歯科口腔保健の推進に関する法律 - 北佐久歯科医師会

 日歯・国がん連携事業………… 2
1552 号
■ 中医協総会
なり花となって咲くことが
■ 会員モニターの声「風」
た、N H K は 平 均 報 酬 10 1 4万 円、
%
で あ る。 公 務 員 よ り さ ら に 優 遇 さ れ
%、本人負担は
て い る。 給 料 も 高 す ぎ る。 こ の よ う
保険料率は5・
た﹁ 窓 口 1 0 0 円 の 受 診 時
社会保障と税の一体改革
成案の中に突然盛り込まれ
定額負担﹂の導入が見送ら
医師でもある桜井充参議院
得 権 益 者 の 声 が 強 い か ら で あ る。 そ
不公平に着手しないのかと言えば、既
不 要 な も の で あ る。 何 故 こ の よ う な
れ た。 そ の こ と に つ い て、 な 不 公 平 を 是 正 す れ ば、 定 額 負 担 は
﹄で説明しているので一部紹介
議 員 が、﹃ 歯 科 ネ ッ ト ワ ー ク 宮 城 通 信
の 結 果、 誰 が 損 を し て い る の か。 そ
№
する▼中小企業のサラリーマンの平
できるように頑張っていき
地区で知事と講演する機会
% で あ る。 一 方、 し ま う。 し か し、 マ ス コ ミ は 取 り 上
%、 本 人 負 担 は
%
らも恵まれているからである▼至極
も っ と も な 意 見 で あ る。 こ う い っ た
料 率 が 低 い の は お か し な 話 で あ る。 事 実 を 声 を 大 に し て 国 民 に 明 ら か に
保健の法の成立や推進室の
くり運動などと整合性を取
者への歯科口腔保健推進事
係予算概算要求、在宅介護
年度の歯科保健医療対策関
設置及びその機能、平成
りながら施策を進めていく
業、東日本大震災に伴う一
︽2面に続く︾
TOOTH FAIRY
リーフレット
保健推進室長が、歯科口腔
説明・報告では、小椋正
之・厚労省医政局歯科口腔
た。
続いて、説明・報告、部
外審議会関係等報告に移っ
向を示した。
努力していきたい﹂との意
スの維持向上という側面で
うが、歯科保健医療サービ
備が必要になってくると思
て、人材の養成、環境の整
ム医療の課題なども含め
あ る ﹂ と し た 上 で、
﹁チー
今後必要となる施策は当然
科 口 腔 保 健 法 が 制 定 さ れ、 次∼三次補正予算、今後の
考 え を 示 し た。 ま た、﹁ 歯
25
︵修︶
が制定されたことを説明し
本的事項の策定に向けて作
に、歯科口腔保健法を推進
向けて検討を進めているこ
れ、事実上2名の委員が従
し 是 正 し て い く こ と こ そ、 政 治 と マ
日歯においてもワーキング
と に 言 及。﹁ 厚 生 科 学 審 議
スコミの真骨頂であろう。
護保険データ分析室長︶が
チームを設置して検討を始
何 故 な ら、 社 会 保 障 制 度 は 所 得 の 再
全衛生部労働衛生課長、宇
それぞれ挨拶を行った。
分配機能を有しているからである。ま
都宮啓・厚労省老健局老人
た上で、歯科口腔保健推進
で あ る。 所 得 の 多 い 人 の 方 が、 保 険
保 険 料 率 6・
国 家 公 務 員 の 平 均 報 酬 は 6 5 8 万 円、 げ よ う と も し な い。 何 故 な ら ば、 彼
5 %、 本 人 負 担 は
れは声の小さい患者さん達になって
年に歯科技工法︵現歯
上條歯科保健課長は、昭
均 報 酬 は 3 7 1 万 円、 保 険 料 率 9・
和
て い る こ と が よ く 分 か る ﹂ 科技工士法︶が成立して以
大切さが非常に浸透してき
﹁地域における歯科医療の
が あ る こ と に 触 れ な が ら、 たい﹂との意向を示した。
と7市町で成立し、その各
都道府県歯地域保健・産業保健・介護保険担当理事連絡協
平成 年度都道府県歯科医師会地域保健・産業保
