数量化Ⅲ類を用いた連想調査データの分析の試み :遠隔授業における

数 量化Ⅲ類を用いた連 想調 査データの分 析の試 み
:遠隔 授 業における学 習 者 変容の可 視 化
森田裕介・上薗恒太郎・藤木
卓・中村千秋
1. はじめ に
ブロードバンドの普及が進み,遠隔授業を行う環境が整いつつある.遠
隔授業は,異なる文化的背景を持つ学校や地域を結ぶことによって,単独
校や単独地域では得られない教育効果を上げることが可能であるといわれ
て い る ( 岡 村 ほ か 1997 , 藤 木 ほ か 1999 , 藤 木 ほ か 200 2). 特 に , 離 島 や 僻
地では,閉塞感を打ち破り,社会性を育成する上で有効な手段であるとい
える.
遠隔授業の効果は,授業前後の児童・生徒の変容を測定することで明ら
かになる.児童・生徒の変容を短時間で測定する方法のひとつが連想調査
で あ る( 藤 木 ほ か 1995a ,藤 木 ほ か 1995 b,椿 山 ほ か 1 995,金 崎 ほ か 1 996,
大 久 保 ほ か 1996 ,藤 木 ほ か 1997 ,糸 山 ほ か 1997 ,金 崎 ほ か 19 97).連 想 調
査 は ,あ る キ ー ワ ー ド( キ ー 概 念 )か ら 直 接 連 想 さ れ る 語 句 を 30 秒 で 書 き
出 す 手 法 で ,単 語 連 想 法( Ca c ha puz e t al. 198 7,S ha vel s on 1972 ,藤 田 1986 ,
W hi t e e t al . 19 92) を 発 展 さ せ た も の と 位 置 付 け る こ と が で き る .
本研究では,連想調査データの可視化の方法として,多変量解析のひと
図 1 授 業 の概 念 図
語句の集計
語句のカテゴリー化
カテゴリーの1/0化
数量化Ⅲ類
図 2 連 想 調 査 デ ータの処 理 手 順
つである数量化Ⅲ類を用いるデータの処理方法を提案した.また,その結
果から,ある遠隔授業の効果について考察を行った.
2.研 究 方 法
2.1 データ
本 研 究 で は , 上 薗 ら ( 2002a , 200 2b ) の 実 践 授 業 で 得 ら れ た 連 想 調 査 デ
ータを用いて分析を行った.図1に実践授業の概念図を示す.この実践で
は,赤米を通して郷土愛や自然への畏敬の念を育成する遠隔道徳授業が設
計・実践された.赤米は,縄文時代から継承されている日本の古代米で,
神 事 と し て 継 承 し て い る の は , 現 在 ,日 本 で 3 箇 所 の み で あ る .そ の う ち
の 2 箇所,長崎県対馬市厳原町,鹿児島県種子島市を含んでいる.特筆す
べ き 工 夫 点 は 次 の 4 点 で あ っ た .(1) 授 業 前 に 児 童 ら の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン
を 円 滑 に す る た め グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー が 導 入 さ れ た ,(2) 遠 隔 テ ィ ー ム
ティーチングを導入し,総合司会として第三者的な立場の学校を参画させ
た , (3) 多 地 点 接 続 装 置 ( M C U: Mu lt ipo int C ont ro l Uni t) を 使 っ て 3 地 点 を
接 続 し た , ( 4) 携 帯 電 話 を 用 い て グ ル ー プ 活 動 を 行 っ た .
