電機大学) 五十嵐規矩夫 増田浩志 休 田川泰久 (東京工業大学) (横浜国立大学) (宇都宮大学) 憩 井戸田秀樹 井戸田秀樹 見村博明 (前掲) (前掲) (名古屋工業大学) 松尾 彰 多田元英 (広島大学) (大阪大学) 多田元英 (前掲) 司会は横浜会場:田川泰久(横浜国立大学) 、名古屋会場:井戸田 秀樹(名古屋工業大学) 、広島会場:松尾 彰(広島大学)です。 講師は都合により変更することがあります。 ● ● 建築雑誌|Journal of Architecture and Building Science 2006 年 2月号|vol.121 No.1542 松尾 彰 (前掲) 講習会参加申込書 〈追加講習会〉 「鋼構造設計規準」改定講習会 −許容応力度設計法− 講習会名・会場 ( 参加者 フリガナ 氏名 会員番号 会員区分 □建築学会正会員 □建築学会準会員 □建築学会法人会員*1 □登録メンバー □共催・後援・協賛団体会員(団体名 )□会員外 勤務先名 所在地 会場) 所属部署 〒 FAX 電話 E-mail 参加費 支払方法*2 円 支払い方法は、会場によって異なりますので、 ご注意ください。 □銀行振込:指定口座に入金のうえ、本申込書(振込銀行欄記入または振込明細書コピー貼付) と参加券送付用封筒(80 円切手 貼付、宛名記入) を同封し、お申し込みください。折り返し、参加券と領収書をお送りします。 □現金書留:本申込書と参加券送付用封筒(80 円切手貼付、宛名記入) を同封し、参加費を添えてお申し込みください。折り返 し、参加券と領収書をお送りします。 133 □郵便振替:大阪会場のお申し込みで、申込先が近畿支部の場合のみ近畿支部指定口座に入金のうえ、本申込書と振替書コ ピー、参加券送付用封筒(80 円切手貼付、宛名記入) を同封し、近畿支部にお申し込みください。折り返し、参加券 と領収書をお送りします。 振込日 振込金額 銀行 支店 Information 振込元銀行 銀行名・支店名 (振込明細書コ ピー貼付も可) ご依頼人(社)名 年 月 日 円 (他と合算送金の場合は通信欄へ内訳をご記入ください) * 1 ―法人会員・賛助会員は、1 口につき 1 名を会員扱いとします。 * 2 ―参加費の払い戻しはいたしません。なお、振込手数料等は申込者にてご負担ください。 通信欄 vol.121 No.1542|2006 年 2月号 Journal of Architecture and Building Science|建築雑誌
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