健・介護保険担当理事連絡協議会が 月 日︵水︶、
日︵水︶に公布・施行された﹁歯科口腔
歯科医師会館で開催され、昨年8月 2日︵火︶に成
立し、同
進に向けて、国・日歯双方で検討を進めていること
年ぶりに歯科の新法
との見解を披露した。さら
保健の推進に関する法律﹂
︵歯科口腔保健法︶の推
38
するべく厚労省内に歯科口
協議会の冒頭、大久保満
男会長、上條英之・厚労省
業を進めており、平成
○主なプログラム
◇対談 テーマ「食といのち」(仮称)
辰巳芳子・料理研究家
大久保満男・日本歯科医師会会長
◇パネルディスカッション
「生きる力を支える歯科医療の実現に向けて」(仮称)
パネリスト
泉田裕彦・新潟県知事
赤塚俊昭・デンソー健康保険組合常務理事
小椋正之・厚生労働省医政局歯科口腔保健推進室長
富野 晃・北海道歯科医師会会長
佐藤 保・日本歯科医師会常務理事
コーディネーター
南 砂・読売新聞東京本社編集局医療情報部長
年
度からの新たな国民健康づ
○問い合わせ先 日本歯科医師会広報課
電話:03−3262−9322(平日9:30 ∼ 17:30)
事する形態になったのは大
○申込期限 1月31日(火)必着 ※応募者多数の場合は抽選
きなポイント﹂として、基
○応募方法
◇PC:WEBサイト(http://ikiruchikara.net/)内の応募フォームから
ご応募ください。
◇郵送またはFAX:氏名(漢字・フリガナ)、年齢、性別、住所、電
話番号、職業、同行者人数(1∼3名、本人を除く)、E-mailアド
レス(お持ちの方のみ)をご記入の上、下記までご応募ください。
※お預かりする個人情報は本シンポジウムに使用し、それ以外の
目的では使用しません
〒108−0023
港芝浦郵便局留「日本歯科医師会シンポジウム事務局」宛
FAX 03−3451−6001
会地域保健健康増進栄養部
○後援 日本歯科医学会、日本歯科衛生士会、日本歯科技工士会、日
本学校歯科医会、8020推進財団、日本歯科商工協会 他(予定)
会の歯科関係委員が増員さ
○主催 日本歯科医師会
め て い る こ と を 報 告。﹁ 蒔
21
35
腔 保 健 推 進 室 が 設 置 さ れ、 室を設置し、法律の推進に
来、
が示された他、本年4月1日︵日︶から施行・配布
50
14
予定の母子健康手帳の改定経緯やその内容について
20
〝歯科口腔保健法〟推進へ検討進む
再診料引き上げ強く要望……… 3
12
いてきた種が少しずつ実と
○テーマ「生きる力を支える歯科医療の実現に向けて」
大久保会長は、歯科保健
推進に関する条例が 道県
確認した。
71
30
56
50
付録
大久保満男会長
辰巳芳子氏
○会場 東京国際フォーラム
「ホールB7」
(東京都千代田区
丸の内3−5−1)
1月25日
■ 全国展開に向けて講習会
23
10
保健課長︵代理 大竹輝臣・
○日時 2月11日(土・祝)
14:00 ∼ 16:30
(開場13:30)
24
部外審議会関係等の報告を行う
佐藤保常務理事
【800名様無料ご招待】
厚労省老健局老人保健課介
「生きる力を支える歯科医療の実現に向けて」
医政局歯科保健課長、椎葉
「歯科口腔保健の推進に関する法律」成立記念シンポジウム
茂樹・厚労省労働基準局安
発行所 ◆ 社団法人 日本歯科医師会 〒 102-0073 東京都千代田区九段北 4-1-20
編集兼発行人 ◆ 倉治ななえ
20年後の歯科医療①……… 5 ∼ 7
(昭和35年10月24日第三種郵便物認可)
[1]2012年(平成24年)第1552号(毎月3回5の日発行)定価1部65円 年間2,080円(消費税・送料共)
ログラムを組み合わせて実
サービスのうち、複数のプ
整中▽年内完成の予定であ
▽任意様式は現在意見の調
取りまとめが行われている
﹁大規模災害時における身
学歯学部法医学教室教授が
会理事の小室歳信・日本大
︽ 面から続き︾
災害医療対策及び災害救助
施した場合の評価の創設が