2.2 数 量 化 Ⅲ類
数量化Ⅲ類は,外的基準が与えられていない場合の名義尺度データにつ
いて,変数間の関係を整理,検討したり,個体の特徴を記述したりする手
法 で あ る( 山 田 1 9 88 ,山 田 19 9 2).数 量 化 Ⅲ 類 の 結 果 は ,布 置 図 と し て 可
視化される.布置図の中央(原点)にある語句ほど,多くの児童が連想し
たことを意味している.逆に,稀にしか連想されなかった語句は周辺に布
置される.また,多くの児童が同時に連想した語句は近くに,そうでない
語 句 は 離 れ て ,そ れ ぞ れ の 位 置 関 係 が 布 置 さ れ る .な お ,本 研 究 で は ,SAS
表 1 連 想 された 語 句 のカテ ゴリー 化
地名
ここ
ここ
南種子町
茎永
茎南
茎南や豆酘
茎南小
鹿児島
種子島
赤米館
中の町
対馬
豆酘
豆酘小
壱岐
九州
竹松小
中国
日本
名産地
岡山
岡山県
稲作
米
稲
稲刈り
稲植え
刈る道具
機械
作る
収穫
植える
水
水やり
水田
脱穀
草
草取り
切る
束ねる
苗
田
田んぼ
田植え
穂
葉っぱを取る
ね
み
育つ
育てる
茎
根
実る
取る
種
麦
おもしろい米
精米
赤い米
赤米
白精
米
米俵
お米
食べ物
味・食感
色形
希少・価値
感情
歴史
おにぎり
あきる
きれい
3 すごい
1500年前
2カ所でしか育ててない
びっくり 2300年前
おにぎり
いいにおい
黒っぽい
お弁当
うまい
青
3カ所
楽しい
6000年前
かま
うまいね
赤
3カ所しかない
楽しくない 元の米
ごはん
うまかった
赤い
3けん
すごい色 古い
たく
おいしい
赤っぽい
3つの場所
気持ち悪い古代
にる
おいしかった 赤色
3種
古代米
ヘルシー
おいしくない 白
あまり
今の米の元
また食べたい おいしそう
本当は茶色 あまりない
昔
やく
しゃきしゃき
細い
ちがう
昔からある
飲む
シャリシャリ
小さい
どこにもない
昔からの
何個も食べられそう
シャリシャリしている
長い
ふつうではない
昔ながら
粥
ねちょねちょ
マイナー
昔のまんま
食う
ちょっと固い
めずらしい
昔のもの
食べた
パサパサ
もったいない
昔の物
貴重
昔は赤飯
食べたことないぷちぷち
食べる
つぶ
貴重品
歴史
食べれる
とてもおいしい
見たことのない米
歴史がある
食べ物
なんか甘い
高い
炊く
にがい
高かった
赤飯
ほかほか
高級
赤飯に似ているふつう
種子島特有
赤飯ぽい
まずい
重要
赤飯みたい まずそう
重要文化財
茶碗
もちもち
重要無形民族文化財
昼飯
もちもちしている
文化財
晩飯
もち米みたい
少ない
弁当
甘い
他のところにない
籾すり
甘くない
大事
給食
固い
大切
小豆いらず 香ばしい
大切なもの
小豆がいらん 歯ごたえ
珍しい
ばあちゃんも食柔らかい
珍しい色
洗う
少し堅い
珍しかった
少し固い
有名
白米よりおいしいかも
大変
味がない
努力
味に飽きる
水分がない
伝承・伝統
神事
その他
受け継ぐ
お吊りませおちゃん
つぐ
お田植え祭なし
古くから伝えられている
おどり
ヒノ
誇り
きまり
むずかしい
残さないといけない
したくない行事
よく知らない
受け継がれる めでたい ロケット
受け継ぐ
歌
人
昔から伝わる 行事
足
伝
祭り
文字通り
伝わった
寿
連想
女の人はダメ
5年
伝わる
伝説
女はダメ お父さん
伝統
神
お母さん
伝統がある
神社
家にある
文化
神様
調べる
神様(男) 長生き
神様男
売って
赤米新田 川
男
野原
男の神
ピクニック
豆酘の神様花
頭受け
海
砂
山
川
土
畑
野原
しお遊び
田舎
の c or r es p プ ロ シ ー ジ ャ( SAS Inst it ut e Inc. 1988)を 用 い て 分 析 を 行 っ た .
c or r esp プ ロ シ ー ジ ャ は , コ レ ス ポ ン デ ン ス 分 析 を 行 う た め の プ ロ グ ラ ム
であるが,オプションを利用することで多変量解析の数量化Ⅲ類と同じ出
力 を 得 る こ と が で き る ( 山 際 ほ か 1 99 7).
