事業番号9 事業番号9 事業シート 事業シート(概要説明書) 概要説明書) 担当局名 担当部名 担当課名 事業開始年度 企画振興局 ユニタール広島事務所支援事業 予算事業名 政策企画課 国際課 根拠法令 広島県補助金等交付規則 平成15年度 ■ 拠出金(拠出先:ユニタール本部) ■ 負担金(交付先:ひろしま平和貢献ネットワーク協議会) 実施方法 ※ ひろしま平和貢献ネットワーク協議会:平成15年5月,ユニタール広島事務所の運営を支援するため, 県内の行政,経済団体,大学など28団体で設立された地元支援組織。 「ひろしま平和貢献構想」に基づく「創り出す平和」を実現するために,ユニタール広島事務所(平成15年 目 的 *ユニタールは,国連訓練調査研究所。United (何のために) 7月開設)が実施する平和のための人材育成を支援する。 Nations Institute for Training and Research (UNITAR) 対 象 ○ ユニタール広島事務所が実施する人材育成のための研修プログラム等 (誰・何を対象に) ○ ユニタール広島事務所の維持・活動 ○ 拠出金 ユニタールと広島県との覚書に基づき,ユニタール本部に対して次の支援を実施 ・支援項目: 研修プログラム実施経費,ユニタール広島事務所の維持・活動に必要な人件費・基本経費等 事業内容 ・支援期間: 平成21~23年度の3年間 ※平成15年度から3年ごとに更改 (手段、手法など) ○ 負担金 ・ひろしま平和貢献ネットワーク協議会を通じた活動支援 事 ○ 広島発の平和貢献活動の推進 業 本県では,原爆による廃墟から復興した経験を基に,「復興と平和の確信」を軸に,世界の平和と安定に寄与する人 概 材育成を,本県の平和貢献施策の大きな柱のひとつに掲げている。 要 平成15年にまとめた「ひろしま平和貢献構想」において,復興と平和のための人材育成をする国連機関であるユニ タールの事務所の誘致を掲げ実現した。 本事業は,ユニタール広島事務所が実施する開発途上国や紛争終結国などの国づくりを担う専門家の人材育成を支 援しているものであり,世界最初の被爆県としての世界の復興と平和への貢献という本県の責務としても,世界平和へ の 事業の 事業の必要性 広島の役割を担うことにより,地域のアイデンティティと誇りを生み出すという点においても重要であるとともに,世界各 国から 講師や研修員が集まることによる拠点性の向上や経済効果という点でも,重要な事業である。 ○ 広島の情報発信力の向上・中枢拠点性の向上 ユニタール広島事務所は,中四国唯一の国連機関であり,平和のための人材育成に取り組んでおり,平和貢献に関 する広島のシンボルであることから,広島の情報発信力・拠点性を高めるために,同事務所の活動を積極的に支援 する意義がある。 平成22 平成22年度 22年度 現計予算額 コ ス ト ( 単 位 ・ 千 円 ) 財源内訳 事業費 (A) 国支出金 その他 一般財源 90,632 90,632 ○ ユニタール本部への拠出金:75,936千円 ユニタール広島事務所が実施する事業への支援 ■ 3つの研修プログラム実施経費 24,000千円 [研修プログラム] ①世界遺産の管理と保全,②海洋と人間の安全保障,③紛争からの復興(アフガニスタン奨学プログラム) ■ 人件費・基本経費(事務費等) 43,200千円 ■ 国連管理(プログラム・サポート)経費(研修プログラム実施経費と人件費・基本経費(事務費等)の合計額の13%) 8,736千円 [参考]広島市負担額:10,800千円 平成22 22年度 年度 (研修プログラム実施経費(紛争からの復興(アフガニスタン奨学プログラム),核軍縮と核不拡散)) 平成22 事業費内訳 ○ ユニタール広島事務所活動支援:14,696千円 ひろしま平和貢献ネットワーク協議会を通じて支援 ■ 事務所維持費 11,004千円 ■ ユニタールの活動広報費・支援活動費 3,692千円 ※中学3年生の社会科の授業で,国連に関して学ぶ際の補助教材として,ユニタールの活動紹介リーフレットを 作成し,県内の中学3年生全員に配布 [参考]商工会議所による活動支援:事務所賃料10%減額(年間約910千円) 会議室使用料の半額免除(年間約6~700千円) 人件費(B) 人件費(B) @8,115千円× 1.39 人役 = 11,280 総計(A) 総計(A)+ (A)+(B) 101,912 年度 決算額 (単位: 単位:千円) 千円) 財源内訳 事業費 国支出金 その他 一般財源 H21 85,981 85,981 H20 97,831 97,831 H19 108,836 108,836 事業番号9 事業番号9 担当局名 担当部名 担当課名 事業開始年度 H19~ 19~H21の 21の 事業実績 事業シート 事業シート(概要説明書) 概要説明書) 企画振興局 予算事業名 ユニタール広島事務所支援事業 政策企画課 国際課 根拠法令 広島県補助金等交付規則 平成15年度 ○ 拠出金 平成19年度 97,077千円,平成20年度 84,820千円,平成21年度 72,722千円 ○ 負担金 平成19年度 11,759千円,平成20年度 13,011千円,平成21年度 13,259千円 《主な事業概要》 ○ 研修プログラム 主として,開発途上国の国づくりを担う人材を対象に,経済の発展・社会の向上に必要な専門知識や技術の 習得を目的とした研修を実施。 ○ 公開セッション 県民を対象に,環境・経済等の幅広いテーマで,国内外の講師を迎えた講演会やシンポジウムを実施。 【21年度】 区分 内容 回数 研修プログラム 3 ①世界遺産の管理と保全(県支援) ②海洋と人間の安全保障(県支援) ③アフガニスタン奨学プログラム(県・広島市支援) 公開セッション等 9 [主なテーマ]気候変動,化学物質管理,ジェンダー 等 その他の地域貢 - ・中学生向け補助教材(リーフレット)の作成・配布 献・広報活動 ・ユニタール・リーフレットの作成・配布 ・ユニタール広島事務所長等の講師派遣 等 【20年度】 区分 回数 内容 研修プログラム 5 ①世界遺産の管理と保全(県支援) ②生物多様性に関するシリーズ ③ユネスコ‐ユニタール対話シリーズ ④海洋と人間の安全保障(県支援) ⑤アフガニスタン奨学プログラム(県・広島市支援) 公開セッション等 9 [主なテーマ]広島の建築遺産,NPT,博物館の役割 等 その他の地域貢 - ・ユニタール・リーフレットの作成・配布 献・広報活動 ・ユニタール広島事務所長等の講師派遣 等 【19年度】 区分 回数 内容 研修プログラム 4 ①世界遺産の管理と保全(県支援) ②生物多様性に関するシリーズ ③海洋と人間の安全保障(県支援) ④アフガニスタン奨学プログラム(県・広島市支援) 公開セッション等 10 [主なテーマ]技術革新と知識管理,持続可能な都市 等 その他の地域貢 - ・ユニタール広島事務所長等の講師派遣 等 献・広報活動 【成果】 ○ 広島発の平和貢献活動の推進 ・ 県内大学からの講師の派遣や県内関係施設の視察など,広島の特性や人材,技術,施設等を活用した研修 プログラムを実施することにより,開発途上国等の国づくりの中核となる人材を育成している。 ○ 広島の情報発信力の向上・中枢拠点性の向上 ・ 平成15年度の設立以来,世界約60カ国1,600人の研修を行っており,うち約1,000人が広島を訪れ研修を受 講している。(平成21年度末現在) ・ 研修プログラムのために世界各国から招聘された専門家や研究者が,広島での研修を通じて得た「復興と 平和への確信」を世界に発信しており,国際社会における広島の知名度向上に貢献している。 ○ 地域貢献 ・ 公開セッションの実施により,県民が国内外の著名人から,国際情勢や各分野における最新情報を知る機 会を提供している。 事業の 事業の自己評価 ・ 県内の中学3年生を対象に,社会科の授業で活用できるよう,ユニタール活動紹介の補助教材を配付する (今後の事業の方向 ことにより,若い世代に,世界に目を向け本県の平和貢献活動を学ぶ機会を提供している。 性、課題等) ・ 今年度から,県内の高校生を対象にした「ユニタール青少年大使」を公募し,世界に目を向け本県の平和 貢献活動を学ぶ機会を提供している。 ・ 今年度,ユニタール広島事務所の活動を紹介したDVDを制作し,その活動の周知に努めている。 ・ ユニタール広島事務所長の講演等を通じて,県民の国際理解の促進に貢献している。 【課題】 ○ ユニタール広島事務所の活動と支援の拡大 ・ 新たな研修プログラムの開発やその実施のための資金支援者の開拓を進める必要がある。 ・ 今年度から,新たにアメリカの国際援助機関USAIDの支援を取り付けて,アフガニスタン奨学プロジェクト の研修員の数を25人から50人に倍増する予定である。 ・ 今年度から,広島市が新たに核軍縮と核不拡散に関するプログラムの支援を開始する予定である。 ○ 事務所移転 ・ 広島商工会議所ビルの移設計画が検討されており,具体化した場合には,ユニタール広島事務所が最も重 視している原爆ドームが眺められる研修室の確保が課題となる。 比較参考値 ○ ユニタール広島事務所の概要 特記事項 (設立年月日)平成15年7月15日 5階 (事業の沿革等) (設置場所)広島商工会議所ビル (運営体制)国連スタッフ 2名,ローカルスタッフ 5名程度 (所 長)アレキサンダー・メヒヤ(エクアドル国籍)
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