東日本大震災に係る諸課題を検討
費の求償の流れ︱などを解
行われる見込みであること
する日歯の対応▽医療計画
対策関係予算概算要求に対
行 っ た 後、
﹁ 小 児・ 食 育 ﹂ 録・明記の充実②妊娠中の
びアンケートの中間報告を
域保健委員会の活動概要及
部外審議会関係等報告で などを説明した。
引き続き、深井穫博地域
は、佐藤保常務理事が、▽
保健委員会委員長が今期地
スクを分かりやすくした記
婦に対して出産に対するリ
る▽改定のポイント①妊産
ネーター︵警察分野︶研修
平成 年度警察歯科医身
元確認および災害コーディ
錯綜したことから、顕在化
り、また、初期には現場が
定を越えた被災規模であ
担った。しかしながら、想
確認作業における協力体制
および大規模災害時の身元
い業務をめぐる現状と課題
が﹁警察における死体取扱
ける日本歯科医師会の対
理事が﹁東日本大震災にお
確認︶﹂、柳川忠廣日歯常務
科・保健医療支援及び身元
ける自衛隊歯科の活動︵歯
将補が﹁大規模災害時にお
片山幸太郎・陸上自衛隊陸
元確認作業のあるべき姿﹂、
説した。
り、自治体・関係団体へ改
平成 年度警察歯科医身元確認および
正通知の発出後、平成 年
4月1日から施行・配布す
災害コーディネーター研修会
見直し等に関する検討会及
日︵ 土 ︶、 歯 科
月
記録頁増③便色カードをカ
医師会館で全国の歯科医師
会が
﹁介護・高齢
び災害医療のあり方に関す ﹁成人・産業﹂
ラー表示④予防接種の記載
応﹂と題して、それぞれの
に対しての充実等▽歯科か
立場から講演し、多岐にわ
者﹂
﹁母子健康手帳﹂
﹁医療
たる内容となった。
に つ い て ﹂、 青 木 孝 文・ 東
連携﹂の各部門の報告が行
て開催された。
次年度は全国 地区での
身元確認作業およびITの
開催が検討されている。
利 活 用 ﹂、 日 本 法 歯 科 医 学
個別指導1341件、監査は 件
局捜査第一課検視指導室長
科教授が﹁宮城県における
北大学大学院情報科学研究
る検討会の現状と今後の対
会から184名の参加を得
本 研 修 会 で は、 そ れ ら
を踏まえた上で講演を構
した課題も多い。
応予定│などの他、社会保
らは①フッ化物の記載②妊
特 に 母 子 健 康 手 帳 で は、 婦健診欄に受診勧奨のコメ
の 現 状 を 報 告。 口 腔 関 連
昨年3月に発災した東日
榎本滋理事が、手帳の改定 ント記載等を要望した︱な 本大震災では、身元確認作
業を行うに当たり、被災県
サービスにおける歯科衛生
経緯及び内容について、▽
どと説明した。
士への算定及び施設におけ
現地コーディネーター役を
歯科医師会の担当役員等が
る歯科衛生士による直接の
その後、意見交換が行わ
省令様式部分はパブリック
れ、協議会は終了した。
コメントを基に、最終的な
年度指導・監査の実施状況
歯科における個別指導は保
替請求、二重請求といった
件増の
1390件、保険医等が
保険医療機関等が
件、保険医等が
件︵医科4件、薬局2件︶、
人︵医科5人、薬局
で、新規個別指導は保険医
の件数が多かった。
局0人︶で、いずれも歯科
399件、薬局1321件︶ 人増の7人︵医科2人、薬
療機関等が173件増の5
億4397万円。内訳
は、指導による返還分が6
の
保険医療機関等からの返
872件︵医科2219件、
還金額は 億494万円増
薬 局 2 2 6 3 件 ︶、 保 険 医
人︵医科2472人、薬局
億746万円増の
等が535人増の6714
2 7 2 1 人 ︶、 集 団 的 個 別
06万円、監査が6億97
億3 1
指導は773件増の1万4
48万円増の
監査は保険医療機関等が
027件であった。
億1291
27
件増の
人増の134人に実施し
た。
携体制を築き上げることを
保険医療機関等の指定取
消は2件減の7件、指定取
13
指 導 及 び 評 価 や、 選 択 的
平成
件、薬局
件増の159件︵医科