2.3 数 量 化 Ⅲ類 を用 い た 連 想 調 査 デ ータの分 析
本研究で提案する連想調査データの処理手順を図2に示す.まず,児童
が連想調査によって書き出した語句を集計した.その際,同じ意味を指し
示す語句や重複する語句は省く.次に,連想語として抽出された語句をカ
テゴリー化した.カテゴリー化は,複数名で行うことが望ましい.本研究
では大学教員 2 名の合意によって決定された.そして,児童ごとに,カテ
ゴ リ ー の 語 句 が 連 想 さ れ た 場 合 に は , そ の カ テ ゴ リ ー に 1, そ う で な い 場
合には 0 をダミーデータとして与え,カテゴリー 連想の有無を示すバイナ
リデータ行列に変換した.以上のプロセスで得られた行列を用いて数量化
Ⅲ類の計算を行った.
3. 結 果 及 び考 察
3.1 連 想 語 の集 計 とデータ 化 の結 果
3 小 学 校 の 連 想 調 査 デ ー タ を 集 計 し た 結 果 , 児 童 は 542 語 の 語 句 を 連 想
授業前
授業後
4
4
3
3
食べ物
すごい
歴史
2
2
稲作
食べ物
1
1
味・食感
稲作
-4
-3
-2
0
-1
神事
希少・価値
色形
地名
0
1
-1
米
伝承・伝統
米
色形
0
2
3
4
-4
-2
味・食感
-1
すごい
-2
0 地名
2
4
伝承・伝統
希少・価値
神事
-2
歴史
-3
-3
-4
-4
図 3 茎 南 小 児 童 の授 業 前 後 の変 容
授業前
希少・価値
授業後
4
4
3
3
味・食感
2
食べ物
すごい
神事
色形
味・食感
地名
-2
稲作
米 1
1
-4
2
すごい
0
稲作
0 色形
歴史 神事
2
伝承・伝統
-1
米
4
-4
希少・価値 0
-2
歴史
0
2
4
食べ物
-1
地名
-2
-2
-3
-3
-4
-4
伝承・伝統
図 4 豆 酘 小 児 童 の授 業 前 後 の変 容
していた.これらの語句から重複するものを省略し,類似したものをボト
ム ア ッ プ 的 に 12 カ テ ゴ リ ー に ま と め た . 連 想 さ れ た 語 句 の カ テ ゴ リ ー 化
の結果を表1に示す.
3.2 数 量 化 Ⅲ類 による児 童 の 変 容
数量化Ⅲ類の結果については,3 小学校についての授業前後のデータ比
較 及 び 解 釈 が し や す い こ と を 考 慮 し ,す べ て 2 次 元 の 解 を 採 択 し た .以 下 ,
小学校ごとに数量化Ⅲ類の結果を示し,授業前後の児童の変容について考
察する.
授業前
授業後
2
稲作
-4
地名
すごい
-2
4
希少・価値
米
色形
0食べ物
0 味・食感
2
2
4
稲作
米
色形
-2
味・食感
0
-4
地名0
-2
食べ物
すごい
希少・価値
2
伝承・伝統
-4
歴史 -2
-6
歴史
神事なし
神事
-4
伝承・伝統なし
-8
-6
図 5 竹 松 小 児 童 の授 業 前 後 の変 容
(1)茎 南 小 学 校 の 児 童 の 変 容
茎南小学校のある南種子町は,赤米を村おこしのひとつと考え,赤米館
を 設 立 し て い る . 本 授 業 は 赤 米 館 で 行 わ れ , 5, 6 年 生 22 名 が 参 加 し た .
図3に数量化Ⅲ類の結果を示す.授業前の連想調査の累積説明率は
39 . 29 % , 授 業 後 は 45 . 68 % で あ っ た . X 軸 は 価 値 観 ( + 方 向 は 価 値 あ り ,
- 方 向 は 価 値 な し ), Y 軸 は 日 常 性 ( + 方 向 は 日 常 的 , - 方 向 は 非 日 常 的 )
と解釈した.結果から,授業前には,多くの児童が赤米を「神事」で「歴
史 」の あ る も の と 捉 え て い る が ,
「 希 少 ・ 価 値 」と 捉 え る 児 童 は 少 な か っ た
こ と が わ か る .そ れ が ,授 業 後 に は ,
「 神 事 」で「 歴 史 」あ る「 希 少 ・ 価 値 」
のあるものと認識したことがうかがえる.これらのことから,茎南小の児
童 は ,遠 隔 授 業 を 通 し て 地 元 の「 赤 米 」の 価 値 を 再 認 識 し た と 考 え ら れ る .
(2)豆 酘 小 学 校 の 児 童 の 変 容
豆酘小学校のある厳原町は,赤米を神事として伝承している.本授業は
豆 酘 小 で 行 わ れ , 豆 酘 小 本 校 と 瀬 分 校 の 5, 6 年 生 17 名 が 参 加 し た .
図4に数量化Ⅲ類の結果を示す.授業前の連想調査の累積説明率は
41 . 65 % , 授 業 後 は 44 . 89 % で あ っ た . X 軸 は 価 値 観 ( + 方 向 は 価 値 あ り ,
- 方 向 は 価 値 な し ), Y 軸 は 日 常 性 ( + 方 向 は 日 常 的 , - 方 向 は 非 日 常 的 )
と解釈した.結果から,豆酘小の児童は赤米を食べ物と認識していないこ
とが明らかになった.これは,厳原町の赤米が,食べる米とは別に神事と
し て 奉 納 さ れ て い る 文 化 を 反 映 し た た め と 考 え ら れ る .ま た ,授 業 前 に は ,
多 く の 児 童 が 赤 米 を「 神 事 」で「 歴 史 」の あ る も の と 捉 え て い る が ,
「希少・
価 値 」と 捉 え る 児 童 は 少 な か っ た こ と が わ か る .そ れ が ,授 業 後 に は ,
「神
事」で「歴史」ある「希少・価値」のあるもの,と認識が変容したことが
4
明らかになった.これらのことから,豆酘小の児童も茎南小の児童らと同
様 に ,遠 隔 授 業 を 通 し て 地 元 の「 赤 米 」の 価 値 を 再 認 識 し た と 考 え ら れ る .
(3)竹 松 小 学 校 の 児 童 の 変 容
竹松小学校のある大村市は,赤米とは無関係の小学校である,本授業で
は客観的な評価者としての役割を担っていた.本授業は大村小学校の教室
で 行 わ れ , 6 年 生 31 名 が 参 加 し た .
図5に数量化Ⅲ類の結果を示す.授業前の連想調査の累積説明率は
47 . 06 % , 授 業 後 は 39 . 77 % で あ っ た . X 軸 は 価 値 観 ( + 方 向 は 価 値 あ り ,
- 方 向 は 価 値 な し ), Y 軸 は 日 常 性 ( + 方 向 は 日 常 的 , - 方 向 は 非 日 常 的 )
と 解 釈 し た .竹 松 小 は ,他 の 2 小 学 校 の 結 果 と は 異 な り ,授 業 前 に「 神 事 」
「伝承・伝統」の 2 カテゴリーの語句は全く連想されなかった.竹松小の
児 童 は 赤 米 を 見 慣 れ な い「 食 べ 物 」と 認 識 し て い た こ と が 結 果 か ら わ か る .
理由は,本授業の前に茎南小から贈られた赤米を食したためであろう.そ
れが,授業後には,赤米が代々「伝承」されてきた「価値」あるものと認
識 を 変 容 し た こ と が 明 ら か に な っ た .一 方 ,
「 神 事 」カ テ ゴ リ ー に 含 ま れ る
語句は連想数が少なく,非日常的な行事に対する理解は難しかったのでは
ないかと考えられる.
4.まとめ
本研究では,遠隔授業の前後に収集された連想調査データに数量化Ⅲ類
を 用 い て 分 析 を 行 う 方 法 を 提 案 し た .ま た ,数 量 化 Ⅲ 類 に よ る 可 視 化 か ら ,
赤米の継承地である茎南小,豆酘小の児童が,授業後に赤米を「神事」で
「 歴 史 」あ る「 希 少・価 値 」の あ る も の と 再 認 識 し た こ と を 示 し た .ま た ,
客 観 的 評 価 者 と し て の 役 割 で 参 加 し た 竹 松 小 の 児 童 は ,授 業 前 は 単 な る「 食
べ 物 」で あ っ た 赤 米 を ,授 業 後 に は「 神 事 」と し て「 伝 承 」さ れ て き た「 価
値」あるものと認識したことを示した.
今後の課題としては,遠隔授業の効果を示す方法をさらに検討すること
である.本研究だけでなく,多変量解析を用いた分析では,他の分析結果
と合わせて結果の妥当性を検証する必要がある.したがって本研究で得ら
れた結果は遠隔授業の効果に関するひとつの仮説に過ぎない.多角的な分
析を行い,結果の妥当性を検証する必要があろう.
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