険医等の登録取消は5人減
件︶で、保険医
山梨県︶の歯科医師会を対
平成 年度における保険
象に、
昨年1月末から開始。 医 療 機 関 等 の 指 導 及 び 監
等が212人増の435人
月
の8人、登録取消相当は4
査の実施状況が
人︶。
を受講した連携歯科医師・
険医療機関等が前年度より
寄与することなどを示し
歯科医療機関に同センター
部腫瘍科・形成外科科長が
0件︶で前年度と変わらず、
た。
不正請求がほとんどを占め
医師向けに連携の必要性
診患者は本年1月6日︵金︶ 指導件数は近年、増加傾向
4件増の1341件、保険
を、佐藤保日歯常務理事が
までに306名に及んでい
が連携窓口として、がん患
がん手術前の患者への口
腔ケアなどを行っている日
付 け を 説 明。 浅 井 科 長 は、 野 尚 雄 氏 が 日 歯 と 同 セ ン
歯科医師向けに連携の位置
ターとの連携実績と院内連
る。
人増の1521人で、集団
指定取消相当は6件増の
歯と独立行政法人国立がん
携の構築を、大田洋二郎・
本連携事業では、がん患
者の口腔内の衛生不良によ
的個別指導は314件増の
た他、監査拒否もあった。
研究センター︵嘉山孝正理
術後肺炎予防のための口腔
静岡県立静岡がんセンター
るがん治療に伴う口腔合併
5027件となっていた。
医等が593人増の204
事長︶との連携事業の全国
ケアの重要性などを示しな
歯科口腔外科部長が院内教
症等の予防と軽減、全ての
監査は、保険医療機関等が
者の治療前の口腔ケアなど
展開に向けた7ブロック担
がら、頭頸部がん手術にお
育やがん拠点病院と地域歯
がん患者が安心して歯科治
を行っている。連携窓口受
日
ける術前の口腔処置や術後
科医師会の連携構築を、深
療や口腔ケアを継続的に受
保険医等の登録取消は2人
ん拠点病院の医科関係者を
︵土︶
、ブロック代表者やが
集中治療室での口腔ケアの
井 穫 博・ 日 歯 地 域 保 健 委
減の
交えて歯科医師会館で開催
実践等の必要性を説いた。
員会委員長が今後のスケ
けることができる体制の整
別指導の実施件数は395
され、医科・歯科双方の円
佐藤常務理事は、がん手
術後・治療後の歯科医療の
ジュールや連携講習会のあ
備及び地域医療連携ネット
を示している。個別指導の
滑連携を図るべく、連携の
リスクの低減やケア方法の
り方などをそれぞれ説明し
ワークの構築を目的に、連
0 人 ︶、 登 録 取 消 相 当 は 6
必要性やその方法等を説明
習得及び習慣の確立、術後
た。
件増の4061件︵医科1
するとともに、連携拡大へ
感染の予防、口内炎及び口
うち、新規指定個別指導は
講習会では、趣旨説明と
して、浅井昌大・国立がん
目指している。
医科、歯科、薬局全体の
0人であった。歯科の個別
保険医療機関等における個
保険医療機関等の指定取
は架空請求、付増請求、振
消は 件︵医科4件、薬局
順次実施しており、講習会 ︵木︶、厚労省より公表され、 人増の5人。主な取消理由 ︵医科263人、薬局
連携講習会を同年9月より
日
玉 県、 東 京 都、 神 奈 川 県 、
て関東5都県︵千葉県、埼
成。檜垣重臣・警察庁刑事
われた。
10
日歯と同センターとの連
腔乾燥の合併症予防、食欲
携事業は、モデル事業とし
11
13
平成 年度の歯科保健医療
23
障審議会介護給付費分科会
12
と味わいのQOLの改善に
95
続いて、講習に移り、同
センター中央病院歯科の上
47
14
74
43
当者伝達講習会が1月
消相当は1件増の5件、保
22
22
98
23
24
研究センター中央病院頭頸
の理解を促した。
38
12
33
11
1
24
全国展開に向けて講習会
日歯・国がん連携事業
22
47
14
7
万円といずれも増加した。
16
48 12
2012年(平成24年)1月25日 第1552号(毎月3回5の日発行)[2]
日 歯 広 報
(昭和35年10月24日第三種郵便物認可)